トウゴマ(トウダイグサ科)
Ricinus communis (Euphorbiaceae)

インド原産で熱帯から温帯に広く栽培する。熱帯では小高木となるが、温帯では壮大な一年生の草本状で高さ2~3メートルに達し、夏~秋にかけて花をつけ、結実する。大型の葉は掌状に裂け、柔らかい刺に被われた果実は3つの種子を含む。種子を蓖麻子(ヒマシ)と称するが、毒性蛋白質リシン(Ricin)を含む。種皮を除いた種子を圧搾して得た脂肪油をヒマシ油と称し、峻下剤として用いる。ニコチン酸由来のアルカロイド成分リシニン(Ricinine)を含む。(→関連ページ

tougoma

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