身分を守る私教連
いよいよ生徒急減期に突入しました。昭和40年代の第一次急減期には福岡県内で約1000名の教職員が職場を奪われました。私教連では結成以来、身分を守る闘いを最も重視してきました。その結果現在、福岡、北九州、筑後地区では、首切りや組合弾圧は容易にできない状況をつくり上げました。たとえ今、不当な解雇や弾圧が行われても、私教連全体の支援体制を直ちに作ることができます。
私教連結成当時、福岡の私学の多くは賃金、労働条件では公立と大きな格差があり「飢餓賃金」とも呼ばれていました。教員の多くは、公立の採用試験をねらう若手と公立校の退職者で占められていました。私教連では、毎年賃上げや教育・労働条件の改善を経営者側に要求しています。その結果、賃金では公立を上回る学校も多くなってきました。教育・労働条件もかなり改善され、私学に根づく教職員が増えてきました。
私教連では、以前から父母との提携を活動の重要な柱の一つに位置づけてきました。毎年、秋には「私学助成の大幅増額」を求める署名運動に全国の父母・教師とともに取り組んでいます。こうして集まる、全国3000万署名が助成金アップの原動力になっているのは言うまでもありません。また、こうした運動の中から「父母懇談会」が県レベルでつくられ、父母と教師の意見交換、親どうしの学びあいも生まれています。私学の父母・教師が学校の垣根を越えて手をつなぎあう。そんなダイナミックな取り組みが始まっています。
私教連が、その取り組みの中で最も重視しているのが教育研究活動です。夏には夏期教育研究集会を開催して、お互いの力量を高め合っています。教育のこと、職場のこと生活のことなど自由な視点で話し合い、見直して、それぞれの学校づくり、職場づくりに役立てています。また、全国の私学の仲間と語り合う機会もたくさんありますので、先進的な地域の実践も直接学ぶことができます。あなたもぜひ私教連に加入しませんか。私学の明日をともに考えていきましょう。