試合等本番仕様の一例
歩行時痛が有ったり、不安感が多いが試合に出なければいけない場合等のテーピング例です。
この場合2種類の伸縮テープを強度に粘りを出しつつ、下地と兼用に使い、その上に非伸縮のホワイトテープを張っています。普通のテーピングとの違いはアンダーラップを使用していない事。その為緩みにくく安定性が持続します。皮膚には鎮痒剤(かゆみ止め)と伸縮テープを使うことでホワイトテープの皮膚への負担をを和らげています。
底背側(足首の曲げ伸ばし)はやや制限される為、患部の状態とニーズによりホワイトテープをフィギィアエイトの高さまでとする事もあります。 |
第2指MP-Jo(指の付け根の関節)の一例
これはバレーボール仕様です。オーバーパス時等のMP-Joの過伸展過屈曲防止用にホワイトテープのみで固定しています。MP-Joの伸展角度は疼痛の具合やニーズに合わせて調整は自由に出来ます。また、手首まで巻いてありますが、掌背屈可能の様に巻いてあります。 |
左第3指PIP-Jo(一般用語で言う第二関節)の一例
テーピングはなるべくシンプルに、少ないテープ量で効くように巻くのが理想的です。これはホワイトテープをぐるぐる巻いているだけですが、機能に支障が無いように、ある程度曲がり(空手の様にしっかり握る様にも可能です。)、負荷に対して痛みが出ない様に、またきつく無く緩く無く。見た目やり方は簡単そうですが、しっくり巻くには微妙な加減にテクニックが必要になります。 |