ムラサキウマゴヤシ(マメ科)
Medicago sativa (Fabaceae)

欧州、アフリカ北部、西アジアに分布する多年草で、現在は牧草として世界各地で栽培される。また、種子から発芽したもやしを食用とする。成分としてはイソフラボノイドを多く含み、ゲニステイン(genistein)、クメステロール(coumestrol)は骨粗鬆症治療薬イプリフラボンのシード物質として知られる。また、発酵した牧草からはジクマロール(dicoumarol)という特異なクマリン二量体が得られているが、この物質は抗凝血薬ワーファリン(warfarin)のシードである。

murasakiumagoyashi

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