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心理カウンセラー 行政書士 近藤敏広



調査ファイル 1の3



再び、某月某日。東京のベテラン探偵事務所にて。

探「どうだった?」

私「ちょっと鬼ごっこをやって来たよ。」

探「尾行を巻いたのね?」

私「そうそう。一日目(これは後で書こうと思っている)の尾行は完璧だったからね。二日目は遊ばせてもらったの。」

探「15万円も出して?」

私「めったにない経験だからね。詳しく話そうか?それとも同業者だからお見通しかな?」

探「聴かせてほしいね。」

私「一日目はね。デパートに買い物に言ったんだ。報告書をみると部屋を出るところから買い物をしているところや

部屋に戻るまでの写真が全部写っていたんだ。」

探「ちゃんと仕事はしているね。」

私「幾つか疑問はあるのだけどね。身辺調査がなんで尾行調査になったのかとデパートの売り場の写真をあんなに写して

いいのかなあ?と思ったの。」

探「違反ぎりぎりのところかな。尾行調査になったのは訳があるんだよ。」

私「なんだ教えてくれればいいのに。」

探「話の手としてね。お客に質問する時は否定疑問文で質問するのが手なの。」

私「具体的には?」

探「ほらほら、よく占い師とかがお客がYESにもNOにもとれる質問をしてお客を納得させる手があるじゃない?」

私「なるほどね。そう言えばそんな気がする。」

探「で、尾行されているのはわかったの?」

私「かなり完璧。さすがにデパートの人ごみの中では調査員がだれだかわからなかったけれどそれよりもね。」

探「なになに。」

私「行く途中の道はほとんど車もいないのにちゃんと付いてきたんだね。姿も見えなかったよ。」

探「たいていの人は後ろ側面か利き腕の側面に気をとられているからね。」

私「それって?」

探「人が一番近寄ってもらいたくない場所。つまりそちら側には注意が働くから尾行しては行けない場所なんだ。」

私「探偵学校で教えてるの?」

探「ううん教えない。昔心理学でならった。で、それだけじゃないんでしょ?」

私「実はね。朝から自宅ずっと付近を見ていたけれど、散歩は日課だからね。普段と違うところをチェックしたの。」

それで、帰ってからスペアナ(付近の電波を全て同じに受信して画面に表示する機械)のスイッチをいれたんだ。

そしたら周波数〇〇〇MHあたりに強い信号がたっているじゃない。」

探「だてに無線通信士(もちろん免許をもっている)をやっているわけじゃないんだね。」

私「もっともそれだけじゃ、近くにいるかも知れないと言うことしか解らないけれどね。」

探「みつけたの?」

私「正直わからなかったね。歩いた道はは両側民家だったし高い建物もなかったからね。」

探「車か、でなかったら人は歩いていた?」

私「いたけれど特定は出来なかった。それだから、地元の人しか通らない道へ出たんだ。」

探「うん。」

私「前の道を歩いていた人がいたから多分彼だなと思ったの。で携帯電話で話をするフリをして彼に通りすぎてもらったんだ。」

探「そのままデパートへ?」

私「そう。どうせ報告書がくればその場所の写真が貼ってあるだろうからね。一日目は二日目の予定のヒントにしたかっただけ

だからそれで一日目の鬼ごっこはやめたの。」

探「それだけで15万円はらったの?」

私「ヘッドフォンでウォークマンを聴くフリをしながらレシーバーをスキャンさせていたから、それで充分聞こえたものね。

それよりも二日目の逆調査をどうしようかなと考えていたほうが楽しかったんだ。」

探「それで二日目は誰もいない見通しの良い場所でどう出るかを確かめたのね。」

私「そうそう。」

後日談

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