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| 法華寺 お守り犬 |
開基光明皇后様が一千座の護摩供養を行わせられて
十七日の間法華経を読誦加持遊ばされ、その灰を清浄な
山土に混えてお手ずからお作りになり諸人の病苦災厄
難産などを除かんとの御誓願によって普く結縁の者に
授けられたことに始まる。
代々の門主はこの相伝を継ぎ今日でも護摩祈願の灰を
山土に混ぜて昔ながらの方法で作っている。この製作に
携われるのは精進潔斎した門主と尼僧のみで、一般の
人は何人も手出しが出来ないことになっている。
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製作手順は、灰を混ぜた土をこねて、大小さまざまの
犬を作り出し、自然に乾燥するのをまって胡粉着色した上、
雲母粉にて磨きあげ、最後に文様彩色を施したもので
一つの小さいお守りも出来上がるまでにはかなり長い日時
を要している。 門主はじめ尼僧達の精進念仏の結晶とも
いうべきもので、出来上がりの上は本尊に奉って祈願の上、
一般の人に授与されるのである。 中世ではこれを香合に
摸して好事の人に授けられているが、これを護持すると
長寿を保つことができるという言伝えがあり希望者が多い。 |
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