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InterBook絶版七つ森
4InterBook絶版岩波文庫の森

『岩波文庫』絶版の森(5)

国内著編者:な、、ぬ、

岩波文庫(5) 岩波書店1927昭和2年創刊
在庫状況 著訳編者 表題 出版社/判型/体様 発行年/版/状態 構成/備考 価格(円)
初庫070210ib 中勘助 銀の匙 岩波文庫(創刊版)1250-1251、菊判半截、212p.(カバーなし) 1937(昭和12),4刷、良下、背ヤケ・イタミ、ヤケ、シミ 解説和辻哲郎 500
初庫060621ib 岩波文庫1250-1251、212p.(カバーなし) 1951,17刷、可、ヤケ、シミ、ヨレ 100
初庫070104ib 岩波文庫1250-1251、212p.、パラフィンカバー、帯緑17 1970改版47刷、良、ヤケ 300
初庫081030ib 岩波文庫緑51-1、194p.(カバーなし)、帯 1984,改版63刷、優 注、解説和辻哲郎 100
初庫060216mb 岩波文庫緑51-1、194p.、カバー 1987,改版75刷、優 100
初庫060808ib 岩波文庫緑51-1、194p.、裸本 1993改版100刷、良、薄ヤケ 100
☆なかなか開かなかった古い茶箪笥の抽匣から見つけた銀の匙。伯母さんの限りない愛情に包まれて過ごした少年時代の思い出を、中勘助(一八八五‐一九六五)が自伝風に綴ったこの作品には、子ども自身の感情世界が素直に描きだされている。
初庫070212ib 中勘助 鳥の物語 岩波文庫緑51-2、386p.、パラフィンカバー、帯 1983初版、優 あとがき、解説河盛好蔵 800
初庫081030ib 岩波文庫緑51-2、386p.(カバーなし)、帯 1983,2刷、優 500
売切080628ib 岩波文庫緑51-2、386p.、カバー 1987,8刷、優 300
初庫070218ib 1990,15刷、優 300
初庫070218ib 1995,24刷、優、扉・奥付スタンプ 300
☆雁,鳩,鶴,ひばり,……十二羽の鳥が王の御前に出ては語りだすとっておきの物語.中国・日本の説話や聖書などから題材を得て書きつがれたこの大人のための童話集は,いずれも天衣無縫,珠のように美しく磨きぬかれた作品であり,味わい深い哀愁と高い品格がただよう.作者自身がもっとも愛した短篇集.
売切070205ib 中勘助 犬 他一篇(島守) 岩波文庫緑51-4、134p.(カバーなし)、帯 1985初版、良上、経年変化 解説富岡多恵子 800
☆回教徒軍の若い隊長に思いをよせる女の告白をきき、嫉妬と欲望に狂い悶えるバラモン僧は、呪法の力で女と己れを犬に化身させ、肉欲妄執の世界におぼれこむ。ユニークな設定を通し、人間の愛欲のもつ醜悪さを痛烈にえぐり出した異色作「犬」に、随筆「島守」を併収。著者入朱本に拠り伏字を埋めた。
売切070205ib 中勘助/渡辺外喜三郎編 中勘助随筆集 岩波文庫緑51-6、264p.、パラフィンカバー、帯緑17 1985初版、優 解説、年譜、初出一覧 800
売切080628ib 岩波文庫緑51-6、264p.、カバー、帯(一括重版)、売上カード 2002,18刷、優 500
☆『銀の匙』で漱石に認められて世に出た中勘助は,つねに文壇の外にあって時流をこえた独自の文学をきずいていった.「詩をつくることより詩を生活することに忙しかった」というその生涯の営みをそのままに物語るのが,日記体で綴られた数々の随筆作品である.「妹の死」「夏目先生と私」「母の死」など十一篇を精選.
初庫060504ib 那珂通世/和田清譯 支那通史(上) 岩波文庫(創刊版)1756-1758、菊判半截、310p.(カバーなし) 1938(昭和13)初版、良下、扉書込、ヤケ、シミ 序訳者、凡例、附録(歴朝興亡禅代図、三代世系、斉晋及び七国世系、秦漢三国世系) 500
初庫060504ib 岩波文庫1756-1758、310p.(カバーなし) 1949(昭和24)6刷、良下、大ヤケ、シミ 300
初庫081030ib 那珂通世/和田清訳 岩波文庫青418、310p.(カバーなし)、帯 1973,11刷、良、ヤケ 300
初庫060504ib 那珂通世/和田清譯 中國通史(中国通史)(下) 岩波文庫1761-1761b、280p.(カバーなし) 1949(昭和24)3刷、良下、大ヤケ、シミ 附録(五代列国世系、宋遼金夏世系、宋儒伝授図、文廟従配沿革表、宋遼金職官沿革表、宋百官品秩表)、総索引 300
初庫070106ib 那珂通世/和田清訳 支那通史(下) 岩波文庫1761-1761b、280p.、パラフィンカバー、帯青420 1967,4刷、良、ヤケ 500
初庫060821ib 岩波文庫1761-1761b、280p.(カバーなし)、帯青420 1968,5刷、良、ヤケ、ヨレ 300
☆明治中期,時代の要請に応え,碩学那珂博士(1851‐1908)が,半生の研究成果を注いだ名著(漢文)の翻訳である.博士が本書の著述によって元代にいたり,「元史」のずさんを嘆いて元代史研究の専門家になったのは有名な話である.本書はしたがってその記述を宋代にとどめているが,わが国近代史学初のシナ通史として,いまなおその名著たるを謳われている.
初庫060808ib 永井荷風 おかめ笹 岩波文庫(創刊版)1621-1622、菊判半截、208p.(カバーなし) 1938(昭和13),3刷、良下、表紙劣化、解説頁裂け、ヤケ、シミ 解説佐藤春夫 500
☆一切の抒情性を排し色欲と金銭欲にこり固った画家、元知事一家の醜猥さを滑稽小説に仕立てた特異な作品。
重庫120205ib 永井荷風 雪解 他六篇 岩波文庫(創刊版)1880、菊判半截、124p.、パラフィンカバー、帯緑1120 1939(昭和14),2刷、良、扉・目録ムラヤケ あとがき平井程一 800
☆収録作品:雪解、藝者の母、寝顔、カッフェー一夕話、かたおもひ、あぢさゐ、榎物語
初庫060430kb 永井荷風 すみだ川 他三篇 岩波文庫5475、132p.(カバーなし) 1962,8刷、良、背ヤケ、ヤケ強 解説久保田万太郎 300
☆収録作品:すみだ川、牡丹の客、見果てぬ夢、祝盃☆母を常磐津の師匠に、伯父を俳諧の宗匠に特つ中学生長吉の、いまは芸妓になった幼馴染お糸への恋心を、詩情豊かに描いた『すみだ川』。また花柳界に遊んだ作者が、この世界の裏面をつぶさに見聞しみずからも味わった痛切な体験を、それぞれ独立した小篇を加えて1冊とした。
初庫070104ib 永井荷風 花火・雨瀟瀟 他二篇(二人妻、夜の車) 岩波文庫5652、207p.(カバーなし)、帯緑331 1956初版、良、ヤケ強、シミ 解説奥野信太郎 500
☆幸徳秋水の事件を回想した「花火」は,荷風の作家態度を知る上に貴重なものであり,近来の荷風研究の第一の基点となっている.新時代に反撥し,崩れゆく江戸文化にあこがれる作者の精神的葛藤をしのばせる「雨瀟瀟」,さらに二人の人妻の生態を描いた「二人妻」や,タクシー運転手が客を私娼窟へと案内する物語「夜の車」を収める.
中江篤介(兆民) 一年有半・續一年有半(続一年有半) 岩波文庫(創刊版)1271
初庫061129ib 中江篤介(兆民)/嘉治隆一編校 兆民選集 岩波文庫1283-1284、318p.(カバーなし) 1947(昭和22),4刷、良、表紙ヤケ、ヤケ強、シミ 口絵、編校者序言 500
初庫070104ib 岩波文庫1283-1284a、318p.(カバーなし)、帯青181 1962,7刷、良下、表紙裂け・折れ、背ヤケ、ヤケ強、シミ、目録シール痕穴 500
☆民権運動の師である兆民が明治14年より31年にかけて「東洋自由新聞」「政理叢談」「国民之友」「東雲新聞」「自由新聞」「民権新聞」「自由平等経綸」「百零一」等に執筆した論説を選集したもの。
初庫060821ib 中江兆民/桑原武夫・島田虔次訳・校注 三酔人経綸問答 岩波文庫6773-6775、266p.(カバーなし)、帯青385 1971,7刷、良下、蔵書印・加印・書込、大ヤケ、シミ 訳者はしがき、注、解説 100
初庫060719mb 岩波文庫青110-1、268p.、カバー 1983,22刷、良上、ヤケ 100
☆一度酔えば、即ち政治を論じ哲学を論じて止まるところを知らぬ南海先生のもとに、ある日洋学紳士、豪傑君という二人の客が訪れた。次第に酔を発した三人は、談論風発、大いに天下の趨勢を論じる。日本における民主主義の可能性を追求した本書は、民権運動の現実に鍛え抜かれた強靱な思想の所産であり、兆民第一の傑作である。現代語訳と詳細な注を付す。
中江藤樹 鑑草(かゞみくさ) 附春風・陰口 岩波文庫(創刊版)
中澤道二 校訂道二翁道話 岩波文庫
初庫081030ib 中田薫 徳川時代の文学に見えたる私法 岩波文庫青163-1、257+13p.(カバーなし)、帯 1984,2刷、優 凡例、本編引用徳川時代文学書目、注・解説、索引・江戸時代年表 300
☆法制史のパイオニアである著者(一八七七―一九六七)が,元服・養子・婚姻・家借・手附・離婚・相続・遺言等の江戸時代の私法二四項目を,近松の世話浄瑠璃や西鶴の浮世草子等に材をとって簡潔に説明した名著.宮武外骨が収録した木版画二八葉が当時の民俗世態を彷彿させる.巻末に文学書目一覧・索引を付す.
長塚節 長塚節歌集 岩波文庫923-924
初庫060808ib 長塚節 土(上) 岩波文庫3842-3843、220p.(カバーなし)、帯緑32 1966,26刷、良、表紙劣化、ヤケ 「『土』について」夏目漱石 100
☆主人公勘次とその娘おつぎを中心に明治後半期における貧農の生活を描いた長篇。今日では想像を絶する農民の窮乏と、貧しさゆえに歪められた悲しい人間の姿が如実に写し出される。封建的地主の支配下にあった農民への深い人間的共感をもって書かれたこの作品は、日本農民文学史上の傑作である。
中野重治自選 中野重治詩集 岩波文庫5610
中野逍遥 譯文逍遥遺稿(訳文逍遥遺稿) 附原文 岩波文庫(創刊版)552-553
中原中也/大岡昇平編 中原中也詩集 岩波文庫緑97-1
中村憲吉 中村憲吉歌集 岩波文庫(創刊版)2623-2624
初庫061102ib 長與善郎(長与善郎) 青銅の基督 岩波文庫215、122p.(カバーなし) 1951,7刷、良、ヤケ強、シミ、折れ 後記著者 300
☆切支丹宗徒迫害が苛酷をきわめた時代の長崎の物語.年若い南蛮鋳物師が役人の要請で踏絵用のキリスト像を造るが,余りにも気高さをもつ出来栄えであったため悲劇を招く.遊里に親しむような若者にそれほどの傑作を生ませたものは何か.主人公,殉教の信徒,遊女などを通じて,張りつめた人間の精神がもつ美しさを明快に描く.
初庫061011ib 長與善郎(長与善郎) 陸奥直次郎 岩波文庫234、112p.、パラフィンカバー、帯緑77 1950,3刷、良、ヤケ強、シミ   300
売切070312ib 長與善郎(長与善郎) 竹澤先生と云ふ人(竹沢先生という人) 岩波文庫(創刊版)2695-2698、菊判半截、403p.(カバーなし) 1941(昭和16)初版、良、扉加印、裏表紙シール痕、ヤケ、シミ 自序、解説斎藤茂吉、著書及研究書 1,000
重庫081030ib 長与善郎 竹沢先生という人 岩波文庫緑61-2、394p.(カバーなし)、帯 1979,改版25刷、良上、ヤケ 自序、付、注、解説稲垣達郎 800
☆竹沢先生という地位も財産もなくしかも悠然として美しい生活を送る高雅な人物への回想というスタイルで,作者(一八八八‐一九六一)の人生観,世界観等が率直に語られた思想的エッセイともよぶベき長篇小説.平凡な日常生活の描写の中に常に真実なるものを追求してやまない作者の風貌がよく示された.白樺派文学の代表作.
初庫070106ib 長與善郎(長与善郎) 項羽と劉邦 岩波文庫4253-4254、191p.(カバーなし) 1959,9刷、可、背傷み、折れ・シワ、ヤケ強 後書き 300
☆項羽と,すべての意味において彼の対抗者である劉邦とを中心に,項羽の妻虞美人,項羽を父の仇とねらう殷桃娘,彼らの間をこうもりのように飛び歩く奸侫の男鐘離眛,これらの人々によって描き出される戦国相剋の姿は,力強い筆致により血と肉を与えられ,みごとに再現された.歴史的人物を借り作者(1888‐1961)の思想を吐露した力作.大正5年刊行.
売切121010ib 夏目漱石 こゝろ(こころ) 岩波文庫8-9a、296p.(カバーなし) 1941(昭和16),23刷改版、可、背傷み、蔵書印、ヤケ強、シミ 解説小宮豊隆 500
☆この小説の主人公である「先生」は,かつて親友を裏切って死に追いやった過去を背負い,罪の意識にさいなまれつつ,まるで生命をひきずるようにして生きている.と,そこへ明治天皇が亡くなり,後をおって乃木大将が殉死するという事件がおこった.「先生」もまた死を決意する.だが,なぜ…….
売切121010ib 夏目漱石 道草 岩波文庫(創刊版)261-262、菊判半截、240p.(カバーなし) 1939(昭和14),8刷、良下、表紙劣化、扉加印・シール、巻末加印、ヤケ、シミ、折れ   500
☆『道草』は漱石唯一の自伝小説だとする見方はほぼ定説だといってよい.すなわち,『猫』執筆前後の漱石自身の実体験を「直接に,赤裸々に表現」したものだというのである.だが実体験がどういう過程で作品化されているかを追究してゆくと,この作品が私小説系統の文学とは全く質を異にしていることが分る.
売切121010ib 夏目漱石 草枕 岩波文庫(創刊版)538、菊判半截、158p.(カバーなし) 1932(昭和7),6刷、可、表紙虫食・傷み、背ヤケ、ヤケ、シミ   500
初庫061129ib 1938(昭和13),16刷、良下、背ヤケ、ヤケ、シミ 500
☆「しつこい,毒々しい,こせこせした,その上ずうずうしい,いやな奴」で埋まっている俗界を脱して非人情の世界に遊ぼうとする画工の物語.作者自身これを「閑文字」と評しているが果してそうか.主人公の行動や理論の悠長さとは裏腹に,これはどこを切っても漱石の熱い血が噴き出す体の作品なのである.
売切121010ib 夏目漱石 硝子戸の中 岩波文庫(創刊版)926、菊判半截、120p.(カバーなし) 1937(昭和12),6刷、良下、背ヤケ、ヤケ、シミ   500
☆自己を語ることに寡黙であった漱石が「自分以外にあまり関係のない詰らぬ」事を書くとことわって書いた連作エッセー.記憶の底に沈んでいる体験や回想に光をあてることで静謐にして一種不思議な明るさに充ちた表現世界を生み出している.この作品は『こころ』のあと『道草』の前という漱石の晩年に書かれた.
売切121010ib 夏目漱石 三四郎 岩波文庫(創刊版)1688-1689、菊判半截、292p.(カバーなし) 1939(昭和14),5刷、良下、背ヤケ、ヤケ、シミ、ヨレ 解説小宮豊隆 500
初庫060504ib 岩波文庫1688-1689a、298p.(カバーなし)、帯緑62 1966,37刷、良、扉押印、書込、ヤケ、シミ、折れ、クタビレ 300
初庫060504ib 1967,38刷、良、傍線、ヌレ、シミ、折れ 300
☆大学入学のために九州から上京した三四郎は東京の新しい空気のなかで世界と人生について一つ一つ経験を重ねながら成長してゆく.筋書だけをとり出せば『三四郎』は一見何の変哲もない教養小説と見えるが,卓越した小説の戦略家漱石は一筋縄では行かぬ小説的企みを実はたっぷりと仕掛けているのだ.
初庫061129ib 夏目漱石 それから 岩波文庫1706-1707、298p.(カバーなし) 1946(昭和21),6刷、可、表紙シミ・背ヤケ、ノドイタミ・巻末4p.外れ、大ヤケ、シミ 解説小宮豊隆 500
☆若き代助は義侠心から友人平岡に愛する三千代をゆずり自ら斡旋して二人を結びあわせたが,それは「自然」にもとる行為だった.それから三年,ついに代助は三千代との愛をつらぬこうと決意する.「自然」にはかなうが,しかし人の掟にそむくこの愛に生きることは二人が社会から追い放たれることを意味した.
売切121010ib 夏目漱石 二百十日・野分 岩波文庫(創刊版)2682-2684、菊判半截、298p.(カバーなし) 1941(昭和16)初版、可、表紙遊離・傷み、扉蔵書他印、ヤケ、シミ、折れ、ヨレ 解説小宮豊隆 1,200
☆「二百十日」は金権に対する批判を主題とし、しかもそこに漱石一流のユーモアと比類なきペーソスただよう好中篇。「野分」は同じ主題を敷衍展開して熱情的な社会的正義感の高揚を描く。ともに僧籍の社会批判の方向を示すものとして重要なる作品である。
初庫060323kb 夏目漱石 文學評論(文学評論) 岩波文庫(創刊版)2737-2740、菊判半截、474p.(カバーなし) 1941(昭和16)初版、良下、蔵書印、扉書込、ヤケ 解説小宮豊隆 1,000
☆此講義は余が在職中に作った儘、長く放ってあったのを、春陽堂の乞に応じて今度公にすることにした。 此講義の中に評論した作者は、皆当代の大家であるけれども、或は其一人々々に費やした頁の数があまり多過ぎはせぬかとの難もあるだらうと思ふ。然し自分の主意は単に是等の諸家を論ずるのではなくて、是等の諸家を通じて、余の文学上の卑見を述べる積なのだから其辺は読者に断って置きたい。(「序」より)
売切121010ib 夏目漱石 坑夫 岩波文庫3348-3350、316p.(カバーなし) 1943(昭和18)初版、良下、表紙汚れ・背ヤケ、ヤケ、シミ 解説小宮豊隆 500
売切090313ib 1952,3刷、良、ヤケ、シミ 300
初庫061031ib 1959,11刷、良、背ヤケ、ヤケ、シミ 300
☆明治四十年十一月、漱石の所へ、自分の身の上を小説に書いてくれないかと言って来た、青年があった。然し漱石は、そういふ事は自身に書くべきで、他人には到底書けるものではないといふ理由から、それを断った。その代り漱石は、その経験だけは何かの機会に利用する事があるかも知れないといふので、精しい話を聴いて、それを丹念に手帳に書きとめた。(「解説」より)
初庫061102ib 成島柳北/塩田良平校訂 柳橋新誌 岩波文庫(創刊版)2539、菊判半截、101p.(カバーなし) 1940(昭和15)初版良下、背イタミ、扉加印、ヤケ、シミ、折れ 凡例、台詞三渓菊池純・伴鴎酔漁、解題塩田良平 1,000
初庫070104ib 1940(昭和15)初版、良下、背イタミ、ヤケ、シミ、折れ 1,000
☆幕末から開化期にかけての柳橋の風俗を描いた成島柳北(1837‐1884)の漢文随筆集.もと三篇からなる.初篇は深川にとってかわり盛んになった柳橋の花街風俗を活写.二篇は短篇小説ふうの挿話をつなぎ合せた構成で花街という視角から幕末維新期の激動を巧みにとらえた傑作.三篇は序のみ伝えられ本文は散佚した.
南原繁 歌集形相 岩波文庫青167-1
初庫070104ib 西川如見/飯島忠夫・西川忠幸校訂 日本水土考・水土解辯(水土解弁)・増補華夷通商考 岩波文庫3384-3385a、196p.(カバーなし) 1944(昭和19)初版良下、背虫食、扉シール、大ヤケ、シミ 序、跋 1,000
☆西川如見(1648‐1724)は江戸時代中期の天文・地理学者で長崎の人.「日本水土考」と「水土解弁」の2著は,日本が美しい風土を持ち,地理的条件の相違によって他の諸国とはおのずから異なった優れた国柄であるゆえんを論じたもの.「増補華夷通商考」は,長崎にいて見聞した海外諸国の事情を,主として通商の関係から述べた地理書.
西田幾多郎 岩波文庫 西田幾多郎作品
西村茂樹 日本道徳論 岩波文庫
日蓮 日蓮上人文抄 岩波文庫(創刊版)
初庫070106ib 新渡戸稲造/矢内原忠雄訳 武士道 岩波文庫1795、148p.、パラフィンカバー、帯青412 1972,14刷、良下、表紙シワ、ヤケ、折れ 訳者序、人名索引および注 500
初庫081030ib 岩波文庫青118-1、160p.(カバーなし) 1979,改版22刷、良、ヤケ 訳者序、改版にあたって訳者、人名索引および注 300
初庫070104ib 岩波文庫青118-1、159p.、カバー 2000,改版66刷、優 100
☆「武士道はその表徴たる桜花と同じく,日本の土地に固有の花である」.こう述べる新渡戸(一八六二―一九三三)は,武士道の淵源・特質,民衆への感化を考察し,武士道がいかにして日本の精神的土壌に開花結実したかを説き明かす.「太平洋の懸橋」たらんと志した人にふさわしく,その論議は常に世界的コンテクストの中で展開される.
二宮尊徳 二宮翁夜話 岩波文庫
初庫081030ib 日本戦没学生記念会編 きけわだつみのこえ 日本戦没学生の手記 岩波文庫青157-1、388p.、カバー 1983,7刷、良、ヤケ 感想渡辺一夫、あとがき中村克郎、年表、略歴 200
初庫060821ib 日本戦没学生記念会編 きけわだつみのこえ 日本戦没学生の手記 岩波文庫青157-1、388p.、カバー 1983,7刷、良、ヤケ 感想渡辺一夫、あとがき中村克郎、年表、略歴 分売不可(200)
☆酷薄な状況の中で、最後まで鋭敏な魂と明晰な知性を失うまいと努め、祖国と愛するものの未来を憂いながら死んでいった学徒兵たち。1949年の刊行以来、無数の読者の心をとらえ続けてきた戦没学生たちの手記。
初庫060821ib 日本戦没学生記念会編 第二集 きけわだつみのこえ 日本戦没学生の手記 岩波文庫青157-2、398p.、カバー 1996,26刷、良上、経年変化 カバーカット本郷新「わだつみ」、あとがき平井啓之、略歴、地図 分売不可(300)
☆戦局が破滅的様相を呈し始めた1943年12月,学業を中断されて戦地に向かった学生たちが,死と直面しつつ思索を重ねて遺した手記.本書は63年に『戦没学生の遺書に見る 15年戦争』の表題で刊行されたもの(のち『第二集 きけ わだつみのこえ』と改題).長く読み継がれることを願い,学徒出陣60年を期して新たに校訂し直した新版.
初庫060821ib □日本戦没学生記念会編 きけわだつみのこえ 日本戦没学生の手記 一・二揃い 岩波文庫 500
初庫060505ib 根岸鎮衛/根岸守信編/柳田國男・尾崎恆雄校訂 耳袋(耳嚢)(上) 岩波文庫1964-1965、262p.(カバーなし) 1949(昭和24),3刷、可、表紙遊離、大ヤケ、シミ 解題柳田國男 500
初庫061009ib 根岸鎮衛/根岸守信編/柳田國男・尾崎恆雄校訂 耳袋(耳嚢)(下) 岩波文庫(創刊版)1966-1967、菊判半截、264p.(カバーなし) 1939(昭和14)初版良、表紙汚れ・背ヤケ、ヤケ、シミ 事項索引、人名索引 1,000
☆江戸中期に奉行職を歴任した根岸鎮衛(一七三七‐一八一五)が同僚や古老の話を書き留めた随筆集.猫が人に化けた話,安倍川餅の由来,塩漬にされた河童の事,墓から死人が生返った話等々,珍談・奇談を満載した世間話の集大成である.
初庫061031ib 野上豊一郎編 謠曲選集 讀む能の本(謡曲選集 読む能の本) 岩波文庫(創刊版)1171-1173、菊判半截、461p.(カバーなし) 1935(昭和10)初版良下、背ヤケ、ヤケ、シミ はしがき 81,000
☆この選集には「読む能の本」なる副題があり,謡曲をもっとも正しい読み方で,しかも実演の能を見るがごとく読ませようとするものである.各派の特色によって代表的傑作30番を選び,シテ方・ワキ方・狂言方の各歌詞を舞台的に綜合してマイ・ハタラキ・ハヤシ等の指定をも適度に記入し,役者の登場・退場・場面の区分法を明確にしている.
初庫060520fb 野上弥生子 海神丸(付・『海神丸』後日物語) 岩波文庫479、99p.(カバーなし) 1972改版19刷、良、地ヌレ あとがき 300
初庫060216mb 岩波文庫緑49-1、99p.、パラフィンカバー、帯 1985改版32刷、良上、経年変化 300
☆小帆船・海神丸は難破して漂流数十日におよび,飢えた乗組員は仲間を殺して喰らおうとさえ企てた.実在の事件に取材したこの物語は,限界状況におかれた人間のすさまじくも哀しい生の姿を息づまる筆致で描き出している.発表(一九二二年)から半世紀のち奇しくも作者はこの船を救った人とめぐり会い「後日物語」を書いた.
重庫060621ib 野上弥生子 迷路(一) 岩波文庫5916-5918、308p.(カバーなし) 1958,3刷、良下、赤傍線、大ヤケ、シミ   分売不可(400)
重庫060621ib 野上弥生子 迷路(二) 岩波文庫5919-5921、347p.(カバーなし) 1958,3刷、良下、大ヤケ、シミ   分売不可(400)
重庫060621ib 野上弥生子 迷路(三) 岩波文庫5922-5924、329p.(カバーなし) 1958初版良下、赤傍線、大ヤケ、シミ   分売不可(600)
重庫060621ib 野上弥生子 迷路(四) 岩波文庫5925-5927、327p.(カバーなし) 1960,2刷、良下、ヤケ、シミ あとがき 分売不可(400)
重庫060621ib 野上弥生子 迷路全4巻揃い 岩波文庫 1,800
重庫060621ib 野上弥生子 迷路(下) 岩波文庫緑49-3、650p.、カバー 1996,改版11刷、優 あとがき 600
売切060415mb 野上弥生子 迷路(上) 岩波文庫緑49-2、649p.、カバー 1985,改版4刷、優   分売不可(400)
売切060415mb 野上弥生子 迷路(下) 岩波文庫緑49-3、650p.、カバー 1985,改版3刷、優 あとがき 分売不可(600)
売切060415mb □野上弥生子 迷路上下揃い 岩波文庫 1,000
☆満洲事変から太平洋戦争に至る時代を背景に,苦しみもがいて生き,あるいは傷つきたおれた青年たちを深い共感をもって描き,あわせて日本ファシズムを動かしていた支配層の生活と思想とを重層的にとらえた大長篇小説.戦争で中断を余儀なくされながら,この作品に作者は二十年力を注いだ.一九五六年完結.
初庫060430kb 野間宏 真空地帯(上) 岩波文庫5556-5557、243p.(カバーなし) 1961,7刷、良、背ヤケ、蔵書印、大ヤケ 解説杉浦明平 分売不可
初庫060430kb 野間宏 真空地帯(下) 岩波文庫5558-5559、285p.(カバーなし) 1961,6刷、良、背ヤケ、蔵書印、大ヤケ 「真空地帯」について著者 分売不可
初庫060430kb □野間宏 真空地帯上下揃い 岩波文庫 500
☆兵営の内務班は,陸軍刑務所帰りの木谷,大学出の曽田,獸性むきだしの古年兵など,多様な出身階層の人間を,兵隊という一つの鋳型にはめこんでゆく.そしてこの人工的な真空地帯では,残虐行為や不正が当然のように行なわれ,頽廃の極に達していた.大日本帝国軍隊の非人間性をヴィヴィッドに描いた記念碑的作品。
初庫070315ib 野間宏 青年の環(一) 第一・二・三部 岩波文庫緑91-3、915p.、カバー 1983初版、優 解説篠田一士
500
初庫070315ib 野間宏 青年の環(四) 第五(承前)・六部 岩波文庫緑91-6、847p.、カバー 1984初版、優 主要登場人物、登場人物図
500
初庫070315ib 野間宏 青年の環(五) 第六部(承前) 岩波文庫緑91-7、839p.、カバー 1984初版、優 主要登場人物、登場人物図、解説篠田一士
500
☆舞台は日中戦争下の大阪.市役所に勤め部落更生事業に打ちこみつつ左翼運動に関係する矢花正行と,政治運動から脱落した友人大道出泉を対極の主人公として,政治関係や社会関係,友人・女性・家族関係等が細緻に描かれてゆく.全体小説をめざし,二十三年の歳月をかけて完成した八千枚の長篇.
初庫070104ib 野呂栄太郎 日本資本主義発達史 岩波文庫5205-5207、314p.、パラフィンカバー、帯白127 1971,20刷、良、ヤケ強、カバーイタミ 口絵、緒言、解説宇佐見誠次郎、年譜塩沢富美子 500
初庫081030ib 野呂栄太郎 日本資本主義発達史(上) 岩波文庫青136-1、300p.、カバー、帯 1984,2刷、良上、薄ヤケ 口絵、凡例、緒言、注山本義彦、「野呂栄太郎氏」島木健作 分売不可
初庫081030ib 野呂栄太郎 日本資本主義発達史(下) 岩波文庫青136-2、292p.、カバー 1984,2刷、良上、薄ヤケ 注山本義彦、解説大石嘉一郎、年譜塩沢富美子 分売不可
初庫081030ib □野呂栄太郎 日本資本主義発達史上下揃い 岩波文庫 800
☆マルクス主義の立場から,日本資本主義の生成・発展を分析した最初の日本資本主義発達史.その後のマルクス主義理論,特に日本資本主義発達史研究に大きな影響を与えた記念碑的著作.従来の岩波文庫版では省略されていた二論文を補い,初版(一九三○年刊)の構成を再現して刊行.島木健作の回想文を付す.
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