ホット−ペッパー3 
―――――地獄の挺身兵訓練 そしてぼくは・・・・編――――

 陶 大尉の策略(!?)により、平穏な二年兵生活から一転、ぼくが放り込まれたのは地獄とも称される陸軍挺身兵――――レンジャー訓練課程。精鋭養成の名の下、連日のように続くゴーモンもどきの猛訓練。鬼教官にはどやされるし、目的意識を持つ仲間もいれば、どうしてこんな人が・・・・というのもいる。拝啓父上様、この分じゃ、除隊まで楽させてくれそうにありません。折りしも時は1976年。戦後日本を取り巻く情勢もまた何やらきな臭く―――――

地獄の挺身兵訓練 そしてぼくは・・・・編

登場人物

中沢兵長 ぼくの挺身兵訓練課程のバディ(相棒)。未入籍の同棲相手との間に一児を設けている。加俸目当てに挺身兵を志願した。
門田軍曹 これまで六度も「事故で」挺身兵訓練から脱落しているという悲惨な(根性ある?)人。真面目。
杉山二等主計 愛する人との結婚を認めてもらう条件として挺身兵訓練課程へ志願した経理課士官。ひ弱。
竹中兵長 元内務省職員。実は帝大卒のキャリア組で、特殊部隊創設に関する研究目的で入営を命ぜられたという曰く付きの人。
木村上等兵 元泥棒。竹中兵長のバディ。「お勤め」を終え刑務所から出所直後にホット-ペッパーを貰ったという悲惨な人。
野村中尉 挺身兵訓練課程の教官。「元」日系米国人二世であり、元SAB(特殊空挺旅団)隊員にして創設時のメンバー。
島谷軍曹 挺身兵訓練課程の助教。別名「009(ゼロゼロナイン)」。決して足が速いとか、腕っ節が強いというわけではない。仇名の由来はかなり恥ずかしい。



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