胃潰瘍の胃。少し盛り上がった部分の真ん中あたり、青紫の部分で胃粘膜が一部溶けてなくなっています。粘膜っていうのは消化管などの壁の表面にあるぬるぬるしたところです。粘液と細胞からなっています。 |
肝臓、いわゆる「キモ」ですね。こういう細胞がほとんどを占めていて、白く抜けた細いところは血液が流れています。白く抜けた丸いのは脂肪のかたまりと思われます。実はこの肝組織は正常ではなくて、真ん中あたりに血液をたくさん食べた食細胞がみられます。 |
サイトメガロウイルスが感染した肺胞の細胞。真ん中の目玉焼きのような細胞がそれです。核の中にウイルスの固まりができているためだそうです。 |
骨髄。血液を作っている骨の中の髄です。実はここにも血液をたくさん食べた食細胞がたくさんみられて、正常組織ではありません。
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グロムス腫瘍と呼ばれる腫瘍です。爪の下にできることが多い腫瘍で、血管と丸い細胞の両方が増えるのが特徴的です。赤い粒々は赤血球です。
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