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InterBook絶版七つ森
1InterBook特撰絶版の森

InterBook特撰「詩歌」絶版の森(3)

岩波文庫:あ行、か行さ行た行な行

岩波文庫(1)
在庫状況 著訳編者 表題 出版社/判型/体様 発行年/版/状態 構成/備考 価格(円)
  浅見絅齋/五弓安二郎譯注 靖獻遺言(靖献遺言せいけんいげん) 岩波文庫2019-2021
初庫081029ib ISHIKAWA TAKUBOKU/桑原武夫編訳 ROMAZI NIKKI(啄木・ローマ字日記) 岩波文庫緑54-4、266p.、横組(カバーなし)、帯 1977初版、良上、経年変化 HASHIGAKI、ROMAZI NIKKI、ROMAZI NIKKI(Kanzi-kanamaziri-bun)、SAKUIN、KAISETU(Kuwabara Takeo)、校訂について 800
売切110113ib 岩波文庫緑54-4、266p.、横組(カバーなし) 1977,4刷、良、経年変化 300
  ☆一九○九年,単身本郷の下宿に移り住んだ啄木はローマ字で日記を綴り始める.若く清新な芸術家たちとの交わり,飽くことのない真理への献身,来信に触発され燃え上る想い,また一転して私娼窟に沈む日々,脳裏を重くよぎる妻のこと子のこと.生活全般を覆う貧乏,閉塞の時代にも腐蝕せぬ青春の輝きを,ローマ字は記録する.
初庫061231ib 和泉式部/清水文雄校訂 和泉式部歌集 岩波文庫5542-544、352p.、パラフィンカバー、帯黄83 1956初版、良下、ヤケ強、シミ 凡例、全歌索引・附引歌索引、解説 800
初庫070122ib 岩波文庫5542-544、352p.(カバーなし)、帯黄83 1972,9刷、良下、ヤケ強、シミ、折れ 500
売切170713ib 岩波文庫5542-544、352p.、パラフィンカバー、帯黄83 1974,10刷、良、ヤケ強、シミ 500
  ☆収録作品:和泉式部集、和泉式部続集、宸翰和泉式部集、松井本和泉式部集☆「和泉はけしからぬ方こそあれ」と紫式部に指弾されるほど奔放な生活を送った和泉式部は,早くも少女の日にその生涯を予感するかのように「暗きより暗き道にぞ入りぬべき……」と歌った.平安文化の爛熟をまたその崩壊を身をもって詠じた天性の詩人和泉式部.歌集の中から本文において最も信憑性の高い正・続他を併せ一冊とした.
初庫070228ib 伊藤左千夫/齋藤茂吉・土屋文明選 左千夫歌集 岩波文庫(創刊版)367、菊判半截、118p.(カバーなし) 1928(昭和3)再版、可、表紙傷み、ヤケ、シミ 凡例、解説 1,000
初庫061031ib 1928(昭和3),7刷、良、背大ヤケ、ヤケ、シミ、折れ 800
初庫090517ib 増補 左千夫歌集 岩波文庫(創刊版)367、菊判半截、118p.、パラフィンカバー、帯緑1031 1939(昭和14)改版14刷、良、ヤケ、シミ 解説、左千夫著書及研究書 1,200
初庫061128ib 岩波文庫367-367a、118p.(カバーなし) 1945改版18刷、可、表紙大シミ、背外れ、扉破れ、ヤケ、シミ 500
  ☆『野菊の墓』の作者はまた真摯・豊潤な歌を詠む歌人でもあった.「牛飼が歌詠む時に世の中のあらたしき歌大いに起る」は彼の代表作である.本歌集では,たえず自作の推敲に努めていた左千夫の最終表記にもとづき,彼独自の言葉づかい訛りをもそのまま採録,
売切081016ib 伊良子清白(いらこすずしろ) 詩集 孔雀船 岩波文庫1654,、116p.(カバーなし)、帯緑30-1 1981,5刷、良上、薄ヤケ 岩波文庫本のはしに、小序、解説中山省三郎 1,000
  ☆明治詩壇における「文庫派」の異彩伊良子清白の詩集『孔雀船』初版、の覆刻である.白玉爛星の詩什長短十八篇,絢爛にして雄勁,ギリシャ芸術の作品にも比すべき独自の詩風をこの一巻に昇華する.このような清純なリリシズムとたぐいまれなフォルムの美と力とは,年を経ていよいよ新鮮である.
初庫070128ib 上田敏/茅野蕭々編 上田敏詩抄 岩波文庫(創刊版)98-99、菊判半截、220p.(カバーなし) 1930(昭和5),3刷、可、ノド割れ・口絵遊離、表紙他蔵書印・加印・記名、傍線、ヤケ、シミ 口絵、小序編者 800
初庫061231ib 岩波文庫98-99、220p.、パラフィンカバー、帯緑222 1954,18刷、良下、扉加印、大ヤケ 口絵、小序編者 800
上田敏訳 上田敏全訳詩集 岩波文庫6557-6559a
初庫061229ib 江村北海/西澤道寛譯註 日本詩史 岩波文庫(創刊版)2640-2641、菊判半截、193p.(カバーなし)、帯白193 1941(昭和16)初版良、表紙虫食、ヤケ強、シミ 凡例、序、跋、註、江村北海略伝 1,200
初庫070731ib 岩波文庫(創刊版)2640-2641、菊判半截、193p.(カバーなし) 1941(昭和16)初版可、表紙外れ・裏表紙断失、背ヤケ・イタミ(判読困難)、ヤケ、シミ 500
  ☆安永・天明期の京都の代表的詩人,江村北海(1713‐1788)が,日本の漢詩の変遷を列伝体的に記した書.白鳳時代より論じられるが,とくに近体詩を中心にとりあげ,新井白石,祇園南海,梁田蛻巌に最上級の讃辞を呈しているのは,その批評の卓抜さを示す.また,その詩評は,公平で正鵠を得ているため,今日にいたるもその価値を失っていない.明和8(1771)年刊.
初庫070801ib 大隈言道/正宗敦夫校訂 大隈言道歌集 草径集 岩波文庫(創刊版)1647-1648、菊判半截、234p.(カバーなし) 1938(昭和13)初版良下、表紙劣化・背大ヤケ(判読不能)、ヤケ、シミ 序、跋、索引、解題、小伝 1,200
初庫070422ib 岩波文庫黄265-1、234p.、カバー 1991,2刷、優 カバー中野達彦、序、跋、索引、解題、小伝 800
  ☆江戸時代の桂園派の代表的歌人,大隈言道(1798‐1868)の歌集.芋・ぼうふら・風車など従来の和歌では題材にならなかったものもとりあげるなど,日常の身辺のあらゆる事物を題材とし,奇抜な発想と古今風の軽みを特色とする.この歌集は門人たちの助けをかりて971首を自選したもので,明治31年,佐佐木信綱によって紹介され,世にしられるようになった.
初庫080815ib 小熊秀雄(おぐま)/岩田宏編 小熊秀雄詩集 岩波文庫緑99-1、316p.、裸本 1990,4刷、良上、折れ 編者あとがき
300
  ☆「仮りに暗黒が/永遠に地球をとらへてゐようとも/権利はいつも/目覚めてゐるだらう」(馬車の出発の歌).「都会の饑餓」の中で熱烈な思想の塊となって時代を撃った小熊秀雄の詩.代表作『小熊秀雄詩集』,『飛ぶ橇』等より年代順に編まれた本詩集は,時代を越えて生きた「モダンな自然人」小熊の道程をあますところなくつたえる.
初庫070731ib 尾崎雅嘉/古川久校訂 百人一首一夕話(ひとよがたり)(上) 岩波文庫7464-7467、428p.(カバーなし) 1973,4刷、良、ヤケ、シミ 凡例、序、挿絵大石真虎
分売不可
初庫070731ib 尾崎雅嘉/古川久校訂 百人一首一夕話(ひとよがたり)(下) 岩波文庫黄235-2、358p.(カバーなし) 1974,4刷、良下、裏表紙背傷み、ヤケ、折れ 挿絵大石真虎、跋、解説、作者索引、和歌索引、噺索引
分売不可
初庫070731ib □尾崎雅嘉 百人一首一夕話(ひとよがたり)上下揃い 岩波文庫
800
初庫061128ib 尾崎雅嘉/古川久校訂 百人一首一夕話(ひとよがたり)(上) 岩波文庫黄235-1、428p.、パラフィンカバー、帯 1983,12刷、優 凡例、序、挿絵大石真虎
分売不可
初庫061128ib 尾崎雅嘉/古川久校訂 百人一首一夕話(ひとよがたり)(下) 岩波文庫黄235-2、358p.、パラフィンカバー、帯 1983,11刷、優 挿絵大石真虎、跋、解説、作者索引、和歌索引、噺索引
分売不可
初庫061128ib □尾崎雅嘉 百人一首一夕話(ひとよがたり)上下揃い 岩波文庫
1,000
  ☆江戸時代後期の学者尾崎雅嘉(一七五五―一八二七)が著した異色の『百人一首』注釈書.一首ごとに行きとどいた評釈がほどこされているのは言うまでもないが,歌人一人一人にまつわる興味ぶかいエピソードがふんだんに添えられていて,雅趣あふれる読物となっている.放浪の画家大石真虎えがく百余の挿絵もまた楽しい.
初庫060620ib 柄井川柳/千葉治校訂 初代川柳選句集(上) 岩波文庫6179-6181、309p.(カバーなし)、帯黄114 1960初版良下、加印、書込多数、ヤケ、シミ 解説、凡例 分売不可
  ☆目次より:さくらの実、川傍柳、藐姑柳☆初代柄井川柳(1718-90)が江戸の諸所に開かれた句会に出席して自ら選した、川柳黄金時代の句集。
初庫060620ib 柄井川柳/千葉治校訂 初代川柳選句集(下) 岩波文庫6182-6184、338p.(カバーなし)、帯黄115 1960初版、良下、ヤケ、シミ 全句索引 分売不可
  ☆天明三‐六(一七八三‐六)年刊『やない筥』、同六年刊行の『柳篭裏』、同七年刊行の『玉柳』と、上・下全句の十七音索引を収録。
初庫060620ib □柄井川柳 初代川柳選句集上下揃い 岩波文庫 1,200
初庫061101ib 河井醉茗(河井酔茗) 醉茗詩抄(酔茗詩抄) 岩波文庫(創刊版)1741-1742、菊判半截、262p.(カバーなし) 1938(昭和13)初版良、背大ヤケ、ヤケ、シミ 後書 1,000
重庫090517ib 岩波文庫(創刊版)1741-1742、菊判半截、262p.、パラフィンカバー、帯緑1112 1938(昭和13)初版良、ヤケ、シミ、ムレ、カバーイタミ 1,500
売切070411ib 河井酔茗 酔茗詩抄 岩波文庫1741-1742a、264p.、パラフィンカバー、帯緑370、売上カード 1973,4刷、良上、折れ 後書、第三刷の刊行に際して 800
  ☆明治詩壇「文庫派」の代表詩人河井酔茗(1874‐1965)の処女詩集「無弦弓」以後「塔影」「霧」「弥生集」にいたるまでの詩作を自ら精選したもので,約150篇を収めた.淡々として常に若く,常に詩の道に参じて不退転の精進をつづけ,自由静謐な格調と温藉な感情の流れは,いま凝集されてこの書にある.
初庫081029ib 北原白秋 白秋詩抄 岩波文庫緑48-1、200p.(カバーなし)、帯 1983,改版50刷、良上、薄ヤケ 小序、解説吉田一穂 500
  ☆北原白秋(一八八五―一九四二)は象徴詩に一時代を画した第一詩集『邪宗門』によって明治末の詩壇に登場し,その語彙の特異性,流麗な音律,はなやかな色調,豊かな情緒は,日本近代詩の自覚と自立の新しい道標となった.『邪宗門』の他,『海豹と雲』『水墨集』『白金之独楽』『畑の祭』『雪と花火』から厳選した.
初庫061129ib 木下利玄/五島茂編 木下利玄全歌集 岩波文庫4340-4341、201p.(カバーなし) 1951初版、良下、背ヤケ、ヤケ、シミ、折れ 解説五島茂 500
  ☆明治末期から大正年間に活躍した白樺派の歌人木下利玄(1886‐1925)の4歌集「銀」「紅玉」「一路」「みかんの木」を厳密な校訂のもとにあつめる.佐佐木信綱の竹柏園に13歳にして入門,はじめは趣味であり,慰めであった短歌が,ついには40歳にして病没するまでの彼のただ一筋の道となった,その道程のすべてを本歌集は明かしてくれる.
初庫061230ib 建礼門院右京大夫/久松潜一・久保田淳校注 建礼門院右京大夫集 付平家公達草紙 岩波文庫黄25-1、224p.(カバーなし)、帯 1978初版、良上、経年変化 凡例、補注、解説、和歌索引、人名索引 800
  ☆悲劇の中宮建礼門院に仕えて人の世の浮き沈みを目のあたりにし,自らは華やかな平安末期の宮廷にあって平家の公達らとの恋に心を燃やした女流歌人の情感あふれる歌集.長文の詞書と歌とが一体となり,一種の歌物語とも歌日記ともなっている.他にこの集と共通する世界や人物を描いた『平家公達草紙』を三種集めて併せ収めた.
初庫061129ib 小林一茶/荻原井泉水校訂 おらが春・我春集 岩波文庫(創刊版)74、菊判半截、106p.(カバーなし) 1927(昭和2),4版、良、背ヤケ、ヤケ、シミ 校訂小言荻原井泉水 800
初庫061004ib 岩波文庫74、120p.(カバーなし) 1941(昭和16),18刷、良、扉蔵書印、ヤケ 500
☆五十六歳でもうけた娘さとの誕生と死を主題にまとめた『おらが春』と『我春集』
初庫061230ib 小林一茶/荻原井泉水校訂 一茶遺稿 父の終焉日記(日記余白併収) 岩波文庫(創刊版)988、菊判半截、82p.(カバーなし) 1934(昭和9)初版、良、ヤケ、シミ 解題、例言、日記余白、附記、旧版、解題 1,000
初庫061101ib 岩波文庫(創刊版)988、菊判半截、82p.、パラフィンカバー、帯黄89 1934(昭和9)初版、良、ヤケ、シミ 1,200
  ☆たまたま帰省中の一茶(一七六三―一八二七)は,父を急病で失い初七日を迎えることとなった.その三十余日間を,日記形式で綴った『父の終焉日記』.日々衰弱してゆく父の姿と遺産問題に端を発した継母・義弟との確執がなまなましく描かれる.
初庫070731ib 小林一茶/荻原井泉水編 新編 一茶俳句集 岩波文庫(創刊版)1091、菊判半截、170p.(カバーなし) 1939(昭和14),9刷、良、扉日付印、ヤケ、シミ 緒言、凡例、一茶俳句集題次 1,000
初庫060806ib 岩波文庫1091、170p.(カバーなし) 1949(昭和24),12刷、良下、書込、大ヤケ、シミ 800
初庫061129ib 1951,13刷、良、背ヤケ、ヤケ強、シミ 500
初庫061101ib 岩波文庫1091-1091a、170p.(カバーなし)、帯黄28 1951,13刷、良、扉他書込、大ヤケ、シミ 500
  ☆一茶(一七六三‐一八二七)が生涯に残した約二万句の俳句は一茶の生きぬいた苛烈な人生を反映し、鮮烈にして個性的な「人生詩」となっている。本書を読むことは句を通して一茶の生涯をたどることに他ならない。
初庫061227ib 柴屋軒宗長/藤田徳太郎校註 校註 閑吟集 附狂言小歌集・室町小歌拾遺集 岩波文庫(創刊版)778、菊判半截、117p.(カバーなし) 1932(昭和7)初版良下、背傷み・ヤケ、扉蔵書印、ヤケ、シミ 初句索引、解説 1,000
  ☆十六世紀初頭,草庵をむすんだ一隠者が,風雅な宴席に交遊した往時を偲びつつ編んだ歌謡集成.三一一首中,三分の二を恋歌が占める.「我が恋は水に燃えたつ蛍々 物言はで笑止の蛍」「何せうぞ くすんで一期は夢よ ただ狂へ」などで,表現・詩型とも多彩をきわめ,中世人の感性を誌して余すところがない.一句ごとに現代語訳を付す.
初庫070801ib 柴屋軒宗長/島津忠夫校注 宗長日記 岩波文庫黄123-1、204p.(カバーなし) 1975初版、良下、書込、ヤケ、折れ 凡例、補注、付録(関係付図、人名・地名索引)、解説 1,000
  ☆宗祇の高弟でその旅にも多くつき従い,自らも高齢に至るまで旅に明け旅に暮れた宗長(一四四八―一五三二)の『手記上・下』と『日記』を収める.この地からかの地へと都の文化を伝播しながら戦国乱世を渡り歩いたこの連歌師の日記・紀行文には,芭蕉などの泰平の旅行記には見られない生々しい生活の現実,動静が直截に描き出されている.
重庫101015ib (西行/)佐佐木信綱校訂 新撰 山家集 岩波文庫(創刊版)362-363、菊判半截、226p.(カバーなし) 1928(昭和3)初版、良、ヤケ、シミ、シワ、折れ 緒言 2,500
売切080318ib 1932(昭和7),5刷、良下、表紙イタミ、背ヤケ、ヤケ、ムレ・シミ、折れ 2,000
売切080218ib 1937(昭和12),10刷、良下、背ヤケ、ヤケシミ 2,000
重庫080324ib 1940(昭和15),13刷、良上、扉加印・シミ、ヤケ、シミ、巻末目録書込 2,000
重庫080320ib 新訂 山家集 岩波文庫362-363a、320p.(カバーなし) 1961,19刷、良、ヤケ、シミ 緒言、附載(聞書集、残集、補遺)、本文初句索引、聞書集・残集・補遺句索引、後記 1,800
重庫080321ib 岩波文庫黄23-1、320p.、パラフィンカバー、帯 1977,34刷、良、ヤケ、シミ 2,000
重庫120130ib 岩波文庫黄23-1、320p.、カバー 1996,58刷、良、折れ 1,500
  ☆自然と人間を愛し,宗教的境地をもいれるという西行の文学的特色は,『山家集』において最もよく知ることができる.古来幾千の歌人が歌いふるした花も,月も,恋も,彼の胸の琴線に触れて新しい響きとして歌い出されている.後に宗祇・芭蕉に偶像として尊敬された西行の姿は,この一巻にみごとに浮彫りにされている.
初庫061129ib 齋藤茂吉(斎藤茂吉)/山口茂吉・柴生田稔・佐藤佐太郎編 齋藤茂吉歌集(斎藤茂吉歌集) 岩波文庫5990-5992、304p.、パラフィンカバー、帯緑348 1958初版、良、ヤケ、シミ、カバーイタミ 解説 500
  ☆斎藤茂吉は近代短歌の第一人者であり,また広く日本の近代精神を体現した文学者の一人である.その作品は,深く人間性に根ざして微妙の情感を伝え,万人の心に共感をもたらす.本書には全作歌一万七千余首のなかから一六九○首を精選し,秀作,問題作をことごとく収めるとともに,茂吉一代の歩みをあきらかにした.
初庫070204ib 佐藤春夫 春夫詩鈔(春夫詩抄) 岩波文庫(創刊版)1281-1282、菊判半截、269p.(カバーなし) 1936(昭和11)初版、良下、背ヤケ、ヤケ強、シミ 新版詩鈔序、詩集はしがき、袖珍本のはじめに、解題小島政二郎、あとがき 800
初庫061129ib 増補 春夫詩鈔(春夫詩抄) 岩波文庫1281-1282a、292p.(カバーなし) 1950,9刷改版、良、表紙シミ・背ヤケ、ヤケ強、シミ、折れ 500
初庫060620ib 岩波文庫1281-1282a、292p.(カバーなし)、帯緑71 1951改版10刷、良、ヤケ、シミ 500
  ☆目次より:殉情詩集、魔女、佐久の草笛、渚の薔薇☆定型と雅語を多用しながら,青年の抒情と官能を新鮮な感覚でうたいあげた『殉情詩集』.また中国閨秀詩人の作を訳出,漢詩がよく近代的鑑賞にたえうることを証した『車塵集』など,佐藤春夫のほぼ全詩が作者自身によって編まれた.「秋刀魚の歌」をはじめ彼の詩は,今も人々の琴線に触れ愛誦されつづけている.
初庫081030ib 柴田宵曲 古句を観る 岩波文庫緑106-1、360p.(カバーなし)、帯 1984初版、優 はじめに、解説森銑三・小出昌洋 500
初庫061231ib 1985,2刷、優 300
  ☆権勢に近づかず人に知られることを求めずして一生を終えた柴田宵曲.だが残された書はその人柄と博識ぶりを伝え,一度その書に接した者に深い印象を与えずにはおかない.本書は,元禄時代の無名作家の俳句を集め,それに評釈を加えたもの.今も清新な句と生活に密着したわかり易い評釈が相まった滋味あふれる好著. (解説 森 銑三)
初庫070801ib 柴田宵曲 評伝 正岡子規 岩波文庫緑106-3、334p.(カバーなし)、帯 1986初版、優 はしがき、解説佐伯彰一 500
☆宵曲は,子規を仰ぎ見るのでもなく,またわが論理で縛るのでもなく,短歌・俳句・随筆等をもとに,ひたすら年代を追って描いて行く.こうして,客気溢れた青年がやがて病を得,病床六尺の空間に呻吟しながら確固たる世界を築き上げて死ぬまでを,われわれの前に現出させる筆者の腕前には感歎のほかはない.
初庫070107ib 島木赤彦/齋藤茂吉・久保田不二子選 赤彦歌集 岩波文庫(創刊版)1370-1371、菊判半截、257p.(カバーなし) 1937(昭和12),2刷、良、表紙シミ、背イタミ・ヤケ、表2書込、薄ヤケ 凡例、解説 500
初庫070616ib 岩波文庫(創刊版)1370-1371、菊判半截、257p.、パラフィンカバー 1938(昭和13),3刷、良、ヤケ、シミ 500
初庫061129ib 島木赤彦/斎藤茂吉・久保田不二子選 岩波文庫1370-1371、257p.(カバーなし) 1948(昭和23)改版8刷、良、大ヤケ、シミ 300
初庫060807ib 岩波文庫1370-1371、257p.(カバーなし)、帯緑27 1966改版22刷、良下、ヤケ 300
  ☆左千夫の門にいで,短歌写生の一道を追求した島木赤彦(1876‐1926)は「アララギ」の指導的地位に立って活躍し,その隆盛に貢献しつつ近代短歌の究極地を示した.――冬空の日の脚いたくかたよりて我が草家の窓にとどかず――歌集「氷魚」(大正9年)で確立された歌風は,晩年「寂寥相」「悠遠相」というような東洋的な詩境に踏みいたった.
初庫070107ib 島崎藤村自選 藤村詩抄 岩波文庫14-15、197p.(カバーなし) 1949(昭和24),17刷、良下、背ヤケ、大ヤケ、シミ 口絵、自序、抄本を出すにつきて 500
初庫060820ib 岩波文庫14-15、221p.(カバーなし)、帯緑1 1964改版42刷、良、小口地インク、ヤケ、シミ 口絵、自序、抄本を出すにつきて、解説吉田精一 500
初庫060820ib 1972改版50刷、良、ヤケ 300
  ☆岩波書店の主人から普及叢書の一冊として、この詩集の抄本をつくることを求められた。私は編み方を変えて変えて、此の抄本をつくることにした。(「抄本を出すにつきて」より)☆日本の近代詩の出発点となった島崎藤村の詩は、近代日本の自覚期ともいうべき歴史的青春と、詩人および人間としての人生の青春と、詩の文芸ジャンルとしての若さとが相まって生み出された比類のない青春文学である。『若菜集』『一葉船』『夏草』『落梅集』などより自選。新たに各詩集初版、本目次と校異を付す。
初庫061129ib 島崎藤村 千曲川のスケッチ 岩波文庫(創刊版)114、菊判半截、118p.(カバーなし) 1928(昭和3)再版、良下、背ヤケ、ヤケ、シミ、折れ、シワ 解説  500
初庫070301ib 1929(昭和4),4版、良下、表3記名、背・ノド傷み、ヤケ、折れ 500
初庫061129ib 1938(昭和13),17刷、良下、ヤケ、シミ、折れ 500
初庫060503ib 岩波文庫3729-3280、194p.(カバーなし) 1954,17刷、良下、ヤケ、シミ はしがき 300
☆『若菜集』刊行ののち,私塾の教員として信州小諸で6年間を過ごした藤村(1872-1943)は,千曲川にのぞむその地の人々の暮らしや自然を詩情豊かに描いた.この小品集は,そのなかから作者自身が若い人たちのために選び,明治末から大正初期にかけて雑誌『中学世界』に連載したものである.
  秀松軒編 校訂松の葉 岩波文庫
初庫061231ib 昭憲皇太后 昭憲皇太后御集 全 岩波文庫(創刊版)1662-1663、菊判半截、221p.(カバーなし)、帯白(断裂) 1941(昭和16),2刷、良、背ムラヤケ、大ヤケ、シミ 索引  800
  ☆生涯に4万首の歌をなし、「金剛石」など唱歌の歌詞や中古風な文章も多く残した昭憲皇太后(1850-1910)の歌集。入江為守らの撰により明治7年から大正3年までの和歌、文章などを収める。収録歌数1097首。
初庫061101ib 薄田泣菫 泣菫詩抄 岩波文庫(創刊版)307-308、菊判半截、201p.(カバーなし) 1932(昭和7),4刷、良、背ヤケ、扉加印、ヤケ、シミ 自序  800
  ☆明治詩壇は詞藻の豊富な,お花畑のような絢爛さにおいて,われわれの心を強くひきつける.藤村「若菜集」,上田敏「海潮音」,有明「有明集」とともに泣菫「暮笛集」「白羊宮」はけっして忘れられぬものである.本書は「こもり唄」「暮笛集」「ゆく春」「二十五絃」「白羊宮」「十字街頭」等から作者(1877‐1945)自選による代表作110篇余を収めた.
初庫070204ib 千家元麿/武者小路実篤選 千家元麿詩集 岩波文庫4393-4394、222p.(カバーなし)、帯緑167 1957,3刷、良下、大ヤケ、シミ 千家元麿に就て武者小路実篤、あとがき宮崎丈二 800
  ☆目次より:自分は見た、虹、新生の悦び、野天の光り、夜の河、炎天、真夏の星、夏草、霰、蒼海詩集、燦花詩集☆千家元麿1888-1948)がはじめて「白樺」に詩を発表したとき、武者小路実篤は「千家の詩は少なくとも今の日本でもっともの人間の心にひびく詩だ」と賞賛した。いかにも散文的な無造作無技巧なその詩が、不思議に生きいきした感じをもって人をうつ。白樺派の家族的雰囲気をもつヒューマニズムにくらべ、彼が庶民的な作風を示したことは特記すべきではなかろうか。
初庫070103ib 高濱虚子(高浜虚子) 風流懺法 他三篇 岩波文庫(創刊版) 1032、菊判半截、132p.(カバーなし) 1940(昭和15),6刷、良、扉折れ、ヤケ、シミ   800
  ☆収録作品:風流懺法、大内旅宿、三畳と四畳半、杏の落ちる音☆明治以来の詩文中にもっとも「日本的なるもの」を求めるならば,まず虚子(1874‐1959)のものを挙げねばなるまい.淡々とした文学の中に,空気や情景の濃やかさを描き出す特異なその小説の風俗は,湿度がこまかく,季節の変化のめざましい風土に住むわれわれ日本人ならば誰もが懐かしさを感ぜずにはいられない純粋に「日本的なる」文学である.
売切100215ib 高濱虚子(高浜虚子) 虚子句集 高濱虚子(高浜虚子)自選 岩波文庫 5615-5618、438p.(カバーなし)、帯緑327 1956初版、良、ヤケ強、シミ 序、索引 2,500
  ☆俳誌「ホトトギス」を舞台に、明治・大正・昭和の三代をかけて俳句の普及に努めた虚子こそは実に現俳壇の母胎といえよう。子規の後をうけて、客観写生のもとになされた半世紀以上にわたる活躍は、日本文学史への功績としてまことに大きいといわねばならない。本書は全句集より著者自らの選になる5000句を収めたものである。
初庫070103ib 高村光太郎 高村光太郎詩集 岩波文庫5397-5398、235p.、パラフィンカバー、帯緑290 1972,21刷、良、大ヤケ はしがき著者、あとがき奥平英雄 300
  ☆世俗的なものとの妥協を排し,不断の情熱をたぎらせて人生の意味を追求し続けた光太郎の詩は,美しいもの,真実なものに対する善意と愛に満ちている.その歩みの中から九十三の詩篇を精選し,「道程」より・「道程」以後・「智恵子抄」より,の三部に編んだ.作者が生前自ら校閲した最後の詩集である.
初庫070103ib 土井晩翠 晩翠詩抄 岩波文庫649-650、228p.(カバーなし) 1951,17刷、良下、ヤケ強、シミ 500
  ☆明治三十二年に晩翠は処女詩集『天地有情』を発表した.すでに『若菜集』によって評判を得ていた藤村のみやびな詩風に対し,声調爽やかに男性的悲壮感を漂わせた晩翠の詩も大いに世にむかえられた.本書には『天地有情』のほか生涯の各詩集から「星落秋風五丈原」「荒城の月」等々代表的なものを集めた.
初庫090517ib 長塚節/齋藤茂吉選 長塚節歌集 岩波文庫(創刊版)923-924、菊判半截、212p.、パラフィンカバー、帯緑1068 1939(昭和14),9刷、良、ヤケ、シミ、カバーイタミ 凡例、解説・後記齋藤茂吉 1,000
初庫060621ib 岩波文庫(創刊版)923-924、菊判半截、212p.(カバーなし) 1940(昭和15),11刷、良下、背イタミ、扉蔵書印・シール、ヤケ、シミ 500
初庫070301ib 1940(昭和15),11刷、可、背傷み、扉加印、ヤケ強、シミ、折れ 500
初庫061129ib 岩波文庫923-924、212p.、パラフィンカバー 1945(昭和20),14刷、良、大ヤケ、シミ 300
初庫060808ib 岩波文庫923-924、211p.(カバーなし)、帯緑74 1959改版24刷、良下、ヤケ強、シミ 300
  ☆もろこしの穂ぬれ吹き越す秋風の寂しき野辺にまたかへり見む――歌人長塚節は子規の指導を受け,その没後,左千夫,赤彦,茂吉らとともに活躍した.田園風物の写生より入り,ついに人生悲哀の極致を歌ったその歌風は,主情的な左千夫と対照をなしている.全作品より819首を選び,巻末の評伝的解説は得がたき手引書となっている.
初庫060808ib 中野重治自選 中野重治詩集 岩波文庫5610、130p.(カバーなし)、帯緑330 1967,11刷、良、背ヤケ、中扉書込、ヤケ 後書き、解説壷井繁治 300
  ☆中野重治の詩は,日本の抒情の系譜とふれあう哀歓の情緒を盛った抒情詩にはじまり,革命運動のなかでの自己の変革を経て,燃え上る「憤怒」を鋭い感性を通して歌いあげるに至る.本書はこうした詩人の歩みのすべてを収め,各版本にみずからよせた文章も併せて収録した定本詩集である.
売切080602ib 中野逍遥/笹川臨風・金築松桂譯 譯文(訳文)逍遥遺稿 附原文 岩波文庫(創刊版)552-553、菊判半截、238p.、パラフィンカバー、帯緑1048 1938(昭和13),2刷、良、ヤケ、シミ、カバーイタミ 解説岡本監輔、中野文学士小伝、例言六則、附録逍遥遺稿原文 1,000
☆秀才の誉れ高く,大成を期待されながら26歳で夭折した明治の漢詩人中野逍遥(1867‐1894)の,学友たちの手で編まれた遺稿集.詩300首余.熱烈の情,哀切の思い――日本人が和歌ではなく漢詩で恋愛を縦横に謳った希有なものである.藤村の「若菜集」に「哀歌,中野逍遥をいたむ」がある.
初庫081030ib 中原中也/大岡昇平編 中原中也詩集 岩波文庫緑97-1、510.、カバー 1983,5刷、優 編注、解説、年譜 500
  ☆中原を理解することは私を理解することだ,と編者はいう.こうして飽くなき詩人への追求が三十余年にわたって続く.ここにその成果を総決算すべく,中也自選の『山羊の歌』『在りし日の歌』の全篇と,未刊詩篇から六十余篇を選んで一書を編集した.読者はさまざまな詩に出会い,その底にある生の悲しみに心うたれるに違いない.
初庫070104ib 中村憲吉/齋藤茂吉・土屋文明編 中村憲吉歌集 岩波文庫(創刊版)2623-2624、菊判半截、226p.(カバーなし)、帯緑1162 1941(昭和16)初版良、ヤケ、シミ 解説斎藤茂吉、著書及研究書 1,000
  ☆中村憲吉(1889‐1934)の歌はあくなき実相写生の結実であり,その風格は万葉調にして精緻,南画をみるがごとき趣きがあり,晩年さらに深く静かに豊かなる境地に到達している.本書に選収する1239首は全作歌の約半数にあたり,その歌風推移発展の跡を見ることができよう.
初庫070104ib 南原繁 歌集 形相 岩波文庫青167-1、289p.(カバーなし)、帯 1984初版 口絵、まえがき、あとがき、注記、寄稿斎藤茂吉、解説氷上英廣 500
  ☆昭和十一―二十年までの自選短歌八一八首を収録.政治学を専門とする著者は,暗い時代,一日本人としてまた東大教授として人知れず戦い来った生の記録を,短歌に凝縮して表現した.まさに本書は,全著作の付加的な一篇をなすのではなく,深い中柩部にあって,著者の豊かな精神的内容とパトスを示すものなのだ.
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