欧州中部地方原産の常緑つる性多年草。花期は4~7月。全草を浄血などの目的で薬用とする。インドールアルカロイドを含み、主成分のビンカミンは血圧降下作用があり、欧州の一部で医薬として用いるという。ツルニチニチソウとよく似るが、本種は匍匐茎の各所で発根するので区別できる。有毒。