※ [ 表紙を拡大 ] ボタンで表示する写真は画質を重視したため、サイズの大きいもの(50KB前後)を含んでいます。表示にやや時間がかかるかもしれません。
おことわり 文芸社「白い太陽」、日本図書刊行会「白い紫陽花」、彩図社「OS/2 Warp Connect実践ガイドらくらくネットワーク」は同姓同名の小林道雄氏の著作であり、偏屈庵の小林道雄とは一切関係ありません。
「個性」なんかいらない!
―子どもたちを自立させる処方箋―(講談社+α新書)
講談社 2004年10月 838円(税別)
【編集者から】
社会事件と少年問題を独自の視点で追いつづける硬派のライターが、保育士(保母)を志すいまどきの女子大生に、あるべき子育て論をずばり直言!! 誰にでもある個性から目をそらし、歪んだ「個性」を育てて「しつけ」を嫌う現代の教育に激しく警鐘を鳴らす。少年少女、さらには若者たちから一人で生き抜く力を奪う「つながってなくちゃなんない症候群」の実態を鋭くえぐる快著!!
【はじめにから】
若いころの私は、自分の性格についてはよく考えさせられた。だいたいは、「どうして俺はこうなんだ……」と反省したり自己嫌悪に陥ったりすることが多かった。ただ、自分の個性については、そのころも今もほとんど考えたことがない。
考えてみれば当たり前なのだ。人にはみな個性があり、それが才能や性格として表れているわけだから、何も個性などという言葉を持ち出す必要はないのである。
ところが、今の若い人たちは個性という言葉にひどくとらわれていて、「自分には個性がない」と悩んだりしている人もいる。これはとてもおかしな話なので、いつか言わなければいけないなと思っていた。
日本警察崩壊
講談社 2003年5月
1700円(税別)
【編集者から】
相次ぐ不祥事、低下した検挙率、解決できない重大事件、失敗した暴対法、警らよりも昇任試験、キャリア化したノンキャリ幹部……。信頼を失った警察に未来はない! ベストセラー『日本警察 腐蝕の構造』以来警察のあり方を追求し続けている著者が、崩壊しつつある組織の現状に強く警鐘を鳴らす。
【この本の目次】
1 初動捜査―神戸・大学院生暴行殺害事件(捜査しない警察 警察組織の問題点に原因が ほか)
2 暴力団対策法―失敗したヤクザ対策(ヤクザをわからなくさせる「暴力団」 暴力団にされたヤクザ ほか)
3 復活された監視―保母になった計察(思想善導の保傅 詐術的「焼け太り」戦略 ほか)
4 検挙率低下―露呈したまやかし(特別身上指導職員 「検挙率神話」の崩壊 ほか)
5 自治警察の回復―キャリア制度が阻む自治(否定された官僚支配;公安委員を選ぶ警察 ほか)
退化する子どもたち
現代人文社(大学図書) 2001年12月
1700円(税別)
【編集者から】
本書は、かねてからいじめや非行などを起こしてしまう子どもについて問題意識をもっていた小林道雄が、「ではどうすれば問題を起こさないようになるのか」をテーマとして取材・執筆した渾身のルポルタージュです。
最近の傾向として、子どもが問題を起こすと学校の責任が大きく問われています。しかしその前に、家庭にも問題があることを本書は臆することなく指摘しています。けれども単に批判するのではなく、「なぜそうなってしまったのか」原因を知るために脳科学の分野にも取材を行い、子どもが生まれてから育つ過程の、家庭内におけるさまざまな要因を挙げています。
いま、子どもを育てている親もまた、著者に比べれば若い世代です。厳しくも優しい眼をもって、未来を担う子どもたちを育てている、現代社会を担っている人たちに向けた小林道雄からのメッセージです。ぜひ、多くのお父さん・お母さんに読んでいただきたいと思っております。私事ながら、私もこれから子どもを産み、育てるようになるとき、本書を片時も手放せないと思っております。
日本警察 腐敗の構造(ちくま文庫)
筑摩書房 2000年8月
600円(税別)
【編集者から】
もみけし、でっちあげ、捜査の不手際、裏金作りなど次から次へと明るみに出る警察不祥事の数々。ここに来て、一挙に腐敗が進行したのか? それとも、これまでの病巣がたまたま摘出されているだけなのか? 現役・退職警察官への取材活動をもとに、日本警察の抱える問題と絶望的な状況を指摘しつづける著者が、腐敗の深層へと斬り込んだ名著。
【この本の目次】
第1章 不祥事を招く条件
第2章 犯罪を生む環境
第3章 ヤクザと警察―癒着の構造
第4章 資格なき資格者たち
第5章 抑圧されているノンキャリア
第6章 なぜ関西に不祥事が多いのか
第7章 まかり通る公安の不正
第8章 暴力化する警察
※この本の内容は「日本警察 腐蝕の構造」(講談社/講談社文庫)と同じです。
警察は変わるか(岩波ブックレット No.509)
岩波書店 2000年5月
440円(税別)
【編集者から】
新潟県警の「少女監禁事件」に関する虚偽の発表は大きな衝撃を与えた。なぜ神奈川県警の「警察官覚醒剤使用もみ消し事件」の記憶も新しいうちに、同様の不祥事が繰り返されるのか。警察に自浄能力はあるのか――。早くから警察問題に警鐘を鳴らしてきた第一人者が、警察の構造的・体質的腐敗を徹底検証し、国家主導ではない改革の道を探る。
「小言」のいい方―まともな小言が人を育てる
The new fifties―黄金の濡れ落葉講座
講談社 1999年9月 1500円(税別)
【編集者から】
子どもや若い部下に、きちんと「小言」がいえますか? 幼児化を続ける日本人。その真因をさぐり、いま必要な大人としての生き方を問う。
【「日刊ゲンダイ」書評欄から】
まともな小言が人を育てる――。ところが、子供や若い部下にきちんと小言がいえない、いわない大人が増えているという。無定見な人間がいくら小言をいったところで効果はないが、なぜそんな大人が増えているのか。その背後に何があるのか。ノンフィクション作家として知られる著者が、いま必要な“大人”としての生き方を問う!
【この本の目次】
1 「小言」の効用(なぜジコチュウがはびこるか 「ビシビシ主義」はいじめっ子を増やす 感情的な「叱り」と「小言」は違う ほか)
2 躾けの要点、「小言」の役割(幼児期は体に教える きちんとした言葉づかいができない子どもたち 家族の絆を細らせた食事の場 ほか)
3 「小言」をいうための資格(問題のある親が増えている 子どもを愛せない理由 偏差値エリート教師にこそ問題あり ほか)
少年審判
講談社 1998年11月
定価1800円
【弁護士・古口章氏から】
「子どもたちが見えなくなった」と嘆く大人側の姿勢にこそ問題が潜んでいるのかもしれない。ある強姦罪の告訴を契機に推理小説のようなタッチで新たな事実が解明され、少年たちの実像が次第に浮かび上がる。少年審判に関わる弁護士、調査官、裁判官の真摯な悩みや試行錯誤の描写もリアルである。
十分その実情を踏まえないままに少年法「改正」が叫ばれる中で、この小説は、何が問題で何を守るべきかを考えるための必読の書である。(東京弁護士会「子どもの人権と少年法に関する特別委員会」委員長)
日本警察の現在
岩波書店 1998年3月
2100円(税別)
【編集者から】
不正経理なくしては、1日として動かぬ日本警察。刑事警察は衰弱し、悪しきキャリア制度が組織を歪めている。この実態をどうするか。警察問題の第一人者による総合的分析。このように警察問題を立体的に捉えた書は今までにない。警察を憂え警察に期待する国民諸氏のみならず、第一線に立つ法律家、ジャーナリストにも貴重な視座を提供する。
「冤罪」のつくり方
―大分・女子短大生殺人事件(講談社文庫)
講談社 1996年12月 602円(税別)
【編集者から】
冤罪―。多くの冤罪は、杜撰な見込み捜査、代用監獄での苛酷な取調べが元凶だ。人にありがちな誤謬ではなく、捜査当局の面子意識や責任逃れ、時には功名心の結果だ。実際にあった、女子短大生強姦殺人事件の“思い込み自白”のプロセスを明らかにし、冤罪という“罠”を浮き彫りにする力作ノンフィクション。
【この本の目次】
1 神に詫びる犯人
2 自閉精神病質
3 陳腐な見込み
4 代用監獄
5 虚偽自白
6 イソミタール
7 密室の呪縛
8 夢遊裁判
9 傍聴の力
10 DNA鑑定
11 暴かれたまやかし
12 逆転無罪
「大人」になる方法
講談社 1996年3月
1748円(税別)
【編集者から】
今の若者たちは、いかに親や教師から勇気をくじかれ続けているか。仲間社会や流行ばかり気にしないで、自分としての生き方を貫く勇気を持ってほしい。若者たち、大人たちへのメッセージ。
【この本の目次から】
自分がない若者たち/強制される“普通”/過保護が阻む自立/教育を逃げる父親/勇気が決める人生の方向/勇気づけの条件/共同体感覚を持てる条件/自分の問題を解決する唯一の方法/性格は生き方のスタイル/自分で性格を変える法/“大人”の資格とは/楽観主義者宣言
ある、とくべつな幹部警察官の戦後
(岩波ブックレット―ドキュメント戦後史 No.343)
岩波書店 1994年4月 388円(税別)
【編集者から】
『わが罪はつねにわが前にあり』で警察社会の腐敗を告発した元警察キャリア松橋忠光氏との共著。松橋氏の警察官人生は、平和憲法・新刑事訴訟法によって生まれ変わった警察が、時とともにその理念を形骸化させていく過程と重なる。この本は、氏が天職と心得ていた警察官の職を辞さなければならなかった理由が、民主警察の崩壊過程そのものの中にあったことを浮き彫りにする。
【この本の目次】
1 新生日本の時代
2 偽装の民主警察
3 ウラ金と秘密主義
4 警察再生を目指して
夢遊裁判―なぜ「自白」したのか
講談社 1993年6月
456円(税別)
【編集者から】
杜撰な見込み捜査、代用監獄での苛酷な取り調べ……。女子短大生強姦殺人事件の容疑者は、なぜ「虚偽自白」をしたのか。警察と司法と報道の問題点を鋭く衝いた力作ノンフィクション!!
【この本の目次】
1 神に詑びる犯人
2 自閉精神病質
3 陳腐な見込み
4 代用監獄
5 虚偽自白
6 イソミタール
7 密室の呪縛
8 夢遊裁判
9 DNA鑑定
日本の刑事司法―なにが問題なのか
(岩波ブックレット No.255)
岩波書店 1992年5月 340円(税別)
【編集者から】
冤罪事件は戦後の混乱期、捜査方法もまだ非科学的な時代に、功を焦る警察の一部が引き起こした特殊な事件――そんな見方は、この本によって一蹴される。冤罪は、刑事司法全体の流れの中で作られるのであり、日本の刑事司法のいびつな構造そのものに関わる問題だからだ。警察、検察、裁判所のおかしな力関係の中で、すっかり薄まってしまった司法の正義を問う本。
【この本の目次】
1 警察
2 検察
3 裁判所
4 起訴前弁護
翔べ!はぐれ鳥
―立ち直った崩壊家庭の子供たち(講談社文庫)
講談社 1991年5月 388円(税別)
【編集者から】
崩壊家庭の子供の多くは、物心がつかないうちから乳児院や養護施設に預けられ、家庭生活を知らずに育てられる。それがどれほど人間的なものを欠落させているか。広岡知彦は学究の道を棄て、こうした問題児たちの自立を助ける「憩いの家」をつくった。子供たちの心の病気の原因を、新しい角度から追跡する。
【本田靖春氏から】
この本には、何よりも救いがある。救われるのは、「憩いの家」に引き取られて自立を援《たす》けられる、崩壊過程の子供たちばかりではない。登場する主要な一人に、東京大学理学部に籍を置いていながら、その「家」を守るために学究の道を放棄する人物がいる。こうした存在を知ることは、学歴偏重社会のゆがみを映していじめが横行する現代にあって、大きな救いである。いま親たちに必要なのは、この中で語られる、「世間一般でいい子というのが汚らしく見えてしょうがない」という目ではないのか。
【この本の目次】
第1章 崖っぷちの家
第2章 拒否の暗部
第3章 羽化の土壌
第4章 反抗の震源
第5章 蹉跌の因子
第6章 糸をつなぐ人々
劇団 月夜果実店―喪失の世代・考
講談社 1991年2月
1359円(税別)
【編集者から】
現代の若者たちの漂泊する魂。砂の城を築くに似た小劇団運動を凝視する近来の快作。沈黙3年、硬骨・小林道雄、書下ろしノンフィクション。
【この本の目次】
1 異種との遭遇
2 旗揚げへの模索
3 死を問う覆歴
4 宇宙に探すもの
5 なぜ芝居なのか
6 喪失の世代
されど人生―プロテスト挑戦15年・ゴルファーの記録
講談社 1988年9月
1097円(税別)
【編集者から】
ゴルフしか知らない男がプロテストに挑戦しつづける。愚直なまでにゴルフ一筋の生活だが、合格に至る道は遠い。しかし彼は、戦いつづけることで、すでに人生の栄光を手中にしているのだ。
【ソニー名誉会長・井深大氏から】
ゴルフはいくらやっても発見がある。技術もそうだが、心理的な面ではとくにそうだ。私は本書の中でも登場する高島勝己プロとの付き合いによって、明日のスタープロを夢みてひたすらプロテストに挑戦しつづけるトーナメントプロの卵達の存在を知った。彼らはなぜ挑戦するのか、なぜ勝てないのか。本書は苦闘するゴルファーの内面を問うて、「されどゴルフ」を人生として提示し興味深い。
【この本の目次】
第1章 沈んだ夏
第2章 レッスンプロ
第3章 孵らない卵
第4章 練習場連盟
第5章 プレッシャー
第6章 回らない舞台
若いやつは失礼 (岩波ジュニア新書 No.146)
岩波書店 1988年8月
740円(税別)
【編集者から】
公衆電話の長話。傍若無人の電車通学。近ごろの若ぇやつは全く失礼だ。その底にあるのは、自分以外の人間の気持ちへの、度しがたい想像力欠如じゃあるまいか。“できうるかぎりの正義”について考えつづけてきたノンフィクション・ライターが、日常生活にひそむ人間的退廃をえぐる。読んで痛快、やがて粛然の一冊。
【この本の目次】
1 若い人ってカッコ悪い―気づいて下さい
2 クラいと思われたらおしまいだ―空気の研究
3 残酷はおもろしろい―暴力について考える
4 お父さんたちもダメだった―戦争と僕たちの時代
5 懲りないおじさんたち―と、脳天気な孫たち
6 無理な校則はもうたくさん―教師と生徒・おとなと子ども
7 個人であることの勇気―“ずうずうしい日本”のなかで
日本警察 腐蝕の構造
講談社 1986年2月
1200円(税別)
【編集者から】
警察官の不祥事はなぜ続発するのか。国民の安全を守るべき警察にみられるこの危険な兆候に鋭いメスを入れる。警察内部の憂える志士たちの協力によって、初めて明らかにされる驚くべき事実の数数。一握りのエリート幹部の特権意識、政治や業界との癒着・腐敗。抑圧されているノンキャリアの士気低下……。
【この本の目次】
第1章 不祥事を招く条件
第2章 犯罪を生む環境
第3章 ヤクザと警察―癒着の構造
第4章 資格なき資格者たち
第5章 抑圧されているノンキャリア
第6章 なぜ関西に不祥事が多いのか
第7章 まかり通る公安の不正
第8章 暴力化する警察
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