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心理カウンセラー 行政書士 近藤敏広



調査ファイル 1の4



数日後の某月某日。再び東京のベテラン探偵事務所にて。

探「調査報告書はどうだった?」

私「写真と撮影地の説明ばっかりで不審者なし。とかいてある写真帳が来ただけ。」

探「尾行を巻いたところは写っていた?」

私「写ってなかったね。50ページもある写真帳だけど」

探「あなたが上手く巻いちゃうから。」

私「おかげで調査員の特定や車の特定も私の思っていた通りだった事がわかったよ。」

探「あなたの横を走っていたあやしい車から撮ったらしい写真があったのね?」

私「そうそう、探偵が道に迷っちゃいけないよね。」

探「探偵に一番大切なのは何だと思う。」

私「今までは推理力と情報収集力かなと思っていたけれど、一番は体力と地理に詳しいことのようだね。」

探「最初は追跡捜査つまり尾行から仕事を覚えるからね。」

私「情報収集はその次に覚えるの?」

探「探偵って大体3種類くらいいるんだね。資格試験なんかないから。今度法律で公安に届けないといけなくなったんだけどね。

もっとも個人営業では食えないから探偵学校の下働きみたいなのから入る人もいるらしいね。」

私「具体的には?」

探「ほらほら企業調査を専門にする帝国興信所とか中小企業の社長の素行を調べてくれる東洋経済なんかが有名だね。

あとはウチみたいな個人向けの興信所とバイク便だね。」

私「私が前に勤めていた会社も新規取引をする時は新会社の情報を集めたものね。」

探「そうだったね。確かH社の調査課に居たんだっけ?」

私「中小企業の社長の素行を調査したりね。」

探「そのほかには?」

私「いろいろね。」

探「話は変わるけれどこの写真を見てどこだかわかる?」

私「うーんと、ガードレールのイチョウは東京だねえ。このモノレールは立川かな。時刻は夕方だよね。だとすると

影の位置からしてこの人物の後の方角は北だね。その先に給水塔がある。と言うことは東大和市と立川市の境あたりと言うこと

になるね。」

探「よくわかるね。」

私「調査課に居たとき日本中を歩いたもの。」

探「調査業もおんなじだよ。ノウハウは探偵学校で教えるけれど地理は自分で経験しないとね。」

私「あっ!お客みたいだから帰るね。」

探「近いうちにまた来てよ。こんどは暗号で確認してからにしようね。」

私「なんだか面白そうな話がきけそうだね。裏秋葉原でも歩いてこようかな。」

探「そのほうが面白そうだね。それじゃ、またね。」

この続きはまた。

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