〒252-0801 神奈川県藤沢市長後672 TEL・FAX0466-44-9116 本文へジャンプ

こだわりの治療
当院ではスポーツ障害や外傷、運動器疾患の早期回復治療にこだわっています。
その中で、いくつかの「こだわり」をご紹介します。
オリジナルマット
 当院では治療時、首や腰に負担がかからない様に何度も改良した専用マットを使用しています。
 通常、うつ伏せでの治療では、ほとんどが腰から胸に向かってだんだん厚くなる胸当てのマットを使用しています。結果身体が全体的に反る形になります。その場合、その姿勢そのものが腰等にに負担をかけている事になります。言い換えれば、治療以前の問題になります。
 当院ではマットのスポンジの硬さも厳選、二層にして厚み・高さ・角度はもちろん、治療ベッドに合わせて幅・長さまで医学的に考慮設計し、加療時の腰部負担を最小限になるよう工夫しています。患者様の疼痛状態で高さも変化させています。

頚椎での牽引方向
 牽引力や時間も大切ですが、頚椎での牽引方向をしっかりをしっかり理解されていないと、かえって逆効果になり症状を悪化させてしまいます。
 残念なことに他院さん(整形外科さんも含む)で頚椎牽引を経験ある患者様のほぼ全員が、そのポイントの説明の無いまま牽引治療されています。
 実は頚椎牽引治療にとってこれが最も重要なのです。

徒手検査


       Nテスト
ACL(膝、前十字靭帯)損傷の診断テストの一つで非常に鋭敏なテスト

 当院では超音波観察を行っていますが、接骨院では法的にレントゲン撮影やMRI、CT等画像検査が出来ない為、視診・触診・整形外科的徒手検査を重視し、医学的判断のもと治療を行います。
 望月は日本超音波骨軟組織学会や各研修会をはじめ、2000年より月数回木曜日午後、日本鋼管病院 スポーツ整形外科へ副院長栗山節郎先生のご厚意で診察室にて研修させて頂き、診療の向上に努めています。
 膝関節だけをとっても、他院さんでただの捻挫と言うことで湿布のみの処方だった患者様が、調子がおかしくて納得がいかず当院へ受信。診察後、骨挫傷(一種の圧迫骨折)や前十字靭帯断裂、半月板損傷の疑い等で専門医をご紹介させて頂き、手術が必要な方も発見しています。また、実際、関節鏡下手術をされた方も多くいらっしゃいます。保存療法(手術をしないで治す療法)で可能な方はもちろん、手術後の後療法やリハビリもお任せ下さい。

動作指導

 院長望月はNSCA(米国母体の全世界規模で筋力トレーニングとコンディショニング専門の団体(CSCSとNSCA-CPTの2種の認定を行っています。)の認定を両方を取得しています。リハビリでのトレーニング法から競技特性に合わせたトレーニング法まで御指導させて頂き、通常生活やスポーツ活動への早期復帰を目指します。
 特にスポーツ障害については「動作(フォーム)」が「カギ」になります。(アライメントもチェックしていきます。)肩関節や肘、手首、腰、股関節、膝、足首周辺などに代表されるスポーツ障害は通常休めば痛みが軽減し運動すればまた痛くなる。その繰り返しです。
 なぜ痛みが出るかを解決しなければ、根本治療になりません。間違った動作を修正し、効率の良いフォームを習得することにより、痛みの発生を抑えるだけで無く、パフォーマンスも向上します。


                     下半身動作の一例

大腿四頭筋に頼った使い方
写真はもも裏のハムストリングスが効率よく使われていません

 膝関節に依存した使い方になっている為、股関節よりも膝関節の屈曲角度が大きくなり、結果膝が前に出る様な動作になります。これは大腿四頭筋に余分な負荷がかかるばかりで無く膝中心の動きになる為、膝が内側に入るKnee-in(ニーイン)等に陥りやすくなります.結果オスグット病や膝蓋腱炎、鵞足炎、膝窩筋腱炎、半月板にも障害が出やすくなります。ご年配の方の変形性膝関節症も使い方次第でかなり疼痛が減少します。
ハムストリングス、臀筋を含めた使い方
写真はハムストリングスが効率よく使われています。膝の角度も少なくて済んでます。

 一部の筋に頼らず、周辺部のの筋を共同筋として使うことにより、パワーが出しやすく、膝の安定化はもちろん膝周囲や大腿四頭筋の疲労がし難いという利点があります。また、下肢の主要関節である股関節の始動をやり易くし、効率の良い動きを可能とします。
 ただ、単純にレッグカール等をしてハムストリングスを鍛えれば良いと言う訳で無く、使い方が出来て初めて障害が無くなりパフォーマンスがアップします。
動作指導の関連事項はこちら

徒手療法
 治療のメインである徒手での治療は、筋緊張の除去や組織代謝、過敏になった痛覚閾値を上げることを主な目的とし、皮膚への直接刺激や薄着でのタオル越しでの加療をはじめ、PNFやストレッチングを混ぜ様々な症状に対応しながら、患部の早期回復を目指しています。また加療は患部に対して愛護的に行い、二次的組織損傷が無いように心掛けています。
 手技治療は医療マッサージの要素を含む場合がありますが、慰安目的は対応しかねます。
                                     腸腰筋ストレッチングの一例

テーピング

 基本的には伸縮と非伸縮の合わせて3種類のテープを使い分けます。
テーピングは解剖学的・運動学的・力学的に患部の状態、ニーズなどを考慮して柔軟に対応しています。固定力を強めたり、ある一定方向のみ動きを制御したり、その中で強固な固定から柔らかい固定まで微妙なニーズ、必要性にも対応しています。また、患部によっては動き易くするようにしたり、制限をしたり等色々な状況に適応させ、そのバリエーションは無数になります。
 特に伸縮テープでいわゆるキネシオテーピング様の効果を期待する場合、テープの張力を最大限のに利用し動きやすいながらも皮膚への突っ張り感を無くすという相反することを独自のテクニックで可能にしています。それによりテープの効力を最大限に出しながら、皮膚に馴染み違和感無くプレーができます。
「テーピングってこんなに効くとは思わなかった」
患者様からスポーツの現場でよく言って頂けます。常に創意工夫を怠りません。


                             テーピングの例

試合等本番仕様の一例
 歩行時痛が有ったり、不安感が多いが試合に出なければいけない場合等のテーピング例です。
 この場合2種類の伸縮テープを強度に粘りを出しつつ、下地と兼用に使い、その上に非伸縮のホワイトテープを張っています。普通のテーピングとの違いはアンダーラップを使用していない事。その為緩みにくく安定性が持続します。皮膚には鎮痒剤(かゆみ止め)と伸縮テープを使うことでホワイトテープの皮膚への負担をを和らげています。
 底背側(足首の曲げ伸ばし)はやや制限される為、患部の状態とニーズによりホワイトテープをフィギィアエイトの高さまでとする事もあります。
第2指MP-Jo(指の付け根の関節)の一例
 これはバレーボール仕様です。オーバーパス時等のMP-Joの過伸展過屈曲防止用にホワイトテープのみで固定しています。MP-Joの伸展角度は疼痛の具合やニーズに合わせて調整は自由に出来ます。また、手首まで巻いてありますが、掌背屈可能の様に巻いてあります。
左第3指PIP-Jo(一般用語で言う第二関節)の一例
 テーピングはなるべくシンプルに、少ないテープ量で効くように巻くのが理想的です。これはホワイトテープをぐるぐる巻いているだけですが、機能に支障が無いように、ある程度曲がり(空手の様にしっかり握る様にも可能です。)、負荷に対して痛みが出ない様に、またきつく無く緩く無く。見た目やり方は簡単そうですが、しっくり巻くには微妙な加減にテクニックが必要になります。

藤沢長後接骨院
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骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷はもちろん、スポーツ障害、すなわち野球肩・野球肘・テニス肘
オスグッド・シンスプリント・アキレス腱炎等スポーツ外傷・障害に強いこだわりの接骨院


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