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2005.4 Get Album

Have a Little Faith
Mavis Staples
「ラストワルツ」のスタジオ収録パートに参加しているステイプルシンガーズ。御免なさい、その程度しか知識がないんです。でもあの「Weight」は絶品でした。で数年前にはブルースカーニバルにも出演。その時のブルースクイズが「(あの曽我キッスの)ジェンキンスさんとメービス・ステイプルさん。どちらが年上?」という非常にコアな質問でした。で本作は「ブルースの老舗アリゲーターレコードからのリリース。そのルーツであるゴスペルの匂いのするブルースアルバム」でありましてゆっくり聴き込んで欲しい一枚。
Mavis Staples still has soul

Walkin' In The Shadow Of Life
The Neville Brothers
待ちに待ったネヴィルの新作。でもなかなか買わなかったとですよ。だってリズム隊がいないんでしょ?んであのネヴィルのグルーブがあのウネリが出るの?しかしレヴューなんか見ると皆誉めてるわけですよ。でもって買ったさ。う〜ん、何か違う。これが新しいネヴィルすか?ルーツソウルだのルーツロックなんて言葉が出てくる昨今、こちとらが古くなっちまったのか。そんなにターンテーブルやラップがいいのでございましょうか。ほとんど鶴田浩二のような私でございます。ま、もちっと噛み締めてみるとですよ。

In And Out
Carlos Johnson
昨年のブルースカーニバルで惚れてしまったカルロス・ジョンソンのソロアルバム。(初リーダーアルバムか?)ステージではオーティス・ラッシュの代役として大活躍のカルロスさんでしたがここではちょいスマートなギタリストといった面持ちで登場してくる。アルバムの顔もダンディーだしな。後半序所に粘っこさを増し、あぁこんなんでしたと納得。もっと暴れ回る演奏も聞いてみたいが、そんな年でもないか。ちなみに今年のブルースカーニバルはまたまたバディ・ガイ。行って来ま〜す。


DVD
Show Boat Carnival 1976 - Blues is A-Live Tour 1976
1975年,76年と言えばもっとも多く日比谷野音に通った年だ。なのにこの夏のフェスティバルには行ってないんだなぁ...残念。けれど写し出される光景は紛れもなく当時のもの。そこに自分がいないのが不思議くらいだ。
DVD1枚目はオレンジカウンティーに始まり夕焼け楽団、小坂忠そして憂歌団。憂歌団以外なぜか皆老け顔で一様のアロハと鬚面が微笑ましい。この手の音楽が好きだからと言われりゃそれまでだが、例えそれが物真似の域を出てないにしろ最も上質な音楽がこの時期提供されていたんではなかろうか。
DVD2枚目は1900年生まれのスリーピー・ジョン・エスティスとハミー・ニクソンの来日公演とその日々を追ったドキュメント。当時22,23才の憂歌団がおじいちゃん年齢の伝説的ブルースマンと対等に渡り合ってる。酒飲んでる。打ち上げでギグしてる。もう最高!DVD化に感謝。二人が神社の手水場の手桶で水飲んじゃうのは御愛嬌。
ジャケット写真は、ご本人またはその製作会社の著作物です。