最終話 そして法人へ


4月19日に申請を行い、2ヶ月の一般縦覧期間を終えて6月25日県より認証がおりる。
実質的にはこれで正式な法人。
ワールドカップも終盤で盛り上がっている最中。
だがまだやることがある。
認証がおりてから2週間以内に登記を行わなければならないのだ。
最低限法人の実印は必要なのだが、最近のはんこ屋さんは仕事が早い(^^;
2〜3日もあれば出来てしまう。お金が無いので当然安物だけど。

さて、法務局の出張所。
説明を聞きにいったのだが、対応してもらったやや若目の男性にまず最初に言われたのが
「これだけ持って来られても駄目なんです。いままで法人の登記をされた事ありますか?無ければ難しいと思いますよ。普通は司法書士がやるものですからね。」
・・・そんな事は解かっている。司法書士に頼む金が無いからこうやって自分で足を運んで聞きに来ているんだ。
「県からの案内に登記については所轄の法務局でお問い合わせくださいとなっていたもので・・・」
「県も簡単に言ってくれるから・・・健康deねっと?これが名称ですか???」
・・・悪いか!
上司であろうの年配の男性に確認に行く。
・・・3月に一回来てちゃんと定款の確認してもらってるんだよ。
なんかコピーと用紙をとってきて、
「これに書いてもらうことになります。ボールペンはインクが劣化するので万年筆で書いてください。申請書はB5で。定款には割り印を押して・・・」
とめんどくさそうに矢継ぎ早に言われる。
「まあ、ご自分でやられるなら何度か来て頂く事になるでしょうけど・・・」
・・・わかってるよ。
とりあえず書いて持ってきます、ってことでひとまず撤退。

万年筆なんて普通使わないよねえ。しかもこの用紙、めちゃくちゃにじむの。インクの質より紙質気にした方がいいんじゃないのか?
ボールペン業界の人が聞いたら今の時代ボールペンのインクの質がそんなに悪い事はありませんって怒られそう(^^;
え?万年筆?買いましたよ。100円ショップで(笑)だってインクは他の万年筆と同じだもの。ペン先が24金とかそういう違いだけでしょ?

結局3回足を運び(書き直し)ようやく受理されました。
でもって
「問題が無い限りこちらから登記完了の連絡はありませんので、もし登記謄本が必要でしたら2〜3日後に確認してからお越しください。」
そんなものなの?
後日無事謄本が取れたので登記が完了したって事でようやく一安心。
それと登記完了報告書を作って県庁へ提出し、全ての手続きは終了。
ああ、長い道のりでした。

※ちなみに収益事業を行う予定の場合は更に県税事務所等に届出が必要です。

そして出来たのが「NPO法人健康deねっと


完。
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