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<2008年決戦アピール>

被爆者・2世・3世は
階級的労働運動路線と「7月テーゼ」のもと
被爆者解放をかちとる!

全国被爆者青年同盟


<2008年決戦アピール>

被爆者・2世・3世は
階級的労働運動路線と「7月テーゼ」(労働者階級自己解放と差別・抑圧からの解放/階級的労働運動路線のもと7・7思想の革命的再確立を)のもと
被爆者解放をかちとる!

2008年1月
全国被爆者青年同盟
 世界革命情勢が急接近している。我々が待ち望んでいた被爆者の解放=核と戦争の元凶・帝国主義の打倒が現実のものとなる時がきた。「7月テーゼ」を断固支持し、階級的労働運動路線を発展させ、プロレタリア世界革命の勝利を共にかちとり全世界の被爆者の解放をかちとろう。
 今日、帝国主義は断末魔の悲鳴を上げている。相対的安定期は遠い過去のものとなり、今や労働者人民が生きていくための最低の保障もできないまでに破綻している。生き残っている被爆者に対しては死んで存在がなくなることを待ち、被爆2世に対しては「親の被爆の影響はない」と切り捨てている。被爆者・2世・3世はこれまでの「物取り主義」被爆者運動によっては何も得るものはない。今こそ体制内労働運動と一体となってきた既成原水禁運動、既成被爆者運動の限界を突き破り、被爆者の真の解放・帝国主義の根底的打倒をかちとろう。
 帝国主義の侵略戦争、帝国主義間戦争を労働者階級によるプロレタリア革命によって阻止できなかったため帝国主義戦争の最も非人間的な結果として被爆があった。
 日本帝国主義の天皇制ボナバルティズム支配にたいして、スターリンの「一国社会主義・帝国主義との平和共存」によって歪められた国際共産主義運動の下、日本における社会主義革命を放棄した日本共産党により労働者階級は敗北を強制され、帝国主義戦争の担い手とされた。
 アメリカ労働運動の指導部は第2次世界大戦の勃発とともに「ストをしない誓い」をアメリカの労働者に強制し、帝国主義戦争の戦争協力者になった。「マンハッタン計画」による原爆製造工場での過酷な労働を容認し、労働者に原爆を生産させた。軍服を着た労働者が原爆を労働者の頭上に投下し多くの労働者を殺戮した。被爆者はまさに被爆した労働者である。
 被爆者は敗戦直後から労働者階級の一員として労働組合を組織し労働運動に立ちあがった。「2・1ゼネスト」を頂点とする闘いに被爆者労働者も、肉体的困難と闘いながら、闘いの先頭に立った。しかし、占領軍の銃と戦車の脅しに屈服したスターリン主義指導部の裏切りにより戦後革命は敗北した。
 1955年以降の社民とスターリン主義による日本労働運動の支配は、帝国主義の「核の平和利用」論による核開発に屈服し、日帝の核武装政策、被爆者の英霊化と闘わないばかりか、被爆者を「同情と救済」の対象と規定し、労働者階級から分断することにより、被爆者の自己解放の闘いを押しつぶし帝国主義者に物を乞う「物取り主義者」となるよう強制してきた。戦後革命の敗北と体制内労働運動の労働者支配が被爆者の自己解放を阻害してきた。しかし、その結果生起した被爆者・2世・3世の苦闘と困難を突破する革命的時代が到来した。体制内労働運動=体制内被爆者運動をのりこえる階級的労働運動の前進と一体で被爆者解放の闘いも前進する。
 帝国主義の世界支配を打ち破る国際プロレタリアートの革命によってのみ世界中の被爆者の解放と核廃絶をかちとることができる。プロレタリアート自己解放の闘いと結合し、プロレタリアートとしての階級性を取り戻し、階級的団結をかちとっていくこと(=階級移行)が被爆者の自己解放の唯一の道だ。
 被爆者・2世・3世はプロレタリア世界革命の勝利によって自らの解放をかちとろう。
 「3・1ビキニデー」「3・16イラク反戦世界一斉闘争」で08年決戦の緒戦をかちとろう!

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