法華寺と光明皇后様
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華道 法華寺小池御流

華道法華寺小池御流の起源は遠く奈良朝の昔
光明皇后様が法華寺を御建立になり広く女人の修業場となし
宮中女官を始め、当寺奉仕の人達に心身修養の為
仏堂の池辺に華道道場を建てられ是を小池の坊と名称け
草木幽美の風情を花瓶に挿す事を奨励されたのであります。

其の後、累世の法王は光明皇后の御意志を継承され
その技術を伝え、星霜千二百五十年を経た今日に至るまで
皇室との御縁故深く当流の発展を見るに至っております。

当御流は草木特有の美を主材として天地の理に基づき
三才の位を定め陰陽和合の現象に従い格花盛花投入れ等
あらゆる花型を創作しています。

何事も科学文明が進みまして自然と遠ざかるような感じを
受けます今日此の頃、美しい、草木の真実の姿を再認識して
それをより良く生かすために、形を整え、それを床の間へ、
脇棚へ、卓上へ、と飾り人の心に優しさと懐かしさを語りかける
ような温いいけ花を習得したいという気持ちです、

研究には終わりはないものの一度より二度、二度より三度と、
いけ花の技術を習うと共に、花に親しみ、それによって四季の
移り変わりを肌に感じ少しの時間でもすべての事より解放され
美しい花と一体となって過ごしたいものです。

華道法華寺小池御流

家元

法 華 寺 門跡