予想適中 58cm桜鱒!!

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更新日 2012-05-22 | 作成日 2010-03-26

2005.3.20 予想適中 58cm桜鱒!!


05芦ノ湖桜予想適中!! 出ました58cm桜鱒!!


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桜鱒の58cmが釣れた3/20は、解禁後2回目の釣行。

一回目は3/5でしたが、この頃は雪の日が多く、非常に湖の状態が悪く魚が口を使わない状況。 気温は2℃。 何をやっても魚が反応しない。 それどころか、ワカサギも姫も群れがまとまっていない。 

それでも何とか、解禁前に予想したとうり大島付近と元箱根の鳥居と山のホテルの桟橋の間、それとプリンス沖に姫やワカサギの追われている群れを発見するも、反応無しのオデコ!! というより”ヒレピン”はオデコ。 やはり、湾の中を3-4colの浅い棚で引くとヒレの無い放流魚は結構釣れてしまう。 あがり間際に、ヒレの無い放流物を3本釣って納竿とした。

日並みが良くなり、魚が積極的に捕食し始めれば、やはり大島付近と元箱根からプリンス沖までのエリアで桜鱒が捕食する事を確認するにとどまった。 

<3/20>

前日迄4-5日間かなり暖かい日が続き、かなり状況が良さそうである。 前日に船宿に電話で問い合わせるが、釣り師がいないので状況は分からないとのこと。 通常は、この時期の芦ノ湖は船が無いのが当たり前だが、年々釣り師の数が激減し、当日湖の上は”パラパラ”船がいる程度。 最高のトローリング日和である。

am6:50出船。 元箱根湾の出口から引き始める。 天候は晴れ、気温4℃.水温6-7℃となかなかグッドなコンディション!! 

解禁前の予想を実践すべく、18lb-5.6colで両方に新作の9cmリップレス”隼”をセットしてのスタート。 

まずは、大島沖を攻める。 水深6-12mの範囲で反応は有るものの、当たり無し。 あれやこれやとしつこく攻めるが、依然反応は無い。 コースを帚の鼻に取り、沖目を早引き(4.5km)して渡るが全然反応は無かった。

やはり、秋とは違うなと思いながら百貫の鼻に向けてワンドを渡り、突端でプリンスに向けて右ターンをした時に、左の竿が入った!! 18lb-5colの隼の金箔.背赤にヒット。 しかし、桜の引きとは違った。 いきなり表層に浮上がり、ジャンプした魚体は体側にはっきりとレッドバンドが確認できる虹鱒だった。 大きさは目測で50cm位、その割には表層を右へ左へ走りまわる。 ”なかなか引く虹だな!!”と思いながらやり取りの末ランディングしたのは、52cmのヒレピン虹鱒。 桜だけでなくやはり良い魚は表層に放流魚がいる為に、棚が深いのだという予想は間違えてはいなかった。 

ランディング後今度は、逆コースを取り百貫の鼻を攻めたが反応は無かった。 その後、禁漁区際を立岩に渡り、右にターンしてプリンスに向かった。 しかし、通常なら結構反応が有るはずの箇所で全然反応が無い!! ”なぜだ?”と思いながら、プリンス沖24mラインをトレースしているとワカサギの群れ、それもかなり周りからプレッシャーを掛けられている群れの反応が有った。 

反応が15m-19mに出た為、棚を9-10colに落として体制を整え攻める。 デッドスロー(2km)で目一杯レッドコアを沈み込ませ、群れにアプローチ。 ミノーが差し掛かった頃合を見計らって、4kmまで船足を上げ、あたかも我慢出来なくなって群れの中から飛び出したワカサギを演出するが何の反応も無い。数回アタックするも何の反応も無かった。

時刻はAM11:30ひとまず昼飯を食べに宿に戻る事とした。 竿をあげ帰り始めた頃、禁漁区から元箱根に向かって強風が吹き荒れ、今迄の穏やかな表情を見せていた湖とは一変し、表面は一面ウサギが飛び始め、その波頭で砕けた水が風で飛ばされ、全身がびしょ濡れになってしまう状況となった。


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桟橋にあがり昼飯を食べながら様子を伺っていても、一向に風が止む気配は無く、それどころかますますひどくなっていく様である。宿の人も”これじゃーねー”と諦めムード。 時刻はpm3:00近くなっていた。

湖の様子を見ると、唯一風上の百貫の鼻の辺りだけが波が立っていない様子。 意を決し、上下に合羽を着込んで桟橋を後にした。 しかし、陸で想像していた状況よりはるかに悪く、全開で走らないと方向が取れない位の波と風に襲われた。 当初予定は、大島の沖を早引きで百貫の鼻まで渡る予定だったが、とても引けるような状況では無い為、そのまま帚の鼻の沖まで渡る事にした。 帚の鼻の沖では波は無く、風だけとなった。 

右に18lb-6col隼ワカサギ.左に18lb-7col隼の銀箔.背黒をセットして戦闘開始!! 午前中に釣果があったコースを取るが、さわりすらない。 それどころか、魚探にも反応が無い!! 時刻はpm3:30 残りは後1時間 この場所で粘ると、帰りの時間を差し引くと約40分しか無い。 決断の時である。 強風で魚は恐らく鳥居側に寄せられている事と、元箱根湾近辺だとギリギリpm4:30まで引けるとの判断から、百貫の鼻から大島の沖をパスして、山のホテルの桟橋に向かい、元箱根湾に引いて入るコースを取る事にした。 

風は依然吹き荒れ、アイドリング状態でも、後ろから押されて約4km出てしまう。 仕方なくアクセルを開け気味にして、5-5.5kmで大島の沖を渡るが、この速度ではレッドコアが浮上がってしまい、思った棚をトレースしていない。 要するに釣になっていない状況である。 ”やはり風上で粘った方が良かったかな?”などと考えているうちに山のホテルの桟橋の沖に到着。 ”今日はダメだ!!””桜なんて何処に居るんだ?”と諦めムードが漂っている中、23mラインでいつもの様に右にターンして20-23mラインをトレースするコースを取った。しかし、予想とは違い魚探には何の反応も無かった。

”鳥居まで引いたらあがろう!!”と時計を見ると時刻はpm3:55 風波共に依然ひどい状態が続いていたが、風を横から受けている為レッドコアは沈み込んで、思った層に届いているようである。 丁度船が山のホテルの桟橋と鳥居の中間に差し掛かったその時、勝利の女神が微笑んだ!! 

いきなり左の7colを出していた竿が弧を描いた。 ”来た!!”と同時に竿を取り、繰船しながら魚の大きさを確かめた。 最初魚がこちらに走りながら浮いて来た為、さほどの大きさは感じず繰船しながらやり取りをしていたが、表層近くまで上がって来ると、いきなり糸を出しながら横に走り始めた。 暫く繰船しながらやり取りをしていたが、強く吹き付ける風と波、おまけに遊覧船の引き波も合わさり立って居られない状況となってしまった。 ”反対の竿は捨てるしかないか!!” とやもなくギアーをニュートラにして船を流れるままにした。 魚は風上で左右に走りながら首を振っている。 レッドコアが全てリールに納まり、リーダーになって今度は船の下に潜り始めた。 一旦潜った魚は、船の風下に向かって浮上しはじめた。 ”風下はまずい!!”と思っていると、不幸にも船べりから2m位の所に魚が姿を現わした。 ”桜だ!!”と思わず叫んでしまいそうな位完璧なプロポーションの魚体だった。 魚は依然元気で、人の姿を見て2.3回突っ込んだ。 何とか風上に魚を廻さなければランディング出来ない為、突っ込んだタイミングで竿を水中に突っ込み舳先からぐるっと廻って風上側の船べりにラインを廻し、魚を船の下から風上側に引きずり出す事に成功した。 ここまで、来ると人間が断然有利である。 それが分かったのか、風上に浮いた魚は突っ込む事なくすんなりランディングする事が出来た。

魚をネットごとデッキに放り出し、残っている竿を手に取り巻き始めた。 底に引っ掛かりながらも何とか回収する事が出来、竿にミノーを引っ掛けデッキに置いたまでは良かったのだが、ふと水の中を見ると底が見える。横を見るとすぐ近くに鳥居が迫っていた。 直ぐにギアーをバックに入れるが何故かエンジンが止まってしまった。 良く見ると、船の中にしまってあったはずのロープが風で船の外にふきとばされ、それがペラに絡まってしまっていた。 ”やば!!”と思いながら、船外機を上げようとするが、底付きして上がらない。 やっとの思いで上げた瞬間、引っ掛かっていた船外機のフィンが外れた為、船が鳥居に向かって流れ出した。 ”早くほどかねば!!”とあせるが、どんどん鳥居が迫って来る。 手が届く所迄来た為、左手で鳥居を押しながら、右手で絡んだロープをほどいていた時、背後で”ガッシャン”という金属音 嫌な予感がして見ると20年近く使って来た、今では製造中止となってしまった銀のロッドホルダーが無惨にももぎ取られてしまっていた。 おまけに魚は跳ね回り、ネットにぐちゃぐちゃに絡んでいる。 ”なんなんだよ!!”と半ば諦めかけていると、ロープが解けた。 直ぐに船外機を降ろし、脱出に成功!! 舳先でネットにぐちゃぐちゃに絡んだ魚を救出して生け簀に放り込み桟橋に帰還した。

桟橋では、”どうでした?”の一言。 ”一応釣れたけど・・・・・・。” ロッドホルダーが壊れてしまった事のショックの方が大きかった為、歯切れの悪い返事をしてしまった。 

魚を見た皆は口々に”贅沢だ!!”とか”これが釣れたんだからいいじゃん!!”と言っていたが、私にはやはりロッドホルダーを失った事の気持ちの方が、釣れた事の喜びを上回ってしまっていた。

計測すると58cm。 一応手に持っている写真も撮ろうというので撮ってもらったが、後で見ると、嬉しそうな顔はしていなかった。

魚には悪いが、やっぱりあのロッドホルダーは諦めきれない。


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余談はその位にして、以前に予想した通りの場所と棚.ミノーで桜鱒が釣れた事は、今後狙う際に大きなステップになると思います。 今回釣れて思い返すと、水面はベタ凪よりは多少波気が有った方が確立が高いと思います。 桜のシーズンはまだまだこれからです。 固体の一番大きくなる時期は、おそらく9月.10月ですので、それまではサイズアップが望めると思います。 

次は取り合えず、60upを狙います。