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ゴルフスイングにバランス感覚は必要?

米国のゴルフのレッスンプロの中には「日本の一流ゴルファーと欧米のゴルファーとの違いは、バランス感覚が違う」という発言をする人がいます。

ゴルフスイングにはバランス感覚が必要だという認識なのです。

日本人でも片山選手のゴルフスイングはバランス感覚が優れているほうですが、それでも欧米で活躍するためには、並大抵の努力では通用しません。

世界のゴルフ大会で上位に食いこくためには、今以上のバランス感覚を高めようとトレーニングを積んでいると耳にしました。

アマチュアゴルファーの場合は、オーガスタくらいの難コースでプレーする機会はほとんどない思いますが、どんなポジションからでも、体勢を崩さずにゴルフスイングをすることが欠かせないのは同じです。

では、バランス感覚を具体的に鍛えるためにはどうしたらいいかという話になります。

最初は、練習を始める前に目を閉じた状態でゴルフクラブを両手に持って肩の高さまで上げ、片足で1分間立ちをしてみてください。

何度か繰り返して試してみると、ある程度バランスが安定してくると、両腕の高さが揃っていることに気付くと思います。

ゴルフ5もう一つのトレーニング方法は、足場が不安定な場所からスイングするトレーニングです。バランスディスクのような器具を利用して練習するのが、効果的です。

最初はほとんど打てないのが普通ですが、あきらめずに続けているとバランスをとろうと本能的にするため、徐々にボールに当たるようになり、ゴルフスイングも安定してくるなずです。

バランスディスクの効果

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日本のゴルファーでも伊沢プロや片山プロはバランスディスクでスイングしても、フラットな地面と変わりがないようなゴルフスイングをしますので、相当バランス感覚を磨いているのでしょう。

バランスディスクの練習を続けるうちに、足首などにあるバランス筋が鍛えられて、構えたときに自然と地面の傾斜に合わせたアドレスができるようになります。

バランスディスクのような器具がない場合でも、駐車場の車止めのような所に片足を乗せて素振りをするだけのトレーニングでも、十分効果が期待できます。

プロゴルファーの鮮やかなゴルフスイングの一部分を切り取って、フォームだけを単純に真似するだけではいけません。

バランスを保ったままフィニッシュまで完全に振り切ることを優先したトレーニングを行うことが基本です。

テークバックのポジションなど細かい位置を修正する感覚よりも、ゴルフスイング全体のバランスをチェックしたほうが、上達する早道です。

足の裏で地面の傾斜を読むセンサーを磨くのが片足立ちの極意です。

クラブ特性の変化

クラブ特性の著しい変化はゴルフスイングからフットワークを少なくしました。パーシモンのヘッドの場合、ギア効果が大きく寄与してトウ寄りで打つと飛距離が伸びたものです。

これが、チタンヘッドになると「長・軽・大」という飛距離アップに必要な3大要素を備えているので、フェースセッターでヒットできれば十分な飛距離が約束されています。

体の動きから見れば、フットワークを大きく使う場合は左へのバランス移動が大きくなり、インパクトで手が左にズレて、結果的にトウでボールを捉えやすい特徴があります。

一方、フットワークを最小限に抑えた場合は、アドレスと同じ位置でインパクトしやすくフェースセンターでボールをヒットしやすいのです。

ゴルフ6 ゴルフスイングを変化させた大きな要因の一つは、ゴルフクラブの重量が軽くなったことが挙げられます。

非常に重いバットなどと非常に軽いヘッドのついてないシャフトなどをそれぞれ振ってみると、この違いが体感できるでしょう。

重いバットを振るにはバックスイングでもバランスを保ちながら大きなウエートシフトが必要になり、軸の大きな移動とフットワークがないと振り切ることは難しいものです。

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一方、軽いものでジャストミートするには、フットワークを小さくして、軸を動かさずに振ったほうがやさしくできます。

ゴルフスイングに使う道具が変われば、それを使いこなすゴルフスイングのテクニックも違ったものが要求されます。

現代のクラブを使いこなすには、フットワークを抑えたゴルフスイングが大きな目標となり、バランスのとり方も違ったものになってくるわけです。

バランスボールを使ってみる

人間の身体は顔を含めて完全な左右対称にはできていません。

手にも利き腕がありますが、身体全体も使い方のバランスは人それぞれに違っています。

そのため、大部分の人が、非常にわずかだとは言え左右の肩の高さや脚の長さが違ったり、身体が歪んでしまってきています。

これは、当然ゴルフスイングにも大きな影響を与える要因になっていることは確かでしょう。

そこで、バランスボールを使って身体機能を調整することもプラスに働くことだと思われます。

身体の前後左右のどちらかに力が加わった状態では、バランスボールの上に上手に乗ることが難しいです。

バランスが崩れてしまうと転んでしまいます。そのため、単純にバランスボールに座るだけで、身体の前後左右のバランスを調整することができます。

こうした方法も身体のバランス感覚を磨くのに適した方法だと言えるでしょう。

重いボールを使って上半身の力の抜き方を覚える

フォロースルーで、腕や肩などを含めて上半身に力が入っているアマチュアゴルファーは非常に多いものです。

これは最初のアドレスとの時から力が入り過ぎていることが原因です。つまり、リズム感がなくバランスも乱れてしまい、タイミングもとれていないゴルフスイングだから、そうなるわけです。

こうしたゴルフスイングは、自分のパワーつまり、筋力だけに頼ったものです。これでは、基本となる重力を感じながら気持ちの良いダウンスウイングを実現するのは難しいでしょう。

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力の入ったゴルフスイングという悪い癖を直すのに非常に有効な方法として、重いボールをスイング方向に投げるドリルがあります。

重いボールですなので全身の筋肉を柔らかく使って投げるようにしなければ上手に投げることはできません。

手でこねるやり方には限界があるので、自然と良いポジションの動きができるようになるドリルです。

そして、投げたあとは力が抜けるという感覚がつかめると、フォロースルーで上半身に力が入ることはかなり改善されれうでしょう。

直感や感性を大切にする

なかなか上達できないゴルファーの場合、「ボールは左足の前」「頭は動かさないで固定する」「バックスイングはリストを固めて30センチ真っすぐ引く」などとゴルフスイングのセオリーにがんじがらめになって自分をマシンのようにしてスイングしている人が多いものです。

その上、ゴルフスイングを一連の動きではなく、まるでストップモーションかと思うように各ステップごとに切り分けて説明しているセオリーにも問題があるのかもそれません。

あろうことか、天性の潜在能力を活かすことなくゴルフスイングの基本を学ぼうとしているのです。

ゴルフ練習場では平らな人工芝から打つので、スタンスをとる位置も簡単に決めることができて、身体とボールの距離などがそのたびごとに違ってくることはほとんどありません。

さらに、同じクラブで同じゴルフスイングを繰り返し何度も行うので、両腕を真っすぐに伸ばして両肩とグリップで形成する三角形を維持したまま機械的なゴルフスイングを行っても、ある程度のショットを打つことが可能です。

しかし、実際のラウンドでは、スロープやアンジュレーションのきついライ、ディボット跡、フェアウエーバンカーといった、さまざまな状況下でゴルフスイングをしなければいけません。

地面にはゴルフ練習場の人工芝のような方向を示す白線は当然ありませんし、フラットでもないので、機械的なゴルフスイングをしようとうとしても、画一的なゴルフスイングでは対応は難しいのです。

ヘッドとボールが接触する位置がわずかにズレただけでも取り返しのつかないミスショットになることも多いわけです。

こうした状況では、ライに合わせて身体の位置を調整して、安定して立てる位置でバランスを保ちながら、ボールの位置、フェースの向き、ボールを上げるのか転がすのかといった状況に照らし合わせた狙いのショットによって調整する必要があるのです。

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こうした調整は、ヤーデージ杭や距離計測器に頼る類のものではなく、直感的な距離感や、足の裏で感じる傾斜の感覚などを大切にする必要があります。

こうした潜在能力を存分に活かしたゴルフスイングが必要なのです。

ゴルフ練習場では、1つのゴルフスイングを徹底的に仕上げようとする考え方を持たずに、ボールの位置をいろいろと変えてみてストレートで狙ったり、トップ、ダフりなどのミスショットを恣意的に打ってみてはどうでしょうか。

ミスショットを本番に備えてシミュレーションできれば、実際のラウンドのとき、このライでは、こんなミスになりそうだなという直感が働くようになるでしょう。

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