配布物、十二回目。

裁判情報刊行物12号
裁判情報

去る10月4日、大阪地裁にて証人尋問にむけた弁論準備が開かれました。

        事前に裁判長から要請のあった、証人の陳述書と4月29、30日に乗務職場で実施し
        たアンケート結果、全アンケート用紙が提出されました。
        松井支部長から陳述書を書くにあたり「法廷での発言は責任が伴うので任意での出廷
        はあまり行きたくない、しかし、裁判所から命令あれば逃げずに出廷する。」と意思
        表示がありました。

        弁論準備内容

        初めに今までの提出書類の確認がおこなわれた後、裁判長より筆跡鑑定資料再鑑定の進行
        状況が質問され、原告から「10月末ごろには完了する。」と返答がありました。

        裁判長「証人申請に変更はありませんか?」

        被告 「労働組合支部長は必要性はないと考えます。」「そもそも支部長は出廷を認めてい
        るのですか?」

        原告 「本件の原告と会社とのやりとりをすべて知っている唯一の人物です、陳述書も書く
        し出廷も呼び出しに応じると述べています。しかし、事前に私 原告弁護士に会うことを
        拒否するなどけっして協力的な証人ではありません。」
  
        裁判長「私としては申請されている証人すべて採用する考えです。呼び出しは簡易でよろ
        しいですか?」

        原告 「松井 支部長は、正式な呼び出しをお願いします。」

        裁判長「解りました、それでは松井さん、徳田さんは裁判所より正式な呼び出しとします。」
        「在廷(証人尋問中の他の証人が法廷に留まること)はどうしましょう?」

        被告 「在廷は拒否します。」

        裁判長「それでは、12月16日 午前10時より16時30分までの時間で証人尋問を
        開きます。各証人の在廷は、なしとしますので松井さん、徳田さんは午後の呼び出しとし
        ます。」


                         陳述書の主な内容。

        山中 課長の主張

        澤を高槻市駅勤務にした理由は、停止位置誤りをした事、髭を伸ばしていたこと、助役
        の指導に反抗的だった事などが理由である。
        怪文書は、澤の筆跡に酷似していたため、澤本人への事情聴取、外部の筆跡鑑定の専門
        家の調査など慎重におこなっており合理的必要性の基づく正当なものである。
        澤 提出の証拠ビデオでは、山中自身「停止位置誤りで命令を抜いていたところに・・・・」
        と発言しており、怪文書が理由ではない。
        他職運用は、運転係長が命じ、組合への通告は必要ない。
        教育期間中は、カリキュラムを組んでおり監禁部屋ではない。
        澤の高槻市駅勤務の理由を、助役が怪文書が理由であると言った事実はない。
        裁判提訴後、駅勤務理由を怪文書から勤務態度に後退させていない、筆跡鑑定は何ら不
        審な点はなく、被告会社に不利な点は一切ない。


        松井 労働組合支部長の主張

        2002年11月21日、山中 課長より澤を高槻市駅勤務につける方針を伝えてきま
        した、理由は、停止位置誤り事故を起こし、日ごろの勤務態度に問題があり運転士とし
        ての適格性に問題がある。また組合員の家族に怪文書が送付され、澤の筆跡である鑑定
        結果がでたため、その調査の必要性があることを挙げていました。
        組合とし、停止位置誤り事故をおこし、日ごろの勤務態度に問題があり運転士として
        の適格性問題があるための駅勤務の考えと認識しました。
        筆跡鑑定という客観的な事実を根拠としていることに鑑み、調査はなもうえないと認識
        しました。
        高槻市駅勤務は、他の社員や乗客と接する機会が増えるので、澤 本人のプラスになる
        と考え認めました。
        労働組合として、その都度会社に乗務復帰を申し入れ対応してきました。
        労働協約に記載されていませんが、他職運用は行われています。
        業務命令その他人事は、労働協約に細かに決められたことのみに限定されていない、業
        務命令について組合員から苦情や疑義の申し入れがあった場合その都度会社に申し入れ
        ている。

                徳田 哲也氏、澤 功生本人の陳述書は次号に掲載します。


12月16日、午前10時より午後4時半まで
大阪地裁608号法廷にて証人尋問




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