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ノルウェイの森で学ぶBeautiful English

村上春樹の「ノルウェイの森」の英訳
「NORWEGIAN WOOD」(Translated by Alfred Birnbaum)
をテキストに、学校では学ぶことのできない
美しい英語を学んでいきましょう。

TOEIC,TOEFL,英会話などの学習にお役立てください。


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NORWEGIAN WOOD(1)
Translated by Alfred Birnbaum
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Translated by Alfred Birnbaum

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                    ■ ノルウェイの森で学ぶ Beautiful English #27 ■  
 
                  
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村上春樹の「ノルウェイの森」の英訳「NORWEGIAN WOOD」(Translated by Alfred
Birnbaum)をテキス
トに、時事英語では学ぶことのできない美しい英語を学んでいき
ましょう。

毎号「ノルウェイの森」の名文をテキストとし、英語の読み方を指南します。



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■ 「ノルウェイの森」#27
 
 永沢についてPART 4


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■続いて、日本語をあわせて、主語・述語・関係詞などを意識しながら、英語の語順
で理解するように読んでみてください。


As a rule, however, I believe I harbored good feelings toward him.
 しかし原則的には僕は彼に対して好意を抱いていたと思う。

 【語彙】 harbor  (考え、感情など)を心にいだく ※港のハーバーが原義

His greatest virtue was his honesty:
 彼の最大の美徳は正直さだった。

 【語彙】  virtue 美徳

he positively never lied, and always admitted his own errors and faults.
 彼は決して嘘をつかなかったし、自分の過ちや欠点はいつもきちんと認めた。

 【語彙】 positively  明確に、きっぱりと、まったく
      ※日本で一般的な『積極的』という意味より
        『明確』『確信』という使われ方が多い
      ex) be positive that  〜と確信している

Nor did he hide things that were not to his advantage.
 自分にとって都合のわるいことを隠したりもしなかった。

 【訳注】文頭の否定語(文否定)が誘発する倒置

He was invariably considerate toward me and took care of all kinds of things
for me.
 そして僕に対しては彼はいつも変ることなく親切だったし、あれこれと面倒をみて
くれた。

 【語彙】 invariably  いつも変らない、不変の  (variable   変りやすい)
      be considerate of (to, toward)  〜に対して思いやりのある

I'm sure that if he hadn't, dorm life would have been considerably more
complicated and unpleasant.
 彼がそうしてくれなかったら、僕の寮での生活はもっとずっとややっこしく不快な
ものになっていただろうと思う。
 
 【語彙】 considerably   ずいぶん、相当な
 【訳注】 that 以下は、仮定法過去完了の構文です
  [if he hadn't (done so),] もし彼がそうしてくれなかったとしたら、
  [dorm life would have been〜] 寮での生活は〜だったであろう。

Yet I never gave myself over wholeheartedly to him,
 それでも僕は彼には一度も心を許したことはなかったし、

 【語彙】 give A over B   AにBを引き渡す、託す
       ⇒ give oneself over B   Bにふける、没頭する/Bに心を預ける
      wholeheartedly  心から、熱心に

and in that sense my relationship with him was completely different from my
relationship with Kizuki.
 そういう面では僕と彼との関係は僕とキズキとの関係とはまったく違った種類のも
のだった。



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ノルウェイの森で学ぶ Beautiful English

■あとがき

このあと、「ナメクジを飲むエピソード」と「女遊びの悪癖」の紹介がありますが、
ショートカットしたいと思います。早く直子の誕生日のところにいきたいので。

永沢という人はここの部分で記述されている通り、人間の極(exteam)の部分を体現
した主人公の対極存在として意味があるのだと思います。
ワタナベが持っていないものを永沢が持っていて、またその逆も然りです。
ただ結局、ワタナベが直子を永沢がハツミさんを失うという同じ結末を迎えることは
何かの暗示なのではないでしょうか?
決して物語にアクセントをつけるための登場人物ではありません。その点で突撃隊
とは本質的に違いますね。

また、ハツミさんというワタナベにとって重要な女性を登場させる点でも、ノルウェイの森の中で
重要な役割を果たします。そのハツミさんが初出するシーンを次回紹介します。


ノルウェイの森で学ぶ Beautiful English

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ノルウェイの森で学ぶ Beautiful English

◆ご意見、ご感想などお待ちしています。

  発行者
 

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TEXT By 村上春樹「ノルウェイの森」
             「NORWEGIAN WOOD」(Translated by Alfred Birnbaum)

      村上春樹「ノルウェイの森」

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