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2002.7 Get Album
Room With A Vew (眺めのいい部屋)
Henri Salvador
なんたってこの洒落男ぶりを御覧下さい。御歳83歳。
9月に来日が決まっていますが、そのキャッチフレーズが「アンリ・サルバドールは生きていた。」凄いですねえ。ブエナヴィスタのコンパイ・セグンドかシャンソン界の伝説アンリ・サルバドールか。
で、音はといいますとジャケット同様爽やかな5月のパリを思わせる仕上がり (って当然私行ったことありませんが...)
力の抜け具合がなんとも気持ちよくお昼寝にピッタリであります。

Easy Now
Jeb Loy Nichols
手にしてるのは2枚目なんですが、どういう人なのか全く知りません。
どういうジャンルなのかも上手く説明できませんが、しかしよく聞かれるんであります。
どういうジャンルなのって。あなたの今聴いておられるような音ですと答えるしかありません。不思議な浮遊感をもったメロディーがこれも肩の力を抜いてくれます。
調べたところ、映画「グッドウイルハンティング」に1曲取り上げられているそうであります。

Folksongs & Blues
Mississippi John Hurt,1963
ちょっとお勉強を。ミシシッピジョンハートは1992年生まれ。
35歳ぐらいでレコードデビューするんでありますが、時あたかも世界大恐慌。あっというまに忘れ去られて幾星霜。
1960年代のフォークリバイバルのおりに再発見されて(まるでクロスロードのブルーズマンだ)ディランやジョン・セバスチャンからも愛されたFolk Song &Blues Manなのだとか。 そんな彼の再デビュー盤がこれであります。この時ミシシッピジョンハート71歳。
本邦におきましては高田渡師匠なんぞが熱心に、そのフィンガリングを学んでおったと伺っております。(トリビュートアルバム参照)


Freeman & Lange
Freeman & Lange
その帯にも記載されているように故松平氏が「ブラックホークの選んだ99枚のレコード」上で賞賛していた 一枚がCD化されました。
ここではその松平氏の文章をそのまま記載させていただきます。
「カントリー”フライング・フイッシュ”レーベルが送り出したアコースティック・デュオ、ダグ・フリーマンと ドン・ランゲのデビュー作。通例、ローカルな人でも、いざレコーディングとなると、既成の音楽生産地に出向くものですが、彼らはアイオワでこのアルバムを創っています。ここには名の知れたミュージシャンは1人も 居ませんが、実生活の背景を同じくする者同士が身を寄せ合って全編にわたりインテリジェンス流れる演奏を展開しています。彼等のプレイは決して下手ではなく、ドラムレスのフォークサウンドにフルートやクラリネット等の音を絡ませて、しかもシンプリシティーを損なわない、いぶし銀の光沢を持ったものです。」
ジャケット写真は、ご本人またはその製作会社の著作物です。