ヨゴレ日誌

2016年7月〜9月

7/1(金) きまりますた

【速報】9ポン、6月18日(日)に決定

6月はすいてるやろうと思い9時10分前ごろにホールに行ったら、第一希望と第二希望の4日と11日すでに取られてた。がっでむ。
まあひょっとしたらひがぶん主催のイベントなのかも知れんが。
GWに合宿やったら本番まで間が空くなあ。


11年間使いたおしたプリンタがいよいよご臨終らしい。エプソンのPM-4000PX。
A3が印刷できてCDなどのレーベル面にも印刷できるこの機種は本当に役に立ってくれた。
ちょうどもうすぐ棒茄子の時期でよかった。さて次はどの機種がいいかな。

7/3(日) 平均年齢一気に下がったよ

あまりの暑さで目が覚める。6時半って。
今日から寝室のクーラーつけること決定しました。
寝室にもエアコンつけようかなあ。窓用クーラーうるさいからなあ。

昼から神戸へ行く。
高校の後輩のあーこちゃんの頼みで10月にトラで吹きに行くことになったので、今日はそちらの練習会に参加してきたのである。
All around the World初見で吹くには若干難しかったがカッコいいね。譜読みしとこ。

PUZZLEのクラに待望の新入団員加入。まさかのJK。

7/8(金) カラーコピー機にもなるのか

長年使ってたプリンターがシッダールタ王子なので新しいのを買いに行く。本当は棒茄子出てから買おうと思っていたのだが、いつ買っても一緒やしプリントアウトしたい書類もあったし。
夜勤明けで北花田のアウトレットジョーシンとか最近近所にできた美原のケーズに偵察に行く。
EPSONでA3とCDレーベル面に印刷できる機種を条件に探し、PX-1004とEP-978A3の2つに絞る。
PX-1004は安いが本体が大きく紙詰まりを起こしやすいらしい。EP-978A3の方は少々値が張るがレビューの評価が高い。978にしよう。

ケーズの方が安かったのでそちらで購入。染料と顔料の違いを調べてたら店員が勝手に最安値を調べてると勘違いして値引きしてくれた。本体21,000円、予備のインク1セットつけて税込27,500円との事。もう500円下げてと言ってみたがムリだった。
家に持って帰って早速セットアップ。おお、最新のプリンターすげーな。前面にカラーのタッチパネル装備で排紙トレー自動で出てくるんか。A3が印刷できるのにコンパクト。A3は背面トレーから1枚ずつ手差しなのがちょっと面倒だが、まあ今は楽譜のA3出力はほとんどコピー機でやってるし問題ないだろう。
あと他にも色々便利っぽい機能があるみたいやけど、使いこなせる気がしねえ。

今日は朝からみーくん連れて動物病院にワクチンの注射を受けに行く。「怖いニャ、怖いニャ」と顔から飼い主にくっついてくるぬこかわゆす。
ぬこを家に置いて昼メシを食いに行き、不要になったインクカートリッジをリサイクルショップへ二束三文で売り払いに行って、車のディーラーへ行く。
なんでもひるねが職場から自転車通勤の者は自転車保険に加入するようにとの通達を受けたらしく、オレの自動車保険に付帯できないかと言ってきたのである。
今の保険はディーラーを通して入っているので、電話で問い合わせて手続きを頼んでおいたのだが、直接署名しなければならない書類もあるらしく足を運ぶことに。
これで年間2000円程度で同居家族全員が保険を使えるようになったらしい。ヤッタネ!

7/13(水) おぢいちゃん

出馬会見くっそわろたwww
曲がりなりにもジャーナリストやし素足さんよりは見識もビジョンもあるのかと思ったら素足さんよりもヤバかった。
しかしREN4をトップ通過させメロリンQを国政に送り出す連中が選ぶんだよなあ。意外と当選したりして。

7/17(日) PUZZLEひらパー遠足

PUZZLEのメンバーでひらかたパークに遊びに行ってきた。
例年1月の連休に一泊旅行としてどこかに行っているのだが、今年は幹事こーちゃんの都合で実現せず、7月に変更してキャンプにしようかと言っていたのだが、結局滋賀旅行になり、それも希望者が集まらずに遊園地での日帰り遠足になったのである。天気予報はかなり微妙な感じで、これで雨天中止とかやったら散々やなあと思っていたのだが、朝に少し降っただけでなんとか持ってくれた。

木製コースターは調整中でやや残念ではあったが、ズブ濡れになるライドとかフリーフォールとかめっさ楽しかった。
コーヒーカップではガチで回して楽しかったが、その後カナメはグロッキーになってて面白かった。

絶叫系ダメなこーちゃんを無理やり付き合わせて乗ったやつ。


しかしJKやJDと一緒に回る遊園地、他人から見たら完全に親子やでこれ。

7/19(火) ¥フライアウェイ

ひるねの登山靴が少々くたびれてきたらしい。オレの靴もこの春にソールの張り替えをしたところだが、費用が1万5千円ともう少し出したら新品を買える出費になったこともあり、ひるねは大キレットを前に新しい靴の購入に踏み切ったようだ。
梅田や阿倍野の登山用品店を4軒ほどハシゴして吟味し、リール式のハイカットを購入。今回は足首だけでなく甲にもリールがあり、自在に締め付けができるようになっている。数年の間に道具もどんどん高機能になっていくのね。
先日雪彦山に行ったときに、穿き古したズボンを一本破損してしまったらしいのだが、靴を新調するとズボンまで予算が出ないというので、少々早いが誕生日プレゼントとしてオレが買ってやることにした。値段は気にしなくていいからいいものを選べと言ったら本当に高い品を選んできた。まあ喜んでいるようだからいいか。
なかなか夫婦そろっての休みが取れないが、9月の本命までにはどこかの山に試し履きしに行きたい。

アクションカムを購入して登山動画を撮影している。大キレットでの迫力映像を撮影するのを楽しみにしているのだが、無料で使える動画編集ソフトがいささか使いにくい。
元々演奏会などの録画を編集するのにプレミアプロというソフトを使っているのだが、miniDVに撮影した映像をiLinkで取り込むという一昔前のシステムであり、今のカメラで撮った映像をiLinkでminiDVに落とすとやはり画質も落ちてしまう。
悩んだ末に新しい動画編集ソフトを購入することにした。いくつか候補を調べ、親和性の点でもよさそうな気がするSONYのMOVIE STUDIOというソフトを買うことにした。

撮りためた画像や映像データなどの長期保存に頭を悩ませている。
我が家には演奏会のビデオのマスターなどが多数あり、DVD-Rなどで保存している。ただ、DVD-Rというメディアが実は長期保存にあまり向かないという。物理的にプレスして記録している市販のDVDと違い、有機被膜にレーザーで化学変化を起こさせることによって記録しているのだが、紫外線や熱・湿度・保管しているケースの種類など保管方法によっては比較的簡単に読み取りができなくなるのだそうだ。DVテープ、フラッシュメモリ、HDDと記録媒体は多くあれど、それぞれに様々な理由により数十年という保存には耐えられないという。
10年スパンでバックアップを繰り返していくしかないのかと思いつつもさらに調べたところ、近年M-DISCというものが開発されたという。DVD-RとBD-Rがあり、無機系の素材を使っている。
色素変化ではなく、通常の5倍の高出力レーザーによってプレスのような凹凸を作って記録するそうな。耐光性、耐熱性、耐湿性にすぐれ、メーカーは1000年持つと謳っているらしい。まあディズの基盤に使っているポリカーボネートが1000年も持たないという説もあるが。
書き込みは専用のドライブが必要だが、読み取りは既存のものでできるらしい。早速専用ドライブと対応DVD-RとBD-Rを取り寄せてみた。さすがに通常のディスクに比べてバカ高い。あと、書き込みはやはり通常のものより遅いようだ。特に大事なものを厳選して保存するために使うのが賢明であろうか。CD-Rも出してくれませんかね。


おや?先週出たばっかりのはずのボーナスがだいぶ減ってる。
あれ?あれれ?

7/23(土) 知らんのなら黙っとけ

今日の鳥越さん演説

「介護士が低賃金で結婚できないから仕事を辞める」
「これを何と言うか皆さんご存知ですね 介護離職です!」

7/24(日) 御池台

PUZZLEの本番。もう12回目となる御池台ふるさとまつり依頼演奏。

午前中に散髪に行き、昼から現地へ。
勝手知ったる他人の家、御池台地域会館で快適に練習。ついでに9ポンの選曲会議もやったりして。
ボイジャー圧倒的な支持を得て決定。組曲ヤマトは残念ながら落選やなあ。
差し入れにおにぎりいただいたりソーメンいただいたりしてたら本番の時間に。

今回の曲は番組50周年や司会交代で話題の笑点、おなじみの戦隊ソング、おそ松さんの主題歌はなまるぴっぴ、あとBOOMとかTUBEとか夏っぽい歌謡曲。
はなまるぴっぴ楽しかった。歌謡曲もベタな夏ソングできてよかった。ところどころヒヤヒヤする場面もあったが、まああんなもんでしょう。



晩は初芝で飲み会。JKいっちゃんまさかのお母さんに許可もらって参加。
正直かなり楽しかった。飲みすぎて今日二日酔。新語としんどかった。


シェー!!

7/31(日) 都知事選

小池さん圧勝かつ瞬殺ですか。まあそーなる罠。
増田さんはいかにも官僚的な政策ながらも知識経験は申し分なかったのが、応援してる連中がダメすぎた。除名処分文書から始まって石原パパの厚化粧発言で完全に終わった。あとは味方にさえ名前を間違えられる知名度の低さか。
カイヨーさんは馬脚の現し方、メッキの剥げ方が尋常じゃなかったな。政策を何もわかってないの丸出しな上に京大卒で50年報道に携わってきたとは到底思えないレベルの無知っぷり。準強姦未遂疑惑もあったがそれよりも知事候補としての絶望的な能力不足があらわになったことの方が大きかったんじゃないかな。さすがの都民もあれを選びはせなんだか。
宇都宮さんは気の毒やったな。今回自民が分裂選挙になったら最後で最大のチャンスのハズやったのにな。まあ野党がカイヨーさんじゃなくて宇都宮さんで統一したら自民も小池さんで一本化したかも知れんが。

8/5(金) 釈迦ヶ岳 / 道迷いと熱中症でバテバテ山行

右股林道に備えて長時間歩くコースに行こうということになった。前鬼からの釈迦ヶ岳が往復で8時間ほどらしい。丁度いい。決定。
出発前夜。天気予報によると夕方ににわか雨の可能性はあるものの午前中は晴れそうだ。ただし気温が高くなるため屋外での作業や運動は控えるようにと気象予報士が言っていた。へー。高校球児とか大変やなあ。

朝の3時半に堺を出て奈良へ向かう。R169をブッ飛ばし2時間半ほどで前鬼に到着。


日本の滝百選に選ばれているという不動七重の滝を見学してから車止めゲートへ。そこから30分ほど林道を歩くと、役行者の従者である前鬼の子孫が集落を作って住んでいたという前鬼の里に着く。小仲坊の裏手から登山道に入っていくと、住居跡の石垣などが森の中に残っているのが見られる。

涸れ沢を詰めていき、徐々に傾斜がきつくなってくると、木製階段が行く手に現れる。登っても登っても次々現れる階段地獄は、歩きやすいが超しんどい。


小仲坊から1時間半ほどで両童子岩に到着。不動明王の眷属である矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ)の2体だそうだ。高さは10メートルくらいだろうか。ちなみに、この岩によじ登って隣の岩に飛び移るというクレイジーな修行が存在するらしい。修験道あなどりがたし。


五百羅漢。昔の人はあの岩塔群に釈迦の説法に耳を傾ける仏弟子たちの姿を見たのだろうか。

あともう一登りで奥駈道というところでルートミスをやらかす。
四角柱の標識の立っている沢に出て、赤テープの目印に従ってそのまま沢を上に詰めていく。ところがどうも様子がヘンだ。踏み跡ないし歩きづらい。
ルートはどこかと探し回るが一向にそれらしきものがない。GPSを確認するとどうもコースを外れてるくさい。沢の左岸へ登ればリカバリーできるかと思ったが、たどり着いたそこもどう見ても安全に歩けそうな場所には見えず、仕方なく下の標識まで戻ることにする。結局、標識の右側に正しいルートがあった。あのテープは一体何だったのか。せっかく快調に登っていたのに30分も時間をムダにしてしまった。

10時に太古ノ辻に到着。ここから大峯奥駈道に合流する。奥駈道はけっこう崖っぷちにルートがついていて、しかもこの季節笹が生い茂っていて足元が見えない。意外と危険である。しかも雨でも降ったのか笹が水分を含んでいてズボンの裾がボトボトになってしまった。想定外もいいところ。


深仙ノ宿から釈迦ヶ岳への登りがしんどかった。稜線上なので夏の直射日光が容赦なく照りつける。まあ途中からガスが上がってきて日差しはマシにはなったが、意外と急登で思ったより長い。これが頂上かなと思ったらまだ先がある。もう次のピークが頂上じゃなかったら帰ろうと思いはじめたころにようやく着いた。


11時40分、釈迦ヶ岳(1800m)登頂。頂上に立つ巨大な釈迦如来像は大正末期に強力が人力で担ぎ上げたのだそうだ。ゴイス。10分ほど休憩してから写真を撮ろうとしたら、上がってきた時には釈迦像の後ろに見えていた弥山・八経はもうすでにガスの中にお隠れになっており、これにはガッデムというより他なかった。

下り始めるとしんどさがさらに増してきた。集中力も続かなくなってきて、大きめの段差を下りる際に道端の木に寄っかかろうとしたら目測を誤って転倒してしまった。幸いケガはなかったが、まだ買ってそんなに経っていないズボンが破れてしまった。あ〜あ。
朝メシら時間が経っているのでシャリバテになっているのかも知れない。まあもうすぐ昼メシだから大丈夫だろう。
深仙ノ宿に戻り昼メシ休憩。これでシャリバテも解消するだろう。ところが。

太古ノ辻をすぎたあたりからいよいよダメになってきた。足が思うように動かない。ペースはガクンと落ち、集中力もぜんぜん保持できない。身体の内側に熱がこもり、じっとりと粘りつくような汗が噴き出る。あっこれアカンやつや。多分熱中症になりかけてるわ。
ひるねにペースを落としてもらうように言い、少しずつの水分補給をこまめにするように心がけながらゆっくり慎重に下りる。途中で飲み物なくなったらヤバイなとか途中でいよいよ歩けなくなったらクマに怯えながらビバークするのかなどと考えながら進む。登りであれほどイヤだった木製階段は下りでは大変ありがたかった。
結局コースタイム1時間半のところを2時間20分かけて小仲坊に到着。なんとか水も身体ももってくれた。ヘロヘロになりながら林道ゲートへ。ああ、エアコンってステキだな。文明って素晴らしいな。


下山後は上北山温泉に立ち寄って汗を流して帰る。帰りの運転眠くて眠くて死ぬかと思った。

8/11(木) 短い盆休み

シン・ゴジラ観てきた。
元々はライダー映画観に行こうかと思っていたのだが、こないだTVでやってたハリウッド版ゴジラが面白かったのとネットでシン・ゴジラの評判がよかったので急遽予定変更。
いや面白かった。庵野監督これやりたかったんやろうなというのが画面から伝わってきた。あのBGMをチョイスするあたり庵野監督いい意味で開き直ったな。
前半のコメディタッチからの中盤の絶望感もギャップがす0ごかったし、最後のいかにも日本人らしいゴジラの倒し方もよかった。
過去のゴジラにさんざんひどい目に遭わされてきたあの乗り物の逆襲も笑った。

昨日の晩は両親を連れて梅田に寿司を食いに行く。
美味かった。食い過ぎて腹が苦しい。あ〜あ、仕事行きたくねえな。

8/15(月) 子どもの楽校

というイベントが毎年夏にやっているらしい。
地域の小中学生が、受けたい授業を考えて先生役の大人を探してきて教えてもらって発表するという内容らしい。
吹奏楽をやりたいが自分の通っている学校に吹奏楽部がない子供たちが吹奏楽の授業を受けたいが、先生役を引き受けてくれないかと主催者からPUZZLEに相談が来たのが7月末。時間もなかったし参加できるメンバーに限りもあったが面白そうなので引き受けた。

場所は栂文化会館。何十年かぶりに来た気がする。
来てみたら高校の時の吹奏楽部で部長をやってた先輩が子供たちのママさんとして来てて笑った。世間狭い。

初心者を含む小中学生に楽器を触ってもらい、一緒に演奏する。曲は子供たちの希望でベト9の「よろこびのうた」。オレが編曲した。
実際に初心者にやらせてみると簡単に編曲したつもりでもまだ難しかった。そりゃそうか。でも経験者の中学生が5人ほど来てくれたので助かった。
1時半ほど練習して発表。経験者やPUZZLEのメンバーが補助で一緒に吹いているとはいえ初めて楽器を触った子たちが中心なのにそれなりに曲になってる。子供の吸収力ハンパない。スゴイわ。
なかなか貴重な経験をさせてもらった。面白かった。

 

晩は夜勤。めっちゃしんどかった。

8/17(水) 高温多湿トレーニング

大キレット行きに向けてもう1回くらいどこか山を歩いておきたいというひるね。夫婦で一緒に休みの日などないのだが、二上山なら近いし簡単だし夜勤明けでもいいと言う。
正直このクッソ暑いのに海抜500mの低山に夜勤明けでなんて登って大丈夫なのかと思ったがひるねがぜひ行くというので決行することに。

麓の道の駅で名物のこんにゃくを食ってから出発。もう道の駅の時点で死ぬほど暑かったのだが、二上神社をすぎて登山道に入ると湿気が尋常じゃなくなってきてシャレにならない高温多湿状態に。おいおいこないだも釈迦ヶ岳で熱中症になったばかりやのにカンベンしてくれよ。しかもひるねは夜勤明けでリミッターが外れているのか飛ばす飛ばす。もう汗だくもいいところ。


出発してから1時間で雄岳山頂に到着。いくらなんでも飛ばしすぎやろ。ペース配分も何もあったもんじゃない。


すこし時間的に余裕ができたので、雄岳の北西の展望台っぽい場所に立ち寄る。屯鶴峯方面がよく見えるのだが、天気がイマイチであまり遠景は望めなかった。

馬の背で昼メシ。道の駅で買った柿の葉寿司とチーズケーキ。チーズケーキはひるねオススメの逸品で、なるほどコレは美味い。戻ったら買って帰ろうかとも思ったのだが、ひるね曰く山の上で食べるのが一番美味いとのこと。はあそんなもんすか。
雌岳から岩屋峠に下りて祐泉寺方面へと下山する。途中で水場があったので顔を洗ってタオルや鉢巻を冷たい水に浸す。正直こういうのめっさありがたい。


出発から2時間40分ほどで道の駅に戻ってくる。さっそく紫蘇ソフトクリーム食う。めっさ美味ぇ!ひるねは何故かキュウリの一本漬けとか食ってた。

帰りは太子温泉に浸かって行こうと思っていたのだが、行ってみるとまさかの定休日。これにはまことにガッデムであったが、どうしても温泉に入って汗を流してから帰りたかったので、香芝市総合福祉センターにあるかしば屯鶴峯温泉に入ってから帰る。

8/23(火) カラフル

いやもーちょっと他にあるやろ。

9/2(金) あだん

義妹の会社の近くの沖縄料理屋に行ってきた。
島ラッキョウの天ぷら、豚足も美味かった。
お目当ての山羊の刺身は残念ながら売り切れだったが、また次に行く口実ができたと思えばまあよい。

9/5(月) 大キレット挑戦その1 二千メートル登った先に見たものは

登山を続けて行く上での当面の最終目標が剱岳である。
剱岳に挑戦する前に北穂→奥穂→前穂の縦走(済み)、大キレット踏破を経験しておこうと思っている。ちなみに西穂→奥穂縦走と北鎌尾根は行くつもりはない。
今回立てた計画が、新穂高から飛騨沢を詰めて、槍→南岳→大キレット→北穂と縦走し、天候と体力の条件がよければパノラマコースで下山するというものであった。このために張り切って岩場や長時間行動の準備を重ねてきた。

9月4日、夜11時すぎに堺を出発して岐阜を目指す。
台風12号の影響らしい大雨に降られながらも高速を乗り継ぎ、朝4時半には新穂高の深山荘に到着。少し仮眠をとってから出発の準備をする。


6時前に出発。週間天気予報などではかなりアウトっぽい予報が出ていたのだが、意外なほどにいい天気である。


笠ヶ岳もよく見えている。こりゃ案外イケるんじゃないか?

新穂高からは林道歩き。途中「夏山近道」と書かれたところへ入ってゆくと若干荒れ気味の登山道になるが、穂高平小屋で再び林道に合流する。
7時半に白出沢に到着。ややオーバーペース気味か?林道で歩きやすいからだろうか。今日はコースタイム10時間という長丁場の行程になる。後でバテないようにペース配分に気を付けていかなければ。


白出沢より先はいよいよ登山道になる。とはいえとても歩きやすい整備された道だ。


9時に滝谷に到着。はるか上方に厳めしい岩の鎧をまとった北穂高岳が聳え立っている。待っとけよ、明日はそこに行くからな!


10時に槍平小屋に到着。カップラーメンを買って食う。
これからの行程を聞かれたので槍に向かって明日は大キレット、悪天候なら南岳に泊まって南岳新道からここに下りてくると告げると、場合によっては槍で停滞も視野に入れておくようにと言われる。明日の天気はそんなにひどいのか・・・。
槍平からいよいよ傾斜がきつくなってくる。ここらへんで徹夜の長距離運転の疲労が出てきたのか徐々にペースが落ちてきた。それでも2時間で千丈乗越分岐に着く。早いな。地図のコースタイムって長めに書いてあるのかな?


上を見上げると稜線は濃いガスに隠れて見えない。うへえ。
高度を上げていくととうとうポツポツと雨が落ちてきたのでザックカバーを着けてレインウェアを着る。2900mあたりになると横殴りの雨になる。ホントやめていただきたい。


稜線の上は雨と風の世界。稜線に上がるとすぐにテント場になり、割とすぐに槍ヶ岳山荘に着く。


ズブ濡れになりながら着いた槍ヶ岳山荘。
水平距離14km、標高差2000mを休憩込みの9時間で登ってきたのがこれじゃ報われない。明日の天気予報も微妙な感じだが、晴れてくれることを祈りつつクタクタの身体を休めることにする。

9/6(火) 大キレット挑戦その2 大敗退

ひょっとしたら夜が明けたら晴れてるかもとわずかな望みをかけていたが、見事に真っ白けです。真っ白通り越してグレーですわ。
目の前にあるはずの槍ヶ岳もまったく見えない。天気予報は3100m地点では16.7mの風という。
これは槍の登頂はあきらめて南岳に向かう他ない。大キレットも諦めざるを得ないかも知れない。
南岳小屋に電話をして状況を聞いてみると、明日南岳新道を下っても滝谷や白出沢が増水して渡渉できない危険性が高いという。そういえば何年か前も飛騨沢が増水して流されて亡くなった人がいたな。天狗原経由ならなんとか下りれるだろうとのこと。そのセンで考えるか。

ところが、山荘を出発して稜線の上に出たとたんスゲー風。身体を持ってかれそうになる。うおお16.7mの風ハンパねー。大慌てで山荘に逃げ戻る。
あの強烈な風に耐えながら南岳まで3000mの稜線を3時間歩ける気はしない。ましてや大キレットなんて無理よ無理無理カタツムリである。色々と考えた結果、今回はまことに残念ながら槍沢経由で下山することに決定する。
あ〜あ、せっかく3000mまで上がってきておきながら山頂を一つも踏まずに下山することになるとは。槍ヶ岳から大キレットを踏破して天気と体調がよければパノラマコースも行ってきたよと輝かしい土産話を持って帰るつもりだったのになあ。背中のヘルメットが虚しい。クサリ場すらなかったもんなあ。


濃いガスの中、上高地に向かって下山を開始する。


途中、播隆窟で雨宿りしたりしながら下りてゆく。下からは意外とたくさんの人たちが上がってくる。20人くらいのフォーリンピーポーの集団や、喜寿の記念に来たというおじいちゃん2人組など様々な人たちが槍へ向かっていく。午後は晴れたらいいね。オレらの分まで頑張ってね。


東鎌尾根の向こうに一瞬青空が見えた。大天井や燕あたりは晴れているのだろうか。


大曲が見えてきた。


このあたりまで下りてくると雨も上がってくる。上高地方面は晴れているようだ。ちょっとフクザツ。



11時半、槍沢ロッヂに到着。まだお昼前だがもうここに泊まっちゃうぜ!ヒャッホー!


生ビールうめー!!

槍沢ロッヂにはお風呂がある。石鹸やシャンプーは使えないが、山の中で入浴できるのはありがたい。
風呂から上がったらビール。夕食の時はワイン。ここに着いてからひたすら飲んだくれていた。ウーイ、バーロイ。

9/7(水) 行きそで行かないところへ行こう

6時20分に槍沢ロッヂを出発。


めっちゃさわやかな天気。本当なら今頃は北穂から槍を眺めていたはずなのだが、上もひょっとしたら晴れているんじゃないだろうか。
と思っていると、横尾の手前あたりでガスに覆われた南岳が見えた。ですよねー。


横尾からは屏風岩はキレイに見える。ただ前穂はガスだ。これでは屏風の耳に上がったところでロクな景観はないのだろう。

 
いつも徳澤は通過するのだが、今日は名物のソフトクリームを食ってやるぜ。


明神橋。穂高大明神はやはりお隠れのご様子。
ここでも嘉門次小屋に立ち寄って岩魚の塩焼きを食ってやるぜ。

 
ここでは囲炉裏で焼いた岩魚を食わせてくれるので以前から食いたいと思っていたのだが、なかなか営業時間にこの場所を目指して来ることができず、実現するのは10年単位で先の話だと思っていた。
突然実現した岩魚の塩焼きは、シチュエーションも相まってめちゃくちゃ美味かった。


嘉門次小屋から梓川右岸の道は、左岸の道に比べて若干遠回りであるため、先を急ぐ登山の時は通ったことはないのだが、木道が整備されていて美しい湿原やせせらぎの中を楽しんで歩ける遊歩道。こんな道があったのか。何度も来ててもまだなだ知らない場所があるなあ。


11時半、河童橋に到着。早速地ビールを飲む。見上げる穂高はやっぱりガスの中。
2時間ほどウダウダと上高地ですごし、バスで深山荘に向かう。平湯のバスターミナルあたりからポツポツと雨が降りはじめていたが、宿に着いたとたん大雨になった。滑り込みセーフ。


本日の宿、深山荘。何度来てもいいところです。


飛騨牛の朴葉焼き。


岩魚の刺身。


岩魚の骨酒。


8日の朝は雨が止んでいたので露天風呂に入ってからチェックアウト。平湯で土産物を購入し大阪へ。
途中、東海北陸道で前も見えないほどの豪雨に襲われてめっさ怖かった。今回のこの旅でこの時の運転が一番怖かった。
15時半ごろに帰宅。晩は近所の寿司屋へ。いつもならお疲れさま会なのだが今回は残念会。絶対リベンジするぞ大キレット。

9/12(月) 事務員なんですが

9/22(木) ガスガスの稲村ヶ岳

稲村ヶ岳は以前からずっと行こう行こうと思っていた山だった。だが行こうとする度に雨に降られ、これまで3度諦めている。前回はいけると思って登り始めたら降ってきて30分くらいで引き返すという体たらくであった。
今回シルバーウィークに連休が取れたので、下山後に洞川温泉に宿泊する予定で稲村ヶ岳に登る計画を立てた。そしたら来たよ台風16号。ヤキモキしながら週間天気予報をにらみつけたこの数日間。宿はすでに予約しているので、最悪温泉とボタン鍋だけ楽しみにいくことになるかと思っていたが、台風はけっこう早く過ぎ去ってくれてどうにかこうにか登れそうな雰囲気が出てきた。ダメ元で行ってみっか!

6時すぎに堺を出て2時間ほどで洞川へ。母公堂に車を停めて8時40分登山開始。


駐車スペースのある母公堂。役行者のお母さんが祀られてます。


50分ほどで法力峠に到着。右の尾根を登れば観音峰方面。
以前観音峰を周回コースで登った時は法力峠までは来たのだが、ここから先は初めて。ビックリするほどなだらかで歩きやすい道。晴れてたら気持ちいいんだろうなあ。


向こうの稜線には湿り気の多そうなガスがかかってる。う〜ん、天気もつかなあ。


なだらかな歩きやすい道が多いが、時々崖っぷちのクサリ場もある。


崩壊している橋も。

10時45分ごろに稲村小屋のある山上辻に到着。ここらあたりからガスが濃くなってくる。
雨が降ってくるかも知れないので、小屋にザックをデポしてレインウェアを着て空身で登頂するこ
とに。


大日山の下をトラバース。オーバーハングした岩をくぐっていく。


足元は濡れた草付きの急斜面。足を踏み外したら猛スピードで神童子谷まで滑っていきそうだ。


11時半、ようやく稲村ヶ岳(1726m)に登頂。何度も来ようとして果たせなかった山なので喜びもひとしおなのであるが、周りは真っ白けっけで展望ゼロ。大普賢岳や八経ヶ岳どころかすぐ隣にあるはずの大日山すら見えない。待ってもガスが晴れそうな気配がないので諦めて山頂を去る。大日山もどうしようか迷ったが、登ったところでどうせ何も見えないし濡れた岩場を登る気もしなかったのでパス。


稲村小屋に戻り昼メシ。小屋前のベンチは乾いていてよかった。
女人結界まで足を伸ばしてレンゲ辻から下山する計画もあったのだが、沢が増水している可能性が危惧されたため中止。母公堂ピストンに変更する。


14時40分ごろ下山。母公堂のご主人が名水コーヒーとカステラをふるまってくれた。


晩は洞川温泉の花屋徳兵衛に宿泊。ボタン鍋美味ぇwww

 

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