IPO(新規公開株)
IPOとは、「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略で、未上場企業が、新規に株式を証券取引所に
上場し、この株式を証券会社を通じて投資家へ配分することをIPOといいます。
つまり新規公開株の事です。
企業にとっては上場することにより、直接金融市場から広く資金調達することが可能となり、また上場することで
知名度・信用度が上がり、社会的な信用を高めることができることをはじめ、優秀な人材獲得、将来性ある職場として
従業員の志気向上等に大いに役立ちます。
近年株式の新規公開を目指す企業は急増しています。
このような会社を『パブリックカンパニー』とも言います。
ただ、今まで経験のない自社評価への配慮が必要になったり、株主等に対する情報提供への配慮 、
株式事務や有価証券報告書作成などの費用増加等、社会的責任も大きくなります。
また、M&Aのターゲット・外部者の経営参画・株主代表訴訟等の株式買占めによるリスクも
背負っている事になります。
投資家にとってのメリット
●取得に際し、手数料がかからない
●上場後の株価が大きく飛躍している銘柄が多い
●公募価格(売出価格)は割安に設定される場合が多い
●新興企業など歴史の浅い会社が多く、今後の業務急拡大が期待できる
デメリット
●上場後、株価が一方通行でブレやすい
●株価が安定するまで3〜6ヶ月程度かかる
●歴史の浅い、規模の小さい会社が多く、企業内容が把握しにくい
●価格の変動が激しい傾向がある
●申し込み日から上場日までの相場変動リスクがある
●倒産等、発行会社の財務状態の悪化により損失をこうむることがある
IPOを購入するには自分が口座を開設している証券会社で新規公開株(IPO)の現在の取扱銘柄を見ます。
(常に必ず募集銘柄があるわけではないので、ちょくちょく見ないといけませんね。)
全ての証券会社で必ず扱っているわけではないので、自分の口座を持っている証券会社で新規公開株を取り扱っていないのなら
新たに違う証券会社に口座開設しないといけません。
他の証券会社の出した新規公開株を違う証券会社から申し込むことは出来ません。
IPOに参加したいために口座開設するのなら、証券会社の「過去のIPO取扱い実績」が多いところがいいです。
取扱銘柄の会社概要等を確認し、目録見書を読み、銘柄・数量・価格等を決め、ブックビルディングに参加します。
(IPO株の値段を決める時に証券会社は一応の仮の値段を提示しますが、その値段で買いたい人がどれくらいいるか等
の動向を調べた後に最終的に価格を決める方法をブックビルディング方式といいます。
その方式に参加するという意味でブックビルディングに参加するなどと言います。)
なのでその出された価格以上の値段、または成行で参加します。
「参加」というのはつまり「その株が欲しい」と申告することです。
ブックビルディング期間中に申告し、目論見書の電子交付契約等をします。
そして必ず必要金額が口座に入金されていることを確認して下さい。
前金制が普通なので、募集期間最終日までには証券会社の口座にそれを買えるだけのお金が入っていないと
申請は取り消されます。
また、申請した後も当選しなかった事が分かるまではIPO分の金額は必ず残しておきます。
価格決定日に最終的にいくらの価格で決定されたのか確認しつつ、その後の抽選結果を見ましょう。
抽選は価格決定後に行われます。
ややこしいですが当選とは、ブックビルディングに参加した結果「購入する権利」を得た、ということです。
当選した人が指定の手続きをしなかった場合は補欠当選者が繰り上げ当選されます。
補欠になった場合は「補欠」と表示されます。
証券会社によりますが、当選か補欠ならメールでお知らせがきますが、落選の場合は特に何も知らせはありません。
当選して購入する場合は申込期間中に購入の申込みを行います。
当選したからといって、購入しないことも出来ます。その場合は「辞退」等を選択します。
また、期間中に購入の申込みを行わない場合は権利を放棄したとみなされ、自動的に購入の権利が取消されます。
当選して購入の手続きを済ませると、だいたい翌日までには「約定済み」になります。
購入時は、手数料等はかかりませんが、受渡日以降はあとは市場での取引になるので通常の株式取引と同じ扱い
で手数料等はかかります。
上限やその他ルールは証券会社によるので、確認して下さい。
関連サイト:
新規公開株式初値予想分析サイト「ドクターIPO」
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