InterBook絶版七つ森
4InterBook絶版岩波文庫の森
『岩波文庫』絶版の森(4)
国内著編者:た、ち、つ、て、と
|
|
岩波文庫(4) 岩波書店1927昭和2年創刊 |
在庫状況 |
著訳編者 |
表題 |
出版社/判型/体様 |
発行年/版/状態 |
構成/備考 |
価格(円) |
初庫060503ib |
大道寺友山/古川哲史校訂 |
武道初心集 |
岩波文庫3323-3325、256p.(カバーなし) |
1943(昭和18)初版、良、ヤケ、シミ |
校訂者の言葉、註記、正誤表(表3貼付) |
800 |
初庫081030ib |
岩波文庫青29-1、256p.(カバーなし)、帯(リクエスト復刊) |
1987,6刷、良上、薄ヤケ |
校訂者の言葉、註記 |
500 |
|
☆江戸時代中期の兵法家で諸藩を遊説して軍学を講じた大道寺友山(1639‐1730)晩年の著作.「初心の武士心得のため」として書かれたもので,武士道の入門書として広く読まれた.56か条からなる原著の伝写本と,44か条に縮められた松代版とよばれる板本とが伝えられている.両本を収め,解題で両者の関係について詳説した. |
初庫061019ib |
瀧亭鯉丈/小池藤五郎校訂 |
花暦 八笑人 |
岩波文庫3007-3009、327p.(カバーなし)、帯黄152、売上カード |
1971,4刷、良、経年変化 |
挿絵、凡例、主要人物一覧、解説 |
800 |
|
☆江戸ッ子は遊び好き芝居好きであってよく笑う.その遊びと芝居と笑いとを綯い合せ筋を茶番に通した作品が「八笑人」である.飛鳥山の花見,両国の夕涼み,向島百花園の虫きき等,江戸の四季の移り変りにつれて八笑人の茶番の趣向は変る.その中に当意即妙,通人としての洒落気が盛られ,茶番の失敗には鋭い批評が向けられる. |
初庫081030ib |
高橋貞樹/沖浦和光校注 |
被差別部落一千年史 |
岩波文庫青191-1、350p.、カバー |
1993,3刷、良、ヤケ |
凡例、参考著書論文、校注・解説沖浦和光 |
500 |
|
☆日本民族の諸源流から説きおこし古代天皇制国家の下での身分制度の創出を論じた第一章から,水平社の創立と水平運動の展開まで,身分制の底辺におかれて差別されてきた被差別民衆の歴史を述べた先駆的労作(一九二四).戦前の社会主義運動で活躍した高橋貞樹(一九〇五―三五)が弱冠十九歳で書き上げた人間解放への情熱あふれる一冊. |
|
高濱虚子 |
岩波文庫 高濱虚子作品 |
|
高村光太郎 |
高村光太郎詩集 岩波文庫5397-5398 |
初庫060621ib |
高山樗牛 |
瀧口入道(滝口入道) |
岩波文庫(創刊版)1845、菊判半截、96p.、パラフィンカバー |
1940(昭和15),3刷、良、扉蔵書印、傍線、ヤケ、シミ |
解説高須芳次郎 |
800 |
初庫070103ib |
岩波文庫(創刊版)1845、菊判半截、96p.、帯緑1117 |
1941(昭和16),4刷、良、扉蔵書印、傍線、ヤケ、シミ |
800 |
|
☆平家滅亡の哀史を背景として、滝口入道と横笛の悲恋を描いた抒情的歴史小説。明治中期におけるロマン主義文学を代表する古典であるばかりでなく、その華麗な文章と燃えるような美しい青春の情熱とによって、とこしえに人の心の琴線に触れ、常に新たなる詩的感激をもって愛読・愛誦されるであろう。明治27年作。 |
|
澤菴和尚 |
澤菴和尚書簡集(沢菴和尚書簡集、沢庵和尚書簡集) 岩波文庫 |
初庫060807ib |
田口卯吉/嘉治隆一校註 |
日本開化小史 |
岩波文庫1019-1020、276p.(カバーなし) |
1957,18刷、良、ヤケ、シミ |
解説嘉治隆一、凡例、跋香亭中根淑、鼎軒略年譜 |
500 |
初庫060719mb |
岩波文庫青113-1、234p.、カバー、帯(リクエスト復刊) |
1992改版34刷、良上、薄ヤケ |
カバー中野達彦、凡例、跋中根香亭、田口鼎軒略年表、解説嘉治隆一 |
300 |
|
☆明治の史学者・経済学者であり,政治家・実業家であった田口卯吉(1855‐1905)が,バックル,ギゾーなど外来の文明史に範をとりつつ経済事情と精神文化の相関関係を軸にして日本史を通観した著名な史論である.豊かな学殖に基づいて西洋の新思想と日本古来の伝統とを渾然と統一したこの文明史論は,わが国近代史学に深い影響を及ぼした. |
初庫061011ib |
竹田出雲(・三好松洛・並木千柳・澤村宗十郎)/守随憲治校訂 |
假名手本忠臣藏(仮名手本忠臣蔵) 附古今いろは評林 |
岩波文庫(創刊版)1561-1562、菊判半截、202p.(カバーなし) |
1937(昭和12)初版、良下、扉蔵書印、ヤケ、シミ |
解説守随憲治、凡例、口絵・挿絵 |
1,200 |
売切070215ib |
1939(昭和14),2刷、良、ヤケ、シミ |
1,000 |
初庫061129ib |
1939(昭和14),2刷、良、表紙ヤケ強・シミ、扉加印、ヤケ強、シミ |
1,000 |
|
☆赤穂浪士の仇討を題材にした「仮名手本忠臣蔵」はまことに日本戯曲の華である.その挙がかくも高き名を馳せえたのは,一つにこの傑作に負うところが多い.現在でも我々はほとんど「忠臣蔵」を通してしか,この仇討を理解していないのではなかろうか.付載した「古今いろは評林」はこの「忠臣蔵」の昔(天明5年)の優れた研究書である. |
初庫061129ib |
竹田出雲/守随憲治校訂 |
菅原傳授手習鑑(菅原伝授手習鑑) |
岩波文庫(創刊版)1844、菊判半截、122p.(カバーなし) |
1938(昭和13)初版、良、背ヤケ、ヤケ、シミ |
挿絵、解説守随憲治、凡例 |
1,200 |
初庫080422ib |
菅原伝授手習鑑 |
岩波文庫黄241-2、126p.、カバー、帯(リクエスト復刊)、売上カード |
1995,5刷、優、美本 |
カバー中野達彦、挿絵、解説守随憲治、凡例、竹田出雲傳 |
1,000 |
|
☆菅原道真左遷の史実伝説に取材し,その背後にあって時平の迫害に抗しつつ苦悶し憤死した幾多忠臣の血涙史を潤色した竹田出雲(1691‐1756)のこの曲は「仮名手本忠臣蔵」とならんで浄瑠璃史上の2大傑作といわれる名作である.なかでも「車引の段」「寺子屋の段」等はあまりにも著名で,今日においてもなお舞台上に不滅の光彩を放っている. |
初庫060621ib |
竹田出雲等/守随憲治校訂 |
義経千本櫻(義経千本桜) |
岩波文庫(創刊版)2025、菊判半截、106p.(カバーなし) |
1940(昭和15),2刷、良下、ノドイタミ、ヤケ、シミ、ヨレ |
解説守随憲治、凡例 |
500 |
|
☆この作品は延享年中人形浄瑠璃劇最盛期の傑作で義経伝説中の堀川夜討・大物浦・吉野落などを骨子とし,義経と静御前との恋愛に佐藤忠信の忠節を絡ませ,平家の落人知盛・維盛・教経などを捉えて後日譚の形式に活写したもの.平家方を中心とする3種の挿話をそれぞれ脚色性を保たしめつつ有機的に統一し得たところに,この作品の名作たるゆえんがある. |
売切120728ib |
(橘成季/)黒板勝美・丸山二郎校訂 |
古今著聞集(上) |
岩波文庫(創刊版)2360-2362、菊判半截、304p.(カバーなし) |
1940(昭和15)初版、良下、表紙加印・シール、背ヤケ強・イタミ、ヤケ、シミ |
凡例 |
分売不可(500) |
売切120728ib |
(橘成季/)黒板勝美・丸山二郎校訂 |
古今著聞集(下) |
岩波文庫(創刊版)2363-2365、菊判半截、276p.(カバーなし) |
1940(昭和15)初版、良、背ヤケ、シミ |
|
分売不可(800) |
売切120728ib |
□(橘成季/)黒板勝美・丸山二郎校訂 古今著聞集上下揃い 岩波文庫(創刊版) |
1,300 |
|
☆著者は橘成季、成立は建長6年。日本の古今各種の説話逸文等を収録したもので、神祇・釈教・文学・管弦歌舞・好色・飲食・虫魚禽獣など30篇に分け、その整然とした組織と暢達自在の行分と相俟って鎌倉時代の説話文学の白眉とされ、それぞれが興味ある短篇小説でもある。また当時の社会相を知る上の好資料でもある。 |
初庫060503ib |
田中萃一郎 |
東邦近世史(下) |
岩波文庫2183-2184a、334p.(カバーなし) |
1943(昭和18)初版、良、扉蔵書印、ヤケ、シミ |
引用並参考書目、附録清国地方大官鋼鉄表、年表 |
500 |
|
☆ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見以来のラテン,チュートン両民族の東漸の事蹟,すなわち世界史の東洋における展開の顛末――日清戦争から日露戦争へいたる時期に,一般国民の啓蒙をめざして著述された,若き明治の東洋史学者田中萃一郎(1873‐1923)の近世アジア通史. |
売切070903ib |
谷譲次 |
踊る地平線(上) |
岩波文庫緑160-1、377p.、カバー |
1999初版、優 |
カバーカット古賀春江 |
分売不可 |
売切070903ib |
谷譲次 |
踊る地平線(下) |
岩波文庫緑160-2、377p.、カバー |
1999初版、優、美本 |
カバーカット谷中安規、附記、解説尾崎秀樹 |
分売不可 |
売切070903ib |
□谷譲次 踊る地平線上下揃い 岩波文庫 |
800 |
初庫060503ib |
谷崎潤一郎 |
盲目物語・春琴抄 |
岩波文庫4232-4233、210p.(カバーなし) |
1951初版、良、扉蔵書印、ヤケ、シミ |
|
500 |
|
☆谷崎の作品の大きな魅力の一つは,多彩な技法を駆使して紡ぎだされる語りの巧みさにある.織田信長の妹お市の方の数奇な運命を美しく描いた「盲目物語」は,ハーディの作品にヒントを得たといわれる「春琴抄」とともに,語りのすばらしさを堪能させてくれる傑作で,谷崎文学の頂点をなす. |
売切070402ib |
為永春水/吉川久校訂 |
梅暦(上) |
岩波文庫4198-4201、437p.(カバーなし) |
1951初版、可、表紙虫食穴・汚れ・イタミ、目録切れ、大ヤケ、シミ |
挿絵、解説、凡例 |
1,000 |
売切070402ib |
為永春水/吉川久校訂 |
梅暦(下) |
岩波文庫4202-4205、438p.(カバーなし) |
1967,3刷、良下、背ヤケ、ヤケ、シミ、ムレ |
挿絵、校訂余言 |
800 |
重庫070405ib |
為永春水/吉川久校訂 |
梅暦(上) |
岩波文庫4198-4201、438p.、パラフィンカバー、帯黄30 |
1956,4刷、良、ヤケ強、シミ |
挿絵、解説、凡例、追記 |
分売不可(800) |
重庫070405ib |
為永春水/吉川久校訂 |
梅暦(下) |
岩波文庫4202-4205、438p.、パラフィンカバー、帯黄31 |
1967,3刷、良、ヤケ強、シミ、ムレ |
挿絵、校訂余言 |
分売不可(1000) |
重庫070405ib |
□為永春水 梅暦上下揃い 岩波文庫 |
1,800 |
|
☆収録作品:春色梅児誉美、梅暦余興春色辰巳園、春色恵の花、春抄媚景英対暖語、春色梅美婦禰☆春水(1790‐1843)は梅暦の発表により名声を博し,自ら人情本の元祖と誇称した.深川の花柳界を舞台として主人公丹次郎を中心に織りなされる深川芸者の恋と意気地――江戸末期の頽廃した情痴の世界を写し出して一派を開いたその作風は,現代の写実的風俗小説の源泉となっている.梅暦物全5部を2冊に分けて収め,興味ある多くの挿絵を付した. |
初庫070103ib |
田山花袋 |
蒲團(蒲団)・一兵卒 |
岩波文庫(創刊版)664、菊判半截、111p.(カバーなし) |
1936(昭和11),8刷、良、ヤケ、シミ |
解題前田晁 |
500 |
|
☆家庭があり知識も分別もある,世間に名を知られた中年の作家の女弟子への恋情―花袋(1871-1930)が,主人公の内面を赤裸々に暴き立て,作者自身の懺悔録として文壇に大きな衝撃を与えた,日本自然主義文学の代表作.日露戦争の最中ひっそり死んでゆく哀れな一兵卒を描いて読む者の胸をうつ小品「一兵卒」を併収. |
初庫070103ib |
田山花袋 |
生 |
岩波文庫(創刊版)1200-1201、菊判半截、239p.(カバーなし) |
1940(昭和15),7刷、良、扉テープ痕、ヤケ、シミ |
解題前田晁 |
1,000 |
初庫061129ib |
近松半二/守随憲治校訂 |
本朝廿四考 |
岩波文庫(創刊版)1959、菊判半截、112p.(カバーなし) |
1939(昭和14)初版、良下、裏表紙虫食・イタミ、ヤケ、シミ |
解説、凡例 |
1,500 |
|
☆これは近松半二,三好松洛,竹田因幡,竹田小出雲等6名の合作で,明和期時代物浄瑠璃の代表作.武田信玄,上杉謙信両家の確執を経とし,上杉の息女八重垣姫と武田の一子勝頼との恋愛,両家の忠臣直江山城守・山本勘助の活躍を緯とし,複雑な構想と技巧的な脚色とにおいてこの期の浄瑠璃の風格を示して遺憾なき名作である. |
初庫070103ib |
近松門左衛門/和田萬吉校訂 |
國性爺合戰・鑓の權三重帷子(国性爺合戦 鑓の権三重帷子) |
岩波文庫(創刊版)33、菊判半截、98p.(カバーなし) |
1927(昭和2)初版、良下、表紙加印、背天傷み、ヤケ、シミ、ムレ |
緒言校訂者 |
1,000 |
初庫070802ib |
1927(昭和2)初版、可、表紙等虫食、背傷み・インク、ヤケ、シミ |
1,000 |
初庫060503ib |
1927(昭和2)再版、良下、表紙傷み、ヤケ、シミ |
800 |
初庫061129ib |
1939(昭和14),11刷、良、ヤケ、シミ |
500 |
|
☆「国性爺合戦」は近松門左衛門(1653‐1724)が円熟の境に入った63歳の作.その取題の奇と行文の妙とをもって当時の民衆に迎えられ,足掛け3年越しの長期興行を記録した.この作品はスケールの大きい時代物で,世話物的要素を多量に含み,人情の表現に無理のない流暢の筆を以て書かれている.「鑓の権三」は世話物中の逸品で,義理や名誉の苦しい立場は当時人びとがいたく同情し喝采をおくった. |
初庫070103ib |
近松門左衛門/和田萬吉校訂 |
曾我會稽山(曽我会稽山)・紙屋治兵衛 紀の國屋小春 心中天の網島 |
岩波文庫(創刊版)81、菊判半截、94p.(カバーなし) |
1927(昭和2)初版☆創刊本☆、良、背ヤケ、ヤケ、シミ |
緒言校訂者 |
2,000 |
初庫061129ib |
1927(昭和2)再版、良、背ヤケ、ヤケ、シミ |
1,000 |
初庫070802ib |
1939(昭和14),5刷、良下、背大ヤケ(判読不能)、破れ・裂け、ヤケ、シミ |
800 |
初庫061102ib |
近松門左衛門/藤村作校訂 |
女殺油地獄・出世景清 |
岩波文庫(創刊版)1729、菊判半截、112p.(カバーなし) |
1938(昭和13)初版、良、背ヤケ、ヤケ、シミ |
解説 |
1,200 |
|
☆「女殺油地獄」は巣林子69歳の作.市井の一無頼河内屋与兵衛と,彼を囲繞する旧き大坂商家の厳しい家族制度と主従関係の陰影深き世界とを,みごとな写実をもって描出し,とりわけ継父と実母が互いに隠れて吾子への愛を運ぶ節句の前夜の情景は正に神韻あふるる趣がある.「出世景清」は竹本座に書下した最初の新作として重要である. |
初庫070103ib |
近松門左衛門/近藤忠義校訂 |
曾根崎心中・用明天皇職人鑑 |
岩波文庫(創刊版)1219、菊判半截、144p.(カバーなし) |
1935(昭和10)初版、良上、経年変化 |
凡例、附録浄瑠璃評註「難波土産」発端、解説 |
1,000 |
初庫070802ib |
岩波文庫1219、144p.(カバーなし) |
1947(昭和22),4刷、良下、背ヤケ(判読困難)、傍線、大ヤケ、シミ |
800 |
初庫060719mb |
近松門左衛門/祐田善雄校注 |
曾根崎心中・冥土の飛脚 他五篇 |
岩波文庫黄211-1、384p. |
1988,14刷、良上、薄ヤケ |
凡例、補注、近松の生涯祐田善雄、近松世話浄瑠璃の起点井口洋、あとがき野間光辰 |
300 |
|
☆大坂は曽根崎の森で実際にあった心中事件に材を取った「曽根崎心中」、数々の名文句でも知られる梅川・忠兵衛の「冥途の飛脚」のほか、「卯月紅葉」「堀川波鼓」「心中重井筒」「丹波与作待夜の小室節」「心中万年草」と近松世話浄瑠璃中の傑作7篇を収めた。いずれも舞台の動きが充分に理解できるよう脚注等に工夫がこらされている。 |
初庫060821ib |
辻善之助 |
田沼時代 |
岩波文庫青148-1、358p.(カバーなし)、帯 |
1980初版、良、ヤケ |
例言、岩波文庫編入に際して辻達也、解説佐々木潤之介 |
800 |
初庫081030ib |
辻善之助 |
田沼時代 |
岩波文庫青148-1、358p.(カバーなし)、帯 |
1980,2刷、良上、薄ヤケ |
例言、岩波文庫編入に際して辻達也、解説佐々木潤之介 |
500 |
|
☆老中田沼意次が賄賂政治を行った腐敗時代.これが世間にまたアカデミズムに通用していた常識であった.だが著者は,一九一五年早くも,時代の趨勢が一政治家によって変るものではないといい,この時期に民権が発達し因習が否定され開国思想が培われたと指摘する.戦後,近世史研究の起点ともなった書. |
初庫060621ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(二)貴族文学の時代(承前) |
岩波文庫青140-2、274+12p.(カバーなし)、帯 |
1978,4刷、良、経年変化 |
貴族文学の時代索引 |
300 |
初庫060621ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(三)武士文学の時代 |
岩波文庫青140-3、290p.、パラフィンカバー、帯 |
1977初版、良、ヤケ |
凡例(栗田直躬)、例言 |
500 |
初庫060621ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(四)武士文学の時代(承前) |
岩波文庫青140-4、308p.、パラフィンカバー、帯 |
1977初版、良、ヤケ |
武士文学の時代索引 |
500 |
初庫081030ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(一)貴族文学の時代 |
岩波文庫青140-1、290p.(カバーなし)、帯 |
1982,6刷、良、ヤケ強 |
凡例(栗田直躬) |
分売不可(300) |
初庫081030ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(二)貴族文学の時代(承前) |
岩波文庫青140-2、274+12p.(カバーなし)、帯 |
1981,5刷、良、ヤケ強 |
貴族文学の時代索引 |
分売不可(300) |
初庫081030ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(三)武士文学の時代 |
岩波文庫青140-3、290p.(カバーなし)、帯 |
1981,4刷、良、ヤケ強 |
凡例(栗田直躬)、例言 |
分売不可(400) |
初庫081030ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(四)武士文学の時代(承前) |
岩波文庫青140-4、295+13p.(カバーなし)、帯 |
1983,4刷、良、ヤケ強 |
武士文学の時代索引 |
分売不可(400) |
初庫081030ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(五)平民文学の時代 上 |
岩波文庫青140-5、264p.(カバーなし)、帯 |
1978,3刷、良、ヤケ強 |
凡例(栗田直躬)、例言 |
分売不可(500) |
初庫081030ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(六)平民文学の時代 上(承前) |
岩波文庫青140-6、384+16p.(カバーなし)、帯 |
1980,3刷、良、ヤケ強 |
平民文学の時代上索引 |
分売不可(500) |
初庫081030ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(七)平民文学の時代 中 |
岩波文庫青140-7、406p.(カバーなし)、帯 |
1978,2刷、良、ヤケ強 |
凡例(栗田直躬)、例言 |
分売不可(600) |
初庫081030ib |
津田左右吉 |
文学に現はれたる我が国民思想の研究(八)平民文学の時代 中(承前) |
岩波文庫青140-8、386+14p.(カバーなし)、帯 |
1983,3刷、良、ヤケ強 |
解説、主要著書一覧、略年譜、平民文学の時代中索引 |
分売不可(600) |
初庫081030ib |
□津田左右吉 文学に現はれたる我が国民思想の研究全8巻揃い 岩波文庫 |
3,600 |
|
☆文学の歴史を通じ我が国国民思想の流れとその展開の全体像をとらえようとする雄大な試みで,津田(1873‐1961)史学の主脈のひとつ.個々の事象をただ平板に羅列記述するありきたりの文学史とは根本的に異なり,国民実生活の状態とその心的側面たる文学が互いにどう関わり合いつつ生成発展してゆくかをダイナミックに記述.初版本による. |
|
土井晩翠 |
晩翠詩抄 岩波文庫649-650 |
初庫070802ib |
(綱島梁川/)安倍能成編 |
綱島梁川集 |
岩波文庫(創刊版)102-103、菊判半截、222p.(カバーなし) |
1930(昭和5)再版、良下、表紙劣化、背地傷み・ヤケ、書込、ヤケ、シミ |
解説編者 |
500 |
売切081126ib |
1935(昭和10),6刷、良下、背地傷み・ヤケ、ヤケ、シミ |
500 |
初庫060827ib |
1940(昭和15),12刷、良下、表紙イタミ、ヤケ、シミ、表4シール痕 |
500 |
|
☆明治37‐38年の日露戦争ののち,日本思想界は甚だしい混乱に陥り,若い人びとの煩悶は痛烈をきわめた.その中にあって綱島梁川(1873‐1907)は実に暗夜の灯台であった.その見識と学問とをもっぱら文筆に托し,文芸に美術に,倫理に教育に,哲学に宗教に,その歿日にいたるまで彼は筆を執った.本書は「病間録」「回光録」「病窓雑筆」の中より27篇を選んだ. |
初庫060430kb |
坪内逍遥 |
當世書生氣質(当世書生気質) |
岩波文庫1475-1475a、290p.(カバーなし) |
1957,18刷、良、背ヤケ、蔵書印、傍線、大ヤケ |
解題柳田泉、附録寄文(正続) |
300 |
|
☆学生小町田粲爾と芸妓田の次とのロマンス,吉原の遊廓,牛鍋屋――明治10年代の東京の学生生活と社会風俗を描いた日本近代文学の先駆的作品.坪内逍遥(1859-1935)は勧善懲悪を排して写実主義を提唱した文学理論書『小説神髄』とその具体化としての本書を著し,明治新文学に多大な影響を与えた. |
初庫060520fb |
鶴屋南北/河竹繁俊校訂 |
東海道四谷怪談 |
岩波文庫黄213-1、349p.、パラフィンカバー、帯 |
1976,8刷、良、経年変化 |
口絵2p.、凡例、語釈、解説 |
300 |
|
☆「お岩様」の怪談として人に知られている四谷怪談は,「怪談もの」の傑作であるばかりでなく,歌舞伎脚本史上に「生世話物」の分野を確立した南北一代の名作である.その作劇法の縦横の駆使と大胆な描写はまさに驚くべきものがあり,特に《地獄宿の場》《隠亡堀》など奇趣,陰惨を極めている.本書は新発見の原作本から校訂した. |
|
手島堵庵 |
手島堵庵心學集(手島堵庵心学集) 岩波文庫(創刊版) |
初庫060621ib |
鐵眼禪師 |
鐵眼禪師假字法語(鉄眼禅師仮字法語) 附遺文 岩波文庫 |
初庫061102ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(一) |
岩波文庫3555-3558、374p.(カバーなし) |
1949,3刷、良下、背ヤケ、大ヤケ、シミ |
後語編者 |
500 |
初庫060503ib |
岩波文庫3555-3557、306p.(カバーなし)、帯緑9 |
1964,30刷、良、ヤケ、シミ |
注、後語編者 |
500 |
初庫070103ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(二) |
岩波文庫3558-3560、316p.、パラフィンカバー、帯緑10 |
1967,改版27刷、良、ヤケ、シミ |
注 |
500 |
初庫070103ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(三) |
岩波文庫3561-3563、332p.、パラフィンカバー、帯緑10 |
1967,改版25刷、良、ヤケ、シミ |
注 |
500 |
初庫070103ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(四) |
岩波文庫緑37-4、308p.、カバー |
1987,改版69刷、良上、経年変化 |
注 |
300 |
初庫070103ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(五) |
岩波文庫緑37-5、310p.、カバー |
1988改版49刷、優 |
注 |
300 |
初庫070103ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(一) |
岩波文庫3555-3557、306p.、パラフィンカバー、帯緑9 |
1967,改版34刷、可、扉1/4断失、ヤケ、シミ |
注、後語編者 |
分売不可(300) |
初庫070106ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(二) |
岩波文庫3558-3560、316p.(カバーなし) |
1973,改版33刷、良、扉他蔵書印、大ヤケ |
注 |
分売不可(300) |
初庫070106ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(三) |
岩波文庫3561-3563、332p.(カバーなし) |
1972,改版30刷、良、扉他蔵書印、大ヤケ |
注 |
分売不可(400) |
初庫070106ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(四) |
岩波文庫3564-3566、308p.(カバーなし) |
1972,改版30刷、良、扉他蔵書印、ヤケ強 |
注 |
分売不可(400) |
初庫070106ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(五) |
岩波文庫3567-3569、310p.(カバーなし) |
1970,改版29刷、良、扉他蔵書印、ヤケ強、ヨレ |
注 |
分売不可(400) |
初庫070106ib |
□寺田寅彦/小宮豊隆編 寺田寅彦随筆集全5巻揃い 岩波文庫 |
1,800 |
初庫081030ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(一) |
岩波文庫緑37-1、306p.(カバーなし)、帯 |
1979,改版49刷、良、ヤケ |
注、後語編者 |
分売不可(300) |
初庫081030ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(二) |
岩波文庫緑37-2、316p.(カバーなし)、帯 |
1979,改版41刷、良、ヤケ、折れ |
注 |
分売不可(300) |
初庫081030ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(三) |
岩波文庫緑37-3、332p.(カバーなし)、帯 |
1979,改版37刷、良、ヤケ |
注 |
分売不可(400) |
初庫081030ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(四) |
岩波文庫緑37-4、308p.(カバーなし)、帯 |
1978,改版37刷、良、ヤケ |
注 |
分売不可(400) |
初庫081030ib |
寺田寅彦/小宮豊隆編 |
寺田寅彦随筆集(五) |
岩波文庫緑37-5、310p.(カバーなし)、帯 |
1978,改版38刷、良、ヤケ |
注 |
分売不可(400) |
初庫081030ib |
□寺田寅彦/小宮豊隆編 寺田寅彦随筆集全5巻揃い 岩波文庫 |
1,800 |
|
☆寺田寅彦(一八七八―一九三五)の随筆は芸術感覚と科学精神との希有な結合から生まれ,それらがみごとな調和をたもっている.しかも主題が人生であれ自然であれ,その語りくちからはいつも温い人間味が伝わって来る.二十代から最晩年の五十代後半まで書きつがれた数多の随筆から珠玉の百十余篇を選んでこれを五巻に編んだ. |
初庫081030ib |
東京日日新聞社会部編 |
戊辰物語(五十年前、維新前後併収) |
岩波文庫青431-1、292p.(カバーなし)、帯 |
1983初版、良上、薄ヤケ |
戊辰物語談話者の略歴、解説「『戊辰物語』のおもしろさ」佐藤忠男 |
500 |
初庫060909ib |
岩波文庫青431-1、292p.、パラフィンカバー、帯 |
1983,2刷、良、経年変化、カバー傷み、袖テープ |
300 |
|
☆明治維新の動乱を経験した故老の回顧談により,当時の庶民感情,時代の気分が縦横自在に語られた生きた維新の側面史.戊辰戦争から六十年目の昭和三年正月,『東京日日新聞』に連載された表題作に,「五十年前」「維新前後」を加えた本書は,敗者の側から見た維新の記録としても貴重なもの.図版を多数収録. (解説 佐藤忠男) |
|
道元 |
岩波文庫 道元作品 |
初庫070103ib |
徳田秋聲(徳田秋声) |
爛 |
岩波文庫(創刊版)2199-2200、菊判半截、188p.(カバーなし) |
1940(昭和15),2刷、良、表紙イタミ、背ヤケ、扉蔵書印・数字印、ヤケ強、シミ |
あとがき著者 |
1,000 |
売切110929ib |
徳田秋聲(徳田秋声) |
足迹(あしあと) |
岩波文庫2511-2512、240p.(カバーなし) |
1941(昭和16),2刷、良下、表紙折れ、ヤケ強、シミ |
あとがき著者 |
500 |
|
☆著者の初期を代表する長篇小説。当時の市民階級の典型ともいうべき一女性を中心として、多難なる世路に転々しつつ、ついに敗戦に終わる一家の歴史を淡々とした筆致で描出したもので、その純粋な客観描写の技法において、つとに日本自然主義の完成者としての作者の地位を決定した重要作品である。 |
初庫060719mb |
徳富蘇峰 |
吉田松陰 |
岩波文庫青154-1、285p.、パラフィンカバー、帯 |
1982,3刷、良、薄ヤケ |
凡例、緒言、吉田松陰年譜、付録吉田松陰演説草稿、解説植手通有 |
300 |
|
☆明治の元勲はすでに位高く志満ちて意欲を失い、今や維新の大業はなかば荒廃したという切実な認識から、では現状をいかに打破するかの精神的課題を、松陰像に結晶させた徳富蘇峰(1863-1957)。その若々しい筆致は、本書を傑出した史論・人物論たらしめている。明治26年版を底本にし、読みやすさに意を用いた。 |
初庫070301ib |
徳冨蘆花 |
自然と人生 |
岩波文庫(創刊版)881-882、菊判半截、260p.(カバーなし) |
1936(昭和11),7刷、可、背傷み、表紙加印・記名、扉蔵書印、加印、ヤケ、シミ |
口絵5葉、「自然と人生」岩波文庫版について |
500 |
初庫071023ib |
1938(昭和13),10刷、良下、表紙劣化、ヤケ、シミ、ヨレ |
500 |
初庫060503ib |
岩波文庫(創刊版)881-882、菊判半截、260p.、「削除濟」シール(カバーなし) |
1940(昭和15),12刷、良下、ヤケ、シミ |
500 |
初庫060503ib |
岩波文庫881-882a、260p.(カバーなし) |
1950,21刷、良下、扉押印、ヤケ、シミ |
300 |
初庫060821ib |
岩波文庫881-882、255p.(カバーなし) |
1972改版50刷、良、ヤケ強 |
口絵5葉、「自然と人生」岩波文庫版について、解説荒正人 |
300 |
|
☆「自然を主(あるじ)とし,人間を客とせる,小品の記文,短篇の小説」を集めたと作者が言っているように,『自然と人生』(一九○○年刊)は自然をテーマとする散文詩ふうの随筆八七篇,小説一篇,論説文一篇から成る.漢語・漢文脈をみずみずしく駆使したこれらの名文は広く愛好されて一時代の文章の手本とされた. |
初庫070103ib |
徳富盧花 |
小説 不如帰 |
岩波文庫(創刊版)1712-1713、菊判半截、276p.(カバーなし) |
1938(昭和13)初版、良、扉加印、ヤケ |
口絵、第百版不如帰の巻首に著者、「岩波文庫『不如帰』あとがき」徳富愛子(著者夫人) |
800 |
初庫081030ib |
岩波文庫緑15-1、230p.(カバーなし)、帯 |
1982改版46刷、良上、ヤケ |
500 |
初庫070806fb |
岩波文庫緑15-1、230p.、パラフィンカバー、帯 |
1982改版46刷、良、ヤケ |
500 |
|
☆日清戦争の時代,家族制度のしがらみと結核にさいなまれる浪子と武男の哀切きわまりない物語としてあまりにも有名なこの小説は,数多くの演劇・映画の原作ともなって,今日なお読みつがれている名作.大山巌元帥の娘信子の哀話をもとに,明治三一―三二年,『国民新聞』に連載され,当時空前の反響をよんだ蘆花(一八六八―一九二七)の出世作. |
売切070809ib |
徳冨健次郎(蘆花) |
黒い眼と茶色の目 |
岩波文庫1937-1938a、264p.(カバーなし)、帯緑141 |
1959,13刷、良下、扉加印、ヤケ、シミ |
あとがき徳富愛子(著者夫人) |
500 |
|
☆愛の作家蘆花が青春のひととき京都同志社の学窓にあって経験した苦恋の経緯を純朴な情熱を傾けて描いた自伝的小説.作者の言葉によればこの苦恋こそは彼を人生の裏小路へ追い込んでしまった事件で,その意味において,「思い出の記」とならんで偉大なる魂の発展史上のもっとも重要な1章をなすものである.大正3年刊. |
|
戸坂潤 |
日本イデオロギー論 岩波文庫 |
初庫060504ib |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓讀 日本書紀(上) |
岩波文庫(創刊版)200、菊判半截、102p.(カバーなし) |
1932(昭和7),4刷、良、背イタミ、書込、シミ |
緒言、註解 |
500 |
初庫061009ib |
1940(昭和15),14刷、良、表紙針穴、褪せ・シワ、シミ |
500 |
初庫060504ib |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓讀 日本書紀(中) |
岩波文庫(創刊版)201-203、菊判半截、309p.(カバーなし) |
1931(昭和6)初版、良、背イタミ、書込、押印・ゴム印、シミ |
|
800 |
初庫060504ib |
岩波文庫201-203、309p.(カバーなし) |
1943(昭和18),12刷、良、背ヤケ、扉押印 |
500 |
初庫060504ib |
1943(昭和18),13刷、良、表紙汚れ、背ヤケ・地イタミ、ヤケ、シミ |
500 |
初庫061226ib |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓讀 日本書紀(上) |
岩波文庫(創刊版)200、菊判半截、102p.(カバーなし) |
1939(昭和14),13刷、良、背イタミ、ヤケ、シミ |
緒言、註解 |
分売不可(500) |
初庫060504ib |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓讀 日本書紀(中) |
岩波文庫(創刊版)201-203、菊判半截、309p.(カバーなし) |
1938(昭和13),7刷、良下、表紙劣化、ヤケ、シミ |
|
分売不可(500) |
初庫061226ib |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓讀 日本書紀(下) |
岩波文庫(創刊版)204-206、菊判半截、341p.(カバーなし) |
1940(昭和15),9刷、良下、表紙汚れ、背イタミ、扉圧痕、虫食、ヤケ、シミ |
註解 |
分売不可(500) |
初庫061226ib |
□舎人親王 訓読日本書紀上中下全3巻揃い 岩波文庫(創刊版) |
1,500 |
初庫060504ib |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓讀 日本書紀(上) |
岩波文庫3170-3171、150p.(カバーなし) |
1943(昭和18),2刷、良下、大ヤケ、シミ |
緒言、註解 |
分売不可(500) |
初庫061226ib |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓讀 日本書紀(中) |
岩波文庫201-203、309p.(カバーなし) |
1943(昭和18),13刷、良、経年変化 |
|
分売不可(500) |
初庫060504ib |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓讀 日本書紀(下) |
岩波文庫204-206a、450p.(カバーなし) |
1944(昭和19)初版、良、ヤケ、シミ |
註解、改訂の後に |
分売不可(500) |
初庫061226ib |
□舎人親王 訓読日本書紀上中下全3巻揃い 岩波文庫 |
1,500 |
初庫060216mb |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓読 日本書紀(上) |
岩波文庫黄4-1、150p.、パラフィンカバー、帯 |
1987改版19刷、優、カバー傷み |
緒言、註解 |
分売不可(300) |
初庫060216mb |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓読 日本書紀(中) |
岩波文庫黄4-2、309p.、パラフィンカバー、帯 |
1987改版19刷、優 |
註解 |
分売不可(300) |
初庫060216mb |
舎人親王/黒板勝美編 |
訓読 日本書紀(下) |
岩波文庫黄4-3、450p.、パラフィンカバー、帯 |
1987改版13刷、良上、経年変化 |
註解、改訂の後に |
分売不可(300) |
初庫060216mb |
□舎人親王 訓読日本書紀上中下全3巻揃い 岩波文庫 |
900 |
|
☆「古に天地未だ剖れず,陰陽分れざりしとき……」.養老四(七二〇)年に舎人親王らの撰で,完成したわが国最古の正史『日本書紀』は,朝廷に伝わった神話・伝説・記録などを記述した編年体の史書「巻第一 神代上」から「巻第三十 持統天皇」まで全三十巻. |
重庫140128ib |
富田高慶述/佐々井信太郎校訂 |
報徳記 |
岩波文庫(創刊版)911-912、菊判半截、252p.(カバーなし)、帯青3073 |
1939(昭和14),8刷、良下、表3記名、ヤケ、シミ |
刊行の由来佐々井信太郎、例言富田高慶、跋西郷従道、略譜、年表 |
1,000 |
|
☆本書は,日本が生んだすぐれた哲人であり経世家である二宮尊徳翁の生涯の伝記である.著者は翁の門下にあること18年,翁を理解すること最も深き富田高慶(1814‐1890)である.翁の体験が,――事業が直ちに指導原理であり,指導原理が直ちに事業であった翁の体験が,全篇の上に如実に力強く具現されているのは故なきことではない. |