アストロ・メール掲示板 vol.9

スフィンクスとピラミッド

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242)ちょっとお尋ねします         呆人:2007/11/26/23:48
 ギザのスフィンクスはもともと二つあったという非常にいかがわしい説があるのですが、あの考えに根拠はありますか?

243)何の根拠もありません        クラ:2007/11/27/10:32
 日本の神社には狛犬がふたつあることあたりから、そういう考えが出たのでしょうが、ただの漫画的な発想で、根拠はありません。
 現地に立ってみれば、あの場所にスフィンクスがふたつ存在する余地はありません。その痕跡も、もちろんありません。
 それよりも、3大ピラミッドとスフィンクスの配置を見ると、なぜ、第2ピラミッド(金星)とスフィンクスが中心軸を形成しているのか、という疑問があります。 本来なら大ピラミッド(地球)が中心に置かれるはずだと思えるのですが、そうなっていません。これは以前、名古屋のサクさんが指摘されていた問題ですが、むしろ、こういうことの方が気になります。

244)補足                  クラ:2007/11/29/10:40
 ギザのピラミッド空間は、なぜか第2ピラミッドを中心に構成されています。大ピラミッドはたしかに、最も巨大で、非常に入念に造られているのですが、見た目には、第2ピラミッドのほうが高く見える気さえします。 これは第2ピラミッドが少し高い位置に造られているせいですが、スフィンクスの前から眺めたときは、第2ピラミッドこそが主役のように見えるのです。
 「ピラミッドと惑星」の観点では、第2ピラミッドは金星ですが、なぜ、金星がこれほど重要視されているのか。太陽系の惑星の並び方でいえば、火星、地球、金星と、大ピラミッド(地球)が真中にこなければなりません。
 しかし、ギザ空間ではそうなっておらず、火星、金星、地球と並べてあるのです。スフィンクスのなぞなぞにある[4・2・3]という数字も、それが当初からの計画であることを意図しているように思えます。なぜ、金星なのでしょうか。なぜ、こういう配置なのか、疑問です。

245)スフィンクスのなぞなぞ         ヤッコ:2007/12/10/01:15
 にある[4・2・3]という数字は不思議ですね。ピラミッドにつながるところにゾクゾクしちゃいますですよ。
 よく宇宙人系の本では、火星には宇宙人の基地があるなんて話が出ていますけど、関係あるのかな〜。それとも、火星人とか、金星人とか、ほんとにいたんでしょうか?
 ピラミッドの配置と、惑星の並び方が何か関係あるとすると、かつての太陽系では、地球と金星の位置が逆だった、なんて・・・。やっぱり荒唐無稽ですよね。

246)Re:スフィンクスのなぞなぞ       クラ:2007/12/10/17:36
 「朝には3本足、昼には2本足、夕方には3本足で歩く生き物は何か?」
 よく知られたこのなぞなぞは、ギリシア神話に出てくるものですが、もともとはエジプト起源なのではないか、と私は考えています。ギリシア文明は、エジプトを母としておりますし、 スフィンクスそのものが本来エジプト起源ですからね。
 ほかにも、このような人類に共通する記憶というか伝承のようなものが、各地の神話や伝説の中には残っているんじゃないでしょうかね。
 ピラミッドの配置については、いろいろな考え方ができますよね。私にはどうもまだこれと確信の持てるようなものがないのですが、これはこれでよかよか、ではないですか。あれこれのアイデアを期待しています。

247)ピラミッドって何でしょう?       ハル9000:2008/1/17/23:17
 ご無沙汰しています。「ファラオの古記録」興味深く拝見していました。クフ王について「神々を侮蔑した」というような記述があるとは、何とも意味深じゃないですか。たしかに何かが背後に隠されている雰囲気を感じました。
 ピラミッドについては、考古学者の本を読んだり、話を聞いても、何かが根本的に違うのじゃないか、という思いになりますが、もし、クラさんのお考えのようにクフ王がピラミッドを奪ったとしたら、やっぱりクフ王のものではなくなりますね。
 でも、ピラミッドって一体何だろう・・・?と、改めて思ってしまいました。

248)Re:ピラミッドって何でしょう?       クラ:2008/1/19/13:25
 ピラミッドにはもともと考古学者とは別の考え方がありました。古いところでは、アラブの伝説のように洪水前の王、スリドが建てたとか、ヘルメスが建てたというようなものですね。近年になっても、アトランティスの遺産であるとか、宇宙人が残した遺跡であるとかいわれます。
 そういう主張の背後には、大ピラミッドに見られる高い技術や知識の存在があると思うのですが、それでも、考古学者が全然ひるまないのは、3大ピラミッドの考古学的な根拠があまりにも強かったからです。なかでも周辺のマスタバに残された碑文こそが、その根拠の中心なのだと考えて、あれこれ推理してみました。
 いくら宇宙人が建てたなどといってみたところで、結局、この考古学的な根拠を崩さないかぎり、ラチがあかないわけですね。今までそういう試みがあまりにもなかったので、今回やってみたわけですが、どこまで共感してもらえるかどうかはともかく、自分なりにある種の確信は持ちました。 そのうち雑誌や本でまとめてみようと思っています。
 ピラミッドとは何か?このサイトでもいろいろ話題にしてきましたが、いわば、永遠のテーマでしょうかね。

249)聖書にはあるのでしょうか?        ヤッコ:2008/1/21/12:45
 「ファラオの古記録」、ご苦労様でした。やっと筋道がついたのではないでしょうか。私はクラさまに絶対共鳴いたします。
 ところで、近頃、私メは聖書に興味をもったりしてるんですけど、聖書にはピラミッドのことは書かれていない、と普通いわれているようですね。
 これは本当でしょうか。ピラミッドの方がずっと古いのですから、当然、聖書にも何か書かれていて当然のように思うのですが、如何でしょうか?

250)たしかに、変ですね             クラ:2008/1/22/14:50
 私の知るかぎりでは、聖書にはたしかに具体的にピラミッドを思わせる記述は出てきませんね。ただし、「石の柱」というような表現はあってイザヤ書(19章19〜20節)に、
「その日、エジプトの国の真中に、主のために、一つの祭壇が建てられ、その国境のそばには、主のために一つの石の柱が立てられ、それがエジプトの国で、万軍の主のしるしとなり、あかしとなる」
 とあります。でも、これだけではかなり漠然とした感じで、ピラミッドとはいえないかもしれません。ほかにも、「エジプトの国で、しるしと不思議を行なわれ」(エレミア書32章20節)とか、「その台座は何の上にはめ込まれたか。その隅の石はだれが据えたのか」(ヨブ記38章6節)など、それらしいものを指摘する人はいるのですが、必ずしもピラミッドを指しているとは私には思えません。
 イザヤ書の「石の柱」というのも、オベリスクならまさに石の柱ですが、ピラミッドには、正直、あまりピンときません。
 むしろ、バベルの塔なんかはシンボリックにピラミッドのことを語っているとも思えるのですが、あれは神の怒りによって人々の言葉が通じなくなり、人々は四散してしまった、ということですから、やはりちょっと違う感じです。要するに、聖書にはピラミッドのことはまったく述べられていない、と考えた方が妥当じゃないでしょうかね。

 古代の人々は大ピラミッドを「エノクの柱」と呼んでいたという意見もあるのですが、どうもその根拠がはっきりしないのですね。私の知るかぎりでは、スペンサー・ルイスの『大ピラミッドの象徴的予言』という本に、「エノクの柱」と呼ばれていた、と書いてあるのですが、あまりほかでは聞いたことがありません。
 エノクというのは、聖書では唯一生きたまま天に上げられた賢者ですが(創世記5章24節、ヘブライ人への手紙11章5節)、古代アラブ世界ではヘルメスと同一視されていましたから、ヘルメスがピラミッドを建てたという伝説と、どこかでつながっているのやもしれません。

 もうひとつ、ヨセフスの『ユダヤ古代誌』に興味深い記述があります。アダムの子セツの子孫たちは「有徳な者たちばかりで」、「天体に関する学問や、その整然たる配列についてさまざまな発見をした。」  「彼らは、それらの発見が人類から失われたり、人類の知らないうちに消滅したりしないように、煉瓦の柱と石の柱を二本立て、それに自分たちの発見を記録した。」「石の柱は現在でもセイリスの地に残っている。」(第1巻:ちくま学芸文庫)
 こういうことなのですが、ここでもやはり「石の柱」ですね。メソポタミアの記念碑は、オベリスク状の石柱が一般的ですから、そういうイメージになっているような感じが私はしますね。何かの記録を残したという点ではピラミッドと相通ずる雰囲気ですが、やっぱり、どうでしょうかねえ。伝説の伝聞というか、直接、ピラミッドを指しているかというと、ちょっと違う感じです。

 それにしても、聖書にはなぜ、ピラミッドのことが書かれていないのか!
 大ピラミッドは石の聖書だ、という人もいるし、キリスト教の歴史と予言が大ピラミッドには刻まれている、という人もいるくらいですから、キリスト教との関係は深いように思えるのですが、実際には、聖書にはピラミッドのことが何も書かれていないらしい。ここには何か重大なテーマをはらんでいるように感じますね。謎の巨人族ネフィリムとか、御使いとか、不思議な存在も出てきますね。
 聖書といっても、旧約と新約のほかに外典や偽典もあって、その情報量たるや膨大です。私にはとても通読できません。どなたかご存知の方々のご意見を聞いてみたいところです・・・。

251)失われた10支族           呆人:2008/1/26/11:28
 こんにちは。聖書の話になっていますので、また、ちょっとお尋ねします。例のイスラエルの失われた10支族についてです。
 当方、いかがわしい本ばかり読んでいて恥ずかしいのですが、その手の本によると、失われた10支族の中には、日本に来た支族もあるという説がありますが、どう思われますか? イスラエルにはそれを探す団体もあるということです。けっこう気になります。
 クラさんは日本古代史の本もお書きになっているので、ご意見を聞いてみたいと思ったのですが、差し支えなければお願いします。
 なお、掲示板の趣旨に合わないと判断なされば、不採用で結構です。

252)Re:失われた10支族          クラ:2008/1/27/9:30
 「不採用で結構です」といわれてしまうと、お断りもできますまい。しかし、「失われた10支族」にはあまり詳しくありません。なぜか日本では昔から、シュメールとの関係やら、ユダヤ人と同根であるとか、果ては、キリストは日本に来た、とまでいう人もいたりして、何か奇妙なところがありますね。
 正直にいうと、私はちょっと引いてしまいます。どうも過剰な民族意識みたいなものを感じるからです。「おらが民族は特別だ〜!」というような、聖書やら最古の文明やら、そういうものを権威の拠り所にしたいような、ちょっと子供じみた雰囲気を感じるからなんですね。
 でもまあ、私の知っている範囲で、調べのつく範囲でということで――。

 「イスラエルの失われた10支族」というと、いかにも秘密めいていて、神秘的な感じすらしますが、わりと歴史的な話です。ダビデやソロモンのもとで繁栄した古代イスラエル王国が紀元前10世紀ごろ、二つに分裂します。北のイスラエル王国(首都サマリア)と、南のユダ王国(首都エルサレム)ですね。
 で、ユダヤの12支族のうち、北王国には10支族が、南王国には2支族が属したようです。ところが、北王国は前8世紀末、アッシリアの攻撃を受けて滅ぼされます。このときに、北王国の10支族はアッシリアに移され、別の民族がアッシリアから入植します。民族の入れ替えが行われたわけですね。この北王国の10支族の行方が、その後わからないというので、「失われた10支族」というようです。

 聖書には次のように書かれています。
「アッシリアの王はサマリアを取り、イスラエル人を捕え移し、彼らをハラフと、ハボル、すなわちゴザン川のほとり、メディアの町々に住まわせた」(列王記U17章6節)
「イスラエルは自分の土地からアッシリアへ引いて行かれた。今日もそのままである」(同23節)
 これを見ると、10支族の人々はアッシリアの住民の中に同化してしまったとするのが自然ではないか、と私は思いますね。北王国の人々はもともと、主の教えを離れ、偶像崇拝を行い、バアル神を崇めるようになっていたと書かれていて、それで主が罰を与えたという文脈になっています。

 でも、10支族の中のある人々が各地に逃れ、移り住んだとしても不思議ではないですね。ひょっとしたら、シルクロード方面に逃れ、その一派が日本にまで来ていたかもしれない。そういう空想をするのは自由ですが、どうですかね。いかにも「ムー」的な話ではありますね(あの雑誌には私も関わっているので、大きな声ではいえませんが・・・)。
 昨年、その「ムー」雑誌で見たのですが、なんでもイスラエルには「アミシャーブ」なる団体があって、10支族の末裔を探していて、すでに中国やインドなどではその人々を探し当て、ついには日本にまで調査に来たとか。どこにでも、そういう人々がいるものなんですね。早い話が、ちょっと政治的な意図を感じます。移民を促進するというような。

 日本民族はもともと南方や北方など各地の民族の集合体ですから、いろんな血が入っていても不思議ではないですね。8世紀の大仏建立のときには、現にインドから僧が来ているくらいですからね。ユダヤやら、ギリシアやら、いろんな血が紛れ込んでいても一向におかしくありません。私の知り合いの秋田や新潟の人などは、明らかに目がちょっと青く見える人がいましてね、本人は「イラン系だ!」なんて申しておりました。
 そういうことはありますが、あまり過剰には考えたくないですね。日本の場合でも、縄文人と弥生人がありますが、「失われた縄文人」とは言わないですよね。結局、同化して今の日本人になっているわけでしてね。
 民族主義というのは、ある意味では自然だとは思うのですが、あまりにも自意識が過ぎて、他の民族をさげすんだり、認めないとなると、戦争になるほかありません。心しておくべきですよね。



253)ご報告                倉橋 日出夫:2008/2/3/15:10
 早いもので、アストロ・メール掲示板も1年以上が過ぎました。ささやかで地味なサイトですが、それなりに続いてきたことをありがたく思います。ここで、ちょっと私の方から中間報告させてもらいます。
 この掲示板も、当初は会員の方々に活発に書き込んでいただき、それはそれで有意義でもあり、楽しかったのですが、何ヶ月か過ぎた頃から、私の方で「ちょっと違うなあ」という思いを抱き始めました。不慣れだったせいもありますが、期待とは違う方向に来ているなあと感じました。昨年の5月末ごろ、No.173のあたりでした。
 その頃からクラブの在り方に疑問を持ちまして、会員リポートや入会申し込みのページなどは削除してしまいました。
 あの時点で、クラブとしては実質的に休止状態になりました。幾つか事情もあったのですが、会員の方には、特にあとから入会された方には、何の報告もなく申し訳ないことでした。 私の勝手な都合を押し付けてしまったことを、ここに心からお詫びいたします。

 現在はこうしてメール掲示板だけを続けているわけですが、これはこれで意義があると思うのです。私自身も面白いと思っておりますので、このスタイルで当分、成り行き任せで続けていこうと思います。
 ただ、会員の受付とか、クラブとして何か活動することは、今のところ考えておりません。その点をどうかご了承願います。(会員情報などはもちろんのこと、入会も退会も、どこに公表されるわけではありませんから、どうかご安心ください。)
 現在、この掲示板はオープンな状態になっています。メールの投稿には、必ずしも住所や名前を知らせていただく必要はありません。ニックネームとタイトルだけで送ってくだされば結構です。できればフリーメールはご遠慮願いたいのですが、 まともな内容であれば、それでもかまいません。
 そういう形で適当に、場当たり的にやっていこうと思います。

 ピラミッドや古代文明ファンの皆さん、これからもどうぞよろしく!




254)ニネヴェ定数について      ヨウスケ:2008/3/12/00:45
 こんにちは。ご無沙汰しています。ちょっと質問があります。コリン・ウィルソンの『アトランティスの暗号』を読んでいたら、ニネヴェ定数というのが出てきました。なんでも前7世紀ごろのアッシリアの書庫から出てきた粘土板に、195兆9552億というような数字が書かれているそうです。これを秒の数だとすると、600万年以上に相当すると書かれています。
 事実ならすごいと思いますが、ちょっと信じられない感じです。いかにも嘘っぽいという気もします。ニネヴェ定数とは、いったい本当でしょうか?もしご存知だったら、お願いします。

255)Re:ニネヴェ定数について     クラ:2008/3/13/11:15
 そうですか。ニネヴェの定数とは、また懐かしい話題ですね。今から20年以上前に、そんな話がありました。コリン・ウィルソンは『アトランティスの暗号』のなかで、初めて知ったと書いているのですが、ちょっと変ですね。
 モーリス・シャトランという元NASAの研究者とかいう人が1970年代に言い出したのだと思いますが、コリン・ウィルソンも、シャトランからの引用という形で書いてますね。
 で、ニネヴェの定数について私の個人的な感想をいいますと、ほとんど信じていないですね。まず、どういう風に書かれているのか、その表記の仕方を見たことがないので、なんともいえない部分はあるのですが、十数桁の数字がそのまま書いてあるとは思えませんね。
 私が何年か、楔形文字をかじった乏しい知識の範囲ですが、楔形文字の数字の表記の仕方には、幾つかの読み方がありまして、必ずしも一つだけではありません。たとえば、縦の一本の棒はふつう数字の1(アシュ)ですが、時には60になることもあります。 これが2本書いてあれば、数字の2の場合もあれば、61のこともあり、60の2乗というようなこともあるようです。これを判断するには、前後の文脈によるしかないようです。
 ですから、アッシュル・バニパル王の王宮図書館の粘土板に書かれていた数字が、どういう表記だったのか、また、どういう学者がそれを解読したのか、それをはっきりさせないと判定できないわけですよ。シャトランの場合は、あまり信用できない資料から独断的に主張しているのではないかと思うのですが、私としては「ホンマかいな?」という気持ちです。それを正直に引用しているコリン・ウィルソンについても同様ですね。

 古代バビロニアの数学の知識はかなり高くて、平方根とか、2次方程式とか、ピタゴラスの定理なんかもすでに知っていたようです。それは畑の面積を求める、というような実用的な目的から出たものらしいですが、時代を考えると、すごいことですよね。でも、π(パイ)の正確な値などは知られていませんでした。ましてや、ニネヴェの定数のような巨大な数字を、彼らが必要としたとは思えないですね。
 ひとくちにメソポタミアといっても、紀元前8世紀ごろのアッシリア時代、前18世紀ごろのバビロニア時代、前25世紀ごろのシュメール時代と、それぞれ文化の程度が違うわけですが、コリン・ウィルソンなどは、どうもそれらを一緒くたにしている雰囲気が強いですね。シュメールは最高度な文明だった、というような思い入れが強いといいますかね。
 彼の本では、シャーマンについて述べたあたりは、十八番(おはこ)でもありますし、面白かったのですが、古代文明のことについては、ちょっと疑問に思うことも多かったですね。けっこういかがわしい資料をそのまま引用しているケースが多いような気がしました。それに、テンプル騎士団とか、レンヌ・ル・シャトーとか、どっかで聞いた話の寄せ集めという印象も受けましたね。(世界的な作家にたいして、ちょっと、おこがましいですが・・・)
 ブラウン気体などは非常に面白くて、興味もわくのですが、ウィルソンの本でしか見たことがないし、上のような事情もあるので、はたして本当だろうか、と思ってしまうんですが、どうでしょうね。そんなところです。

256)10万年前の超文明について     ヨウスケ:2008/3/14/12:53
 クラさん、ご丁寧にありがとうございました。やっぱり、ね。どうも疑わしいというニュアンスが強そうですね。あの本を読んでいると、たしかにクラさんがいわれるように、いろんな本からの引用だらけで、ちっともアトランティスの話が始まらなくて、最後の最後で、ネアンデルタール人のことが少し出てきますよね。でも、地球の大きさに基づくとかいう単位の細かな数字の話をされても、イマイチついていけません。狐につままれた感じといいますか、結局、アトランティスのことは何も書いてないじゃないか、と僕は思ったのですが、そのあたりはどう思われますか? これでアトランティスのタイトルをつけるの?と思ったのですが。

257)アトランティスについては       クラ:2008/3/16/8:10
 いろいろな考え方があっていいと思うのですが、コリン・ウィルソンの場合は、具体的なイメージを描き出すのに苦労していますね。チャールズ・ハプグッドの「10万年前に存在した科学文明」というアイデアを追いかけて行こうとするのですが、実体がないものですから、最終的には、ネアンデルタール人は直観的な原始文明を持っていた、というようなところで話をまとめた感じですね。
 古代人たちは直観的、右脳的な知性が優勢で、そういうものから地球の大きさなどを知った人たちがいた。ピラミッドなどもそういうものだ、ということらしいです。でもこれって、大ピラミッドからπの関係を発見したジョン・テイラーが「神の啓示を受けた人々がピラミッドを建てた」というのと大差がないと思うんですけどね。
 でもまあ、考えるのは自由ですわね。1万2千年前でも、10万年前でも、20万年前でも。私としては、やっぱり竜宮伝説のようなものが背後にあるのではないか、と考えているわけですけど。極論すれば、アトランティスは地球上ではなく、宇宙に由来する伝説であってもよいわけです。

258)宇宙伝説?           ヨウスケ:2008/3/18/00:22
 うーん。意外な方向に行きますね。
 >地球上ではなく、宇宙に由来する伝説であってもよいわけです。
 これは、はっきりいうと、宇宙人がアトランティスの伝説を伝えた、という意味でしょうか?つまり、宇宙人の伝説であると?

259)SFみたいですけど       クラ:2008/3/18/17:20
 まあ、そういうことですね。プラトンのアトランティスと、エドガー・ケイシーのアトランティスは、文化のレベルは違うようですが、内容がよく似ています。同じ情報源から出ているのではないか、と拙著では考えてみました。
 たぶん、プラトンは紀元前5世紀のギリシア人の範囲で解釈したのでしょうし、ケイシーは、催眠状態にあるとはいえ、現代的な解釈が可能だったのかもしれません。
 どちらも1万2千年前の大西洋上にアトランティスは存在したとするのですが、今日、世界中の海底は地図化されており、大西洋上にかつて巨大な大陸や、大きな島があったとは考えられていませんね。ハンコックがいうような南極大陸にアトランティスが存在した可能性もありません。サハラ砂漠の下には、何かの文化の痕跡があるのかもしれませんが、サハラ砂漠を中心にした汎世界的な未知なる文明が存在した痕跡もありません。
 要するに、汎世界的な文明というかぎり、そんなものは地球上のどこにもないわけです。
 ところが、時代も環境も大きく異なるプラトンと、ケイシーが同じようなことをいっているのは、一体どういうことなのか?高度に繁栄した文明が、かえって発達しすぎて破滅したことを、どちらも伝えていますね。
 これは何か(私たちにはよくわからない)共通した情報源が存在し、後世の人々にそれを伝えようとしているのではないか、とも考えられます。現在の地球は、まさに危機的な状況に陥りつつある、といわれてますね。
 かつて宇宙のどこかで、そういう運命になった星があったのではないか。そこから逃れ、地球を訪れた者たちがいたのかもしれない。彼らは海底のどこかに基地を築き、竜宮城のようになっていたのかもしれない。
 まあ、このようなストーリーですけど、SFみたいというより、SFそのものかもしれませんが、こんな可能性だってあるな、と思ったわけです。

260)アーサー・C・クラークが         ヨウスケ:2008/3/19/13:35
 今日、亡くなりましたね。90歳だったそうです。友人たちに残した遺言のような録音では、死ぬまでに地球外生命体の存在を確認したかった、とか。
 そういえば、「2001年宇宙の旅」のモノリスは、宇宙からやって来た誰かが人類の前に置いていったものでしたね。ピラミッドも、ひょっとしたらアトランティスも、そういうものだ、と彼も考えていたのかもしれません。単なるSF的な話ではないかもしれないですよね〜。

261)Re:アーサー・C・クラークが         クラ:2008/3/20/9:26
 昨夜、古館さんの番組を見ていたら、アーサー・クラークは宇宙だけでなく、後半は、海洋にも大いに関心を寄せていたそうですね。私はそこまでは知らなかったんですが、ハッとする気分はありました。
 偉大な作家でした。スリランカで半生を過ごし、たしか、仏教徒にもなっていたと思いますが、寿(ことぶき)の大往生でしょう。地球外生命体に未練はあったでしょうけど、『2001年 宇宙の旅』を残してくれただけでも、ありがたいと思います。

262)削除            

263)オーパーツ              呆人:2008/5/6/01:22
 ダイアリーでオーパーツのことを書いておられましたので、ちょっと意見を述べさせていただきます。 オーパーツにはたしかに怪しいものが多く、そもそも出処がよくわからないところに偽造の疑いなどもあるのだと思います。水晶ドクロや恐竜土偶などは、当方もかなり怪しいと思っていました。
 しかし、アンティキティラの歯車機械とか、パルティアの壺型乾電池、秦の始皇帝陵から出てきたクロームメッキされた剣などは、かなりミステリー度が高いと思います。出処についてはあまり疑念の余地がなく、当時の技術水準からは懸け離れているようにも思うのです。これらについてはどう思われますか?

264)Re:オーパーツ           クラ:2008/5/7/10:00
 オーパーツについては、昔から気になってはいるのですが、なかなか突っ込んで調べてみたことがありません。ですから、まあ、あくまで私の印象というレベルでいわせてもらいますと、ご指摘の3点、いずれも典型的なオーパーツとされているものですね。
 アンティキティラの歯車、あれは古代の精密機械ですよね。紀元前1世紀ごろ、古代ギリシア文明圏で製作されたものだそうです。1900年ごろ、エーゲ海のアンティキティラ島沖で引き上げられた古代の沈没船から発見されたといわれています。歯車状のものが組み合わされていて、青銅製だそうです。 最近、錆びついて読めなかった古代ギリシア語が解読され、「天体観測儀」であるといわれていますね。
 こんな精巧な機械のようなものを古代ギリシアで作っていたとは、普通は考えられません。だから、オーパーツでよいと思うのですが、でも、あの時代には、意外にいろいろな装置や機械が使われていたらしいんですね。
 アレクサンドリアの神殿には、民衆を驚かすような磁石を使った大掛かりな装置があったとか、アルキメデスは敵船を攻撃するクレーンのような装置を考案していたとか、いろいろいわれていますから、ひょっとしたら、この程度のものは実際に使われていたかもしれない、というような気もするわけです。そのあたりが微妙ではありますね。
 以前、『超古代オーパーツFILE』の著者、並木伸一郎さんとこの歯車機械について話していたとき、「見つかっているのが一つだけですから、もう一つくらい見つかれば確かでしょうけどね」といわれておりましたね。

 古代の乾電池も、ちょっと似たところがありますね。紀元前3世紀という時代を考えると、たしかにすごいのですが、やはり、この程度のことなら、古代人はやっていたかもしれない、という気はするのですね。電気分解を利用して金メッキをしていたかどうかはともかく、何かの実用品としてですね。そのあたりが微妙な感じはします。
 私としては、本当に乾電池だったの?という疑念もややありますね。

 秦の始皇帝陵の兵馬俑坑から出てきた青銅の剣、これは不思議ですよね。クロームメッキの技術が発明されたのは20世紀になってからで、しかし、あの剣には、それとは違う技術が使われていたとされています。
 数年前にテレビで見たのですが、あの剣は折れ曲がっても、すぐに元の形に戻ると言われていました。今でいう形状記憶合金ですかね。
 紀元前3世紀のものですが、もしこれらが事実なら、本当にすごい!というほかありません。
 秦の始皇帝は有名な焚書を行なっていますね。怪しげな知識を記した本などを全部燃やしてしまった、とされています。そういう知識が本当にあったんでしょうかね。 しかも、以上の3点に共通するのは、年代がほぼ紀元前3世紀ごろに集中していることです。かなり奇妙です。この時代には何かがあったのかな?という気もしてくるんですけどね。

265)Re:Re:オーパーツ          呆人:2008/5/9/00:35
 丁寧なご解説ありがとうございました。おっしゃるように紀元前3世紀ごろですね。秦の始皇帝陵の剣のことはもっと知りたいところです。ギリシアや中国では、そのころ何かの知識が露見してきたのでしょうか?では、その知識はどこから来たのか?
 当方などは、オーパーツというとすぐに宇宙人とのコンタクトを思い浮かべてしまいますが、嘘か真かはともかく、そんな可能性は否定できません。こういうミステリーが存在することが面白いと思います。

266)弥生の木工技術に人間国宝もうなる    クラ:2008/5/12/12:15
 きのうNHK教育でやっていた番組は驚きました。鳥取県の遺跡から出土した弥生時代の木製品は非常に高い技術で作られているというのですね。現代の名工から見ても、最高の技と呼べるレベルで、道具なども使い方がよくわからないものがあって、いろいろやってみたら非常にすぐれた道具だったということでした。
 弥生時代の技術というと、もう少し雑なものかと思っていたら、人間国宝の名工がうなるようなものだったんですね。古代人の能力に改めてびっくりしました。いきなり法隆寺が現れたわけではないんですね。
 オーパーツにも似たところがあるんじゃないですか。技術とか道具というレベルだけでは、なかなか判定は難しい。絶対に不可能な知識や技術が垣間見えるかどうかとなると、どうしても限られてきます。まあ、そのあたりのグレーゾーンがオーパーツの面白さでしょうけど。 氷床の下の南極大陸の地形とか、ピラミッドの惑星データとなると、おっしゃるように宇宙人とのコンタクトなんかを自然に想像してしまいますよね。
 それにしても、最近のテレビのなかでは、昨日の番組は私には一番面白かったし、良かったですねえ。あんな番組をもっと制作してほしいなあ。

267)終了    クラ:2009/9/06
 このサイトは、もう1年以上もほったらかしの状態でした。関連するメールは、ときどき頂いてはいましたが、あえてここに報告するような性質や内容ではなかったので、掲載しませんでした。 その後、私自身も忘れていたような有様でしたが、やっぱり区切りが必要だなあ、と思いました。ここで正式に終了といたします。何かのお役に立つかもしれないので、サイトそのものは残しておきます。 参加してくださった皆様、そして、アクセスしてくださった皆様、ありがとうございました。
 

268)掲示板設置    クラ:2010/4/26
 ネットはみんなで利用して楽しむもの、という思いに立ち返り、掲示板「あぐら広場」を設けました。
 ご意見、ご感想、自説、コメントなど、お気軽に。 →掲示版「あぐら広場」





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