ゴルフスイングの基本

ゴルフスイングの基本を
このサイトで真剣に学べば
確実にスコアアップにつながります。

ラフの状況とゴルフクラブ

ラフからのアイアンショットでは、ライの見極めが大切だと言えます。

グリーンを狙えるのはボールが浮いている状態だけで、沈んでいる場合は無理に狙わずに、次のショットに勝負をかける戦略を採用しましょう。

浮いている状況でうまくグリーンオンさせる成功率をアップするコツつは、リキまず打つことと言えます。

ラフだから抵抗が大きいと考えて、力を入れて打つのはミスヒットや飛びすぎが起こる大きな原因になりかねません。

強烈なインパクトは避けて「サッ」とスイングして、やわらかく飛ばすイメージでいきましょう。

深くて抵抗感の強いラフ

ラフの状況やプレーヤーのゴルフスイングの基本的な技術レベル、ヘッドスピードなどの要素によって使用するのに最適なゴルフクラブは変わります。

ここでは、基本的なラフの状況を想定したゴルフスイングとゴルフクラブの選択について説明していきましょう。

深くて抵抗感の強いラフがゴルフコースには、特に梅雨から夏の季節にかけて現れます。

全英オープンや全米オープンでは、踝まで覆われるような深いラフが出現するのがテレビ中継でもわかるほどです。世界の一流と呼ばれるトッププロゴルファーでさえ、この深いラフの抵抗には心底悩まされるようです。

ゴルフ5ボールがラフにすっぽりと深く沈んでいれば、クラブ選択は基本的にPW(ピッチングウェッジ)までと考えてください。

全米オープンのような深いラフにボールが入ったら、一流のプロでもほとんどがSW(サンドウェッジ)を使ったゴルフスイングを選択します。

せいぜい限界としてはピッチングウェッジまでではないでしょうか。その理由は、ゴルフクラブの長さが短いほどコントロールしやすく、ラフに食われてしまっても、フェースの向きが変化しないからです。

鋭角的に落とすゴルフスイング

スポンサード リンク

また、ゴルフスイングの軌道は小さく描かれて鋭角的にインパクトヘ向かうので、ボールの後ろ(つまり目標方向と反対方向)のラフに影響されにくいというメリットもあります。

それから、ボールが急角度で上昇していくので、前方のラフの中にボールが当たる可能性も小さくなる点も見逃せません。

深いラフでは、クラブを基本的には鋭角的に落とすゴルフスイングで、ラフからのすみやかな脱出を最優先します。

ラフの葉先がボールの上に出る程度の沈み具合なら、8番アイアンを選択してもいいでしょう。

たとえば、距離が180ヤード残っている場合、150~180ヤードの幅で飛ばせる8番を使うのが上策となります。

4番アイアンでは、うまく当たれば190ヤードと逆に飛びすぎになりますし、当たり損ねると、120ヤードしか飛ばない心配があるためです。

ボールがラフの上に浮いている状態からのゴルフスイングでは、基本的にどんなクラブを選んでも使えます。

その場合は、ボールの後ろ側に生えているラフの状態に注意を払う必要があります。

ボールが浮いて見えても、後ろのラフが深かったり逆目になっている状況ですと、インパクトでクラブフェースとボールの間に草が挟まってしまうからです。

草が間に挟まると、「フライヤー」という現象・ミスショットが起こり、ボールにスピンがほとんどかからなくなります。

結果として、想定していた以上の飛距離が出てしまい、次のトラブルになりやすいのです。

ゴルフ6以上のように、ラフからのゴルフスイングで、一番大切なことはクラブフェイスの芯にボールを当てることです。

普段と同じゴルフスイングが重要だと常々考えています。そのためには、とりわけクラブの選択が重要なポイントになってくることをご理解いただけたでしょうか。

ラフでのクラブ選択とゴルフスイングに関してはもう少し述べたい部分もありますので、次回以降に順次更新していきます。

リカバリーショットで無理は禁物

ラフではボールの置かれている状況をしっかり見定めることが第一です。

スポンサード リンク

ラフでボールが浮いているのか沈んでいるのかの判断次第でゴルフスイングは違ってきます。

ゴルフスイングについてはリカバリーショットで無理をすることは禁物です。

ラフにボールが入ったからといっても、必ずしもウェッジやアイアンを手にすると決め付ける必要はありません。

場合によっては、ショートウッドを使ってゴルフスイングをするのも良いでしょう。

ショートウッドは、ラフからでも打ちやすいように設計に改良が施されています。

アイアンよりもショートウッドの方がソール(底面積)が大きくできている分、クラブヘッドがラフを押し倒すように滑ってくれるので、意外にやさしいゴルフスイングになると思います。

ラフからのショットは、ラフの状況をどれだけ的確に判断することができるかで、成功する確率は、かなり違ってきます。

そのため、ラフの中で、ボールがどれだけ地上から浮いているかという点についても、細心の注意を払っておく必要があります。

ダルマ落としのゴルフスイング

ゴルフ5ラフにティアップされて浮いているような状況なのか、それとも、地面からの距離がそれほどないボールが沈んでいる状況なのかを正確に判断しないと、芯にボールを当てることは難しくなります。

ボールの高さを確認せずにゴルフスイングに入ってしまうと、最悪の場合は、まるでダルマ落としのようになって、ボールがまったく前方に飛ばないケースもあるのです。

状況判断の間違ったケースとしては、ティショットを失敗して1OOヤードぐらいしか飛距離が出ずに、ラフにつかまったとします。

ミスショットをリカバリーするゴルフスイングを目指してスプーンを選択したら、その時点で、完全に間違っています。

ティアップした状態からゴルフスイングするのは、比較的簡単なものになります。

ゴルフ6 その簡単なケースでミスショットしたばかりなのに、どうして難易度の高いラフから一般的にミート率が低いスプーンでうまくショットができるのでしょうか。

成功する確率を、冷静に頭の中で検討してからプレーに入りましょう。

ミスショットしたあとは、必ずいいショットを打つ心がけが大切になります。

スポンサード リンク

いいショットができてはじめて元の状態に回復できます。

そのためミスショットの後は、簡単なクラブを必ず選択するのが正しいです。

それによって悪いゴルフスイングのイメージを払拭するのです。

つま先上がりのライの状況では、ラフの上にボールが乗っているケースに注意してください。

つま先上がりのライではクラブヘッドが下に垂れる「トゥダウン」が起こるので、ダルマ落としにつながる危険性が高くなるからです。

特に、ショートウッドなどシャフトの長いクラブのゴルフスイングのは格段の注意をしましょう。

ラフからのスイングを復習

ラフにつかまってしまったら、最初にボールの埋まり具合を確認します。

深いラフの場合は距離を欲張らないことが大切です。

ゴルフスイングの基本をちょっとアレンジしてみてください。

ラフからのショットを打つ前に、まずボールがどういう状態にあるかを観察することが必要です。

芝の上に浮いた状態なのか、半分だけボールが沈んでいるのか、芝の中にすっかり埋もれてしまっているのかをチェックします。

もしボールが深く埋もれてしまっていた場合、どんなに距離が長くても脱出することを最優先に考えましょう。

ウッドやロングアイアンを持って飛距離を欲張ってしまうと、脱出どころか再度ラフからショットしなくてはならないという事態になりかねません。

深いラフからのスイングは力感のあるスイングを意識しましょう。

クラブはウェッジやショートアイアンを使って3時-9時のスリークォータスイングでしっかりとスイングすることが大切です。

長い芝草に負けないように下半身を安定させて、グリップを力強く握って振り抜けば、どんなラフでも確実に抜け出せるでしょう。

グリップは長い草に負けないために、アルミ缶が潰れる程度の圧力が必要です。

ボールは通常よりもやや右足寄りになるように構えます。

鋭角的ににクラブヘッドを振り下ろすには、グリップの位置がボールよりも左側にくる「ハンドファースト」の構えを作りましょう。

バックスイングでは右腰を止めておく意識が必要です。

スポンサード リンク

ダウンスイングの時点では両足でしっかり踏ん張りをきかせてください。

ラフからのショットでは、ボールは上に上がりにくいものです。

高い球筋を打とうという考えを持たずに、狙った場所へ打ち出すことだけを優先的に考えます。

ポールが深くすっかり埋まったラフからは、上から打ち込む感覚でボールを叩き出す必要があります。

どんなに距離が残っていても、使用クラブはピッチングかサンドウェッジ、せいぜい9番アイアンまでの長さに留めましょう。

ボールがラフの上側に浮いている場合は、まだましです。ボールの下をすり抜けないように払い打つ感覚でスイングすると良いでしょう。

クラブとボールの間に芝が挟まりスピンがかからず、通常よりも飛びすぎる「フライヤー」が出やすいのもこういうラフです。

7番アイアンを8番アイアンに持ち替えるといったことも場合によっては必要になります。

関連ページ

ラフでのゴルフスイング・アーノルドパーマーの説 |

関連用語

ラフ,ゴルフクラブ,ゴルフスイング,ピッチングウェッジ,サンドウェッジ,フライヤー

サブコンテンツ

このページの先頭へ