2.報告 2010. 6. 26. 更新
( 2010年5月 以前 )
≪東広島シュタイナーこども園:開園までの歩み≫
≪来春(2010年)
東広島に、シュタイナーの幼児施設
「こども園」を開園します≫
私たち母親の悲願が実現!!
私が主宰していた母親の会では、当初から、「広島の地に、シュタイナーの幼児施設を!」という声が多く寄せられ、それが長い間の悲願でした。
でも、肝心の教師になる人方がいませんでした。
20年の歳月を経て、ついに、その夢がかなうときがきました。
写真の岩崎寛美さんが教師になります。
広島大学出身、シュタイナー教育の世界の拠点である、スイスのドルナッハの幼稚園で、幼稚園の教師としての実践を深めてきました。
設立に向けて 第3回目の会合
2009年10月24日(土)1時半〜3時半
会場:広島大学大学会館
朝日新聞 広島版 2009年7月3日
≪ 教師:岩崎寛美さんのプロフィール ≫
広島大学大学院 教育学研究科 修士課程終了。
幼稚園教諭専修免許・小・中・高等学校教諭免許取得。
広島大学在学中、シュタイナー教育の第一人者である広瀬俊雄教授に出会い、
シュタイナー教育の実践への道を志す。
卒業後は、京都のシュタイナーの実践幼稚園で、3年間、担任教師に。
昨年一年間、シュタイナー教育の根拠地スイスの幼稚園で実践を踏み、2009年3月帰国
東広島市在住。
ふるさとの東広島で、みなさんとともに、シュタイナーの幼児施設を作る夢に向かっ て活動開始。2010年4月に開園しました。
≪開園に向けてのスタート≫
第1回: 2009年7月4日(土) 午後1時半〜3時半
「シュタイナーこども園設立に向けての講演会」
会場 東広島市中央公民館
≪第1部 「シュタイナー教育って、どんな教育?」≫
〜広島ホームテレビで放映されたビデオを用いて」
広瀬 俊雄 (同志社女子大学教授・広島大学名誉教授)
広瀬俊雄先生
生は、約20年以上前に、広島大学に赴任後、
「広島シュタイナー教育研究会」を主宰
市民の要望にこたえて、精力的に、市民講座を開いておられました。
あの当時、参加された、なつかしいお顔の人たちも、多数参加
シュタイナーの視点からの、子どもの発達段階の説明
シュタイナー教育は、子どもの深い人間観・発達段階あり
それに基づいて、授業や保育の実践が行われます。
講演では、まず、その考え方を解説
広島ホームテレビの取材を受け、そのビデオを用いて
わかりやすく説明
≪第2部 「設立に向けて」≫
(1)スイスのシュタイナー幼稚園の報告(スライド)
(2)今後の活動
岩崎 寛美 (幼稚園教諭・スイスのシュタイナー幼児教育課程修了)
岩崎寛美さん
はつらつとして、控えめながら、終始笑顔で説明
シュタイナー教育の根拠地、
スイスで実践を踏んできた自信にあふれて
スライドを使って、
スイスのシュタイナー幼稚園の保育を説明
初めて見るめずらしいものでした
それだけでなく、京都の幼稚園で、
その体験を取り入れた保育も紹介 されました。
とても、素晴らしいもので、
日本でも同じようにできることがわかりまし た。
≪当日いらした来賓の方々≫
手前:井田憲明先生ご夫妻
マツダ病院名誉院長
広島女学院大学元理事長
奥: 五十嵐二郎先生
広島文教女子大学前学長
当日の会場の様子
進行
「母親の会」代表:広瀬牧子
第2回目 2009年9月26日(土) 午後1時半〜3時半
(受付:1時10分〜)
会場:東広島市中央公民館
来春の設立をめざして、場所や保育内容など、具体的な話をしました。
第3回目 2009年10月24日(土) 午後1時半〜3時半
会場:広島大学大学会館
園舎の内部が大改装され、休耕田が、園庭とし、整備されたことが、スライドで報告されました。骨格ができたことになります。
今後は、保護者と一緒の作業として、どんなことがあるか説明を聞き、次回の具体的な作業に入る計画を話し合いました。
≪出版した本について新聞で取り上げられました≫
2009年10月23日
朝日新聞 広島板
2009年11月20日
朝日新聞 京都版
2009年 10月23日
朝日新聞 広島版
≪2009年度 各地で行った講演会 講師;広瀬牧子 ≫
◆モモの会 主催 (和歌山市)
第1回 09年6月10日
「こどもの心身に作用する、生活リズムを知って、子育てに生かそう
〜シュタイナー教育に基づいて」
第2回 09年9月18日
「家庭でもっと、童話を話そう その1:考え方 」
第3回 09年11月20日
「家庭でもっと、童話を話そう その2:家庭での実践例」
第4回 10年2月19日
「色や色彩を大事にする、シュタイナー教育」
昨年度1年間で、4回行ないました。
モモの会は、「暮らしの中にシュタイナーの精神を」、シュタイナー教育のさまざまな内容を学んでいるグループで。講座後、昼食をいただきながらの交流は、楽しいものでした
◆桧原こひつじ幼稚園父母の会主催 講演会 (福岡)
2009年10月28日(水)10時〜11時半
「くらしに生かせるシュタイナー教育」
たくさんの保護者とOBの方が、熱心に聞いてくださり、昼食会でも、いろいろな質問が出て
保護者の方たちの知的好奇心の高さを感じさせられました。
シュタイナー建築の、天井が高い広々とした講堂で、落ち着きました。
◆美花山こどもの家 主催 (横浜市都筑区)
2010年1月30日 1〜4時
「シュタイナー教育で、とても大事にしている童話や昔話」
1年に1回行っており、今回は3年目でした。
毎回熱心に聞いてくださり、交流会では、各自が自由に感想を。
毎回、私も刺激を受け、学ばさせていただいています。
東広島のこども園開園に際しては、物心のご指導とご援助をいただき、心強く思いました。
◆帯江保育園 主催(岡山県倉敷市)
2010年2月27日(土)
午前;お話 「幼児期に芽生えるものは、人生の土台」
午後:実習 きれいな色を作ってみよう
(シュトックマールのブロッククレヨンを使って)
土曜のせいもあり、
午前は父親同伴、午後には他の保育園の先生方も参加
午前、午後ともに、充実した会でした。
特に青や赤の三原色から、虹の色を作ったときは、子どもも大人からも歓声があがりました。