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InterBook絶版七つ森
4InterBook絶版岩波文庫の森

『岩波文庫』絶版の森(6)

国内著編者:は、

岩波文庫(6) 岩波書店1927昭和2年創刊
在庫状況 著訳編者 表題 出版社/判型/体様 発行年/版/状態 構成/備考 価格(円)
初庫070106ib 萩原朔太郎 萩原朔太郎詩集 岩波文庫4345-4347
初庫081030ib 橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 他二篇 岩波文庫青151-1、190p.(カバーなし)、帯 1980初版、良、ヤケ、折れ 解説大野晋 500
初庫060821ib 岩波文庫青151-1、190p.、カバー 1987,12刷、良、ヤケ、シミ、折れ 300
  ☆奈良時代には現代よりはるかに多くの音が言い分け,聴き分けられていた.万葉仮名に整然たる使い分けがあるのはその反映である.表題作は「上代特殊仮名遣」の発見者自らが発見のプロセスをたどりつつその学問的意義を平易明晰に語った記念すべき講演記録.他に「駒のいななき」「国語音韻の変遷」を収める.
初庫070206ib 長谷川時雨 旧聞日本橋 岩波文庫緑103-1、427p.(カバーなし)、帯 1983初版、優 口絵、挿絵長谷川深造(著者父)、序文三上於菟吉、自序、あとがき石川仁、解説前田愛 800
  ☆大江戸の名残り濃い明治初年の日本橋界隈の風俗・世態人情を繊細な筆致で活写した自伝的回想.『女人芸術』の主宰者として知られる劇作家・長谷川時雨(一八七九―一九四一)が生れ育った日本橋の人と町を鮮やかに描いた本書は,一つの時代の光と影をきめこまかく伝える証言でもある.父・深造の手になる風俗画文を多数収録.
初庫060621ib 長谷川天渓 長谷川天渓文芸評論集 岩波文庫緑119-1、235p.、パラフィンカバー、帯(リクエスト復刊) 1988,2刷、優 凡例、年譜、著作年表抄、解説瀬沼茂樹 500
  ☆明治30年代の初め,文学および思潮一般にわたる広い文明批評的評論を試みた天渓(1876‐1940)は,またわが自然主義文学を嚮導したもっとも戦闘的な評論家であった.本書には,ニーチェイズムの高山樗牛批判で有名な「美的生活とは何ぞや」をはじめ,「理想の破滅と文学」「現実暴露の悲哀」など,自然主義文学運動に関係の深い評論を収めた.
初庫070104ib 八文字舎自笑編/守随憲治校訂 役者論語(やくしゃばなし) 岩波文庫(創刊版)1864、菊判半截、99p.(カバーなし)、帯白146 1939(昭和14)初版、良、表紙・扉加印、ヤケ、シミ 解説 1,000
  ☆女形は楽屋にても女形という心を持ち,立役と並んでむさむさと弁当など食べてはならない.たとえ寸法通りでも,傾城買いの舞台に脱ぎ捨てる草履が大きくては見物は興醒めである.元禄期の名女形芳沢あやめ,和事師の祖とされる初代坂田藤十郎など,名人上手と称せられた歌舞伎役者たちの語った心得や逸話を集めた芸談集.
初庫070104ib 服部之総(しそう) 黒船前後・志士と経済 他十六篇 岩波文庫青153-1、266p.(カバーなし)、帯 1981初版良上、薄ヤケ 解説奈良本辰也 800
初庫070422ib 岩波文庫青153-1、266p.、カバー、帯 1984,3刷、優 500
  ☆明治維新史の研究で知られる著者の歴史随想集.幕末から明治へ至る激動の時代を主題としたエッセイを精選し一書に編んだ.その広い視野と自由な発想,ユニークな視点は,洒脱な語り口と相まって,読者に歴史の面白さを十二分に満喫させてくれるだろう.歴史は史料でなく着想から始まることを教える一冊.
初庫081030ib 羽仁五郎 明治維新史研究 岩波文庫青143-1、520p.(カバーなし)、帯 1982,4刷、良上、ヤケ 凡例、まえがき、解題井上清、寄稿芝原拓自 800
初庫060719mb 羽仁五郎 明治維新史研究 岩波文庫青143-1、520p.、パラフィンカバー、帯 1982,4刷、優、袖テープ 凡例、まえがき、解題井上清、寄稿芝原拓自 800
  ☆明治維新史に初めて世界史的観点をうちたてた「東洋における資本主義の形成」など維新史研究の基調をなす論文五篇を収録.幕末の人民大衆闘争の革命的意義を指摘したこれらの論文は,治安維持法下のきびしい制約のなかで書きつがれた.「生きた日本人民の生活とたたかいの歴史」が躍動する不朽の名著.
初庫060821ib 林茂・西田長寿編 平民新聞論説集 岩波文庫6328-6330、322p.(カバーなし)、帯白178 1971,9刷、良、蔵書印・加印・書込、ヤケ強、シミ、折れ 編者はしがき、凡例、解説、執筆者略伝、年表 300
  ☆執筆者:片山潜、木下尚江、幸徳秋水、堺利彦、安部磯雄、石川三四郎、山川均、大杉栄他☆幸徳・堺らによって発刊された週刊「平民」に始まり,その流れを汲む「直言」「新紀元」「光」,日刊「平民」「社会」「大阪平民」(「日本平民」を含む)「東京社会」の諸新聞から,主に論説を選び,その主張の中に,幾多の弾圧に堪えて生きつづけた日本の初期社会主義の思想と運動の歴史をたどる.解説,執筆者略伝,年表を付す.
初庫060827ib 林子平述/村岡典嗣校訂 海國兵談(海国兵談) 岩波文庫(創刊版)1930-1931、菊判半截、264p.(カバーなし) 1939(昭和14)初版良下、扉蔵書印、書込、ヤケ、シミ 序工藤球卿(平助)、自序、解題校訂者 1,800
初庫070104ib 岩波文庫1930-1931、264p.(カバーなし) 1941(昭和16),3刷、良下、ヤケ、シミ、巻末数字印 1,500
初庫081030ib 海国兵談 岩波文庫青30-1、264p.(カバーなし)、帯(リクエスト復刊) 1987,3刷、優 解題校訂者 1,000
初庫060719mb 岩波文庫青30-1、264p.、パラフィンカバー(断片)、帯(リクエスト復刊) 1987,3刷、良上、経年変化 1,200
  ☆ロシア船来航に刺激され,「海国の武備は海辺にあり」として,水戦・銃砲戦への備えを説き,さらに国家の経済について論じた国防論.1787(天明7)年から91(寛政3)年にかけて刊行された.幕府の咎めるところとなり,絶版,板木没収,作者の林子平(1738‐1793)は禁固を命ぜられるにいたったが,密かに筆写されて広く普及した.
初庫060822ib 林達夫/中川久定編 林達夫評論集 岩波文庫青155-1、362p.(カバーなし)、帯 1982初版良上、経年変化 解説中川久定 300
  ☆歴史家として批評家としてまた編集者として,戦前・戦後を通じ,政治・思想・文化の動向につねに鋭い批判の矢を放ってきた林達夫.稀有なまでの自由な精神に支えられ,驚くほど多岐の領域にわたって展開するその著作すべてを貫く批評精神とは何なのか.ここに十八篇を精選して,林達夫の精神のスタイルを浮き彫りにする.
初庫070104ib 葉山嘉樹 海に生くる人々 岩波文庫3837-3839、286p.(カバーなし) 1950初版、良、ヤケ強、シミ 解説蔵原惟人 500
初庫060216mb 岩波文庫緑72-1、292p.、パラフィンカバー、帯 1986改版20刷、優 300
  ☆日本にプロレタリア文学が発展し始めてから今日まで,革命的インテリゲンチャや労働者出身の作家によって数々の優れた作品が生まれた.本書は,潮風と機械油と汗の匂いに染った船乗りがその生活を通じて,初めてゴロツキ仲間から労働階級の自覚に達するまでの成長道程を力強く描いたものである.大正十五年刊.
  盤珪禅師 盤珪禅師語録 附行業記 岩波文庫青313-1
初庫070128ib 樋口一葉 にごりえ・たけくらべ 岩波文庫(創刊版)32、菊判半截、122p.(カバーなし) 1936(昭和19),12刷、可、表紙劣化、背傷み、ヤケ、シミ   300
初庫061130ib 1936(昭和11),13刷、良、ヤケ 300
初庫061130ib 1937(昭和12),15刷、良、ヤケ、シミ 300
初庫060430kb 岩波文庫32、115p.(カバーなし) 1969,53刷、良、背ヤケ、ヤケ強 注・解説和田芳枝 100
  ☆酌婦の身を嘆きつつ日を送る菊の井のお力のはかない生涯を描いた「にごりえ」.東京の下町を舞台に,大黒屋の美登利,龍華寺の信如,正太郎,長吉たち思春期の少年少女を描いた「たけくらべ」.吉原遊廓という闇の空間とその周辺に生きる人びとに目を向けた一葉の名篇を収める.
初庫070104ib 樋口一葉 十三夜・われから 他三篇(うつせみ、この子、わかれ道) 岩波文庫緑25-2、123p.、パラフィンカバー、帯緑36 1974改版29刷、良上、薄ヤケ 解説湯地孝 300
  ☆『十三夜』『うつせみ』『われから』『この子』『わかれ道』を収録.けだし一葉は,路地裏の世界に貯えられた怨念を,明治社会の陽の当る場所につきだすことを辞さなかった街の語り部であった.
  久松潜一編 中世歌論集 岩波文庫(創刊版)968-970
初庫070104ib 平田篤胤/山田孝雄校訂 古史徴開題記 岩波文庫(創刊版)1325-1327、菊判半截、480p.(カバーなし) 1936(昭和11)初版、良、背ヤケ、扉蔵書印、ヤケ、シミ 古史徴開題記について、凡例 1,500
  ☆江戸時代後期の国学者平田篤胤(1776‐1843)の主著「古史徴」の第1巻.古史成文の叙述のために,その徴証として採用する古典について解説評論したもので,本書では,古伝説,神代文字,記紀,新撰姓氏録,その他の古書に分けて論じられる.学界では認められていない神代文字肯定論などを含めて展開される独創的な古史籍概論.
重庫090321ib 平田篤胤/子安宣邦校注 仙境異聞・勝五郎再生記聞 岩波文庫青46-3、432p.、カバー 2000初版、優、美本 凡例、注、解説、参考文献 2,800
  ☆文政3年,浅草観音堂の前にふいに現れた少年寅吉.幼い頃山人(天狗)に連れ去られ,そのもとで生活・修行していたという.この「異界からの帰還者」に江戸の町は沸き,知識人らが連日質問を浴びせかける.彼らへの応答から次第に構成されてゆく「異界」のすがた.江戸後期社会の多層的な異界関心の集大成的な記録.
  廣瀬淡窓 淡窓詩話・約言或問 岩波文庫2208
初庫070802ib 廣津柳浪(広津柳浪) 今戸心中 他二篇(變目傳、雨) 岩波文庫4088-4089、230p.(カバーなし) 1951初版、良下、背褪せ、ヤケ強、シミ 「父、柳浪のこと」廣津和郎 500
  ☆「今戸心中」は,鏡花,一葉らとともに当時新進作家として注目されていた柳浪(1861‐1928)の名を決定的たらしめたものである.花柳の巷に華咲く男女の恋愛心理の機微をうがったもので,巧みな会話と描写によりこの世界の人間像を心憎いまでに書き表わしている.一葉の「にごりえ」とともに当時の悲劇小説の代表作.
初庫070104ib 福澤諭吉(福沢諭吉) 福澤撰集(福沢撰集) 岩波文庫(創刊版)235-237、菊判半截、370p.(カバーなし) 1928(昭和3)初版、良、背ヤケ、扉シール、ヤケ、シミ 解説小泉信三 1,200
  ☆収録作品:学問のすゝめ、帝室論、痩我慢の説、明治十年丁丑公論、女大学評論、新女大学、時事論集☆幕末から明治にかけての激動の時代に生き、慶応義塾を創設して多くの人材を育て、「時事新報」を創刊して、新しい日本のあり方を示しつづけた福沢諭吉。その言説は、時代をこえて、今日なお、鮮烈な思想的衝撃力を失っていない。教育家、思想家としての面目を最もよく表している代表的評論を収める。
初庫061130ib 福澤諭吉(福沢諭吉) 文明論之概略 岩波文庫 763-764、235p.(カバーなし) 1945(昭和20),7刷、良下、背イタミ、大ヤケ、シミ 解題石川幹明 500
初庫070106ib 岩波文庫 763-764、235p.、パラフィンカバー、帯緑30 1950(昭和25),10刷、良下、大ヤケ、シミ 300
  ☆国の独立は目的なり.今の我が文明はこの目的に達するの術なり―西洋心酔と保守主義の相確執する明治初期,文明の本質を論じ,文明は文明自らに意味があるとした上で,今最も優先すべき課題は日本国の独立であり,西洋文明を学ぶのもそのためであると説く.『学問のすゝめ』と共に時代の展開に大きな影響を与えた福沢の代表的著作.
売切080708nb 福沢諭吉 学問のすゝめ 岩波文庫3064-3065、210p.(カバーなし) 1965,19刷、良、ヤケ 序、附録学問のすゝめの評、解説星野和七 100
初庫060808ib 1968,24刷、良、赤傍線 100
初庫060822ib 岩波文庫3064-3065、210p.(カバーなし)、帯青35 1971,27刷、良、蔵書印・加印、書込、ヤケ、シミ 300
  ☆「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」。著名なこの一文で始まる本書は、近代日本最大の啓蒙家である福沢諭吉(1835-1901)が、生来平等な人間に差異をもたらす学問の意義を、平易な文章で説いた17の小篇からなる。西洋実学の批判的摂取をすすめ、明治の人心を啓発したその言は、今日も清新である。
初庫061011ib 福澤諭吉 福翁自傳(福翁自伝) 岩波文庫3439-3444、429p.(カバーなし) 1944(昭和19)初版可、表紙シミ汚れ・背ヤケ、ヤケ強、シミ 序小泉信三、初版、序石河幹明、例言・新版刊行に際して富田正文、年表、人名索引 500
初庫060808ib 改訂 福翁自傳(福翁自伝) 岩波文庫5220-5222、331+8p.(カバーなし) 1959,7刷、良、ヤケ強、シミ 口絵写真、凡例、初版、序石河幹明、解題小泉信三、後記、年譜、人名書名索引 300
初庫061113ib 岩波文庫5220-5222、331+8p.(カバーなし)、帯緑22 1965,15刷、良下、小口キズ、口絵右下角欠け、ヤケ強、シミ、ヨレ 300
初庫060822ib 新訂 福翁自伝 岩波文庫青102-2、346p.、カバー 1988,19刷、良、折れ 口絵写真、初版、序石河幹明、解題小泉信三、後記富田正文、年譜 100
  ☆明治30年、福沢は速記者を前にして60年の生涯を口述し、のちその速記文に全面加筆をほどこして『自伝』を書きあげた。近代日本の激動期を背景に、常に野にあって独立不羈をつらぬいた精神の歩みが大らかに自在に語られている。語るに値する生涯、自らそれを生きた秀れた語り手という希有な条件がここに無類の自伝文学を生んだ。
初庫060822ib 福田英子 妾の半生涯(わらはのはんせいがい) 岩波文庫5889、118p.(カバーなし)、帯白161 1961,4刷、良下、表3記名、大ヤケ、シミ 口絵、まえがき・解説絲屋寿雄 300
初庫060719mb 妾の半生涯(わたしのはんせいがい) 岩波文庫青121-1、181p.、パラフィンカバー、帯 1983,25刷、優、カバー傷み 口絵、凡例、注・解説絲屋寿雄 300
  ☆備前岡山の一藩士の娘として生まれ,女性解放運動の先駆者となった著者(一八六五‐一九二七)が,明治十八年,自由党左派が企てた大阪事件を中心に,きびしく波瀾に満ちた半生を率直に語った自伝.自由民権運動が高揚した明治中期の一断面を描く貴重なドキュメントであり,明治政治史研究・日本女性史研究上の必読書.
初庫060822ib 福本日南 元禄快挙録(上) 岩波文庫青159-1、322p.(カバーなし) 1983改版5刷、良、ムレ 『元禄快挙録』について松島栄一 300
初庫061102ib 福本日南 元禄快挙録(下) 岩波文庫2168-2170、276p.、パラフィンカバー、帯緑1159 1941(昭和16),2刷、良、ヤケ、シミ 附録、定價六拾錢  800
売切090121ib 福本日南 元禄快挙録(上) 岩波文庫青159-1、322p.(カバーなし)、帯 1982,4刷改版、良、ヤケ強 『元禄快挙録』について松島栄一 分売不可(400)
売切090121ib 福本日南 元禄快挙録(中) 岩波文庫青159-2、316p.(カバーなし)、帯 1982,4刷改版、良、ヤケ強   分売不可(500)
売切090121ib 福本日南 元禄快挙録(下) 岩波文庫青159-3、390p.(カバーなし)、帯 1982,3刷改版、良、ヤケ強 附録、解説松島栄一 分売不可(600)
売切090121ib □福本日南 元禄快挙録上中下全3巻揃い 岩波文庫 1,500
  ☆元禄十四年の浅野内匠頭の刃傷から赤穂浪士の吉良邸襲撃・切腹に及ぶ,いわゆる「忠臣蔵」事件の全貌をまとめた史書.浪士称讃の立場にたつ日南が,巷説・俗説を排して史実をきわめようと著わしたこの一書は,日露戦争後の近代日本における忠臣蔵観の代表的見解を示すものと言えよう.明治四十二年.
初庫080426ib 藤田東湖/塚本勝義譯註 弘道館記述義 岩波文庫(創刊版)2222-2223、菊判半截、202p.、パラフィンカバー 1940(昭和15)初版、良、地インクシミ、ヤケ強、シミ はしがき
1,000
  ☆藩士の士風,教養の頽廃と低下を矯正革新するため,財政逼迫を押して水戸藩の学館(弘道館)の設立を進めた第9代藩主斉昭の命を受けて,儒学者藤田東湖(1806‐1855)が作成した,建学精神の書.明倫正名,尊皇攘夷,敬神崇儒等のいわゆる水戸学の政教的基本思想を体系化して解明し,幕末維新の思想界に大きな影響を与えた.
初庫061031ib 藤原公任撰 倭漢朗詠集 岩波文庫(創刊版)676
  藤原定家 藤原定家歌集 附年譜 岩波文庫(創刊版)756-758
初庫070104ib 藤原道綱母/喜多義勇校訂 蜻蛉日記 岩波文庫3050-3052、332p.(カバーなし) 1944(昭和19),2刷、可、背傷み、扉加印、大ヤケ、シミ 凡例、解説、日記歌並に引用句刷、系図 800
初庫070104ib 1944(昭和19),2刷、可、大ヤケ、シミ、シール 800
  ☆美貌と歌才を謳われ,権勢家の妻となった女の半生記.結婚生活の苦しみや悩みの吐露から,次第に内省を深め,やがて人生を静かに客観的に見つめるようになっていく.引歌による多層的な表現や物語的な手法の発展など,『源氏物語』の先駆をなす,平安日記文学の代表作.通読しやすいように本文を整序し,注を付した.
初庫071126ib 二葉亭四迷 其面影 岩波文庫1739-1740、248p.(カバーなし) 1949,5刷、ヤケ強、シミ 解説片岡良一 500
  ☆中年の大学講師小野哲也は,見込みちがいの彼に失望した妻と義母に冷淡に扱われ,生きる興味をほとんど失ってしまう.ただ一つの光明は,出戻りの義妹小夜子の存在であった.やがて二人は道ならぬ恋におちてゆく.――知識人の自己分裂の悲劇を描き,『浮雲』以来約二十年を隔てて文壇への復帰作となった長篇小説.
初庫060430kb 二葉亭四迷 平凡 他六篇 岩波文庫2324-2325、189p.(カバーなし) 1959,18刷、良、背ヤケ、傍線、ヤケ強 解説中村光夫 300
  ☆収録作品:平凡、出産、雑談、余が言文一致の由来、余が翻訳の標準、私は懐疑派だ、予が半生の懺悔☆『平凡』は文学に対する懐疑を文学者の懺悔として表現した自伝小説で,沈痛・謙抑な二葉亭の晩年の風貌をよく伝えている.鴎外の『ウィタ・セクスアリス』と併読されることをおすすめする.
売切100904ib 二葉亭四迷 浮雲 岩波文庫2668-2669、216p.(カバーなし)、帯緑54 1961,22刷、良、ヤケ強、折れ はしがき、解説中村光夫 500
  ☆真面目で優秀だが内気な文三と,教育ある美しいお勢は周囲も認める仲.しかし文三の免職によって事態は急変,お勢の心も世知に長けた登へと傾いてゆく.新旧の思想が混沌とする明治の文明社会の中で懊悩する近代的自我を描いた記念碑的作品.言文一致による細緻な描写は近代文学の先駆となった.
初庫081030ib 武陽隠士/本庄栄治郎校訂/奈良本辰也補訂 世事見聞録 岩波文庫青48-1、458p.、カバー 1995,2刷、良上、薄ヤケ 凡例、解題本庄栄治郎、解説奈良本辰也 1,000
  ☆寛政の改革で引き締められていた風俗が崩れて,絢爛たる化政文化が起ころうとする十一代将軍徳川家斉の時代に,武士をはじめ社会の諸階級の内部矛盾・弊害を身分別に記すとともに,それに対する政策として富の平均化と風俗の匡正を提言した書.中下層身分の状況を詳述した風俗随筆であるのみならず,卓抜な政論としても知られる.
  文暁 芭蕉臨終記 花屋日記 岩波文庫
初庫070104ib 帆足萬里(帆足万里)/帆足圖南次校訂 東潜夫論 岩波文庫2892、104p.(カバーなし)、帯青3255 1941(昭和16)初版、良、ヤケ強、シミ 解説、凡例 1,200
  ☆潜夫とは世に名を顕さない者の意.江戸時代後期の儒学者にして蘭学者の帆足万里(1778‐1852)が,後漢末の王符による潜夫論に触発されて,当時の弊政を批判した経世論.王室・覇府・諸侯の3編からなる.王室は文教を,幕府は武備を担当すべきであるとし,文教の振興と国防の充実を主張,さらに日本の将来のために南方経略策を唱えた.
初庫060621ib 細井和喜蔵 女工哀史 岩波文庫5262-5264、363p.(カバーなし)、帯白129(断片) 1954初版良下、背褪せ、傍線、ヤケ強、シミ まえがき藤森成吉、自序、附録女工小唄(音符入り)、解説大河内一男 500
初庫060430kb 岩波文庫5262-5264、363p.(カバーなし) 1961,11刷、良、背ヤケ、傍線、ヤケ強 300
初庫060822ib 1967,20刷、良下、背褪せ、ヤケ 300
初庫060808ib 1970,23刷、良、ヤケ 300
初庫060822ib 岩波文庫青135-1、428p.(カバーなし)、帯 1977,30刷、良、背褪せ、ヤケ 100
初庫081030ib 1980,33刷改版、良、ヤケ 100
初庫060719mb 岩波文庫青135-1、428p.、カバー 1985改版37刷、良上、ヤケ 100
  ☆紡績業は日本の資本主義の発展にあずかった基幹産業の一つである.ヒューマニスト細井は,この産業を底辺で支えた女子労働者たちの苛酷きわまりない生活を自らの体験と調査に基づいて克明に記録した.本書を繙く者は誰しも,近代資本主義の残した傷痕のいかに深く醜いかをしたたかに思い知らされずにいない.
初庫081030ib 穂積陳重 法窓夜話 岩波文庫青147-1、422p.(カバーなし)、帯 1982,5刷改版、良上、薄ヤケ 口絵、凡例、序穂積重遠(著者長男)、跋、注、解説福島正夫 分売不可(500)
  ☆わが国の近代法整備に貢献した穂積陳重(一八五六―一九二六)の興味つきぬ「法律小話」,正・続それぞれ百篇.人生が無味乾燥でないのならその大法則である法律の話が面白くなかろうはずがない――.一話一話は短く,一見切り口は小さいが,その論ずるところいずれも法学の,あるいは学問一般の根幹に達している.
初庫081030ib 穂積陳重 続法窓夜話 岩波文庫青147-2、376p.、カバー 1992,3刷、優 凡例、はしがき穂積重遠(著者長男)、附記「『法窓夜話』の記事について」植木直一郎、注、解説福島正夫 分売不可(300)
  ☆わが国の近代法整備に貢献した法学者・穂積陳重(1856-1926)の興味つきぬ「法律小話」100篇。前著「法窓夜話」の続篇として書き遺された50話と、長男・重遠が父の著作を基に編纂した50話から成る。一見切り口は小さいが,その論ずるところいずれも法学の,あるいは学問一般の根幹に達している。
初庫081030ib □穂積陳重 法窓夜話正続揃い 岩波文庫 800
売切181123ib 穂積陳重 復讐と法律 岩波文庫青147-3、335+11p.(カバーなし)、帯 1982初版、優 序穂積重遠(著者長男)、附録、注・解説杉山晴康 800
  ☆他人から害を受ければ復讐の感情がおきるのも当然であろう.しかし讐には讐で報いたならば,人は死傷し,一家は崩壊,部族もまた亡びるやもしれぬ.この危険を避けるために,どのように私的制裁から公的制裁へと移行したかを,ローマ法・周礼はもとより古事記・旧約聖書・コーランなどから豊富な例証を用いて説述.
初庫060719mb 堀場清子編 『青鞜』女性解放論集 岩波文庫青181-1、367p. 1991初版 凡例、解説編者 800
  ☆1911年、女性の覚醒をうたった平塚らいてうの誇らかな宣言を掲げて雑誌『青鞜』は産声をあげた。本書は創刊以来の全52冊から代表的論文40篇を選んで収めたもので、どの一篇にも「新しい女」たちの真摯な叫びが溢れている。かれらは偏見に抗して封建的家制度や良妻賢母主義と闘い、女性自身の愛と性の自由を追求したのである。
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