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私、本郷が追求しているのは、ガッツのある音、透明感の中にある艶、そして十分な音量です。それに加え、スティール弦ギターにおいては、フィンガーピッキングでも十分なレスポンスを得ることです。

これら一見すると相矛盾する要素を、一本のギターの中に合わせ持つことは、難しいと思いますが、だからこそ一生を捧げる価値のある仕事だと考えています。

ギターの製作工程全てが研究課題です。今現在、最良と思われる方法を探っていくしかない、と考えています。  追記

※当工房は季節を問わず、湿度35%~45%のもとで、十分にシーズニングされた材料のみを使っています。

 

[接着] ネックジョイントには、将来の修理を考慮し膠(にかわ)を使用しています。その他の接着にはタイトボンドを使用しています。

 

[塗装]ラッカー

セラックをつなぎとし、パミス(pumise 石の粉) で目止めをし、ニトロセルロースラッカーで仕上げます。つやあり(gloss)、つや消し(matte)のどちらにも対応しています。サンディングシーラーは使用していませんので、木材を覆う塗膜はラッカーの1層のみです。この塗装法の長所は、音抜け及び音量の増大です。木材との密着がいいので、剥がれにくいことも言えます。短所は、手間と時間がかかること以外に、経年による塗装痩せ、また木材の動きをもろに受けるので、外観に影響を受けやすいことでしょうか。しかし、ラッカーの持つ内部損失の少ない、言い換えれば、固くもろい性質が、ギターの振動を吸収することなく、音色に味付けを加えていると考えています。

 

セラック

伝統的な方法で仕上げています。パミスでの目止め、そしてfrench polishing(たんぽずり) です。当然、サンディングシーラー等は使用していません。

また、日本の気候を考慮し、吸湿防止のため、表板を除くギター内部をセラックで塗装しています。

 

[モデル名] ナイロン弦モデルは弦長と表材の頭文字の組み合わせです。650c であれば 、650mmの弦長で、表材がcedar ということです。

スティール弦モデルはボディサイズと表材の頭文字の組み合わせです。size12a であれば、表材はalaskan spruce になります。

カッタウェイは最後に -c がつきます。

 

[ラベル] 1、モデル名 2、シリアル番号※(ギターとウクレレは別です)3、税抜き価格(単位/万円)4、size12にある記載ですが、ライトゲージ(012-054)まで張れるという意味です 。

※2007年頃までは,ジョイントブロックに記載

 

[よくある疑問、質問] さらにご不明な点はお問い合わせ下さい。

 

[プロフィール]
1972年 仙台市で生まれ、浜松市で育つ。
1987年 この頃よりギター演奏。また主にスピーカーの設計、自作を通じ、木工を独学にて始める。
1993~1997年 旧大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)にてロシア語(ロシア文学)を専攻する

1997~2001年 静岡県磐田市にある(株)シュバイツア技研(Schweizerstein)
にて、

手工芸ピアノ、チェンバロの製造、及び中古ピアノの修理に携わる。
2002年 長野県茅野市のクラッシックギター製作家、茶位幸秀氏に師事する

2003年 浜松市にて独立。

 

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