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編集:大田拓、更新:2017 年 2 月 6 日

冬の四季の森公園と鎌倉・浄智寺


1.冬の四季の森公園(1)

1月以降、横浜は晴天続きのため、仕事のない日はスケッチに出かけています。最も良く行くのは四季の森公園です。
ここでスケッチをするときは、いつも「木の描き方の練習をする」と目的を明確にして描いています。
1月に四季の森公園で5枚描きましたが、それなりの出来になった3枚を紹介します。
次の絵は、午後から出かけて短時間で描いたもので、手前の枯れ草は、赤味をやや強くして描きました。左側は三俣の花で、ガッシュの白に黄色を混ぜたものを飛ばして表現しました。 遠方の建物は水車小屋です。右遠方の木はやや雑に描いたため、不自然な形状になってしまいました(反省点)。

2.冬の四季の森公園(2)

次の絵は、水車小屋のあたりを、坂道の上の方から見て描いたもので、絵の重心が右に行きすぎないよう、樹木の幹の影を強調してバランスをとりました。
この絵の主役は中央の裸木ですが、これは「Negative Painting」で、形状に注意しながら描いたので、主役らしくはなりました。
反省点としては、主役以外の一部の木の幹や枝に不自然な部分があることです。木の幹や枝は先に行くほど細くなるのが普通で、先が太いと不自然です。これらは不注意が原因で、遠くの木でもおろそかにせず、集中して描くことが必要です。

3.冬の四季の森公園(3)

森の緑色にもいろいろあります。春や夏の場合は萌えるような鮮やかな緑ですが、冬の常緑樹の緑は枯れた色の混じったくすんだ緑になります。風景画の季節感は、そういう緑色の違いでも表現できます。
この絵は、四季の森公園の石橋あたりから西を向いて描いたもので、正面遠方は枯れたアシ原で、主役は右の裸木です。この木の主要な幹部分は「Negative Painting」で残しておき、着色は「Minimum Stroke」になるよう注意して描きました。
学習の成果が出て、上の2枚に比べて、この絵の木が最も自然に描けたようです。

4.鎌倉・浄智寺

2月上旬に「鎌・横」で浄智寺に行きました。ここは、鎌倉駅西口から徒歩10分の近さにあり、鎌倉でスケッチができる数少ない場所です。浄智寺は北条政子が故夫(頼朝)のために建立したお寺だそうです。
この日は午後から雨の予報だったため、午前中に2時間で描き上げました。予報通り11時半頃からポツリポツリ雨が降り始めました。
鎌倉は温暖なせいか、真冬でも樹木が青々としていて、季節感を出しにくい傾向があります。それで、山門左に、実際にはない梅を後で描き加えたのですが、やや不自然な梅になってしまいました。やはり現場で見て描かなければいけません。
石段部分を含む前景は Milind Mulick 流にあっさり処理しました。山門の屋根の形状が少しおかしいのですが、大目に見てください。


(2017-2-6)



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