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2004.3 Get Album

Me & Mr. Jhonson
Eric Clapton
待ちに待ったエリッククラプトンのブルースアルバム、しかも今回はすべてロバート・ジョンソンのカバーということで期待も高まるばかり。で、聴いて見て...う〜んどうなんでしょう? クラプトンという方、良く言えば真摯、悪く言えば不器用なんでしょうか。身軽に新しいコンセプトに挑戦するかと思えば、ブルースを前にしてはこんなにも姿勢を正してしまいます。インタビューでも「まさかロバート・ジョンソンのカバーアルバムが出せるなんて」言っていたようでありますが、師の作品の前にやや謙虚さが前面に出てしまったよう。60歳を前にしてなおこの姿勢、ブルースの奥深さ故でありましょうか。


1999
So Like Joy
Jonell Mosser
ちょい前のアルバムですが、今月のフェーバリットで紹介している元オーリアンズのジョン・ホールがプロデュースしています。張上げるとリンダ・ロンシュタットにも似た声の持ち主、ジョネル・モッサーがソウル風味のボーカルスタイルでアップテンポからバラードまで聞かせます。その時々の音というのはあるのでしょうが、こうして時代に流されない音を聴くとやはりコレだな、と思う春の夕暮れ時。


2003
Sisters & Brothers
Rory Brock, Maria Muldaur & Eric Bibb
すっかり貫禄のブルースレディとなったマリア・マルダーのロリー・ブロックとの共演盤。前作に当たる(?) 「RichLand Woman Blues」同様全編アコースティックギターによるブルースアルバムです。んで、このエリック?さんは始めてのお名前ですが、かなりkeb'mo入ってます。ところでこの「Rich Land〜」は私のフェーバリットアルバムなのですが、その共演者も凄い。ジョン・セバスチャン、ボニ・ーレイト、タジ・マハールetc。2枚まとめてのお薦めアルバムですぞ。


2003
Old Man Time
Jazz Pharaohs
461イチ押しアルバム&ミュージシャンとして紹介したスタンリー・スミス率いる、ジャズファラオズの初アルバム。こちらはグッドタイムジャズとでも申すのでしょうか、オールドスタイルでこれまた渋くキメテくれてます。本人はヴォーカルとクラリネットを担当。小さなホールで聴いてみたい音。来日を期待したいところです。
ジャケット写真は、ご本人またはその製作会社の著作物です。