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『中公文庫』絶版の森(2)

国内著編者:か、、け、

中公文庫(2)
在庫状況 著訳編者 表題 出版社/判型/体様 発行年/版/状態 構成/備考 価格(円)
売切090403ib 海音寺潮五郎 日本の名匠 中公文庫A105-1、208p. 1988,9版、良、ヤケ、折れ カバー構成熊谷博人、解説磯貝勝太郎 300
☆歴史小説の巨匠が独特の史観を通して、虎徹、山浦清麿、古田織部正、長次郎、本阿弥光悦、乾山、仁清など日本の代表的名匠の謎に包まれた生涯を解き明かす。また、平将門、平清盛、上杉謙信、西郷隆盛など歴史上の英雄や武将の知られざる側面を現代の眼で生き生きと描いた「武将の運命」を併録。
ib 加賀乙彦 見れば見るほど… 中公文庫M1、227p. 1984初版、良、ヤケ カバー坪内直紀、文庫版、あとがき 100
初庫060110ib 加賀乙彦 頭医者 中公文庫か9-3、695p. 1993初版、優 カバー画大沼映夫、文庫版、あとがき 100
重庫040321ib 鹿島萬兵衛 江戸の夕栄 中公文庫M1、197p. 1977初版、良、経年変化 カバー画小林清親「江戸橋夕暮富士」、解説進士慶幹 800
☆江戸の府政を初め、自身番、蔵前の札差業、鳶の内職と本職、町内の若衆頭、飛脚屋、日本橋魚市場、芝居茶屋、寄席、大道芸人、相撲の話など、江戸堀江町に生きた著者が、幕末から明治初頭にかけての町人の日常を、いきいきと綴った貴重な記録
ib 加太こうじ 物語 江戸の事件史 中公文庫1、291p.、帯 2000初版、良上、経年変化 カバー装画京洲庵/レイアウト丸山邦彦、挿画著者、明治以後の江戸東京、年表 300
ib 片岡紀明  易断に見る明治諸事件 西南の役から伊藤博文の暗殺まで 中公文庫か49-1、315p.、文庫書下ろし 1995初版、優 カバー画「日清戦争の図」/レイアウトア丸山邦彦、口絵2p.、高島嘉右衛門・略年譜、卦名索引、あとがき 2,500
☆目次より:第一部『易』で生きぬく明治男、第二部牢獄で見いだした『易』の世界、第三部高島嘉右衛門の易断☆易の名人と言われ、伊藤博文からも厚い信頼を寄せられた高島嘉右衛門。友人の将来や失せものの行方から、戊辰の変、日清戦争、日露講和等の大事件に至るまでの彼の代表的易断六十数種を取り上げて易の魅力を解き明かしつつ、日本の近代化の過程を辿る。
ib 加藤喜一郎 山に憑かれて 中公文庫M1、282p. 1981初版、優 カバー写真マナスル、序槇有恒、写真依田孝喜、解説宮下秀樹 100
ib 加藤恭子 こんなアメリカを知っていますか 中公文庫M3、232p. 1985初版、良、経年変化 カバーデザイン加藤俊二/イラスト向谷泰代、文庫版、あとがき 100
ib 加藤剛 海と薔薇と猫と 中公文庫M1、262p. 84初版、優 カバー朝倉摂、文庫版、あとがき、解説小田島雄志 100
ib 加藤秀俊 暮しの思想 中公文庫M30,か13-1、198p. 1990,14版、優、未使用本 カバー・本文カット久里洋二、解説米山俊直 300
初庫060226ib 加藤秀俊 紀行を旅する 中公文庫M30-4、317p.、帯 1987初版、優、美本 カバー画日光街道御成道道中絵図、文庫版、あとがき 800
☆大館から阿仁へ、日光から新潟へ、那覇から石垣島、西表島へ──菅江真澄、鈴木牧之、笹森儀助ら江戸・明治の代表的紀行の跡を訪ね、新旧両時代を同時に体験して現代の眼で捉え直した、二重に楽しめる日本の旅。
売切100401ib 加藤秀俊・前田愛(対談) 明治メディア考 中公文庫M217、270p. 1983初版、良、ヤケ、カバー折目 カバー画井上安治「京橋松田の景」、まえがき、「『見物』の精神」加藤秀俊、「塔の思想」前田愛、索引 1,000
重庫051021ib 中公文庫M217、270p.、帯 1983初版、良上、薄ヤケ 1,200
☆人と人とを結びつけるもの──そのすべてを「メディア」としてとらえ、活字メディアの新聞・雑誌をはじめ絵図、建築、銅像、文房具等を含む視聴覚の世界を縦横に語り合う。社会学者と国文学者が相互の触発によって描き出す異色の明治文化史。
初庫070430ib 金子民雄 ヘディン伝 偉大なシルクロードの探険者 中公文庫M400、418p. 1989初版、優 カバー画著者、口絵4p.、注、文献抄、略年譜、文庫版あとがき 300
ib 金子光晴 マレー蘭印紀行 中公文庫A81-4、171p. 1978初版、良、経年変化 カバー司修、解説松本亮 100
重庫051017ib 鏑木清方 こしかたの記 中公文庫M40、261p. 1977初版、良、経年変化 カバー画著者 1,500
☆傑作「築地明石町」の清方は、美術界にあって、ついに流派を立てなかった。新奇に流れず、保守に留まらず、しかも親しまれ愛される清雅な芸術と生涯を自らつづる回想記。幼少期より文展開設の明治末年まで。続編は大正以後を収む(続刊)。
売切041031ib 鏑木清方 続こしかたの記 中公文庫M40-2、306p. 1977初版、良上、経年変化 カバー画著者、解説鈴木進 2,500
☆日本の心を追憶の世界に求めて描く美人画の巨匠清方が、その清雅な芸術の歩みをたどってつづる回想記の続編──大正以後。金鈴社、文展、帝展の消息から大震災を経て、昭和の疎開、栄誉の文化勲章に至る。
売切051010ib 鏑木清方 こしかたの記 中公文庫M40、261p. 1977初版、良下、ヤケ カバー画著者 分売不可(1,500)
売切051010ib 鏑木清方 続こしかたの記 中公文庫M40-2、306p. 1977初版、良下、ヤケ カバー画著者、解説鈴木進 分売不可(2,500)
売切051010ib □鏑木清方 こしかたの記正続揃い 中公文庫  4,000
○親本:□鏑木清方 こしかたの記正続揃い 中央公論美術出版 A5判
売切090513ib 上坂冬子 生体解剖 九州大学医学部事件 中公文庫M168-2、276p.、帯 1982初版、良、ヤケ 参考資料、解説なだいなだ 500
初庫060420ib 上坂冬子 慶州ナザレ園 忘れられた日本人妻たち 中公文庫M168-4、273p. 1984初版、良上、経年変化 カバー小泉恵子、参考文献、解説曽野綾子 100
ib 神谷不二 朝鮮戦争 米中対決の原形 中公文庫1、229p. 1992,3版、良上、経年変化 カバー写真「ソウル市街戦を展開する国連軍歩兵隊」、年表、参考文献、解説坂中友久 100
重庫050615ib 加山又造 画・文/前本ゆふ 文 画文集 ゆふ 中公文庫1、195p.、写真版、 1993初版、優、美本 カバー画加山又造、文庫版、あとがき 800
売切070311ib 唐木順三 続 あづま みちのく 中公文庫A107-2、311p. 1978初版、良上、巻末シール痕 カバー画三村淳、解説高橋英夫 800
ib 唐木順三 あづま みちのく 中公文庫A107-1、309p. 1978初版、優 カバー画三村淳、解説高橋英夫 分売不可(500)
☆常陸から下野へ、会津から陸奥へ、みちのくの仏に惹かれて東国の山野を経めぐる豊かな思索。古代から中世にこの地に生きた人々の心情に深い洞察の眼を注ぎつつ、東西文化のあわいに歴史の生命を思考する評論集。
ib 唐木順三 続 あづま みちのく 中公文庫A107-2、311p. 1978初版、優 カバー画三村淳、解説高橋英夫 分売不可(800)
☆みちのくの地に輝ける平泉文化を開花させた清衡のなぞを始め、中世の東国に生きた人々と文化の諸相を考察し、緻密な交渉と史実の間に浮び出る「東国の心」をとらえた史論集。
ib □唐木順三 あづまみちのく正続2巻揃い 中公文庫 1,300
初庫051204ib 辛島貴子 私たちのインド 中公文庫M195、304p. 1983初版、良、経年変化 解説荒松雄 500
☆インドをどう理解すればいいのだろう。貧富の差、カースト制度、悠久の時間……。灼熱の大地に生きる人々は心優しく、かつしたたかだった。インド学者の妻の澄んだ眼が見た生活誌。
ib 川上澄生 ゑげれすいろは詩画集 他四篇 川上澄生全集(1) 中公文庫S1、240p.、カラー写真版、帯(推薦文棟方志功) 1982初版、良上、経年変化 カバー画著者「絵ノ上ノ静物」、解説福永武彦、単品1作品目録 1,000
☆目次:単品1、青髯、ゑげれすいろは詩画集、伊曽保の譬ばなし、伊曽保絵物語(天)
ib 川上澄生 じゃがたらぶみ 他九篇 川上澄生全集(2) 中公文庫S1-2、218p.、カラー写真版 1982初版、優、美本 カバー画著者「的」、解説塚田泰三郎、単品2作品目録 500
重庫070825ib 中公文庫S1-2、218p.、カラー写真版、帯(推薦文平野威馬雄) 1982初版、優 800
☆目次:単品2、じゃがたらぶみ、安土の信長、御朱印船、南蛮船記、たばこ渡来記、南蛮竹枝、ゑげれすいろは人物、ゑげれすいろは静物、変なリードル
ib 川上澄生 横浜懐古 他四篇 川上澄生全集(3) 中公文庫S1-3、222p.、カラー写真版、帯(推薦文長谷川勝三郎) 1982初版、良上、経年変化 カバー画著者「横浜懐古」、解説長谷川勝三郎、単品3作品目録 800
☆目次:単品3、文明開化往来、横濱懐古、幻燈、少々昔噺
売切070612ib 川上澄生 平戸幻想 他六篇 川上澄生全集(4) 中公文庫S1-4、214p.、カラー写真版 1982初版、優 カバー画著者「平戸幻想」、解説平野威馬雄、単品4作品目録 500
ib 中公文庫S1-4、214p.、カラー写真版、帯(推薦文平野威馬雄) 1982初版、良上、経年変化 800
☆目次:単品4、ランプ、蠻船入津、蠻船入津、南蠻國人物圖繪、平戸幻想、しんでれら出世繪噺、りいどる繪本
ib 川上澄生 いんへるの 他七篇 川上澄生全集第(5) 中公文庫S1-5、218p.、カラー写真版 1982初版、良上、経年変化 カバー画著者「いんへるの」、解説加藤英二、単品5作品目録 500
☆目次:単品5、いんへるの(るしへる版、)、いんへるの(魔王版、)、切支丹仏、へっぴりよめご、山姥と牛方、瓜姫、ヨナ物語、兎と山猫の話
ib 川上澄生 えぞがしま 他十一篇 川上澄生全集(6) 中公文庫S1-6、214p.、カラー写真版、帯(推薦文更科源蔵) 1982初版、良上、経年変化 カバー画著者「あいのもしり」、解説更科源蔵、単品6作品目録 800
☆目次:単品6、行動十二宮、にかのる王傳祝祷版、えぞがしま、あいのもしり、あだんとえわ、HARAISO、あびら川、遊園地廃虚、スタンダード第一讀本巻一抄譯、伊曽保の譬繪噺、膽振日記
ib 川上澄生 版画 他一篇 川上澄生全集(8) 中公文庫S1-8、268p.、カラー写真版、帯(推薦文大島清次) 1982初版、良上、経年変化 カバー画著者「ランプと女」、解説大島清次、単品8作品目録 800
☆目次:単品8、版画
売切071221ib 川上澄生 蔵書票集 他十一篇 川上澄生全集第(11) 中公文庫S1-11、216p.、カラー写真版、帯(推薦文吉田直太、イタミ) 1983初版、良上、経年変化 カバー画著者「南蛮ぶり」、解説大島清次、単品11作品目録 1,200
☆目次:単品11、春日小品・夏目小品、擴大せる鉛製玩具之圖、とらむぷ繪、四季のたのしみ西洋骨牌、黒船館蔵書票作品集、川上澄生作蔵書票作品集、川上澄生蔵書票作品集、蔵書票集、蔵書票、下野國、日光東照宮、単品11
ib 川上澄生 革絵・硝子絵 他八篇 川上澄生全集(12) 中公文庫S1-12、226p.、カラー写真版、帯(推薦文入江光夫) 1983初版、良上、p.67-68脱綴 カバー画著者「泰西婦人図」、解説入江光夫、単品12作品目録 800
☆目次:単品12、焼絵、革絵、硝子絵、油絵、泥絵、水彩画、素描、年賀状・クリスマスカード、玩具・染色その他
ib 河上徹太郎 日本のアウトサイダー 中公文庫M183、253p. 8197,3版、良上、経年変化 解説高橋英夫  300
ib 河上徹太郎 吉田松陰 武と儒による人間像 中公文庫M183-2、273p. 1979初版、優 解説高橋英夫 300
ib 川喜多二郎 発想法 創造性開発のために 中公文庫M1、237p. 1984初版、良、経年変化 参考文献 100
重庫071227ib 川口松太郎 鶴八鶴次郎(風流深川唄、明治一代女併収) 中公文庫A127、252p. 1979初版、優、薄ヤケ 解説尾崎秀樹  4,000
☆下町の情緒は急速に失われてゆく。江戸はもちろん、明治の面影も、今ではほとんどみられなくなったが、川口松太郎は下町に生れ育った者の一人として、失われたその面影や人情を書きとめておきたいと願ったのであろう。語りべとしての意識もまたそこから生れたものと思われる。……この三作はいずれも川口松太郎のその後の作品世界を典型的にしめしており、その意味でも初期の代表作とみなすことができる。いわゆる芸道ものに新風をもたらし、世話物のうまみを現代によみがえらせた功績は、高く評価されるべきだろう。(尾崎秀樹「解説」より)
重庫061004ib 川口松太郎 しぐれ茶屋おりく 中公文庫A127-2、374p. 1980初版、優 解説尾崎秀樹 500
初庫060226ib 川瀬一馬 随筆 柚の木 中公文庫か39-1、324p. 1989初版、良、薄ヤケ カバー画羽原智達、序諸橋轍次、川瀬一馬著作論文目録、文庫版あとがき 1,200
重庫080414ib 中公文庫か39-1、324p.、帯 1,500
☆国文学界・書誌学界の最高権威である著者の、研究に没頭した日々の随想録。三柚書屋での静謐な研究生活。古書の蒐集・探訪から生まれた得がたい体験談。香道、能、謡曲など伝統芸能への多彩な趣味にも及ぶ、余情あふれる名篇。
重庫080414ib 川瀬一馬 随筆 蝸牛(かたつむり) 中公文庫か39-2、516p.、文庫オリジナル版 1991初版、優 カバー画内山孝、カラー口絵、解説岡崎久司 1,200
☆造詣深い伝統芸術、帰らぬ人々の想い出、自然破壊への警告等、「柚の木」以後40年にわたる自選の随筆集。日本民族が自然発生的に生活していた時代と、中国・朝鮮渡米の文化の影響下で発達した時代とを峻別し、大陸文化を日本人の心情に適う形に整え、伝統的なものに創りあげた民族の文化史の実相を明かす日本文化論。
売切060124ib 川端康成 伊豆の旅 中公文庫A10-3、264p. 1981初版、良、経年変化 カバー写真「伊豆湯ヶ島世古峡」撮影山田キ巳男 500
初庫060714mb 川又一英 ニコライの塔 大主教ニコライと聖像画家山下りん 中公文庫か44-1、269p. 1992初版、優、美本 カラー口絵、文庫版、あとがき、主要参考文献 500
ib 川本三郎 ハリウッドの神話学 中公文庫M306-2、265p.、帯 1987初版、良、ヤケ カバー亀海昌次、口絵4p.、文庫版、あとがき、解説斎藤英治 300
ib 川本三郎 ネヴァーランドで映画を 中公文庫M306-3、325p. 88初版、良、経年変化 カバー画和久井智子、初出一覧、「王様の憂鬱」柴田元幸 300
ib かんべむさし すっとび晶子の大跳躍 中公文庫A3、274p. 1986初版、良 カバー佐々木侃司、解説大原まり子 100
初庫060130ib 北杜夫 人間とマンボウ 中公文庫A4-7、211p. 1980,7版、優 カバー画長新太、解説阿川弘之、掲載書誌紙一覧 100
初庫061020ib 紀田順一郎 日本のギャンブル 中公文庫M296、239p. 1986初版、優 後記、主要参考文献 100
ib 北大路魯山人/平野雅章 編 魯山人味道 中公文庫1、303p. 1987,9版、良、経年変化 カバー画著者、あとがき・文庫版、あとがき編者 100
初庫051204ib 北山修 止まらない回転木馬(メリーゴーランド) 中公文庫A98、231p. 1977初版、良上、経年変化 D,ブライスウェイト、挿画著者、文庫版、あとがき 100
初庫060619ib 木下威 森で暮らそう 中公文庫き19-2、187p.、帯 1994初版、優 カバー画羽原智達、カラー口絵8p.、はじめに、あとがき 300
売切060912ib 木村尚三郎 風景は生きた書物 体験的ヨーロッパ論 中公文庫M310、215p. 1986初版、良上、地ノドヌレ カバー画早川義孝、文庫版、あとがき 800
重庫051018ib 木村肥佐生 チベット潜行十年 中公文庫M183、294p. 1982初版、良上、経年変化 カバー写真加藤保男、文庫版、序文ダライラマ、文庫版、あとがき、解説川喜多二郎 500
重庫050603ib 中公文庫M183、294p.、帯 800
重庫051204ib 中公文庫M183、294p. 1986,4版、良上、経年変化 300
ib 邱永漢 食は広州に在り 中公文庫M12、190p. 1985,14版、良下、ヤケ カバー画大下健一、解説丸谷才一 100
初庫070806fb 邱永漢 象牙の箸 中公文庫M12-2、186p. 1986初版、良、ヤケ カバー武井武雄 100
ib 邱永漢 奥様はお料理がお好き 中公文庫M12-4、244p.、帯 1981初版、良下、経年変化 カバー画大下健一 100
ib 邱永漢 食指が動く 世界の美味食べ歩き 中公文庫M12-8、264p. 1993再版、優、美本 カバー大下健一、著者推薦の食べ物店 100
ib 清沢洌(きよし) 外政家としての大久保利通 中公文庫き20-1、382p.、帯 1993初版、優 カバー『現今英名百首』、口絵4p.、附録復命書・使清趣意書・大久保利通略年譜、後記、解説村松剛、索引 2,000
☆目次より: 征韓論を中心に、征台を敢行するまで、日清間の予備交渉、全権弁理大臣として、北京談判の行詰り、交渉妥結に到る、大久保の心事と政策☆明治7年、台湾出兵に続く北京談判は、近代日本の地固めとなった外交事件である。自ら困難な全権の役を引受けた大久保利通は、冷徹な現実認識、驚異的な粘り、強い責任感と信念、そして奇策と威嚇、おのれの政治的資質のすべてをかけて交渉にのぞむ―─愛国的自由主義者が太平洋戦争中、現実政治に対する鋭い弾刻を秘めて執筆した、責任政治家の理想像。
初庫060905ib 桐生悠々 畜生道の地球 中公文庫M432,き16-1、321p. 1989初版、良上、カバー背天シワ カバー画久我治平、口絵4p.、「蟋蟀は嵐の緑に鳴きやまず」桐生浪男(著者長子)、「中公文庫」収録にあたって考橋謙二、年譜・あとがき桐生浩三 1,200
初庫060908ib 中公文庫M432,き16-1、321p.、帯 1989初版、良上、経年変化 1,500
初庫060919ib 1989初版、優、美本 1,800
☆明治・大正・昭和の三代にわたる気骨のジャーナリスト──桐生悠々。「関頭防空大演習を嗤う」の一文で「信濃毎日新聞」の主筆を追われた彼は、個人雑誌「他山の石」に立て籠り、死の直前その廃刊に至るまで、発禁・差押えの弾圧に屈せず、8年間にわたって憂国反軍の文を書きつづけた。軍閥ファッショと戦った、明治のリベラリスト悠々の烈々たる時局批判集。
初庫080123ib 金両基 能面のような日本人 中公文庫き14-2、288p.、帯 1993初版、優 カバー画全秀卿、文庫版あとがき、解説櫻井良子 800
☆「好みに拘わらず、日々の生活は韓日二刀流」、「国際化は異文化との出会いから始まる」と、韓日比較文化を問い続ける著者の、比較文化論による日本文化と日本人論。没個性的といわれる日本人が国際社会の一員として生きるための必読の書。
ib 久世光彦 昭和幻燈館 中公文庫1、272p. 1992初版、良上、経年変化 カバー画ゴメスコレクション、解説川本三郎 100
初庫060310ib 久布白落実 廃娼ひとすじ 中公文庫M173、338p. 1982初版、良上、経年変化 カバー朝倉摂、久布白落実年譜、あとがき高橋喜久江 1,000
重庫041019ib 久保田万太郎 火事息子 中公文庫A1、152p. 1985再版、良、経年変化 解説戸板康二 800
初庫060130ib 栗本薫 ネフェルティティの微笑 中公文庫A168、276p. 1983初版、良上、経年変化 カバー薗部雄策、解説村松友視 100
重庫120407ib 来栖三郎 泡沫の三十五年 日米交渉秘史 中公文庫M312、266p. 1986初版、優 はしがき、解説伊藤隆 1,000
☆開戦が決定したことを知らされず、戦争を回避するための対米交渉を成功させようと心血をそそいだ特派全権大使が、ハル国務長官との息づまる折衝や真珠湾攻撃以降の日々を、悲痛な思いをこめてつづる。
重庫030728ib 車谷弘 銀座の柳 中公文庫1、265p. 1989初版、良、経年変化 カバー中山晋平新曲楽譜表紙意匠「銀座の柳」、跋永井龍男 800
☆「犀星偽墨」「井伏さんの夏袴」「横光さんの手紙」「文人俳句」「越中夜話」「お吉私記」など、編集者にして俳人、人物描写の名手が文人たちとの交友のあとをたどりつつその素顔を伝える滋味溢れる文壇余話。
ib 黒岩重吾 紅蓮の女王 小説推古女帝 中公文庫A40-6、244p. 1981初版、良上、経年変化 カバー上野憲男、対談『紅蓮の女王』の背景尾崎秀樹 100
初庫070806fb 黒岩重吾 天の川の太陽(下) 中公文庫く7-20、652p.、帯 1996改版、優 カバー画佐多芳郎、壬申の乱関係・大和周辺・統一新羅図、あとがき、解説尾崎秀樹 300
ib 黒岩重吾 天の川の太陽(上) 中公文庫A40-8、513p. 1982初版、優 カバー稲木皓人、畿内周辺・大和周辺・三韓図 分売不可
☆大化の改新のあと政権を保持する兄天智天皇の都で、次第に疎外される皇太弟大海人皇子。悲運のなかで大海人の胸にたぎる想いは何か。額田王との灼熱の恋、鬱勃たる野心。古代日本を震撼させた未曾有の大乱の全貌を雄渾な筆致で活写する小説壬申の乱。吉川英治文学賞受賞作。
ib 黒岩重吾 天の川の太陽(下) 中公文庫A40-9、500p. 1982初版、優 カバー稲木皓人、壬申の乱関係・大和周辺・統一新羅図、解説尾崎秀樹 分売不可
☆鉄剣を磨き、馬を養って時に耐える大海人皇子はついに立った。東国から怒濤のような大軍が原野を埋めて近江の都に迫り、各地で朝廷軍との戦いがはじまる。激動の大乱のなかの息詰まる人間ドラマの数々。歴史学をふまえて錯綜する時代の動きをダイナミックにとらえた長篇。
ib □黒岩重吾 天の川の太陽上下揃い 中公文庫 500
ib 黒岩重吾 謎の古代女性たち 中公文庫く7-15、258p. 1994初版、良、ヌレ カバー画・挿画松室加世子、解説清原康正 100
重庫050318ib 桑田忠親 本朝茶人伝 中公文庫M136、333p. 1980初版、良、ヤケ カバー珠光緞子 800
初庫051204ib 桑田忠親 蘭方医桑田立斎の生涯 中公文庫M136-2、247p. 1985初版、良、ヤケ 文庫版、あとがき、参考書一覧、立斎の経路略図 300
ib 神坂次郎(こうさか) 草書本猿飛佐助 熊野篇 中公文庫A2、235p. 1986初版、優 カバー井出文蔵、忍者の来歴 300
ib 神坂次郎(こうさか) 元禄武士学 中公文庫5、222p. 1992初版、良上、ヤケ カバー・挿画黒鉄ヒロシ 100
売切060331ib 幸田成友 大塩平八郎 中公文庫M57、206p. 1977初版、良、ヤケ カバー「改正摂津大阪図」、解説太田臨一郎 800
売切061206ib 河野多恵子 谷崎文学と肯定の欲望 中公文庫M138、311p. 1980初版、良上、経年変化 カバー昭和六年改造社刊『卍』(中川修三装)表紙、解説磯田光一 1,200
初庫090103ib 河野多恵子 谷崎文学の愉しみ 中公文庫M138、311p. 1998初版、優、マーカ カバー『青春物語』(木下杢太郎装幀案)表紙、あとがき、作品索引 800
☆「谷崎文学のおもしろさは一言でいえば、谷崎なる個性のおもしろさである」と、文豪の作品を熱愛する著者が、作家の内奥と創作の微妙な関係を実作者の目で洞察し、その豊潤な文学世界を心ゆくまで味わう、卓抜な作家論。
ib 河野友美 健康に暮らすための 水百科 中公文庫こ3-3、310p. 1989初版、良、経年変化 カバー画立花尚之介、水の雑学・アラカルト1~4、文庫版、あとがき 100
ib 香原志勢(こうはらゆきなり) 顔の本 中公文庫M418、226p. 1989初版、良上、経年変化 カバー写真メキシコ・カーニバルの面、文庫版、あとがき 100
初庫051230ib 中公文庫M418、226p.、帯 1989初版、良、経年変化 300
重庫051029ib 古島一雄 一老政治家の回想 中公文庫M15、276p. 1975初版、良下、ヤケ、角折れ 解説松岡英夫 2,500
重庫051108ib 1975初版、良下、カバー傷み補修、大ヤケ 2,000
☆田島豊岡の藩士の家に生まれ、上京して新聞記者となり、犬養木堂と相識って政界に入り、政治生活四十年を傲骨の一政客として終始した著者が回想する明治・大正・昭和三代の政治史。激動の歴史の渦中にあって、常に在野の側から描く政界の表裏は、まさに生きた政治史としての価値を持っている。
売切070121ib 小島直記 極道(上) 中公文庫A154、392p. 1982再版、良、経年変化 カバー田代素魁 分売不可
売切070121ib 小島直記 極道(下) 中公文庫A154-2、350p. 1986,3版、良上、経年変化 カバー田代素魁、解説神崎倫一 分売不可
売切070121ib □小島直記 極道上下揃い 中公文庫 1,200
ib 小島直記 洋上の点 情報戦略家森恪の半生 中公文庫A154-3、396p.、帯 1982初版、良上、経年変化 カバー辰巳四郎、解説神崎倫一 500
重庫070711ib 小島直記 三井物産初代社長 中公文庫A154-4、312p. 1985初版、良上、経年変化 カバー広重東京名勝所図会「よろひ橋の雪降」、解説島谷泰彦  800
☆明治九年、弱冠二十九歳で近代化日本の前途を担って実業界に躍り出た元幕臣の青年社長益田孝。もてる英知と人材を駆使して国際市場に挑戦し、総合商社<三井物産>の土台をきずいたビジネス・リーダーの波瀾の一代記。
ib 小島直記 斬人斬馬剣 古島一雄の青春 中公文庫こ6-7、282p. 1993初版、優、美本 カバー・挿画三井永一、文庫版、あとがき  500
ib 小島直記 日本策士伝 日本資本主義をつくった男たち 中公文庫こ6-8、449p. 1994初版、良、シワ カバー中川一政、解説佐高信 500
重庫051026ib 小島直記 ヨーロッパ旧婚旅行 中公文庫M160、234p. 1981初版、良、経年変化 カバー真鍋博、解説石橋幹一郎 500
初庫060619ib 小島直記 人材水脈 日本近代化の主役と裏方 中公文庫M160-2、253p. 1983初版、良、経年変化 カバー後藤秀明、あとがき、解説佐高信 500
ib 児島襄(のぼる) 東京裁判(上) 中公文庫A3、285p. 1982初版、優、美本   分売不可
ib 児島襄 東京裁判(下) 中公文庫A4、251p. 1982初版、優、美本 付記、参考文献、解説佐伯彰一 分売不可
ib □児島襄 東京裁判上下揃い 中公文庫 300
売切061206ib 小杉未醒 新訳 絵本西遊記 中公文庫こ28-1、315p. 1993初版、良上、カバー背天小シワ  カバー画・カラー口絵4葉・挿画71葉著者、解説村山吉廣 800
ib 児玉幸多 中山道を歩く 中公文庫M391、427p.、帯 1988初版、優、美本 カバー『木曽街道六十九次』「板橋之駅」 800
重庫051013ib 近衛文麿 戦後欧米見聞録 中公文庫M164、155p. 1981初版、良、ヤケ 解説細川護貞 500
重庫050225ib 小林信彦 袋小路の休日 中公文庫A172-1、288p.、帯 1983初版、優 カバー平野甲賀、解説色川武大 1,200
売切071017b 中公文庫A172-1、288p. 1984再版、優 800
小林秀雄 人生について 中公文庫M72
初庫060212ib 小松茂美 利休の死 中公文庫こ26-1、355p. 1991初版、優 カバー画佐多芳郎、口絵、資料、千利休略年譜、後記、「謎ときの魅力」佐伯彰一 300
重庫060914ib 小村雪岱 日本橋檜物町 中公文庫こ23-1、178p. 1990初版、優 カバー著者「おせん」、口絵92点(内1-11カラー)、初出一覧、「雪岱礼讃」星川清司 5,000
重庫070706ib 中公文庫こ23-1、178p.、帯 1990初版、優、美本 6,000
☆最後の浮世絵師と呼ばれ、その美意識のぬきさしならぬするどさにおいて、雪岱亡きあとその画風の趣は絶えて類を見ない。雪岱描くおんなは、細緻で優婉をきわめ、その底ではなにかしらの魔的なものを秘めている。小村雪岱によって、はじめて私は「江戸のおんな」の感覚を胸に刻みこんだのだ。(「雪岱礼讃」より)☆"最後の浮世絵師" 或はまた"昭和の春信"とも評された雪岱が、明治の下町風情、泉鏡花、挿絵、舞台装置、等々について書き遺した、珠玉の随筆集。○親本:小村雪岱 日本橋檜物町 高見澤木版社 B6判
重庫120814ib 小室直樹 危機の構造 日本社会崩壊のモデル 中公文庫こ25-1、266p. 1991初版、良、ヤケ、カバー折目・シワ 「著者の学問的遍歴について」小川三四郎、解説橋爪大三郎 3,500
☆表面上の社会組織レヴェルはともかくとして奥底の社会構造レヴェルでは、日本人の思考・行動様式も集団機構の原理も戦前と何ら変わらない。機能集団が同時に運命共同体としての性格を帯び、かかる共同体的機能集団の魔力が日本人の行動を際限もなく呪縛するのだ。その矛盾のダイナミズムの所産たる"構造的アノミー〈無規範〉"の生成と社会における展開過程を分析した著者の記念碑的処女作。
重庫041208ib 今東光 東光金蘭帖 中公文庫A1、222p. 1978初版、良、ヤケ カバー吉田克朗、解説今日出海 2,000
☆目次:菊池寛、横光利一、片岡鉄平、直記三十五、佐々木味津三、藤沢清造、川端康成、尾崎士郎、谷崎潤一郎、宇野千代、東郷青児、鳥海青児、山田耕筰、郡虎彦、鳴海うらはる、田村松魚、金蘭帖の末に☆今東光の天馬の快筆毒舌は、今や当代の爽爽事だが、この「金蘭帖」ほど、今君の豊美の本来と、今日の大を成した成長とを、おのづから明発した書はあるまいと思ふ。(表4「秀潤深愛の人物論」川端康成)
ib 今日出海 悲劇の将軍 山下奉文・本間雅晴 中公文庫M3、245p. 1988初版、優、美本   300
初庫070712ib 近藤啓太郎 大観伝 中公文庫こ20-1、330p.、帯 1992再版、優 カバー熊谷博人、参考文献、解説進藤純孝
500
ib 近藤富枝 本郷菊富士ホテル 中公文庫1、249p. 1993,3初版、優、美本 カバー風間完、解説小松伸六、年譜、参考資料、附近略図、平面見取図 300
★黒文字:在庫☆グレー文字:売切
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