ゴルフスイングの基本

ゴルフスイングの基本を
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確実にスコアアップにつながります。

バンカーショット対策

バンカーショットのスイングイメージとしては、石を投げて水面を切るようなイメージです。

バンカーショットがなかなか上達しない人は、砂を深く掘りすぎている可能性があります。クラブヘッドが砂の中にもぐっていくほど砂の抵抗は増大します。

そして、その影響でボールが出ていかないケースがあるのです。そのため、ますます大きいスイングになるという悪循環が生まれます。

うまい人とそうでない人との違いは、ヘッドを入れる角度とも言えるでしょう。石を投げて水面を切るイメージをもってください。

水面を切るには石を低い角度から入れることを想い出しましょう。上から石を投げつけたら、石は沈んでしまうのと同じです。

ボールの手前にヘッドを低く入れることを考えましょう。低くすべらすように入れると、ソールをうまく使える状態になります。

ゴルフ5 プロはそれを理解しているので、9番アイアンだろうが7番アイアンだろうが実はバンカーショットができるのです。

サンドウェッジというバンカー専用のクラブが最初から考案されていたわけではありません。それより前には、ウェッジではないクラブを使ってボールを出していたのです。

砂を深くえぐり取るショットを強くイメージする人ほど、ボールの何センチ手前にヘッドを入れたらよいかといったことを気にします。

上手な人はそんなことは考えることはありません。正確に2センチ手前といったポイントを狙えるわけではありませんし、無意味だと考えます。

ヘッドを入れるポイントが少しくらいずれても、結果に大きな違いにならない理由は、打つポイントがある程度の面積を持っているからです。

ヘッドを入れる所が一点しかないと考えてしまうと、ますますバンカーショットを難しくなるでしょう。ヘッドを入れるポイントよりも、いかに低い角度で滑り込ませるかを考えましょう。

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アマチュアゴルファーは、バンカーショットに関して実に常識が強く、あれこれ悩んでしまう人が多いと聞きます。

しかし、心配は要りません。簡単なドリルを実行すれば、「一発でバンカー脱出]を保証できるゴルフスイングをご紹介します。

一発でバンカーから抜け出すには、ボールを高く上げることが必要条件になります。アゴ(バンカーの上手の土手)より高くボールを上げなければ、脱出できずにボールは残ったままになります。

バンカーショットでアマチュアが犯しやすい間違いは、三つに分類されます。紙面の都合上。今回はそのうちの2つの間違いについて説明していきます。

バンカーショットのボールの位置

一つ目の間違いは「ボールの位置」に関するものです。多くのゴルファーが、普通のショットと同じ位置にセットしているケースが多いようですが、バンカショットではそれに適した正しい位置にボールをセットしなければ上げることはできません。

バンカーでの正しいボールの位置とは左足寄りで、できるだけ体から離れた場所になります。

ゴルフスイングの基本として、「左足寄りにボールを置けば高い弾道、右足寄りにボールを置けば低い弾道」でボールが飛ぶということをこの際、理解しておきましょう。

体からなるべくボールを離れた位置に置く理由に挙げられるのは、体から遠くにあるほうがクラブフェースを開きやすくなるからです。

フェースが開くと、つまり、クラブヘッドが寝た状態になります。この状態では、ボールが上がるのです。

すくい打ちしない

二つ目の勘違いは、「すくい打ち]についてです。

下からボールをすくうスイング方法は、クラブヘッドが狙った所にうまく入ればボールを上げることが可能ですが、実際のところ、その確率は低いのでミスになりやすいと言えます。

大部分のケースでは、ボール手前の遠く離れ過ぎた砂にクラブヘッドが入ってしまうことで前に飛ばないか、逆に直接ボールにヘッドが当たってしまい「トップ」してしまうかの、いづれかになってしまうことが多いからです。

アプローチショットのレベルアップ

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バンカーショットでは、クラブのフェースを寝かせ、上から打ち下ろすダウンブローでスイングすることが大切です。

上から打てばボールにバックスピンがかかります。そのため、ボールが高く上がります。

「マッセ」というビリヤードの言葉をご存知でしょうか。キューを垂直に立てて上から突き、ボールにバックスピンをかけるテクニックのことです。

これと同じように、ゴルフでも上から打ち下ろせば、ボールにバックスピンがかかりやすくなります。

そして、ボールはフワリと上がるのです。すくい打ちをするどうしていけないかと言うと、オーバースピンがボールにかかってしまい、弾道の低いボールになるためです。

また、コースやシチュエーションによって、クラブやアプローチショットを変える技術も要求されます。

ゴルフ6 これらのことがしっかりマスターできれば、アプローチショットは確実にレベルアップすることができます。

T・ウッズ選手や丸山茂樹選手はジュニアの時代からゴルフプレーをやってきた選手です。

こうしたゴルフプレイヤーは、感性が豊かな若い年齢でさまざまな状況でボールをショットしてきたので、アプローチショットが上手なプレーヤーが多いです。

ゴルフコースに出たらできるだけ機会を見つけて、グリーン周りで遊ぶことも良いでしょう。

アプローチショットとバンカーショット

アベレージゴルファーの多くは、バンカーを苦手にしているのは事実です。しかしスコアメイクの面では、いつまでもバンカーを苦手にしていたら話になりません。

「ガードバンカー」と呼ばれるバンカーがグリーン周りにはよく配置されています。グリーンをガードするバンカーというのが名前の由来ですが、つまりは簡単にはピンを攻めさせないということです。

見方を変えると、そこをうまくクリアできればバーディチャンスにもつながる余地のあるエリアとも言えます。そのため、ショートアイアンで狙うガードバンカー越えは積極的にトライする価値があります。

パープレーを目指すという点を目標にするならば、そういう積極性も必要になるのです。そのためには一発で脱出できるバンカーショットをマスターしておく必要があるわけです。

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ふつうのアプローチショットができるレベルのゴルファーなら、簡単に脱出できるバンカーショットのゴルフスイングがあります。

一般にバンカーショットの打ち方は、クラブフェースを開いてオープンスタンスで構え、ボールの手前にヘッドを鋭角的に打ち込めというのが常識です。

しかし、その通りにやっても、砂を取りすぎてザックリになったり、トップして土手に当たったりするミスは出るでしょう。

ザックリになるのは、ボールの手前に打ち込みすぎるせいであり、トップになるのはその反動でボールだけをクリーンにヒットしようとするためです。

どうやって、このようなミスショットを防げるのかを考えましょう。

バンカーショットの基本は、ボールの下2センチのところにリーディングエッジを通してやるようなゴルフスイングをすることです。

ボールの手前にヘッドを打ち込むという考え方は実は正しくないのです。まず構え方ですが、アプローチショットと同じようにしましょう。

ボールのセット位置はほぼ中央で使用するゴルフクラブはサンドウェッジです。そこから軽く両肘を曲げて構えましょう。

次に、特別なテークバックはせず、ふつうに振り上げて振り抜きます。すると構えた際には曲げた両肘が、ボールをヒットするときに自然に伸びてくるため、ヘッドはボールの下2センチの場所をくぐり抜けます。

これで、砂と一緒にボールをはじき出してくれるという状態ができるわけです。

ここでは、上から打ち込む意識はまったく必要ではありません。またボールの手前3センチを目標にする必要もありません。

ただ構えたときに、軽く両肘を軽く曲げた状態にして、打つときに両肘を伸ばすだけのことです。

ここではウエートシフトはせず、ふつうにインサイドにクラブを引いて、インサイドインに振っていけば、ヘッドはきれいに砂の下を抜けて簡単に脱出できるでしょう。

ここで距離感はアプローチショットと同じ要領で振り幅でコントロールします。

その際、砂の抵抗を考慮に入れてアプローチの振り幅の5割増しくらいの大きさで振ってやると丁度よいでしょう。

ただし、この数字は数学的な計算で求めるものではなく、あくまでも感覚を優先して「このくらい」と判断した方が正確です。

人間は本能的に少し距離があると感じれば、振り幅を自然に大きくするものです。本能的な感覚を信じることです。

クロスバンカーからの距離調整

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クロスバンカーはフェアウェイを横切るように配置されたバンカーであり、ピンまでの距離がまだかなり残っているという意味ではガードバンカーとは違った面もあります。

クロスバンカーでミスをすれば、そのダメージはかなり大きいものになるでしょうです。

ついつい距離を欲ばるとリズム感を狂わせやすくなって、砂をかんで距離のロスが大きくなります。下手をすれば、一発で脱出できない危険性さえあるくらいです。

クロスバンカーでまず考える必要があることは、打ち出し方向の状況です。上手の高さに合わせて、確実に脱出できるだけのロフトのあるクラブを選択する必要があります。これが一番肝心なところです。

もちろん、土手が高くはなくて、残り距離に合わせてクラブを選んでも、十分クリアできるときは話は違います。

打ち方の特徴としては、絶対に砂をかまない構えをとることがもっとも大事です。そのためはアドレスに入るとき、両足を砂に少し潜らせるようにして、土台である下半身をしっかり安定させることです。

ボールのセット位置は使用するクラブの通常の位置よリボール1~2個分右に寄せるようにします。右に寄せることでクリーンにボールをとらえる確率がアップするためです。

手の位置は左太ももの内側前で、通常のショットと変わりはありません。ハンドファーストの形は強めにします。

両足を砂に潜らせたことを考慮して、クラブを少し短めに握りましょう。頭はスタンスの中央に置いて、使用クラブにあった前傾姿勢で、背筋をまっすぐ伸ばして構えるようにします。

トップ・オブ・スイングは普段のショットより小さくしますが、あわてて打つことのないようにリズム感を意識しておくと良いスイングができるでしょう。

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