ゴルフスイングの基本

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ボールを曲げるゴルフスイング

意図的に(もしくは恣意的に)ボールを曲げるゴルフスイングの方法というものがあります。

表現としては「インテンショナル・スライス」とか「インテンショナル・フック」といった言葉を耳にした人もいらっしゃるのではないかと思います。

これはミスショットとは全くの別物であり、コース攻略を目指す上での高度なテクニックのひとつと考えて良いでしょう。

プロゴルファーの統計データを見ると距離に対して1~2%の曲がり幅に抑えで、プレーしています。

計算すると、150ヤードの距離を狙う場合、1.5ydから3ydの曲がり幅で、ボールをコントロールしていることになります。

では、曲がり幅をコントロールするのはどうすれば可能なのかという話になります。

ゴルフスイングを解析すれば、ボールが曲がるのは回転(スピン)が加わるせいだと説明しましたが、回転の方向は大きく三つの要素で左右されます。

クラブフェースの向き、スイング軌道、最後にクラブのギア効果がそれに相当します。

ギア効果とは、フェースの当たり場所によって、フックやスライスの回転が生じることです。

フェースの先に当たればフックボール、ヒール寄りに当たればスライスボールになります。

ゴルフ5三つの要素の中でも、特に球筋への影響が一番大きいのは、インパクト時のクラブフェースの向きだと言われています。

フェースがボールに対して垂直に当たらず、斜めでインパクトを迎えてしまうと、ボールにかなり強いヨコ方向の回転が加わり大きく曲がります。

常にクラブフェースの向きを意識したゴルフスイングが大切だという理由がここにあるのです。

インパクト時のクラブフェースの方向は、アドレスによって違ってきます。

ボールに対してどのようにアドレスをとるかで、インパクトでのフェースの向きも影響を受けるのです。

アマチュアがボールを曲げる

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また、ゴルフコース上の地面の状況次第でボールを曲がりやすくなるということもあります。

つま先上がりのライはフックしやすですし、つま先下がりのライだとスライスしやすいものです。

この現象も傾斜がクラブのライ角に影響を与えることで、フェースの向きが変わることによって起こるものです。

プロゴルファーは1~2%の曲げ幅でコントロールしていると書きましたが、アマチュアがボールを曲げることをマスターする際、距離に対して5%~10%と大きく曲げる意識で打ってみましょう。

それぐらい大きく曲げるゴルフスイングで打とうとしている場合、見る人が見ればアドレスだけで、その意図がはっきりとわかるものです。

ゴルフ5 球筋をコントロールするにはアドレスが大変重要なポイントになります。

調子のいいプレーヤーは、パッと構えただけで、「あっ、あそこを狙っているな」と一目でわかります。

ボールを曲げるトレーニングをする際には、上級者やレッスンプロにアドレスをチェックしてもらいながら練習すると、ゴルフスイングの上達も早まるでしょう。

ターゲットラインを考える

ターゲットラインについて考えてみましょう。ゴルフというスポーツの特徴はまっすぐなラインが目立たないものです。

例えば、クラブの動きや体の使い方、さらにはボールの描く軌道などがこれに相当します。

目で見て直線といえるものはほとんどありません。しかし、まっずぐなラインと言えるのはターゲットラインです。

ターゲットラインというものの正体は、ボールと目標を結んだ架空のストレートラインのことです。

ゴルフスイングを考える場合、このターゲットラインに基準を置いて実行されるものなので、ターゲットラインという仮想的なものをしっかりと認識する必要があることは言うまでもありません。

自分の体とターゲットライン、ヘッド軌道の関係をアナログ時計のイメージで考えてみると、ターゲットラインは6時から12時へ抜けるラインとしてとらえると良いでしょう。

この場合に一番気を配るべきポイントは、一般的なゴルフスイング、つまりオンプレーンのゴルフスイングでストレートな球筋を狙う場合は、クラブヘッドは絶対にターゲットラインを越える状況にはならないという点です。

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その一方で、今回のテーマのようにボールを曲げる場合は、ターゲットラインを追い越して時計の右サイドをクラブヘッドが通ることを理解しましょう。

ストレート狙いのゴルフスイングの場合に、ターゲットラインを越えてしまう場合は球筋が不安定になります。

どんなヘッド軌道でスイングしているのかは、ボールの打ち出し方向を知ることでわかります。

たとえば、常にターゲットラインに沿って球が打ち出されている状態ならば、ほとんどオンプレーンの状態と考えられます。

これが右であればインサイドアウト、左であればアウトサイドインになっていることを意味します。

すぐ打つ練習を繰り返しています。ストレートボールはナイスショットで、曲がるボールはミスショットという考え方が蔓延しています。

少しでも曲がるとみけんにしわを寄せた顔になり悩んでいる人が少なくありません。

ゴルフ5 意地悪ない言い方をすれば、ストレートに飛んだボールが池に入っても満足なのかもしれません。

多くのゴルファーが「真っすぐ」にこだわる理由は、真っすぐに打つことがスコアメイクに結びつくと考えているからでしょう。

しかし、パー4のティショットを打つ根本的な理由を考え直してみましょう。それは、人に見せるためでも気持ちよく飛ばしてストレスを解消するためでもありません。

目的は2オンさせることにあります。そこから考えると多少曲がっても、2オンできる場所に打つことが一番重要なことです。

どんなにストレートに遠くまで飛ばしても、OBや池や林に入ったら2オンは到底無理な話ですから、スコアメイクの役にも立ちません。

この点をしっかり理解しておく必要があるでしょう。そこで、意図的にボールを曲げて打つことのメリットを考えましょう。

まずゴルフボールの特性としてディンプルの効果が働いて飛距離は出ても曲がりやすくできていることを知りましょう。

とりわけ、初心者の打球は良く曲がります。曲がりやすい性質があるからです。

そうであれば、その特性を活かして意図的にボールを曲げる打ち方をしたほうがコントロールしやすいとも考えられます。

次に、ストレートを狙ったゴルフスイングでは右と左の両方に曲がる可能性があります。

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ヘッドがボールをヒットする位置がわずかにズレただけで、右にも左にも曲がってしまうことになります。

つまり、本当にストレートに飛ぶゴルフスイングはヘッド軌道とフェース面の向きがインパクトのタイミングで、たまたまぴったりにで合ったときにしか生まれません。

これは、非常に低い確率であるとも言えるでしょう。

そのため、ストレートボールにこだわるゴルファーは、何としてでもそのタイミングをつかみたくて練習を続けるのです。

練習するたびにスライスとフックの間を行ったり来たりしながら、ゴルファーは上達していくという見方もできるほどです。

しかし、数多くの練習をこなしてストレートに飛ぶ確率がちょっとアップしただけでは、スコアメイクに即決するものではありません。

100パーセントにできようようにならなければ、1ホールをみてもミスがでてしまうとスコアはくずれてしまうことになります。

真っすぐ狙うゴルフスイングでは、ターゲットが狭くなってしまうことを理解しましょう。

フックを知る

ゴルフスイングのことを考えてみると人間の能力というのは実に驚くほど高いことに気がつくでしょう。

小さなボールを長いクラブの先の小さなクラブヘッドで打つことができるということだけでも驚嘆に値することではないでしょうか。

その素晴らしい潜在能力を、ゴルファー達は完全には生かし切れていません。ついストレートにのボールを飛ばすことだけを追求しています。

曲げてコントロールする能力を無視しているか、そもそも自分には備わっていないと決めつけているのではないでしょうか。

その隠れている才能を目覚めさせるには、フック打ちの練習が有効な方法です。

これまでと全然違う動きを取り入れることで身体を活性化させる効果が期待できます。

まずは両手首のローテーションの練習法から始めましょう。クラブを立ててテークバック、インパクト、フォローと両手首のローテーションでクラブを動かしてみましょう。

フィニッシュでは左手小指を離して、クラブが垂れ下がるようにしてみます。これがクラブヘッドを走らせるための大きなポイントです。

フック打ちでボールをつかまえる感触がわかれば、強いスライスボールもコントロールよく打てるようになるでしょう。

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