2007.12.06 琵琶鱒解禁 パート2

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更新日 2012-05-22 | 作成日 2010-03-26

2007.12.06 琵琶鱒解禁 パート2


琵琶鱒解禁!! パート2

前日に、ピンポイント釣法で南の状況が掴めた為、12/2は朝一で安曇川まで走り、そこから沖の島方面に琵琶湖を横断して、広範囲に探る予定を立てた。 ただ、気掛かりなのは午後に西南西の風が3mになるとの予報である。 気圧配置からも、日本海に低気圧、大平洋に高気圧が有り、その間を風が吹き抜けるのが容易に推測出来た。 この予報からすると、東側ではかなりの風波が立ってしまう事になる。 昼には安曇川方面から波を受けてしまう。 釣は出来るとしても、帰りがどうなるのか心配である。 休憩場で、am8:00までのんびりコーヒーを飲みながら考えをまとめようとするが、結論が出せない。 取り合えず船を駐艇場から引っ張り出して、用意をする事にした。 結局用意が終わっても結論が出ず、湖上に出てから判断する事に。


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                                   朝日の右:竹生島 左:つづら尾崎

駐艇場から二本松まで湖岸を走りながら湖の様子を見ると、大浦湾は北から波が立っている。 二本松に到着して船を出した。 竹生島方面にまっすぐ走り、中間地点で止まって状況を見ると、前日と同じ様に南からうねりが入り、風波は北西から入っていて、風は方向が定まらず巻いている状況だった。 湖面は波の方向が定まらずざわざわしている。 仕方なく、南下は諦める事にして釣を始める事にした。

ルアーチョイスは、前日南で入れ食いになったパターンを選択。 18lb-7colに”60mmアワビ-3Dカット”18lb-9colに”白蝶貝”、15mに”夜光貝-ホワイトゴースト”、18mに”75mmアミスペシャル-姫皮張り”をセットした。

まずは、二本松と竹生島のほぼ中央、菅浦の沖3km位の所から今津方面に向かった。 このコースだと、沖を岸と平行に進むコースとなり、沖目の状況が把握出来るからである。 水の色は前日よりかなり良くなっていた。 魚は絶対に廻っているエリアなので、もしかしたら?と思いながら引いていると、ほどなく18m”75mmアミスペシャル-姫皮張り”の竿に力強い振り幅の大きな当たりが来た。 まるで、閉じかけた心の扉を力強く拳を握ってノックされている様である。 ハッ として竿を取ると、前日迄とは違った魚の感触が手に伝わって来た。 魚の重さを竿の胴にしっかり乗せると、魚が首を振る度に”ズンズン”重さが伝わって来る。 ”よし!! のったー!!”と思った瞬間、反転して10m位糸をリールから引きずり出した!! ”やりー!! 50は有るな!!”と確信した。 リールを巻くと、自分の居る棚をキープしながら寄って来る。 50以上の魚の証明である。 時々首を振るものの、反転して糸が出される事は無く、船の真下まで寄せて来た。 棚から引きずり出して来ると、今度は反転して水面に出て来た。 船の後方15m位の所で水面に出て暴れている。 この時に、ばらす事が一番多いので、竿で誘導して魚を一度水面下に潜らせ寄せて来た。 この頃になると、観念したのかすんなり寄って来る。 最後に目と目が合った瞬間少し潜ったがランディングに成功!! 計測すると52cm。 今期初の50upである。 体高が有り、頭の後ろが少しくびれている雄だった。  

魚を生け簀に放り込み、昨日の事も有るので直ぐに同じ棚に仕掛けを投入した。 しかし、当らない。 琵琶鱒は群れで回遊している為、口を使う群れを発見すれば、いとも簡単に数本釣れる事が事が多い。 先シーズンからの傾向だが、群れの足が非常に速い気がする。 こうなると、回遊コースを読み群れに遭遇する度に、魚をヒットさせる”交通事故”的な釣り方になってしまう。 ヒットした場所を中心に近辺を探ると、30分位経過した頃だろうか、また21mにセットし直した”75mmアミスペシャル-姫皮張り”の竿が入った。 今度の魚はそれ程激しく暴れる事無くすんなり船べりまで寄って来た。 ランディングすると、ジャスト50cmだったが、体高が無くスマートな雌の魚だった。 細くても何でも今期2本目の50UPに生け簀を覗き込んでホッとしていると、後ろで何やら気配が!! 振り向くと、17mにセットした”夜光貝-ホワイトゴースト”の竿が”コツンコツン” ”だー!!ウグイだー!!”と叫びながら、竿を取り早めに巻き上げると、痩せた42cmの琵琶鱒が木の葉の様にヒラヒラしながらあがって来た。 ”モノホンだよ!!”と思いながら回収し、再度2本の竿を投入した。 この後、暫く当たりが遠のき、2時間近く静寂が続いた。 時刻はお昼を少し過ぎていた。 丁度風も治まり、昼食にするには絶好のタイミングだったので、お湯を湧かし御飯と牛丼の具、おでんを温める事にした。 お湯が湧きはじめると、必ずといって当たりが出るので、当たりが無くなると昼食にする事にしている。 この日もやはり魚は意地悪だった。 足元の鍋の中の食材が温まった頃、18lb-9colの”白蝶貝”の竿が入った。 当たりを観察すると、余り大きそうではないので、足元の鍋をひっくり返さない様にゆっくりと竿を取り、リールを巻いた。 過去に幾度となく、手痛い洗礼を受けているのでかなり慎重だ。 ほどなく姿を現わしたのは45cmのやはり痩せた琵琶鱒だった。 なるべく船を揺らさない様に取り込んだ。


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昼食を食べながら、午後の対策を練った。 湖の状況は変化無く、風が巻いて、いつ波が大きくなってもおかしく無い状態だった。 今のポイントの竹生島西側エリアではぽつぽつ釣れても型が出ないし魚も痩せている。 色々考えた結果、過去に65cmを頭に数本60台を釣っているポイントで午後の一発に賭ける事にした。  

移動した先は、竹生島-つづら尾崎間である。 丁度中間点から竿を出し、ルアーチョイス及び棚はそのままで菅浦沖方面に引き始めた。 時刻はpm1:00になろうとしていた。 しかし当らない、1時間程引きながら魚探の様子を観察すると、時々12-14mラインに反応が出ている。 試しに18lb-9colに”60mmアミスペシャルローズピンク”18lb-10colに”白蝶貝”、12mに”夜光貝-ホワイトゴースト”、14mに”75mmアミスペシャル-姫皮張り”をセットし直した。 この棚は、ウグイの猛攻に合う危険性が有るので、かなり危険だ。

30分程引いても何の反応も無かった。 そのうち、自分のセットした棚も忘れ、諦めモードに入っていた。 時刻もpm2:30をまわり地合の時間が過ぎようとしていた。 この時期はpm3:00を過ぎると、ぱたっと当らなくなってしまう。 早めにあがって温泉にでも入って帰ろうかな?などと考えていると、地合が来た!!

”75mmアミスペシャル-姫皮張り”をセットした竿のホルダーが突然”ミシッミシッ”ときしんでいる!! 見ると、竿先が水面に刺さりバット迄曲がって、胴の部分が上下に揺れている。 竿を取ると、魚はしっかり胴に乗っていた。 琵琶鱒の醍醐味はこの状態での首振りである。 本当にパワーがある。 グイグイ締め込み、ガンガン頭を振っていたと思うと、突然走り出す。 本当にエキサイティングだ。 やめられない!! 何回かのやり取りの後、船の真下から姿を現わした魚はパンパンにと太った丸太の様な魚だった。 思わず”旨そー!!”と叫んでしまった。 計測すると55cmの雌だった。 やはり、ポイントを移動したのが正解だったと思っていると、12mの”夜光貝-ホワイトゴースト”の竿が”ズン”と入り、またもやその位置で止まっている。 すかさず竿を取ると、今度はやたら重いだけの魚だ。 首振りは無く、ただただ重いだけ。 ポンピングして寄せて来ると、重いながらも寄って来る。 一瞬”巨大ニゴイかな?”といやな予感が頭をよぎった。 琵琶湖では、外道の大きさも半端じゃ無い。 50cmを越す巨大ウグイや70cmを越す巨大ニゴイが釣れるのである。 そんな事を考えながら巻くと、魚が見えてきた。 何か変な動きをしている。 良く見ると、ちらし針の一本が口の端に入り、もう一本がエラ蓋の端に入ってくるくる廻りながらあがって来た。 釣ったでは無く回収した状態で、魚を生け簀に入れると、これも50cmを超え52cmだった。 生け簀を覗き込んで、余りの差にびっくりしていると、頭の上でクリック音がした。 見ると18lb-9colの”60mmアミスペシャルローズピンク”の竿に当たりが来ている。 竿を取りやり取りを始めた時に、反対の18lb-10colの”白蝶貝”の竿も入った。 ”ダブルヒット!!” 様子を伺うと、2本とも同じ様な大きさの魚だったので、そのままやり取りを続けた。 やり取りしながら、反対の竿が”ガンガン”しているのを見るのは、おつなものである。 通常のフックなら慌てる所だが、オリジナルのちらし針は、しかっりフッキングすればまず外れる事は無いのは実証ずみ。 船を止めてラインが弛んでもまず外れる事はない。 最初の魚をルアーを喰わえたまま生け簀に放り込んで、もう一本の竿を手に取った。 この魚も、難無く取り込み、先に釣れた魚のルアーを外しながら計測すると、2本とも46cmだった。 気付くと全部の竿があがり、釣をしていなかった。 これが”琵琶湖モード”である。 口を使う群れを掴むと、全ての竿が入る。 これも琵琶湖が止められない要因の一つである。

時刻はpm3:30となっていた。 仕切り直して、全ての竿をセットしたが、その後反応は無く、地合が終わってしまった。 良い時は、一回の地合で10本以上同じ群れから抜く事が出来るが、この喰い渋りの中では上出来である。 pm4:00になり納竿した。

これから、濁りがとれ水温が下がり魚も浮いて来れば、竹生島の西側の岸よりに魚が廻って来ると予想される。 釣はしやすく安全だが、前日のピンポイント釣法で南側の魚の活性が高かった事を考えると、機会が有ったら南に行ってみたいと思っている。 琵琶湖は非常に大きく、まだまだ未知の部分が多い為、少しづつ解きあかして行くのも琵琶湖の楽しみだと思う。

最後に、琵琶湖の最大の楽しみは、琵琶鱒の味である。 私は握り寿司が一番好きだが、焼き良し、コブ締良し、塩鱒良しと何をやっても最高の味が楽しめる。 ただ、身の足が早いので、生き締めしてからの処理で味はかなり変わってしまうので要注意である。 久々の魚なので、私は握り寿司で堪能したいと思っている。

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左:白蝶貝 中央:姫皮張り 右:ホワイトゴースト      絶品!! 琵琶鱒の握り





次回はどんなドラマが待っているのか楽しみだ!!