PART1.―― 2000年11月3日 於 池袋 東京旭屋書店 ――
PM 1:05 前日の激しい風雨こそ止んだが、いまにも降り出しそうな曇り空。池袋駅からメトロポリタンプラザとやらへ。プラザの中にデパートがあるんだか、デパートの中にプラザがあるんだかよくわからない一画だ。東京のことをよく知らない東京人のわたし、うろうろする。PM 1:15 そのプラザの中の(?)東武百貨店7階の旭屋書店さんに到着。さっそくカウンターへ行き、電話予約しておいた『プラナリア』と整理券をゲット。今朝ギリギリで予約したのに、なぜか整理番号は24番だ。100冊以上予約が入っていると聞いたのに、なぜ?
PM 1:18 カウンターで教えられたサイン会会場へ。本屋さんの入口で、エレベーターホールと、食堂街への通路が合体したような場所だ。すでに並んでいる人が5人。
PM 1:25 定刻は午後2時。並ぶのは好きじゃないんで、へんな余裕をかまし、外に出て一服したり、戻って書籍棚を冷やかしたりで時間を潰す。大きい本屋さんでいいなぁ〜、家に近くにあるといいなぁ〜、などと思いながらわたしがした良いことは、角田光代『東京ゲストハウス』が「つの」の棚に入ってたので、「かく」の場所に移してあげた。
PM 1:45 (←けっこう時刻テキトーです。)会場を見たら、おお〜、いつの間に、100人近くが並んでいるか。でもわたし並ばず。
PM 2:02 売場の奥から、文藝春秋の側近たちに囲まれて、文緒ねーさんが歩いてらっしゃった。途端にわんさか群がる人たち。プロレスやボクシングのチャンピオン入場シーンのごとしだ。さらにリングアナウンサー(ちゃうって!司会の人だって)の「山本文緒先生です。拍手でお迎えくださーい!」の声に、一目見ようとドッと集まる野次馬たち。小さいねーさんは人垣に囲まれると見えなくなっちゃうのだ。失礼かも知れないが言っておくと、ねーさんは著者近影などで想像するよりも、実物を見ると、ずっと「かわいい」。そして写真よりも印象はずっと「やわらかい」。
PM 2:10 サイン会は順調にスタート。ねーさんは白地にプチピンクな模様の入ったプルオーバーなお召し。そしてサイン会は順調に進む。手紙を渡す人、並んで写真を撮る人、両手で握手する人。ねーさんはその都度立って応対するから素晴らしい。初対面を感激して声を出す人。とても盛り上がって楽しい様を、ひとり離れ、横から見ているわたし。あとでみんなに言わせると、かなりあやしい姿だったらしい。うう..やば(汗)。間が持たないのでいろいろうろうろしだす。すいたらそのうち並ぶつもり。
PM 2:45 まだまだ列は続く。サインをもらい終え、オフ会に行く山本文緒オフィシャルページのみなさまが、脇の通路にかなり集まってきた。うろうろしてたら、お!ちょうどサインを終えた、うちの常連さんであるかわいい3魔女さんに捕まってしまった。MさんとFさんとさらにFさん。まだまだ行列は続きそうだったので大丈夫だろうと、サイン会の途中で不謹慎ながらお茶に行く。(終わってからお茶じゃFさんの都合が悪かったのですよ。)
PM 3:33 お茶(と言っても、ふたりはアルコールで、ひとりは飲んで食った(笑))から会場に戻ると、やべ!なんだか終わってそうな気配。最後のひとりがサインをもらってるところじゃんか。係員さんに整理券を見せ、あわてて後ろにつく。セーフ。
PM 3:35 見事に最後のひとりになってしまった。整理券を当日の朝まで予約してなかったこともあり、「なめるな〜、ヤマモトフミオをあまりなめるな〜」と低い声でねーさんに叱られてしまった。たははは、ご心配かけてすまぬすまぬ。m(_ _)m
PART2.―― 明 11月4日 於 新浦安 三省堂書店 ――
PM 2:10 昨日とはうってかわって青空。新浦安は海辺の町だけあってか、風が強い。駅を降りて、すぐ右手が三省堂書店さんのあるMONAビルだ。3階にある書店に上がり、前日(!)に予約した整理券をゲットする。またもやなぜか17番。PM 2:15 今日も早く来すぎてしまった。本日の会場は、本屋さんのあるB館3階ではなく、お隣のA館2階になるらしい。行ってみたら、外からの入口と、エスカレーターホールが合体したような、すなわち玄関ホールと言った場所だ。ごちゃごちゃしていた昨日の会場とは違って、明るくて広々としている。そしてまだ誰もいない。どころか、まわりにあるテナント店も、ホントに3連休の中日かあ?ってほどお客さんがいない。がら〜んとしたショッピングビルだ。ホントにサイン会があるのかあ?って不安になる。中庭に降りて、誰もいないベンチで、昨日もらったサイン本『プラナリア』を読む。
PM 2:35 三省堂のおねえさんが、会場に『プラナリア』始め、ねーさんの本を運び始めた。ほっ。サイン会あるみたいだ。でもまだ誰も並んでない。ちょっと田舎(浦安市民のみなさんごめんなさい、でも事実)のサイン会はゆっくりできて狙い目だなー、と思った。そしてまたベンチで読書。
PM 2:45 数人並ぶ。
PM 2:50 あれや、あれや、どんどん人が増えてきた。どこにいたんだ?あっと言う間に50人ほどの列が出来上がる。テナント店の店員さんたちが興味深げに見ている。通りすがりのジョシコーセーが、なに?と立ち止まる。
PM 3:00 定刻。サイン会の盛況出来上がり。みんな顔が光っている。しかしみんな真面目に並ぶんだなあ、日本人だなあ、偉いなあ。並ばずにいれば、ねーさんの近くの特等席から見てられるのに。と、わたくし、またもやあやしい行動の準備。くっ。
PM 3:05 定刻を遅れ、ねーさん急ぎ足で登場。行列を見て、お!と驚く。本日は白いシャツ。袖口の折返しだけ薄茶のチェック模様が入ってる。ばーばりーだそうです。「OL生活を経てその後...恋愛中毒で吉川英治新人賞を受賞され...」とのお約束的な三省堂店員の紹介に続き、「本日はよろしくおねがいします」と、ねーさんマイクに軽くご挨拶。
PM 3:20 昨日に比べると今日は、開放的な会場の空気も手伝い、落ちついた雰囲気だ。サインをもらいながらみな静かめに話している。ツーショットの記念写真を撮る人はあまり多くない。けどもちろん、あたたかみは伝わってくる。やさしく見守る係員さんたちの笑顔も印象的。わたしは、ねーさんの横から見たり、後ろから見たり、列の横を歩いたりうろうろ。気をつけたので、昨日よりは目立っていまい(笑)。その場で『プラナリア』を購入する人もいて、50人ほどの列は減らない。
PM 4:00 あと数人。どうせなら今日も最後になってやろう。吹き抜けの1階ホールでは、なぜかお猿さんのショーが始まった。上からお猿さんを見る。そして振り返って、列の進み具合を見る。
PM 4:09 狙いどおり最後にサインをもらう。二言三言、数言おしゃべり。やっぱり緊張してドキドキ。お疲れさまでした。明日のサイン会@神戸・海文堂書店さんもがんばってね。
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PS.みなさん整理券はお早めに; 当日は余裕を持って出かけましょう。