”自分との戦い琵琶湖”

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更新日 2012-05-22 | 作成日 2010-03-26

2005.01-02 ”自分との戦い琵琶湖”



先日行って来ました。”琵琶湖”へ!!

実は今回が2回目の釣行。まずは前回からです。

(2005年1月下旬)

去年の暮れに仲間のK氏と”初釣りは何処行く”という会話からが事の発端でした。

たまたま、地元のU氏から琵琶湖の情報が入り、”幻の琵琶鱒”が現実身を帯びて来ると同時に、お尻のあたりがむずむずし始め、いてもたっても居られなくなってしまい、K氏に相談すると”いいねー!!”の一言。この人もかなりの物好きです。

今回お世話になるのは、奥琵琶湖.大浦”アミ.ボート.レンタル”さん。メインはバスですが、琵琶鱒も狙える様にバスボートを改造しています。

土曜日のAM1:00に東京を出発し、AM5:30現地到着(東名.用賀IC-名神-北陸道.木之本IC)

レンタル手続きを済ませ、準備して桟橋を出たのがAM8:30、ポイント(海津大崎)到着がAM9:00

いざ琵琶鱒と投入した最初のミノーは”姫皮張り15cm”と”60mm.3gスプーン”。この”60mm.3gスプーン”はトローリング専用設計で、スローでも早引きでも動きが出る優れもの!!

何せ初めての湖と魚という事で解らない事が一杯です。”取り合えず一本釣らねば!!”とスプーンを15lb5col.ミノーを表層と15lb3colにセットして戦闘開始です。



天候は曇り後雨 気温6℃ 水温9℃という条件でのスタート

思ったより暖かかったので安心していると、U氏から電話が鳴り”もっと沖だよ”との助言。自分では十分沖目を引いているつもりでも、琵琶湖では岸よりだったようです。”あと200m以上沖です”と言われ、岸から500m位沖目、水深40-60mラインを引いていると、am10:30に左のスプーンを流している竿が”ドスン!!”と入り曲がったまんま。竿を取り、巻いて来ると重いながらもすんなり寄って来る。”ゴミかバスだよ!!”と言いながらリーダーに入った途端、激しいヘッドシェイクと共にラインが出て行く。2-3回突っ込んだ後、水面に浮いた魚は本命の”琵琶鱒”。無事初めての魚をランディングし、イケスに入れしばし2人で眺め、計測すると43cm。桜の様な体高の有る魚体ではなく、どちらかというと丸太のようなプロポーションで、顔つきは姫に似て目が顔の前の方に寄っている。驚いたのは、色と魚体の綺麗さ!!魚全体が虹色に光っていて、見る角度によって色が変わるのは、”幻の琵琶鱒”と言われるのにふさわしい気がする。


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その後2回の当たりが有ったが、2回ともバットまで一気に竿が入りラインが出されあえなくフックアウトしてしまった。明らかにランディングした魚とは違う大きさの魚の当たりだった。

土曜日はこれで、タイムアップ!!初物を取ったとはいえ、何となく消化不良で現場を後にした。

<2日目>

前日は海津大崎方面を攻めたので、2日目は反対側のつづらお崎方面を攻める事に。

天候は雨後晴れ 気温6℃ 水温8-9℃

am9:00出船、前日琵琶鱒が釣れたポイントを一流しする為に海津大崎到着am9:30

前日と同じルアー.棚で流すが、全然さわり無し!!

am10:30、二本松海水浴場からつづらお崎に向かって流しながら渡る事に。しかし琵琶湖は広い!!引けども引けどもつづらお崎に到着しない。延々1時間引いてやっと到着。このポイントは、岸に道路は無く岸際はごろた石でドン深、何となく期待が膨らむ。

”取り合えず一本釣らねば!!”とミノーを表層にスプーンを15lb5col.6colにセット。

しかし当たらない......。全然触らない........。

あがり間際のpm3:30竿がしなった!!”来た!!”と言うと同時に竿を取るが感触がない。”乗らなかった!!”とがっくりしていると反対の竿が”ごんごん”。巻いてくるとなんとなく違う感触。船べりまで寄せて来るとなんと45cmはあろうかという”うぐい”。この後pm4:00まで”巨大ウグイ”の猛襲に遇いタイムアップ!!

残念無念の2日目でした。

pm6:00に宿を後にして、途中の高速で夕飯を取り東京到着pm11:00.。片道450km。決して近いとは言えない距離だが、この時期に天然の鱒それも”幻の琵琶鱒”が釣れる事を考えると、私には非常に近い距離に感じられた。

今回は、琵琶鱒の掛かってからの”激しいヘッドシェイク&走り”にどう対応するか。また、ミノーをどう食わせるかという点に課題を残す結果となり、次回までには解決策を考えなければなりません。

私の感想ですが、同サイズでは淡水鱒の中で一番引きが強く、掛かってからの激しいヘッドシェイクを考え合わせると、淡水鱒最強なのではないでしょうか。60-70upが楽しみです。


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<2005年2月初旬>

今回は、流石に一人での釣行となりました。

前回の去って行った奴を何としても仕留めたく、土曜日のam2:00に東名用賀ICを乗り、am6:00に到着。段々琵琶湖が近くなって来た。

現地に到着して見ると気温3℃横殴りの大雨!!ボート屋のおやじさんも”どないします?”の一言。”出ないでカー!!”と言いつつもかなりめげ気味。様子を見ながら用意してam9:00に出船。

その頃には、雨から吹雪きに変わり気温も1-2℃に下がって、かなり厳しい状況。なんでこんな日に来てしまったのか後悔しながらポイント到着am9:30、15lb5colに9cmリップレス.6colにオリジナルスプーン.表層に15cm姫皮張りをセットし、前回に魚が釣れたポイント(海津大崎)から始める事に。その頃には、風が出始め横殴りのミゾレ。おまけに波も出始め、竿先が水に入り、舳先が波をすくい揚げる始末。

今日はダメかなと思った瞬間左の9cmリップレスをセットした竿がギューンと入り、竿を取ると何となく違う引き。案の定船べりまで揚げて来ると”巨大ウグイ”なんと50cmはゆうに超える魚だ。船べりでフックを外そうとペンチを探してふと反対の竿を見ると”ごんごん”としなっている。素早くリリースし、反対の竿を取ると同じ引き。嫌な予感が適中し同サイズのウグイ。

この後”巨大ウグイ”の猛攻に遇い入れ食い状態で10本以上釣るも本命の当たりは無く、寒さが限界に近づいたam10:30”そろそろ上がって昼飯でも食べようかな”と思っていると、左の竿が一気にバット迄入りクリック音が”ギャーン!!”。竿を取っても糸の出方は納まらない。やはり激しくヘッドシェイクしながら一気にラインを出して行く。きつめのドラグ何のそので、約25ヤード出されて魚が止まった。本命間違いなし!!と確信し、途中で何回か琵琶鱒独特の”激しいヘッドシェイク”をかわしリーダーに入った途端一気に船の真下に突っ込んだ。やっぱり琵琶鱒は最強だと思いながら巻き上げると、明らかに前回とは大きさが違う魚体が現れた。ただ、想像していた大きさとは違っていた。”この引きで60cm無いんだ!!”と思いながらランディングしてみると52cmの雄だった。


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左52cm雄 右51cm雌


寒さも忘れ、再び引き始めるとまたウグイの猛攻!! 巨大ウグイをまた10本近く釣り上げた後、pm0:30そろそろ来てくれないと我慢出来ないと思い始めた頃、右のスプーンをセットした竿が”ドスン”と入った。巻き上げている途中でヘッドシェイクが有り”本命だ!!”と思っていると、背後で激しいクリック音。振り返るとバットまで曲がりヘッドシェイクに合わせて竿が折れんばかりに更に曲がっている。ラインも10ヤード近く出されている。先に来た魚とは明らかにサイズが違うので、持っている竿をホルダーに戻し、9cmリップレスのセットされている竿を手に取った。”ダブルヒット”だ!! 何回かの突っ込の後ランディングしたのは51cmの雌。(写真下)素早くイケスに入れて反対の竿を手に取るとまだ魚が付いていた。ランディングして見ると40cm位の琵琶鱒。イケスの中で泳いでいるモスグリーンに大きめの黒点の背中を眺めていると、安心したのか急に寒さが込み上げて来て骨ががくがく震えているのに気付いた。

”もーあがろう!!”と思いながらも、”3時間我慢すれば何が起こるか解らない”という誘惑に負けてもう一流しする事にした。

しかし2時間後、袖口から入った水が脇腹近く迄進入しぐっちょり濡れて体温を奪い、おまけに足の指先が感覚の無いのを通り越して痛み迄感じて来ると、自分の浅はかな考えに段々腹が立って来た。

”もーあがろう!!”と決心して竿を巻こうとした瞬間、左の9cmリップレスをセットした竿が”ドスン”と入った。竿を取ると”巨大ウグイ”の引き。辛い2時間の幕引きがこれかと思いながらがっかりしていると、背後で竿が動いている気配。見ると明らかにウグイでない当たりが来ている。持っている竿をホルダーに戻し、本命らしき当たりの竿を手に取るとヘッドシェイクしている。”やったー!!俺っていい男!!”などと一人で叫びながら、先程の落胆した気持ちなど吹き飛んでしまった。ランディングしてみると先程の魚と同サイズの40cm位の琵琶鱒。反対の竿は案の定”巨大ウグイ”。

pm3:00 4本も釣っているにもかかわらず、何となく消化不良で現場を後にした。多分15cmのミノーに反応が無かったからではないだろか?

宿に戻ると、おやじさんが”一番大きいのはええやん!!大きいんとちゃいます”の一言。暖かいストーブとおやじさんの一言で、自分の中では辛かった事が全て色褪せ、最高の一日に変わった。

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上52cm雄:下51cm雌

<2日目>

am7:00に起床。外は雪。うっすらと雪化粧。

食堂には2人のバスマンが出るかどうか迷っていた。結局気温0℃天候雪時折雨に負けて2人のバスマンは宿を後にした。ここでお決まりの台詞がおやじさんから”どないします?”の一言。”出ないでカー!!”とこれまた言いつつもかなりめげ気味。前日より明らかに条件(釣り師にとっての)の悪い中、今日は5本釣るよ!!と言いながら、ゆっくり準備してam9:30出船。前日とは違い雪なので、それ程辛い事も無く現場へ移動。ここまでは良かったのだが、海津大崎に到着する頃にはかなりの強風が吹き荒れ、片時も船外機から手が離せない状況になってしまった。

水温は8℃前日と変わらないので、そのままのルアーチョイスで始めた。風波で見える範囲全てに”ウサギ”が飛び始め、波の波長はかなり短く常に舳先が波に刺さっている状況。”やばいかな?”と思いつつも海津大崎を廻り込んだ風裏に避難して釣りを続けた。

しかし、当たらない....。お昼を過ぎても何のさわりも無い!!風は納まり、白波も立っていない。”帰ろうかな?”と思いつつも、前日の当たりが忘れられず、もう1時間もう1時間と時間が過ぎて行った。

ようやく当たりが出たのがpm2:30。しかし、竿を取ってがっかり。”巨大ウグイ”だった。”ウグイが釣れなければ本命も来ない!!”と自分に言い聞かせ続行するも、天気はお昼から冷たいみぞれ混じりの雨に変わり、自分の吐く息さえ冷たく感じられる状態になっていた。

”死んじゃうかも?”と思いながら、”何でこんなに辛い思いをしてまで釣りしなければならないんだ”とつくずく自分のバカさ加減に嫌気がさして来た頃、9cmリップレスをセットした竿が”ドスン”と入りクリック音。”ほら来た!!””俺はこの一時を待って居たんだ!!”とさっき迄嫌気がさしていた自分に言い聞かせるように叫び竿を取った。時間はpm3:30。もうこれでやめにしようと思いながら、やり取りをして上がって来たのは45cm琵琶鱒。ランディングしてホット一息つくと、やめようと思っていた心が、”後30分だから頑張ろう!!”という気持ちに変わり、結局時間一杯のpm4:00までやってしまった。

宿にあがるとおやじさんが”何で1本しか釣れへんの?””昨日あんなに釣れたのに?魚はわからんなー” 私にもわかりません!!

pm6:00に宿を後にして、東京到着pm11:00。次回の釣行の作戦を練っている内に、何時の間にか用賀を降りていました。

今回は、ミノーで魚も釣れたし、回収率も100%だったので反省点は有りませんが、大きいミノーで魚を出せたらもっと面白くなって来るのではないでしょうか?

3月の半ばからはバスマンが増えてくるとのこと、3月一杯がのんびり鱒を狙えるシーズンだそうです。

次回釣行予定は2月の後半ですので、乞う御期待!!