ホーチミン近郊

カンジオ
海辺のエビの養殖池
カンザーのビーチ
海辺のエビの養殖池

ホーチミンの南 カンズオ県(Can Gio)、ここのマングローブ林はベトナム戦争時にアメリカ軍の枯葉剤散布により壊滅的なダメージを受けました。
その後の植林活動により、かなり再生されてきているそうです。
南部へ向かう道路沿いにはエビの養殖池や塩田も見られました。
下の写真にある道路沿の干潟(くぼ地)は、おそらく今の道を作るときにできたものだと思います。
また、今の道路に沿って大規模な整地工事が行なわれており、この干潟もその延長にあります。 道路沿いの干潟
この干潟ではムツゴロウの仲間がたくさん見られ、餌を食べたりケンカをする様子が観察できました。
ムツゴロウのケンカ

トビハゼの仲間では最大種、学名:Periophthalmodom schlosseriもみられましたが、食用として乱獲されたため数は少なくなってます。
下のクレーターみたいなのが巣穴です。(40センチくらいありました)
また、数は少ないですがワニもいます。
ワニと大トビハゼの巣穴

左下は海岸近くのエビ池にいたトビハゼの仲間。

Periophthalmus novemradiatus

右下は最大30センチくらいになるトビハゼの仲間で、希に鑑賞用として日本にも入ってきます。
※日本で見られるトビハゼとは属の違う種です。
写真の個体は7〜8センチの子供ですね。

Periophthalmodom schlosseri
大トビハゼ

P.schlosseri 
トビハゼといえば、7〜8センチ位のものがピョンピョン跳ねてるイメージしかなく、実際に30センチ近いものを目の当たりにするとワケも無く笑えてしまいます。
何というか・・・とてつもなく不自然な存在に思えて、大トビハゼを前に頭の中でマンガの吹きだしのように「ぼてっ!」って文字が浮かんできました。
(^−^)

こいつのまばたきは他のトビハゼのように目玉が目の下の窪みに引っ込まず、カエルのように目の下部から瞬膜で目を覆います。
※若く小さなものは目玉が引っ込むみたいですね。
(未確認)

瞬き
潮が上げてくるとムツゴロウの姿は消えますが、トビハゼは水上に休息場所を求め水面から突出した流木や水際に移動してました。
Periophthalmodom schlosseri
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