「ラベル」
(this and that of cheese)

チーズに貼られているラベルの意味は ラベルはチーズの履歴書のようなもの。正式な名前や生まれ故郷、原料、性質、特徴などチーズの個性的なプロフィールを楽しくわかりやすく紹介してくれます。そのほかラベルに描かれているのはのは、産地の特色や名前の由来、チーズが受けた名誉にまつわる物語。見ているだけでも楽しいラベルたちが、もうひとつのチーズの素顔を語ってくれます。
AOCマークとは (Appellation d'Origine Controlee)
フランスでは、チーズやワインなどの農産物を保護するためにAOCと呼ばれる制度を設け、法律で細かい規制をして、製品の保証をしています。公的機関の審査を受けてさまざまな規定をクリアし、認可されたものに表示されるのがAOCマーク。AOCは日本語で原産地統制呼称といいます。チーズについての規定は、原料乳の種類や産出地域、製造地域や製造方法、熟成地域や熟成期間、形や外皮の状態、重量、乳脂肪分など。現在、36種類のチーズがAOCを取得しています。
DOPマークとは (Denominazione d'Origine Protezione)
フランスのAOCと同様に、イタリアで適用されているのがDOP。日本語では保護指定原産地表示といいます。以前は、DOCと呼ばれていましたが、EU(欧州連合)と統合でDOPに。現在、30種のチーズが認可されています。
AOPマークとは (Appellation d' Origine Protegee)
EU統合に伴って制定された制度で、内容的にはAOCとまったく変わりません。EU内のほとんどの国ではAOP(保護指定原産地表示)の名に統一していますが、フランスではAOCを通しています。
IGPマークとは (Indication Geographique Protegee)
EUの新制度として設けられた、保護指定地域表示。こちらは「生産、加工、仕上げのいずれか1つの段階が特定の地域と結びつき、その土地ならではの製法に基づいて製造され、一定の評価を得ているもの」に与えられます。

【参考文献:ERIOシリーズ 日本放送出版 vol.13 チーズ】