平成29年度認定こども園高松東幼稚園
自己点検・自己評価(公表シート)

 
実施期日(平成30年3月19日)

1.本園の教育目標

 ○建学の精神  「研究的幼稚園」 「理想的幼稚園」 「非営利的幼稚園」

 ○教育目標   「じょうぶな身体・豊かな心・創造する力」

 ○育てたい子ども像

  • 少しのことで疲れず、友達といっしょにしんぼう強くよく考えて遊ぶ子
  • きちんとすることと、のびのびすることとの両立ができる子
  • 基本的な生活習慣、態度を身に付け、自分に対する自信をもつことができる子


 ○教師の基本的姿勢

  • 一人ひとりの子どもが“大切にされている”と実感できるような子どもと教師の信頼関係を構築すること
  • 時代の変化に対応する教育内容を創意し、それを計画的に環境として構成すること
  • 教師の特性を生かし、協力体制を生かすチーム保育により、よりきめの細かい保育を目指すこと

2.本年度の重点項目とその設定理由

1.幼保連携型認定こども園としての運営

  ・0・1・2歳児保育教育課程の実践

  ・施設・設備の整備

  ・人材の確保

 (設定理由)幼保連携型認定こども園へ移行しての初年度。長時間の保育はこれまでの預かり保育の要領を大きく変えることなく運営できるが、0・1・2歳児保育については実践しながら保育教育課程を確立していくことになる。施設・設備に関しても、まだ不十分と思われるところが多々ある。定員を満たす人数を受け入れる為には保育教諭の確保が必要。経験豊富な人材が望ましいが、容易には確保できない状況にある。

2.保育の質の向上

 教育課程・保育環境の見直しと改善

 新規採用教員の育成、研修の充実

 チーム保育の体制強化

 (設定理由)管理運営面等で大きく変わるところがあり園全体が慌ただしくなることが予想されるが、保育の質は保たなければならない。経験の浅い教職員が増えてきている中で、チーム保育によるフォローや指導によって質の向上を目指す。

3.子育て支援活動の充実

  様々な保育ニーズへの対応

 (設定理由)児童福祉施設として、様々な保育ニーズに対応することが求められる。延長保育や土曜保育を実施。教職員の勤務シフトを工夫して体制を整える必要がある。


3.重点項目の取組み状況と自己評価

重点項目

取組み状況

自己評価(5段階)

 

0・1・2歳児の保育教育課程の実践

・既存のこども園や保育所の実践を参考にして作った大まかな年間の計画をもとに、月ごと週ごとの計画を立てて実践を重ねた。初めてのことばかりで、行事なども含めて手探りのようなところもあったが、大きなトラブルもなく運営できている。園独自の具体的な保育教育課程を作り上げることが急務。
・年度途中から保育アドバイザーとして毎週来てくださっている秋山通子先生のご指導が大きな支えとなっている。保育の質の向上を目指すには、豊富な専門性をもった方の存在が不可欠。

施設・設備の整備 0・1・2歳児保育の施設・設備は、実際に保育をしている現場から多くの要望があり、整えたり改善したりを続けている。受け入れ定員増に向けて、更なる整備が必要。
これまでの室内プールが無くなり、組み立て式のプールを園庭に設置し活動を行った。日々の水質管理などが大変ではあるが、青空の下で水の気持ちよさを存分に味わえることはプラス面。
・安全対策の一つとして、大型総合遊具の大規模改修を行った。
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人材の確保

昨年度から引き続き0・1・2歳児保育経験者を求めて募集をかけていたが、年度途中での退職者もあり、十分な確保はできなかった。今年度末退職予定の非常勤職員(4名)の補充も思うようにいかない為、新卒常勤職員を多く採用して対応。今後も求人を続け、年度途中からでも、待機児童の多い0・1歳児の受け入れ人数を増やせるよう努める。次年度の2歳児増員に対応する教職員の数は揃えられたが、経験の浅い人が多いことが課題。

教育課程・保育環境の見直しと改善

・これまで幼稚園として実践してきた教育の質を低下させることがないように、各学年で活動を精選しながら取り組んでいる。特にクッキング保育は、今年度から栄養士のアドバイスを受けて工夫し、充実した活動にすることができている。2号認定児の午後からの保育に関する教育保育課程も作り上げていく。
・季節の変化や子どもたちの育ちに応じて遊具の出し入れなどを行い、園全体としてもそれぞれのクラスにおいても、存分に遊び込めるような環境を作っていっている。

新規採用教員の育成研修の充実

・昨年度末に8名のベテラン・中堅教員が退職した為、数年ぶりに新採者1名がクラス担任を受け持つこととなった。クラス運営に悩むようなこともあったが、副担任のベテラン非常勤教員や周りの先輩教員の支えもありながら責務を果たしている。その他の新採者も、2号認定児の午後からの保育(すみれ組)や満3歳児クラス(複数担任)・2歳児クラス(複数担任)でそれぞれ6名とも任された役割をしっかりと果たしている。身近に相談できるベテラン教員を配置し、若手を育てていく。
・園内公開保育形式の研修を実施。互いに保育を見せ合い、活発に意見を交わした。新たな気付きも多く、全体のレベルアップにつながっている。それぞれに園外の研修にも積極的に参加した。

チーム保育の体制強化

・若年教員と経験豊富な教員をバランス良く配置した。主幹保育教諭が05歳クラスのどこでも入り、人員不足の箇所をカバーした。年度後半は非常勤教職員がフォローに入ったり保育の事前準備を手伝ったりした。夕方からの学生アルバイトも活用。

様々な保育ニーズへの対応

・幼保連携型認定こども園へと移行したことで、共働き家庭の割合が増加。希望があれば、朝は700から、夕方は1900までの延長保育を実施した。夕方の延長保育は利用者が多い。土曜保育も今年度から実施。毎週15名前後が利用している。今後はもっと利用者が増えることが予想される。教職員の勤務シフトが課題。


4.今後取り組むべき課題

課題

具体的な取組み方法

施設・設備の整備

・次年度の2歳児定員増(1230名)に合わせて、トイレやロッカーなどの増設が必要となる。その他、調理・配膳設備の不便も解消できるようにしたい。
・既存のものとは別に、012歳児用の屋外遊びの施設・設備を充実させる。

人材の確保

・0・1歳児クラスの本来の定員数を受け入れる為に、求人を続ける。人材が確保できれば、市のこども園運営課に相談しながら、待機児童の多い年齢のクラスから受け入れ人数を増やしていく。できれば経験豊富な人材を採用したい。

教育保育内容・方法の改善 幼保連携型認定こども園としての教育保育課程を作り上げなければならない。特に0・1・2歳児と2号認定児の保育については、より具体的な内容が必要。
既存の3・4・5歳児部門と新設の0・1・2歳児部門との隔たりが感じられないようにする必要がある。全体で一つのこども園という意識をもって、連携を深める。
子育て支援事業の充実

・たんぽぽ(親子参加型活動)やTJ教室(未就園児教室)の実施方法や内容、回数などを再考。園庭開放は見学も兼ねて、0歳児から参加可能にするなど。
・地域の子育て支援機能を果たす為に、一時預かり保育事業なども検討する。

幼小連携・地域との繋がりの推進

・幼小の交流の機会や教員研修等に積極的に参加し、相互理解を図る。
・ホームページ等で園の情報を発信し、保護者や地域の方々の本園に対する理解を促進していく。

自己評価・自己点検

・運営・教育の両面からの適切な点検・評価を行う。
・県と市、双方からの監査指摘事項を運営に役立てる。


5.財務状況

公認会計士監査により、適正に運営されていると認められた。

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