第3回おぐに古楽音楽祭 記録
1992年10月31日〜11月3日

第3回を迎えて、おぐに古楽音楽祭は大規模な催しになりました。会期は4日間、ヨーロッパからハウヴェ・ブッケ・メーウセン・佐藤氏らのリトル・コンソート・アムステルダムのメンバーを招待、有料のコンサートが期間中4回も開かれました。またこの回から公開レッスンが始まり、受講者は有田氏やハウヴェ氏らのレッスンを受けました。一方、「博多どんたく」スタイルの巡回演奏はなくなり、「古楽コンサート」いう名で、交歓演奏会が木魂館で行われるようになりました。そのほか、有田正広氏のレクチュア、ぴらみっとでのランチタイムコンサート、古楽器等の展示即売会も開かれました。

フランス・バロック・コンサート
 10月31日(土)PM4:00〜 木魂館
  フラウト・トラヴェルソ:朝倉未来良
  チェンバロ:森 洋子
  ヴィオラ・ダ・ガンバ:中野哲也

F. クープラン      王宮のコンセール 第2番 ニ長調
L. クープラン      パヴァーヌ 嬰ヘ短調
J. M. オットテール   フルートと通奏低音のための組曲(ソナタ)
             作品5の4ロ短調
J. N. P. ロアイエ    「多感」「スキタイ人の行進」
J. B. de ボワモルティエ フルート・ソロのための組曲 作品35の6 イ長調
J. P. ラモー       クラウザン・コンセール 第5番

ルネッサンスの変奏芸術 リトル・コンソート・アムステルダム
 11月1日(日)PM1:30〜 家畜市場
  メゾソプラノ:ルシア・メーウセン
  リコーダー・トラヴェルソ:ワルター・ファン・ハウヴェ
  ガンバ・リコーダー:ケース・ブッケ
  リュート:佐藤豊彦

パウル・ホフマー
  あなたのお気の召すまま(ノイジードラー編・器楽変奏)
  満ち足りた愛(ノイジードラー編・器楽変奏)
  愛くるしい絵
ハンス・ノイジードラー
  モーロの女(イサーク)(器楽)
  若き娘(イサーク)
ハインリッヒ・イサーク
  絶望的運命(器楽)
  かくのごとく眠れる(器楽)
  地獄の女神(器楽)
  或る朝そこにたたずんで(器楽変奏)
  ほら!ほらここだよ
アロンソ・ムダラ
  その神は眠っていた
  輝きを失ったイザベル
  「クラロス伯」の主題による変奏曲(器楽)
  なんと哀しきことよ!
アントニオ・デ・カベソン
  イタリア風パバーナの変奏曲(器楽)
  ミラノ風ガリヤルダの変奏曲(器楽)
ルイス・デ・ナルバエス
  誰とこの気持ちを
  美しき悪妻
  「牛を見張れ」の主題による変奏曲(器楽)
  モーロ王は行く

リコーダー・コンサート リトル・コンソート・アムステルダム
 11月2日(月)PM4:30〜 木魂館
  リコーダー・トラヴェルソ:ワルター・ファン・ハウヴェ
  ヴィオラ・ダ・ガンバ及びリコーダー:ケース・ブッケ
  リュート及びアーチリュート[デオルボ]:佐藤豊彦

エスタンピー「衰えたる鷲」  作者不詳
バスダンス「ラ・スパーニャ」  グリエルムス
バズダンス「ラ・スパーニャ」  作者不詳 ライプチヒ手稿(1494)
ばらの花  バッサーノ(ヴィラートのシャンソンより)
リチェルカータ  バッサーノ
トッカータとカンツォーネ「勝利の女神」  フレスコバルディ
カンツォーネ「カント・ソロ」  フレスコバルディ
カンツォーネ「バス・ソロ」  フレスコバルディ
ソナタ第2番  カステロ
ソナタ第10番  フォンタナ
涙のパバーナ  ショップ
キャプテン・ヒエームの嘆き  ヒューム
グラウンド  エクルス
グラウンド  トレット
シャコンヌ  パーセル
デュエット  テレマン
恋のうぐいす  クープラン
バガテル  クープラン
テク・トク・ショク  クープラン



 
音楽祭の主会場となった木魂館。宿初設備もある町の研修施設です。

バロック宮廷音楽の愉しみ
 11月3日(火)PM1:30〜 家畜市場
  フルート:有田正広   ヴァイオリン:高田あずみ
  オーボエ:本間正史   ヴィオラ・ダ・ガンバ:中野哲也
  チェンバロ:有田千代子
F.クープラン:「諸国の人々」から「フランス人」
G. Ph. テレマン:フルートとオーボエのためのトリオ・ソナタ ホ短調
M. マレ:「サンド・ジュヌヴィェーヴ寺院の鐘の音」
C. Ph. E. バッハ:オーボエとバッソ・コンティヌオのためのソナタ ト短調(Wt. 135)
J. F. クラインクネヒト:フルートとバッソ・コンティヌオのためのソナタ・ダ・カメラ
     第6番 ロ短調、作品1-6」
G. Ph. テレマン:四重奏曲 ト長調


家畜市場における有田氏らのコンサート「バロック宮廷音楽の愉しみ」

古楽コンサート出演者・出演グループ
(以下はプログラムに記載されている記録です。実際には変更があったかもしれません)

第1部  11月1日(木魂館)
大江幸一(トラヴェルソ)
大屋省子(声楽)
秋山裕子(チェンバロ)
山口のアンサンブル     代表者:河本基實
桐朋バロックトリオ     代表者:前田リリ子
フローリーストリラ     代表者:麻生 純
ムジカ・アンティカ     代表者:松藤雅彦
リコーダー・トリオ     代表者:星加清人
アンサンブル・ヌボー    代表者:埴谷寧夫
コーロピエーノ       代表者:桑原孝広

第2部  11月3日(木魂館)
宮本 修(リコーダー)
福岡からのアンサンブル   代表者:山野部暁彦
アンサンブル・コスモス   代表者:一ノ瀬奈津子
サラズヴァティー      代表者:執行絵里
福岡古楽協会コンソート   代表者:小池宏明
福岡バード・コンソート   代表者:伊規須ナオミ
あくたリコーダーオーケストラ   代表者:麻生 純
長崎ポリフォニー・アンサンブル  代表者:武立真一
東 園子(チェンバロ)
熊本古典舞踏研究会&グループ葦  代表者:中川洋子



木魂館から眺めた豊後富士湧蓋山。小国町は阿蘇山の外輪山の山麓にある森林に
囲まれた静かな町で、近くには杖立温泉・山川温泉などひなびた温泉が散在しています。


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