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InterBook絶版七つ森
1InterBook特撰絶版の森

InterBook特撰「詩歌」絶版の森(4)

岩波文庫:は行、ま行

岩波文庫(2)
在庫状況 著訳編者 表題 出版社/判型/体様 発行年/版/状態 構成/備考 価格(円)
初庫070106ib 萩原朔太郎/三好達治選 萩原朔太郎詩集 岩波文庫4345-4347、329p.(カバーなし) 1969,23刷、良下、背イタミ、ヤケ 口絵、あとがき 300
  ☆「詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである」として,ひたすら感情の世界を彷徨しつづけた萩原朔太郎は,言葉そのもののいのちを把握した詩人として,日本の近代詩史上,無二の詩人であった.代表作「月に吠える」「青猫」等より創作年次順に編まれた本詩集は,その軌跡と特質をあますところなくつたえる.
初庫060621ib 廣瀬淡窓/長壽吉校訂 淡窓詩話・約言或問 岩波文庫2208、98p.(カバーなし) 1942(昭和17),2刷、良下、表紙汚れ、ヤケ、シミ 序言、廣瀬淡窓著述竝日記、廣瀬淡窓年譜 500
  ☆故郷の豊後日田に塾舎咸宜園を営み,多くの人材を育てた江戸時代後期の儒学者広瀬淡窓(1782‐1856)は,すぐれた詩人としても知られる.「淡窓詩話」は,門下生の問いに答えて,詩の本質,作詩の方法や心得,詩の味わい方等について語ったもの.併せて,淡窓の信条とする敬天説を述べた約言についての解説書,「約言或問」を付載.
重庫170326ib (藤原定家/)佐佐木信綱校訂 藤原定家歌集 附年譜 岩波文庫(創刊版)756-758、菊判半截、358p.(カバーなし)

1931(昭和6)初版、良下、裏表紙虫食・イタミ、背ヤケ・イタミ、扉蔵書印、薄鉛筆書込多数、ヤケ、シミ

年譜、附言、目次 1,500
  ☆詞の華咲き栄えた新古今集時代に,藤原俊成の子に生まれ,歌人としてまた歌学者として特にぬきんでたのは藤原定家であった.この歌集は,伊勢の旧家来田氏所蔵の古本を底本とし,正徹自筆本,細川幽斎手沢本を参照し,厳密に校訂をくわえたものである.新古今の代表的歌人たる定家の真面目は,本書によって見ることができる.
重庫060925ib 文暁/小宮豊隆校訂 芭蕉臨終記 花屋日記 岩波文庫(創刊版)1227、菊判半截、109p.、(カバーなし) 1935(昭和10)初版良下、表紙シミ・折れ、ヤケ、シミ、折れ 解題校訂者 1,500
売切060921ib 岩波文庫(創刊版)1227、菊判半截、109p.(カバーなし)、帯白110 1939(昭和14),5刷、良下、ヤケ、シミ 1,200
重庫060928ib 岩波文庫(創刊版)1227、菊判半截、109p.、(カバーなし) 1940(昭和15),6刷、可、表紙遊離(補修)、背傷み、扉日付書込、ヤケ、シミ 1,000
重庫061011ib 芭蕉臨終記 花屋日記 附芭蕉翁終焉記・前後日記・行状記 岩波文庫1227、109p.、(カバーなし) 1948(昭和23),8刷、良下、大ヤケ、シミ 解題校訂者、附芭蕉翁終焉記・前後日記・行状記 800
  ☆収録作品:花屋日記(文暁)、芭蕉翁終焉記(其角)、前後日記(支考)、行状記(路通)☆芭蕉の終焉前後の様子を,門弟や縁者たちの日記と手紙により再構成した,という形で描く偽書.文暁作.偽作とはいえ,正岡子規がこれを読んで感動の涙をこぼして以来俳諧ないし文壇には有名なる存在である.芥川竜之介はこれを土台として彼の「枯野抄」を組み立てた.本書は「花屋日記」の他,その主要材料となった其角の「芭蕉翁終焉記」と支考の「前後日記」と路通の「行状記」を収めている.
初庫070125ib 正岡子規 病牀六尺 岩波文庫(創刊版)60-61、菊判半截、194p.、帯緑1005(カバーなし) 1940(昭和15),14刷、良下、表紙シミ、背書込、ヤケ、シミ 解説鼠骨 800
初庫070128ib 岩波文庫緑13-2、194p.(カバーなし)、帯 1982,25刷、優 300
初庫081030ib 1984,26刷改版、優 解説上田三四二 300
初庫060822ib 岩波文庫緑13-2、194p.、カバー 2003,改版56刷、優、美本 100
  ☆『墨汁一滴』に続き,新聞『日本』に連載(明三五・五・五―九・一七)し,死の二日前まで書き続けた随筆集.不治の病についた「病牀六尺」の世界で,果物や草花の写生を楽しむ一方,シッポク談義,子供の教育論と話題は多岐にわたるが,旺盛な好奇心が尽きることのない子規の姿には全く目をみはらされる.
重庫080123ib 正岡子規 仰臥漫録 岩波文庫(創刊版)83-84、菊判半截、186p.(カバーなし) 1927,3版、可、背傷み、ヤケ、シミ 挿絵著者、解説鼠骨 500
重庫070128ib 岩波文庫83-84、186p.(カバーなし) 1949,10刷、良下、表紙劣化、大ヤケ、シミ 300
重庫070128ib 岩波文庫緑13-5、186p.(カバーなし)、帯 1982,14刷、優 100
重庫081030ib 岩波文庫緑13-5、196p.、カバー 1984,改版17刷、優 挿絵著者、解説阿部昭 100
初庫061012ib 2000改版43刷、優、美本 100
  ☆子規が死の前年の明治34年9月から死の直前まで、俳句・水彩画等を交えて赤裸々に語った稀有な病牀日録。現世への野心と快楽の逞しい夢から失意失望の呻吟、絶叫、号泣に至る人間性情のあらゆる振幅を畳み込んだエッセイであり、命旦夕に迫る子規(1867-1902)の心境が何の誇張も虚飾もなくうかがわれて、深い感動に誘われる。
初庫070104ib 正岡子規 子規歌集 岩波文庫(創刊版)366、菊判半截、130p.(カバーなし) 1935(昭和10),7刷、良、扉加印、ヤケ、シミ 解説鼠骨 500
初庫090517ib 1939(昭和14),13刷、良、背イタミ、ヤケ、シミ 500
初庫061130ib 1941(昭和16),15刷、良、ヤケ 500
  ☆くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる――俳句革新運動における写生論を短歌に適用して,明治短歌革新の急先鋒に立った子規の歌風は,多用な題材を自由に歌い,子規文学の頂点の一つをなす.全歌集『竹乃里歌』より短歌八百四十首,旋頭歌六首を厳選した子規歌集の決定版.
初庫070104ib 正岡子規/高濱虚子選 子規句集 岩波文庫(創刊版)2724-2726、菊判半截、272p.(カバーなし)、帯緑1169 1941(昭和16)初版、良、ヤケ、シミ 序選者、索引 800
初庫070803ib 岩波文庫2724-2726、272p.(カバーなし) 1943(昭和18),2刷、良、ヤケ、シミ 500
初庫060504ib 1945(昭和20),3刷、可、大ヤケ、シミ 500
初庫061130ib 岩波文庫2724-2726、272p.(カバーなし)、帯緑65 1950,5刷、良、背褪せ、赤点描、ヤケ強、シミ 300
  ☆正岡子規は三十五年という短い生涯の間に多彩な文学活動をおこなったが,その文学は俳句にはじまり,最後まで片時も俳句から離れることはなかった.『ホトトギス』を主宰,蕪村を再発見した近代俳句の先駆者子規の秀句二三○六句を選び,その俳句世界をあますところなくつたえる.
初庫070104ib 正岡子規 誹諧大要 岩波文庫5422-5423、215p.(カバーなし)、帯緑293 1955初版、良、ヤケ強、シミ 解説柴田宵曲 2,000
初庫061130ib 岩波文庫緑13-7、270p.、パラフィンカバー、帯 1983,2刷改版、良上、経年変化 解説柴田宵曲、新版後記「子規の今日的意義」加藤楸邨 1,500
初庫081030ib 岩波文庫緑13-7、270p.(カバーなし)、帯 1984,改版3刷、良上、薄ヤケ 1,200
  ☆『ホトトギス』により,写生俳句を提唱,俳句革新の道を邁進し,今日あらためて高く評価されている子規の俳論集.子規の俳句観の最良の要約といわれる「俳諧大要」をはじめ,蕪村を再発見した「俳人蕪村」,「古池の句の弁」,「俳句の初歩」,「俳句上の京と江戸」の五篇を精選.
初庫070211ib 正岡子規 墨汁一滴 岩波文庫緑13-4、170p.(カバーなし) 1985,15刷改版、良、背ヤケ、ヤケ、小口シミ、表紙他折れ 解説粟津則雄 300
  ☆明治三四年,子規三五歳.重い肺結核の症状に喘ぎながら,『松蘿玉液』に続き,新聞『日本』に連載(一・一六―七・三)した随筆集.多様多彩なテーマが,みずみずしくユーモアにあふれた筆致で綴られ,子規の精神に拡がりと深さが鮮やかに立ち現れる.近代文学の巨星=子規が随筆家としての真骨頂を発揮した書.
初庫081030ib 正岡子規 松蘿玉液 岩波文庫緑13-8、116p.(カバーなし)、帯 1984,2刷、良上、ヤケ 解説加賀乙彦 500
  ☆子規が日夜愛用した中国産の墨の銘をとって名づけられた本書は,『墨汁一滴』『病牀六尺』『仰臥漫録』とならぶ子規晩年の四大随筆の一つ.病床にあって強く濃く生きた人の記録であり,野球が大好きだった子規が書きとめたベースボール紹介の貴重な一文を含む.新聞『日本』明治29.4.21-12.31連載.
初庫070218ib 松江重頼撰/新村出校閲/竹内若校訂 毛吹草 岩波文庫3304-3308、505p.(カバーなし)、帯黄166 1973,3刷、良、ヤケ 解説、凡例、毛吹草の刊年及び諸本考略 800
  ☆本書は松江重頼撰の俳諧方式書でこの種俳諧軌範書の先駆をなし,俳諧研究資料として逸すべからざるものである.書中季語の部は俳諧語彙として,諺の部は日本の純粋な俚諺集として共に最古のものといわれ,付合語彙は江戸初期の民衆の生活感情を,諸国の名物の部は地方文化を窺わしめる.
初庫070104ib 松尾芭蕉/伊藤松宇校訂 芭蕉七部集 岩波文庫56-58、322p.(カバーなし) 1948(昭和23),11刷、良下、表紙傷み、ヤケ強、シミ 例言校訂者 800
初庫070206ib 松尾芭蕉/中村春定校注 岩波文庫6766-6769、446p.(カバーなし) 1966初版、良下、扉加印、書込、ヤケ強、シミ 口絵、凡例、補注、発句・連句索引、解説 500
  ☆収録作品:冬の日、春の日、曠野、曠野員外、ひさご、猿簑、炭俵、続猿簑☆旅人芭蕉と称される如く芭蕉の一生は旅に始り旅に終る.本書はその一所不住の境涯と表裏をなした芭蕉一代の俳風の変遷を跡づけるとともに蕉風俳諧の代表作を集めて門流修業の範とするために撰定されたといわれ,爾来蕉門の聖典と見なされて来たもの.ここにその望み得る限り厳正な校注本を提供する.
初庫060504ib (松尾芭蕉/)伊藤松宇校訂 奥の細道 その他 芭蕉翁紀行集 岩波文庫(創刊版)100、菊判半截、102p.(カバーなし) 1929(昭和4),3版、良下、シミ 例言校訂者 300
初庫070301ib 1931(昭和6),5版、良下、背傷み・ヤケ、書込、ヤケ、シミ 300
初庫070415ib 1936(昭和11),12刷、良、ヤケ、シミ 300
初庫070104ib 岩波文庫(創刊版)100、菊判半截、102p.、パラフィンカバー、帯黄9 1936(昭和11),12刷、良上、赤傍線、帯シール 500
初庫061011ib 岩波文庫(創刊版)100、菊判半截、102p.(カバーなし)、帯黄9(断片) 1936(昭和11)改版初版、良下、ヤケ、シミ 500
初庫061130ib 岩波文庫(創刊版)100、菊判半截、102p.(カバーなし) 1936(昭和11)改版初版、良、背ヤケ(判読困難)、ヤケ、シミ 300
初庫070301ib 1939(昭和14),17刷、良下、背傷み・ヤケ、記名、ヤケ、シミ 300
  ☆収録作品:甲子紀行、鹿島紀行、芳野紀行、更級紀行、奥の細道、嵯峨日記
売切120803ib (松尾芭蕉/)杉浦正一校註 芭蕉 おくのほそ道 附曾良随行日記 岩波文庫5745-5746、220p.(カバーなし)、帯黄94 1972,17刷、良、ヤケ 口絵、凡例、解説、行程図 300
  ☆収録作品:おくのほそ道、良随行日記(延喜式神名帳抄録、名勝備忘録、日記本文、俳諧書留)
初庫061102ib (松尾芭蕉/)萩原恭男校注 芭蕉 おくのほそ道 付曾良旅日記・奥細道菅菰抄 岩波文庫黄206-2、290p.、パラフィンカバー、帯 1979初版、良、ヤケ 凡例、補注、芭蕉宿泊地及び天候一覧、おくのほそ道行程図、主要引用書目一覧、索引(発句、地名・人名)、解説 300
初庫070104ib 1979,2刷、優 100
初庫060719mb 岩波文庫黄206-2、290p. 1984,8版良上、赤傍線、ヤケ 100
☆人生を「旅」と観じ、自己の生活をそのまま芸術と化した「風狂」の姿。紀行文の形をとりながら芭蕉はこの一書に自らの俳諧の到達点を示そうとしたのであろう。美しく味わい深い文章、構成の巧み、磨き抜かれた芸術精神、それらが生み出した「幻術」の世界がここにはある。旅の実録『曾良旅日記』、秀れた古注釈書『奥細道菅菰抄』を併収。
初庫070104ib 松尾芭蕉/小宮豐隆編 芭蕉連句集 岩波文庫(創刊版)703-705、293p.(カバーなし) 1940(昭和15),4刷、良下、ヤケ、シミ 緒言 800
初庫061130ib 岩波文庫703-705、293p.、パラフィンカバー、帯黄51 1955,7刷、良、ヤケ強 500
初庫070104ib 1955,7刷、良下、ヤケ強、シミ 500
  ☆許六は師芭蕉の言葉をとらえ,「発句は門人の中,予におとらぬ句する人多し.俳諧(連句)においては老翁が骨髄と申されける事毎度也」と記している.芭蕉の魅力は連句捌きのうまさにある.蕉風成立以後の歌仙九五巻(『七部集』所収のものは除く)を年代順に収め,周到綿密な校注を加えて,その捌きの妙技を堪能できるよう努めた.
初庫061102ib 松尾芭蕉/頴原退藏校註 校註 芭蕉俳句集 岩波文庫(創刊版)811-812、菊判半截、296p.(カバーなし) 1936(昭和11),5刷、良、背大ヤケ、ヤケ、シミ 例言、附録一考証の部・誤伝の部 500
初庫070122ib 1939(昭和13),8刷、可、背切れ、裏表紙裂け、ヤケ、シミ 300
  ☆『七部集』の連句に対する芭蕉発句の全集.すべての句を新たに一々出典に当って確かめ,また年代考証を行って可能な限り正確に年代順配列を行ったほか,存疑・誤伝句も付録し,豊富な資料に基づく脚注と併せ読者に便なる工夫をした.
初庫060504ib 松尾芭蕉/頴原退藏編註 芭蕉文集 岩波文庫(創刊版)2549-2550、菊判半截、203p.(カバーなし) 1940(昭和15)初版、良下、ヤケ強、シミ、折れ 例言、芭蕉文集について 800
初庫060504ib 岩波文庫(創刊版)2549-2550、菊判半截、203p.(カバーなし)、帯白189 1940(昭和15)初版、良下、ヤケ強、シミ 1,000
初庫070104ib 岩波文庫2549-2550、204p.(カバーなし) 1942(昭和17),2刷、良、ヤケ、シミ 300
初庫060504ib 1943(昭和18)3刷、良下、ヤケ、シミ 300
  ☆本書は芭蕉の遺文のうち日記紀行を除く短篇作品を網羅し年代順に排列したもので,98篇を収める.各篇に出典年代等に関する解説を添え,かつ校異及び註解を施す.芭蕉研究史上,またいわゆる俳文学の古典として重要なものである.読者はその中に,多くの日本文学の伝統の美を見出すことができる.
初庫070104ib 松尾芭蕉/中村俊定校注 芭蕉紀行文集 付嵯峨日記 岩波文庫黄206-1、179p.、パラフィンカバー、帯黄163 1974,4刷、良、ヤケ強 口絵、凡例、補注、付録紀行旅程及び略図、解説、索引 500
  ☆収録作品:野ざらし紀行、鹿島詣、笈の小文、更級紀行、嵯峨日記☆人生の本質を無常・流転に見た芭蕉の芸術と生涯はいくつかの旅を展開点として飛躍を遂げてゆく.肉体と精神を日常性の停滞から解き放ち,新たな発見に直面させてくれるもの,それは旅であり,芭蕉の人生観・芸術観の具体的吐露が紀行文であった.本書に収めた諸紀行文は『奥の細道』という高峰に至る道標とも言えるであろう.
売切081103ib 源実朝/齋藤茂吉校訂 新訂 金槐和歌集 増補新版 岩波文庫(創刊版)492-493、菊判半截、268p.(カバーなし) 1939(昭和14),14刷増補、良下、表紙劣化、巻末書込、ヤケ、シミ 凡例、☆寄稿賀茂真淵、索引、定家所伝本による校訂増補、解説 1,000
初庫061130ib 金槐和歌集 岩波文庫黄103-1、312p.、パラフィンカバー、帯 1980,改版38刷、良、薄ヤケ、カバーイタミ 凡例、改版について柴生田稔、寄稿賀茂真淵、解説、索引 500
  ☆賀茂真淵「鎌倉右大臣家集中抜粋」「鎌倉右大臣家集の始に記せる詞」☆鎌倉三代将軍源実朝の歌集であり,金槐とは鎌倉右大臣であった実朝自身をいう.当時の新古今調全盛時代にあって,この薄幸な青年詩人は,現実的な万葉調の歌をよみ新しい美的感覚によって自らの感情を豊かに歌いだした.校訂者は歌人としての源実朝研究に力をつくしたアララギの巨匠斎藤茂吉である.
初庫060504ib 宮沢賢治/谷川徹三編 宮沢賢治詩集 岩波文庫4125-4127、362p.(カバーなし)、帯緑95 1950(昭和25)初版、良下、ヤケ、シミ、ヨレ 註、解説編者 300
  ☆収録作品:春と修羅一~四、東京、文語詩稿、肺炎詩篇、手帳より、歌曲☆野や山を友とする自然体験,法華経に傾倒した宗教体験,貧しい東北農民を眼前にみる社会体験の三位一体の上に発想・表現される宮沢賢治(一八九六‐一九三三)の独特の魅力に満ちた詩群から一四六篇を収録.一瞬一瞬心に映るものの中に万象の永遠の姿をみるという賢治の世界は,今日ますますその不思議な輝きを増し,読者をとらえてはなさない.
初庫061130ib 向井去来・服部土芳/潁原退蔵校訂 去来抄・三冊子・旅寝論 岩波文庫1916-1917、265p.、パラフィンカバー、帯黄44 1951,2刷、良下、ヤケ強、シミ 例言、解説 500
初庫060808ib 岩波文庫1916-1917、265p.(カバーなし)、帯黄44、「岩波書店謹呈」印 1965,15刷、良、赤傍線、ヤケ 300
初庫070104ib 岩波文庫1916-1917、265p.、パラフィンカバー、帯黄44 1973,23刷、良、ヤケ強 300
☆去来抄・旅寝論は去来の,三冊子は土芳の俳論である.去来抄は先師評・同門評・修行教に分れ,旅寝論は許六の「篇突(へんとつ)」に対する反論.三冊子は赤冊子・白冊子・忘水の三部からなる.いずれも俳諧の起源,不易流行,わび・さび・風雅・軽み・作家修行・態度を論じた蕉門の代表的俳論であり,芭蕉を知る上に必読の文献.
売切070418ib 宗良親王/松田武夫校訂 李花集 岩波文庫(創刊版)2712-2713、菊判半截、182p.(カバーなし) 1941(昭和16)初版、良下、表紙傷み、ヤケ、シミ 解題、凡例、御歌索引 2,000
重庫070510ib 岩波文庫(創刊版)2712-2713、菊判半截、182p.(カバーなし)、売上カード197 1941(昭和16)初版、良、シミ、折れ 2,200
重庫080304ib 岩波文庫(創刊版)2712-2713、菊判半截、182p.(カバーなし)、帯白197(断裂) 1941(昭和16)初版、良、背ヤケ、扉他蔵書・廃棄印、ヤケ、シミ 2,500
売切070418ib 宗良親王/松田武夫校註 岩波文庫2712-2713、182p.(カバーなし) 1943(昭和18),2刷、良下、表紙・扉ホチキス穴、ヤケ、シミ 1,500
売切070418ib 1943(昭和18),2刷、可、背傷み、綴じ外れ、扉穴、ヤケ 1,500
  ☆天台座主を辞して北畠親房らとともに北朝側と戦った宗良親王は、すぐれた歌人としても知られ、北朝中心の勅撰和歌集に対抗して「新葉和歌集」を撰集した。本書は、親王が、将来の勅撰集に備えて自ら編んだ家集。親王らの歌899首のほかに贈答歌をふくめ912首を収める。詳細な詞書が南朝内部の動向を伝えている。☆宗良親王は、新葉和歌集の編者として不朽の御名を和歌史上にとどめさせられたと共に、御集李花集を残されたことによって、大義の歌人としての和歌史上の位置を、いよいよ決定的なものとされたのであった。(「解題」より)
初庫061011ib 室生犀星自選 室生犀星詩集 岩波文庫5484-5485、222p.、パラフィンカバー、帯緑300、売上カード 1973,20刷、良上、経年変化 あとがき 500
初庫081030ib 岩波文庫緑66-2、320p.(カバーなし)、帯 1973,30刷改版、良上、薄ヤケ あとがき、初出一覧 300
  ☆「ふるさとは遠きにありて思ふもの/そして悲しくうたふもの」――孤独の中にあって犀星は人の世のもろもろの人間くささを歌いつづけた.厖大な詩業のうちから作者自らがここに選びぬいた二一四の詩篇に,読者は芳醇で清澄な古酒の味わいにも似たしみじみとした詩情をおぼえ,心うたれるにちがいない.
初庫061031ib 明治天皇 明治天皇御集 全 宮内省藏版 岩波文庫1660-1661、258p.(カバーなし) 1945(昭和20),7刷、良、ヤケ、シミ 臨時編纂部、索引 500
  ☆幼少時より詠みはじめ、生涯に10万首もの作品をなした明治天皇(1852-1912)の歌は、桂園派の影響を受けながらも、帝王調ともいうべき作風を樹てて、昭和期に入って白秋、茂吉など歌壇の巨匠から称賛された。収録歌数1687首。
初庫070218ib 森川許六・向井去来/横澤三郎校註 許六 去来 俳諧問答 岩波文庫5265-5266、226p.(カバーなし)、帯黄73 1954初版良下、大ヤケ、ヌレ 口絵、解説、凡例 800
  ☆元禄7年芭蕉没するや,蕉門の徒は競って師なき俳壇に覇を争った.その結果,異なる立場による者同士にあまたの論争が惹きおこされた.その中でひときわ高く光るのは,去来と許六との士君子の論争,すなわち本書「俳諧問答」である.芭蕉俳諧の諸問題を究明するには,「去来抄」「三冊子」とともに欠くことのできない貴重な資料である.
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080221独立開設、130730改訂、170326改訂、201222改訂
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