風水fengshuiによる玄関、部屋、色のインテリアを考えよう

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道路と場所の凶相

 

風水書の古典「陽宅十書」「八宅明鏡」などでは道が玄関の前でカーブしたり、その頂点が玄関を直射している状態を凶とみています。その例を図にしてみると下記のようになります。建築に際し敷地選定を行なう時には注意しましょう。

解決策としては、「泰山石敢当」を入口前の地中に埋める。「山海鎮」の木板を掛ける。凹面鏡を掛ける。といわれています。このことについては、中国の風水研究書「風水探源」にも書かれています。ここでは、ただの魔よけとしての解釈ではなく環境のひとつの「風景」としてとらえているようでした。

「風水探源」より

*中国の村では、「石敢当」と「山海鎮」はしばしば以下の三箇所に設置される。

1 村の入り口、川や池の岸。2 門の前で道に面したところ、三叉路の突き当たり。この種類が最も多く見られる。 3 凶宅付近に正しく吉方に向けて。

これらから巫術的な特徴をぬぐい去ると、以下のいくつかの意義が発見できる。

*見るものに畏敬の念を呼び起こし、前方の空間に人をうっとりさせるような魅力を与え、人を引きつけ前に進ませ、空間を神聖化する。風景画における「点景」である。

*一種の空間改変である。空間の性質や方向の転換を生じする。「変景」である。

*一種の風格の指標。石敢当を通してその場所の特色を見い出すことができる。場所が違えば石敢当にも明らかな差異が認められる。「認景」である。

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以上は「殺気」があるところです。悪い気の流れが運びこまれる場所や環境になることです

。殺気については、「必携風水学」デレク・ウオルターズ著に次のようにまとめてありました。

 

■殺気となる状況

地質の断層 トンネル建物の角 建物の端直射の道路や通路 建物の中央を走る廊下 

気が通り抜ける部屋ドアの真向かいにある階段 電線 電柱 街灯 高い木

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