サフラン(アヤメ科)
Ajuga reptans (Iridaceae)

地中海沿岸から西アジア原産の球根性多年草。花期10~11月。柱頭(写真で花の中央から赤くのびたもの)を鎮静、通経薬として婦人用民間薬、家庭薬の原料とするほか、食品着色料として用いる。カロテノイド系色素クロチン(crocin)を含む。紛らわしい名前の薬用植物にイヌサフランがあるが、ユリ科の別属種である。(→主な天然色素関連ページ

safron

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→戻る:PCmobile(2002.11.16;東京薬科大学薬用植物園)