2004. 4. 23 更新

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思考眼 SHIKOGAN

棟方志功生誕100年・記念事業が掲げる「これまでの100年、これからの100年」というテーマのもと、志功が生涯芸術活動へ傾けたその思いを読み取り、現代のアーティストたちがどのように読み替え、表現するのか。青森市在住のデザイン、建築、絵画、版画、映像、などの分野において活躍するアーティストたちが、志功の持つ近視眼的な「視点」に着目した平面、立体、ビデオなどのさまざまな作品を発表する展覧会を開催します。これからの100年へ向けた志功へのオマージュとして、気鋭のアーティストたちのコラボレーションがギャラリーいっぱいに展開します。

参加作家
村上三千朗(デザイン)
森内忠大(建築)
野坂徹夫(絵画)
橋本尚恣(版画)
*CRE8VE(映画)

国際芸術センター青森 展示棟・ギャラリーA
青森市合子沢字山崎152-6 Tel. 017-764-5200 / Fax. 017-764-5201にて
2003年 9月 5日(金)〜 9月15日(月・祝)開催



AC×2 [エー・シー・ドゥ−]No.4(October 2003)
特集「青木野枝 - 熊と鮭に」「GRAPHIC GRAPHITY」にて
「思考眼 SHIKOGAN」 展の関連記事が掲載されました。



橋本尚恣展示作品

思考観覧者 倣十大弟子     2003. 11. 9 更新  

展翅跳人図(跳梁展翅図を改題) 2003. 12. 24 更新 

● 華浮力            2004. 4. 22 更新 

● 話・対・話(ハナシタイワ)     2004. 4. 23 更新 


上の写真提供は:小野史子さま
思考観覧者 倣十大弟子を背景に小学生


作家は作品の半分しか作れない。あとの半分は鑑賞者によって作られる。

私は自分の仕事をとおして何を提案したいのか自問する。それは版画という手法や素材に限定された問題としてではなく、その根にある表現というものについて深く考えたいからである。
昨年「絵画鑑賞者鑑賞」という個展をした。自分ではその中に幾らかヒントがあったのではないかと密かに思っている。「作品」の成立ちにも思いを巡らせるいい機会であった。来てくれる人々との関わり…月並みな言葉だが意味深い…「出会い」。この言葉が今ほど重要なことと感じたことはない。そこにただ何かを展示してあるだけではまだ「作品」とは呼べないのではないか…そんな観念に強く縛られたことも動機となった。
「思考眼」展で展示物と観覧者との関係をすこし意味付けるような「それからの作業」…展示物を「作品」から「経験」に近づける小さなしかけを準備して来場者を待ちたい。

国際芸術センター青森において、新たな「試行」の場を提供していただいたことをここに感謝する。

橋本尚恣 2003/8/26



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