氷室さんインタビューその1

今回は麻雀戦術および、日本における麻雀業界の動向を探るため、臨時戦略顧問として、かの日本最大級のネット麻雀「東風荘」でその名を知らしめ、麻雀研究の大家科学する麻雀 の著者、とつげき東北氏をして「データ上は勝てない」とまで言わしめた存在、氷室氏におこしいただくことになりました!
ついに来たか?! はるばる香港までご足労ありがとう。本日はよろしく頼む!
よろしくお願いします
お前、誰だ?
氷室氏といえば、ネット麻雀をやりこんだ人ならば、その存在を知らぬものはいないほど。とつげき東北氏をネット麻雀界のカリスマと呼ぶならば、氷室氏は知る人ぞ知る「ネット麻雀界 影のカリスマ」「闇の帝王」というべき存在。

ただし、影の存在ゆえに麻雀はじめたばかりの初心者が知らぬのは無理もあるますまい・・・。
自己紹介もかねて教えてほしいのだが、実際にどれほど強いのであろうか?
そうですね〜、初心者の方にはわかりにくいかもしれませんが・・・
とりあえず、東風荘超ランで出した成績の自慢でもしましょうか!

まず短期815試合では
1位270回、2位210回、3位186回、4位149回。(平均順位2,26)

長期3402試合では、
1位1055回、2位860回、3位805回 4位682回(平均順位2,33)

というのが最も良い成績です。


 東風荘超ラン


東風荘の超上級ランキング卓。Rateが1850以上で300試合以上が参加条件。猛者が集う場所として有名。
こ、これは・・・
次にフリーでは、大学時代にピンの1−3の東南戦祝儀無しルールを
(G代(ゲーム代)はトップが800円、2位3位4位が400円)

1000試合程度打って
1位295回、2位261回、3位244回、4位200回(平均順位2,34)

でしたね。ちなみに金銭収支は、G代を支払って4万200円勝ちです。


 フリー/ピン


フリー雀荘のこと。ゲーム代を支払って見知らぬおっさんと対戦する。友達同士で行って麻雀の自動卓を借りるのはセットと言う。お店によってはセット、フリーを併設している場合もある。

ピンとは麻雀のレートを現す「テンピン」のこと。点棒1000点を100円と換算する。1000点を10円とする「テンイチ」、1000点50円とする「テンゴ」などがある。麻雀店の看板には必ずといって良いほどレートが表記されているが「風速」などの婉曲表現がなされている。レートが高すぎると摘発の対象となる。



 平均順位


麻雀の強さを表す指標の1つ。1位〜4位をまんべんなくとれば平均順位は2.5になる。
さすがだ!自慢するだけのことはあるな・・・
どうすごいんだ?
平均順位や、3000試合の実力が示す実力がどれほど有効かという点に関しては、確かに初心者には説明が必要かと思いますが、さすがに語りきれないので、別の機会に設けましょう。このあたり科学する麻雀 に詳しく掲載されていますが、少し補足をお願いしましょうか。
まず、先ほど喋ったレートのフリーで1000試合打ちG代を払った収支をプラスにする。これはよっぽど弱い面子のみとしか打たない限りかなり難しい事です。実際、世にフリー愛好家はたくさんいますが、1000試合打ってG込みの収支を+に出来る人なんてほとんどいません。

一般に東風荘では1000試合で平均順位2,35を切れればかなりの強者だと認識されます。その中で、僕が出した3402試合で2,33という成績。これはその強者の間の中でさえ、ズバ抜けた成績と言って差し支え無いです。
1000試合程度の短期でも、平均順位2.40 〜 2.35 という水準で十分にネットでは強者と認識されるでしょう。瞬間的にどこかの1000試合で2.30をきるのも至難の技。「ズバ抜けた成績」と自称されても、なんら語弊はございません。
実力的にも申し分ない!
では、さっそく話を聞いていこうか。



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