<知心流のあらまし>
     江戸時代初期より知心流は播磨の松平家において、刀法・居合・骨法(空手)を軸に鎧組太刀、
   小太刀、薙刀等、もののふの総合武術として代々継承してきた。
     流祖は江戸初期の佐々倉左馬弼源清信と伝えられ、松平姓氏を名乗り十二代松平清治まで播磨の
   屋敷、奥ノ院道場で継承している。昭和に入り十三代を継いだ松平正親宗家は戦後東京に継承拠点
   を遷した。戦後の武道禁止令解禁後、本格的な指導を日本体育協会において定期的に行ない、稽古
   を通して武道における身体の動きをスポーツ界に応用せしめることに留意したという。
    昭和49年に13代宗家のおひざ元に柴崎道場が開設され、相伝家とともに門下生を育成してその
   基盤を作った。地元との地域交流を好くし、40年の時を経てこの地に知心流石碑の建立に至った。
    平成24年十三代宗家が他界する際、相伝家(壽正)をもって知心流の後をすべて託すべく遺言
   された。のちにご遺族より知心流に伝わる看板・甲胄・刀剣・嫡流旗・などの重宝、また松平家の
   伝書・装束・茶道具など相続したうえで、松平壽正が跡目を継ぎ嫡流宗家として現在に至っている。

            

   

    (光照寺境内に建立された知心流石碑を鎮魂碑の前で)







  <知心流・調布柴崎本部道場>
   昭和49年に開設。十三代宗家の直接指導の後、直門相伝家になった松平壽正が道場を引き継いだ。
   平成27年に宗家他界のあとを受け、松平壽正が当代嫡流宗家襲名に伴い、相伝家道場から宗家の
   道場となる。日曜日の1時半と4時からの2回、初心者から高段者の稽古が行われている。


  <知心流・世田谷成城道場>
   知心流の非営利法人化に伴い平成24年に開設した。
   駅に近く、水曜日の3時半、5時半、7時半の稽古。


  <指導者・高弟>
   知心流第十四代宗家  松平壽正(明石久雄)
         後代嫡流者  明石守正
         奥伝位允可  山田英明、橋本芳博
         中伝位允可  中津信夫、高橋和夫、小林慶一、杉本敦志


  <顧問>
   林榮太郎( 幕末史研究家・知心正流門下/黒帶之位 )※平成25年4月逝去
   西田伸一( 医療法人社団梟杜会理事長、西田医院院長・知心正流門下/黒帶之位 )





  <知心流・掟>
    古来よりの掟に従い、門外不出の伝統を頑なに守り、初伝の基本型・技以外を原則非公開として
    いる(見世物小屋掛けの類に出で申すべからず)。
    また門下生への掟も段階により厳しくなり、高弟にあっても改易や破門者が記録されている。




  <古傅の訓え>
    面斬り10年……を金言として基本を徹底して稽古する。刀の振り上げも時代背景、対峙する相
    手・得物によって様々に変化する。基本は面斬り。ただ黙々と面斬りを徹する。
    同じ上段への振り上げも様々に変化する。

    納刀をもって知心流とす。…… 凄まじい納刀。これぞ知心流といわしめた"技"としての納刀。




  <段位・型>
    段位は修行の段階により、初許し(茶帶)、黒帶之位/初伝、中伝、奥伝、秘伝に大別され、その
    一切を口伝によって伝授されている。また松平襲名の相伝家、一代限りの分派や分家制度がある。

    知心流の型は大きく分けて、初伝 …… 五行剣(月影・松風・村雨・雪柳・残影)
                      中伝 …… 不動剣・残心剣 ※以下略




  <組織>
    知心流の嫡流宗家を支えるための組織として社団法人があり、知心流の相伝家、分家、支流、門人
    会(先達)、道場の門下生、後援者により運営されている。文武両道の観点から道場運営のほか
    茶会や講演会など、社会的な文化活動を非営利組織で行っている。(一般社団法人 知心流居合刀法)










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