
夏に食べるからこそおいしい西瓜、冬に西瓜を食べたいとは思いませんね。甘くて水分たつぷりの西瓜は体を冷やしてくれるのでそれが自然の要求なのです。
その西瓜もそろそろ終わりです。種を取って布でこしたり、ミキサーで越して弱火で煮詰めると西瓜糖ガ「水あめ状」できます。冷蔵庫で保存(1年位持つ)しながら利尿薬(むくみを取る)として摂りましょう。糖尿病や腎臓障害、腎臓結石のひとはカリウムK不足です。塩分の摂りすぎによるナトリウム(Na)過多は血液が濃縮され、むくみや血圧の上昇ガ起きやすくなり、西瓜にKガ多く含まれていますので利尿効果がでるのです。さらにビタミンAやC、リンやカルシウムなどミネラルも豊富で、特殊アミノ酸のシトルリンが含まれKとの相乗効果によって利尿を促します。又疲労回復の効果もあります。(私自身も小学1年生のとき、腎臓病にかかりこの西瓜糖のお世話になりました。)また、リンゴ酸や免疫力を高めるアルギニン、ビタミンA(リコビン、カロチン)を含んでがん予防になります。
大根の種をまく季節になりました。大根こそはこれから半年いろいろお世話になる野菜の王様です。種を蒔いて芽が出た数日後おろぬく(かいわれめ)。本葉3枚ごろ抜く(つまみ菜)のあたりは葉大根をおひたし、なます、ごまあえ、サラダ、でいかが。中ぶとりのころから、おろして食べられます。大根にも何種類もあって青くび、中ぶとり、などはきりぼしだいこんにするとビタミンDが増え甘味が増します。聖護院大根はおでんに入れたり、煮付けにすると大変おいしい大根です。いずれにしても一物全体食の代表である大根は葉と白根を一緒に食べることに意義があります。ビタミンC、Ca、ヂアスターゼが豊富です。
A=おろしやサラダ、なますによい。少し硬めで甘味あり。 B=からみ少なく煮物によい。
C=からみ+
はつか大根(ラディッシュ)はジァスタ―ゼがおおく酸化防止、老化防止、疲労回復に最適
南瓜
でんぷんと糖分多く黄色い部分はカロチノイドで体の中でVAとなり、目の疲れによいです。ミネラルとしては鉄分が多く、種の脂肪はリノール酸、オレイン酸多く高血圧に効果があり、母乳の出を良くします。尚前立腺肥大にも効果があります。種の周りのやわらかい部分に栄養分が多いので一緒に煮るとよいです。糖尿の方は小豆と昆布と一緒に煮て食べることをお勧めします。
きのこ類「主として椎茸」
ほとんどのきのこ類は植物繊維そのもので抗癌、動脈硬化、高血圧に効き、本シメジのグアニル酸は椎茸やマツタケの2倍もありますが、マッシュルームは少ないです。サルノコシカケは古来、胃、食道、乳、前立腺の癌に効くといわれていましたが、椎茸にも抗癌作用のほか転移を抑える作用があることが確認されています。
うまみの3要素は昆布のグルタミン酸、鰹節のイノシン酸、そしてきのこのグアニル酸です。ただし「生椎茸」には含まれていません。椎茸を乾燥させて天日干しして温度が上がる過程でリポヌクレア―ゼなどの酵素が活性化し、核酸が分解して「グアニル酸」が生じるのです。ただし常温においておくと品質の劣化が速いので真空予冷で水分を少し取ってからポリ袋詰にして冷凍して水から煮るとよいです。香り成分は「レンチオニン」と呼ばれている硫黄化合物です。血清コレステロールを低下させる作用のある「エリタデシン」を含んでいます。生で焼いて醤油、バターで味付けして食べます。干し椎茸は水に戻して使うため最近は時間と手間がかかるので、若い人たちは生で食べる傾向が多いので売っている椎茸も自宅で天日干しして食べることが望ましいです。この天日干しした乾燥椎茸はエルゴステロールがVD2に変わり骨粗鬆症によいですが、また椎茸エキスに含まれる「リボ核酸」は自己分解して、グアニル酸のほかVB1B2ガありインターフェロンの増加や抗癌作用があり、私も利用しており、好結果を得られています。