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映画 『空の裏側』 Report



映画『空の裏側』予告編 
http://youtu.be/XnMDvssdc34
[上映会報告]  
2015年9月5日   たかいし市民文化会館アプラ大ホール(大阪高石市)
たかいし市民文化会館アプラ大ホールは とても素晴らしい施設でした。
こんなに大きなホールで、大きなスクリーンで『空の裏側』を上映していただけたことに感慨もひとしおです。
約700名の方々にご予約をいただき、大盛況でした!
開催にご尽力くださいました高石市長、教育委員会、アプラホールの皆さま、ご来場くださった皆さま。感謝いたします
[上映会報告] 



渋谷アップリンク
 http://www.uplink.co.jp/

5月8日(金)~17日(日) 全8回上映
入場者数480名 (定員60名✕8回)
愛媛新聞 より
『引きこもりや家族問題描く 映画「空の裏側」 15日・松山で上映会』

 引きこもりから抜けだそうともがく男を描いた映画「空の裏側」の上映会が15日午後1時20分と同3時10分から、松山市湊町3丁目のシネマルナティックである。
 30歳の勇(川口茂人)は無職で引きこもり状態。唯一の居場所である模型店ではエリートサラリーマンを演じている。ある日、定年間近の父がリストラに。弟は家族の危機を乗り越えようと、母の誕生日に食事会を提案するが、足並みがそろわない。勇は模型店で知り合った女性の模型飛行機を修理することで、自分の存在を確かめようとするが…。...
 北野武監督の「あの夏、いちばん静かな海。」などに出演した俳優藤原稔三が脚本や監督を務める。松山市出身の女優重松愛子も出演している。上映会収益金の一部は、松山市の支援団体「KHJ県こまどりの会(ひきこもり家族会)」に寄付するという。
 藤原監督は「ひきこもりや家族の問題などはなかなか他人には話せないことだが、映画を通じて少しでも理解が広がれば」などと呼び掛けている。


http://www.ehime-np.co.jp/r…/odekake/ren112201502133316.html

[上映会報告] 
2月1日 和泉市コミュニティセンター  137名
2月6日 パンジョホール  97名
 両日とも予想を超えたたくさんのお客さんでした。
ご来場いただいただきありがとうございました!
また上映会のために奔走していただいたすべての人たちにも感謝いたします。
お疲れ様でした!
取材を受け地元の新聞「泉北コミュニティ」に掲載されました。

(大阪南部地域68,000部配布)  [PDF]
 ~本文より~
藤原さんが引きこもりの若者を描く原点になったのは、兄の存在だという。高校で不登校になって以来、社会に出られなくなった兄を、家族として長年見てきた。とかく原因や悪者捜しになってしまいがちな問題だが、 「空の裏側」では、静かな画面から想像を膨らませてもらうことを大事にした。映画の中に答えやアドバイスは出てこない。 「映画を見た人が何かを感じ、何かを見つけるヒントになればいいなと思っています」
先日の大阪学院大学でのイベントの様子です。  (以下、大阪学院大学サイトより)
国際センター講演会2014 "Inspire Me!" 実施報告


今回は、舞台作品・TVドラマに出演されている俳優・映画監督の藤原稔三氏をお迎えし、ご自身が監督された映画「空の裏側」の制作時のエピソードを披露していただきました。
〔平成26年11月28日(金)〕
 講演会には映画出演者にもご出席いただき、制作活動に取り組むことになった経緯や、目標を持って努力し続ける大切さなどを語ってもらいました。
 イベント終了後は藤原氏と学生たちの交流の場を設け、参加学生からは今後の人生を考えるうえで貴重なアドバイスをいただいたとの感想が寄せられました。

http://www.osaka-gu.ac.jp/int_exchange/news/2014/11/inspire-me.html
 
《第9回福井映画祭 第一次審査通過しました》

映画『空の裏側』が
短編部門130作品、長編部門97作品、合計227作品の中で 長編部門作品から11作品に残りました!

http://www.f-eiga.atz.jp/topic/769
 
国際センター講演会2014 "Inspire Me!" イベントシリーズ
平成26年11月28日(金)16:10-17:30@大阪学院大学

~以下 大阪学院大学サイトより~
本イベントは、芸術分野で活躍するアーティストによる音楽・ダンス・パフォーミングアートを通してキャンパスを活性化することを目的としています。さらに、このイベントはアーティストのパフォーマンスを単に鑑賞するだけではなく、そのアーティストが思索する人生観や成功・挫折などを語ってもらい、参加者全員が自分の将来をInspire(刺激)する機会を提供します。

 今回は、舞台作品・TVドラマに出演されている俳優・映画監督の藤原稔三氏を迎え、ご自身が監督された映画「空の裏側」を鑑賞しながら制作時のエピソードを披露していただきます。

http://www.osaka-gu.ac.jp/int_exc…/…/2014/11/inspire-me.html

 
チラシが完成しました!
 

映画『空の裏側』
プロダクションノート


監督はすべてのシーンをワンカットで撮り切るということにこだわった。
この作品はもともと舞台作品として何度も上演されてきたが、映画のメインキャストの多くは舞台公演に準じている。
そこへ新たなメンバーも加わり約3ヶ月におよぶリハーサルがくりかえされ、
撮影は開始された。
脚本は映画用に大幅に書きなおされ、撮影に入ったのちもその作業は続けられた。
撮影は一眼レフCanon6Dが使われ、すべてのシーンが三脚を使用することなく手持ちでおこなわれた。登場人物から常に距離をおき、冷やかなまでに見すえられたカメラマンの視点。その妥協のない見事なオペレーションは、『長きにわたって培われた俳優たちの信頼関係』と相まってワンシーン・ワンカットの撮影を実現させたと言えるだろう。

衣装、小道具はすべて出演した俳優たちによって準備され、美術セットも彼らの手で製作、アレンジされた。互いにそれぞれの役を理解しアイデアを出し合い、自分が出演しない俳優はスタッフとして他の場面をサポートする。
「彼ならこんな本やDVDを見てるかも」とダンボールを何箱も現場に送り部屋を飾っていく。また「きっとこの家のお母さんはふだんもっときれいに
している」と台所の流し台にまたがって磨く手を休めない。

ほんの数カ所だけ印象的に使われる音楽は、弱冠16歳の才能によって生み出された。録音のためスタジオ入りする彼女にはあらかじめおおまかなストーリーしか聞かされていない。ピアノの上で少しメモはとるが、音楽を楽譜におとすことなく数時間にわたってひたすら音をつむぎ出していく。それはまるで場面を見、理解しているかのような即興演奏だった。

さらに特筆すべきは、クライマックスシーンで飛翔するゴム動力飛行機だろう。
監督のイメージは
『決して美しく飛ばなくていい。モタモタ羽ばたいてほしい』
であった。
二人のライトプレーンマニアは数ヶ月間におよぶ試行錯誤を経て機体をデザインし、設計製作。ゴム巻きだけの動力によって羽ばたく姿をカメラに収めることに成功した。